最後に99年にリリースされた作品を紹介します。彼らがデビューしたアルバムLoosen Up Naturallyが69年で、すでにブラスロックになっていて、サイケデリックバンドではありませんでした。この作品はその前の66年から67年にかけてレコーディングされた音源になっています。まだブラスロックになっておらず、サイケデリックなロックを演奏しています。
1. Sing Me A Rainbow 2. She Said 3. Don't Talk To Strangers 4. 1,000 Miles From Nowhere 5. One Of These Days 6. I Wouldn't Put It Past You 7. It's Gonna Rain 8. Fat City 9. To Me 10. Green Monday 11. Don't Stop 12. Little Fugue 13. Shades Of Grey 14. Say You Know 15. I Wish You Could Be Here 16. One Of These Days (Audition) 17. It's The End 18. Pillow 19. Don't Stop (Audition) 20. KCPX Radio Spots
まるで日本のグループサウンズみたいなサウンドです。これはTrident Recordsから当時リリースされていた幻のファーストアルバムになります。デビューシングルのSing Me A Rainbowなど聴ける貴重な作品になっています。カバーが多い当時のバンドに比べると、オリジナル曲が多いですし、どれも素晴らしいヒット性のある曲ばかりです。デビュー当時から凄いポテンシャルを秘めていました。
2005年のアルバムです。85年にも再結成された事があり、97年あたりから、又再結成されて、ライブ活動を行うようになっていきます。その流れで、とうとう新作のこの作品をリリースするに至ります。昔の曲を再演しているのもありますが、新曲も昔の感じのままのThe Sons Of Champlin節が炸裂しています。
1. For Joy 2. Dream On 3. I'm Not Your Lover 4. Swim 5. Hip Li'l Dreams 6. Soul Explosions 7. Bring Home The Gold 8. Maybe 9. Star Outa' You 10. "74" 11. Light Up The Candles
時は流れて、みんなそれなりに経験値を上げてきていると思いますが、全く昔のままの演奏をするというのも神業に近いかもしれません。どうすれば売れる曲が作れるかぐらい、もう気づいていてもいい年齢に達していると思いますが、同窓会的な雰囲気で、売れるとかそういう、The Sons Of Champlinじゃない事をやろうなんて全く思っていない、70年代のままの音楽性を演奏しています。
1. Saved By The Grace Of Your Love 2. Loving Is Why 3. Whatcha Gonna Do 4. West End 5. Big Boss Man 6. Time Will Bring You Love 7. Doin' It For You 8. Where I Belong 9. Let That Be A Lesson 10. Love Can Take Me Now