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[20180430]

Burning Daylight"
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。ゲストボーカルのEmily Dentonが参加しているだけで、全て一人で演奏しています。ロック色を強めに出すようになっています。エレキギター、キーボード、パーカッションなどが加わり攻撃的なフォークロックになっています。低音で悪魔が歌うような歌い方がより際立つアレンジになりました。

1. Introduction
2. Holy Land
3. Barbara Anne
4. I'm Cold
5. Vision In Black
6. Jesus In The Courtyard
7. I Know You're Mine
8. My Mother Was The Moon
9. Lorraine
10. You Can Break My Heart
11. Lord, I'm Coming Home

巷ではオカルトフォークと呼ばれるようになるくらい徹底しておどろおどろしいスタイルに徹しています。60年代後半などには黒魔術などをイメージした、このような音楽はありましたが、現在ではほとんどいませんから、孤軍奮闘していると思います。それでもブレずにやっていればファンは増えていくと思いますから、この路線を極めて欲しいと思います。

基本はギター一本での弾き語りのフォークロックに変わりはありませんが、リズム感を強調するだけでロック色が出て来ます。それによりやりたい事がどんどん明確になって来ました。ゴスメタルよりもより悪魔をイメージ出来る音楽だと思います。アメリカのホラーってローカルな感じの町で起こった方が不気味ですから、この私的な感じもいい演出になっています。

Full Album
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[20180429]

Love"
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。少数のゲストが参加していますが、ほとんどは一人で弾き語りしています。前作と違うのはシンセ、エレキなど使用する楽器が少し増えている事です。それだけでバリエーションが増えたように感じます。全体的に残響音を深めにかけてサイケな雰囲気になっています。

1. Intro
2. Don't Want Me Still
3. In The Eyes Of The Lord
4. Spiders In Her Hair
5. Please Stay (In The Shadow Of My Grave)
6. Eternal Night
7. Lucifer's The Light Of The World
8. Big Blue Eyes
9. Hello Mary
10. Endless Rose

ボブディラン等の昔ながらのフォークソング。ローファイな音響。かなり私的な感じがする作風ですが、自分の世界観というものをしっかり持っています。曲的にリズム感のあるものも作っていて、そこはポップ感覚を持っているのですが、アナログエフェクトを深めにかけたノイジーな感じがポップになる事を拒否しているような内容になっています。

マイナーなコード進行。歌い方でダウナーな感じを演出していますが、それだけに止まらないような変化が見られます。アイデアが少ないながらも進化しているのがわかります。演奏も歌も上手くなっていますし、ここからどういう方向に進むのか気になるところです。打ち込みを使わずに一人で作り上げる手法でどこまで出来るのか、今では珍しいこの手法は結構新鮮に感じます。

Don't Want Me Still
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[20180429]

Tonight’s Special Death"
(1998/07/14)

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アメリカのシンガーソングライターThomas Jefferson Cowgillの一人プロジェクトKing Dudeの2010年のファーストアルバムです。ダウナー系のギター弾き語りのフォークソングを自宅で録音したものに、ちょっとしたサウンドエフェクトをつけただけのシンプルな内容になっています。曲も短めで容量的にはミニアルバムな内容になっています。

1. My Everlasting Life
2. Witch's Hammer
3. River Of Gold
4. Born In Blood
5. Slaves
6. Design
7. Love All Around You
8. No One Is Here
9. Day Of The Night

ギター一本あれば成り立つのがフォークソングであり、その原点に帰ったような作風は最近では珍しいものです。しかもダウナーな感じ。これはオルタナ系のファンならいけるかもしれませんが、ここまでネイキッドな感じはインディーズだから許される事でしょう。4トラックのマルチレコーダー一つあれば十分で、お金のかからないフォーマットです。

デモ段階とも言えるものをそのままリリースするというところが斬新です。パーカッションも生で自分で叩いていますのでズレていたりしますが、昔はみんなこんな感じでレコーディングしていました。打ち込みも簡単に出来る時代にやらないと言うのが潔い感じもします。曲の覚え書き程度の感じで録音してそれにちょっとしたオーバーダビング。シンプルですが、曲の初期段階でのアイデアを伝えるには一番いい方法だと思います。

My Everlasting Life
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[20180428]

Ices"
(1998/07/14)

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2014年のアルバムで現在までの最新作になります。ポップになろうとしているのは良いとして、シンセなどのデジタルサウンドも使うようになりました。それだけで俗っぽくなってしまう印象はマイナスだと思います。曲自体は俗っぽくなっていないくて、よりマニアックになっているのに、サウンド面が邪魔しているような結果になっています。

1. Tell Me
2. Thousand Eyes
3. Higher
4. Love Ices Over
5. Magick
6. Electric Arc
7. Sweet As Ice
8. Creature
9. How We Are
10. Waves

インド系のエスニックな感じも出しているのに、下手なデジタルサウンドは全く似合っていませんし、安っぽい感じになってしまっています。だからと言って売れるほどポップにもなっていませんし、彼女の良さを殺してしまっています。こうなってくるとファーストアルバムだけが名盤として完成されていたと思います。声も高い音域だと彼女の魅力が半減していると言う印象です。

自分の特徴を殺してまでやるような音楽ではありません。売れようと色気が出てきたのかもしれませんが、失敗作と言うほかありません。以前は自分でプロデュースしていましたが、Benny Sagittariusに任せたのが裏目に出ています。自分の武器が何だったのか、何が人を惹きつけていたのか、もう一度原点に帰って見つめ直す必要があると思います。売れる売れないじゃ無く、意味のある音楽を残していく事が一番重要なのではないかと思います。

Tell Me
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[20180428]

Grown Unknown"
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。Jagjaguwarレーベルに移籍して、より創作的になっています。サウンドメイキングは前作同様ジョンレノンのソロ初期のような作り方になっていて、意図的にそうしていることが明確になっています。音楽的には違いますが、レニークラヴィッツの初期の頃のような感じです。

1. Love Is Won
2. Daphne
3. Little Marriage
4. Bag Of Wind
5. Grown Unknown
6. After Is Always Before
7. Ice Wine
8. Lilac
9. New Myth

少人数で演奏していてシンプルではありますが、よく考え抜かれた複雑なアレンジになっています。生ストリングスの被せ方もカットアップな感じの、ヒップホップ感覚な手法を使っていますが、あくまでもフォークソングとして新しい事に挑戦しているのでデジタル感覚はありません。ですが音楽の完成度を追求する為には躊躇無くデジタル処理する大胆さを持っています。

革新的なフォークソングを創作するという事が命題のようで、プログレッシヴという言うにはシンプルにまとめるセンスも持っていて、アヴァンギャルドポップフォークという形容がふさわしいかもしれません。今回は創作性の方が強めに出ていてポップ感覚が二の次になっていますが、シンプルで秩序もありますので、やり過ぎてはいません。まだまだ大きな可能性を秘めたソングライターだと思います。

Love Is Won
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[20180427]

Necima"
(1998/07/14)

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アメリカの女性シンガーLia KesselことLia Icesの2008年のファーストアルバムです。ピアノによる弾き語りでのフォーク、カントリー系のシンガーです。ストレートなフォークカントリーでは無く、ジョニミッチェルのようなジャズ感覚も持っていますし、ロック感覚も持っています。それをどのように出すかというのがセンスを問われるところですが、天才的に素晴らしい感覚の持ち主のようです。

1. Medicine Wheel
2. Half Line
3. Reason In Remain
4. Healed
5. Many Moons
6. (Un)Chosen One
7. Twins
8. You Will

南部感覚のバンドスタイルをコンパクトにしたようなバンドアレンジ、ストリングスを入れて洗練させたり、ティンパンアレン時代のような優れたシンガーソングライターです。それを古臭く感じさせないのが彼女の歌声であり、最大の魅力だと思います。アレンジどんなに変わろうとも存在感を示せる魅力的な歌声だと思います。

アコースティックな響き、レコーディングされた空気感はジョンレノンのソロでの初期の頃のような感じがします。フィルスペクターがプロデュースしていた頃です。Jim Keltnerのようなドラム、Klaus Voormannのようなベース。これは意識的にそういう音にしていると思われます。70年代初期の頃を代表するサウンドです。それは雰囲気作りの問題で、やっている事はもっと複雑で現代的な感覚を持っています。デビュー作から既に見事な名盤を生み出しています。

Medicine Wheel
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[20180426]

Something to Tell You"
(1998/07/14)

Haim商品詳細を見る


2017年のアルバムで現在までの最新作になります。もうバンドとしての体をなしておらず、完全に売れる為にオーヴァープロデュースされています。80年代ポップススタイルをもっとゴージャスに、アコースティックなアレンジも加えて90年代以降の手法も細かいところで織り交ぜています。バンドとして売ろうという意思が全く無く、三人の女性ボーカルトリオとして料理されています。

1. Want You Back
2. Nothing’s Wrong
3. Little of Your Love
4. Ready For You
5. Something To Tell You
6. You Never Knew
7. Kept Me Crying
8. Found It In Silence
9. Walking Away
10. Right Now
11. Night So Long

メジャーで売れたものだから、金にものを言わせてスタジオミュージシャンを多数加えてアメリカの成金主義のようなサウンドになっています。それも80年代風のブラコンみたいなアレンジになっています。彼女達の歌唱力があればこそ成り立つスタイルだとは思いますが、せっかくバンドでやっているのだから、そこをベースにアレンジを加えるという発想は全く無く、お前らは歌っていればいいんだみたいな扱いを受けている印象があります。

それでも売れれば官軍であり、彼女達がうさを晴らすのはライブくらいでしょう。ライブでもバックアップするミュージシャンが多数いますので、スリーピースでの演奏を納めたPVも作っています。そのネイキッドなスタイルの方が好感がもてますし、メジャー故の不幸というのもまざまざと見せつけてくれています。ソウル系白人女性バンドという特徴を前面に出した方がちゃんとしたファンが増えると思います。

Want You Back
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[20180425]

Days Are Gone"
(1998/07/14)

Haim商品詳細を見る


アメリカの女性トリオバンドHaimの2013年のファーストアルバムです。三姉妹によるバンドで、メンバーはベースのEste Haim、ドラム、ギターのDanielle Haim、ギター、キーボードのAlana Haimの三人です。三人ともボーカルをとります。サウンドは80年代ポップスです。80年代リバイバルもかなり昔のような気がしますが、最近もこういうサウンドが好きな若者がいるようです。

1. Falling
2. Forever
3. The Wire
4. If I Could Change Your Mind
5. Honey & I
6. Don't Save Me
7. Days Are Gone
8. My Song 5
9. Go Slow
10. Let Me Go
11. Running If You Call My Name

トリオではありますが、ロックスタイルでは無く、ギターも80年代風のカッティングが多く、シンセも80年代風ですし、リズムの作り方も80年代しています。ライブではこのスタイルで演奏して歌うのは結構難しいものですが、あえてこのスタイルを選択しています。80年代ポップスですから、ソウル、ファンク系のフィーリングが入っています。もっと洗練させればネオアコになりますが、そこまで突き詰めておらず、80年代ポップスの再構築にとどまっています。

メジャーデビューしていますから結構売れています。しかし、こういうサウンドがヒットチャートに出てくるというのも、アメリカはもう末期症状の重症の状態だとも思えます。こういうのとヒップホップ系ばかりというのはかなり貧相なチャートとしか言いようがありません。いかにも作られた感じのサウンドですが、ライブでもしっかり再現しているのでそれなりに実力のあるバンドだとは思います。

Full Album
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[20180424]

Bear Driver"
(1998/07/14)

Bear Driver商品詳細を見る


イギリスのバンドBear Driverの2012年の現在のところ唯一のフルアルバムです。パワーポップなサウンドですが、自分たちではノイジーポップと呼んでいるようです。パンクロックにもポップな曲が隠れていましたが、そういうイギリスらしいところに特化したバンドだと思います。

1. Big Love
2. Enemy
3. Never Never
4. Let The Cold
5. Drones
6. Colours Run
7. No Time To Speak
8. Cats
9. Impossible
10. A Thousand Samurais

日本のインディーズにもいそうなバンドで、学生バンドやライブハウスにいそうな感じです。パンク全盛期にこのポップさは罪に問われていましたが、今ではポップであるがゆえに古臭さを感じさせません。パワーポップ、メロコアなど地盤が出来ていますのでよくあるバンドであります。ノイジーといっても普通だと思いますし、曲もバンド始めたばかりの感じがして青春バンドみたいな印象です。

スリーコードな感じで疾走していくが爽やかでいいです。ポップさにためらいがないので、後は曲を良くしていくだけです。キンクスという大御所が既にこの手本を示していますので、いかようにも進化していく道が見えています。このアマチュアっぽい感じが新鮮なので、実力のつけ方で良くも悪くもなる感じがします。

Big Love
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[20180423]

Grasque"
(1998/07/14)

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2016年のアルバムで現在までの最新作になります。もう80年代ポップスそのものになっていて、ひねりも何もありません。その時代の音楽が好きなのは分かりますが、ここまで純粋にそのものを再現するというのも変わったバンドだと思います。今風のサウンドを見つけるのが難しいくらい、ただただ80年代をリメイクしています。

1. Olimpiyskiy
2. Serious Lover
3. Vaserne
4. Face Melting
5. Græske
6. Jeg Ser Dig
7. Cloud Nine
8. The Whirlpool Enigma
9. Perfect Estocada
10. Salvatore
11. Gamma Moth
12. Does It Look As If I Care

80年代にこの作品が出ていたら売れていたと思えるくらい曲は良く出来ています。これだけの能力がありながら、それ以上のものを望まないというのもユニークと言っていいものなのか、ただ再現する事に喜びを感じているのか、現在という視点が全くない事が異常に感じてしまうのは私だけでしょうか。知識と同じで、音楽も一人で全てを生み出すのは不可能だから、それまでの歴史が培ってきたものを吸収してさらに広げていくという作業が健全だと思うのですが、ただ時代の一部分だけを切り取る事に特化したバンドです。

初期の頃はまだ徹底していなかったので、まとまりも無く、混沌としていましたが、その混沌さの方が健全に思えるくらい徹底して80年代ポップスそのものになっています。機材は現在のものですから、音は間違いなく良いのですが、現代風の音源は避けられています。今聴けば新鮮なのかもしれませんが、いつまで長続きする事でしょうか。

Olimpiyskiy
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[20180422]

Rhine Gold"
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。長尺でプログレなアレンジにオルタナ歌という、何がやりたいのかわからない感じで始まり、ニューウェイヴ、シンセポップなスタイルになっていく。もう普通のロックバンドでしかありません。バンド編成からネオクラシックな広がりを見せる思っているのは、こちらの勝手な思い込みのように、普通に80年代ポップスになっていきます。

1. The Third Time
2. Patricia's Thirst
3. Sedated
4. Paralyze
5. Have I Ever Truly Been Here
6. Nye Nummer Et
7. Paint New Horrors
8. The Wind Is Blowing Needles
9. Rhine Gold

Jannis Noya Makrigiannisのワンマンバンドであり、彼がやりたい事をやっているに他なりません。バンドの人数が多いけど、全員を使わない曲もあったり、曲優先のアレンジ。これって今なら一人でも出来るレベルの音楽であって、大所帯のバンドでやる事ではありません。バンドの特性を活かそうという趣旨が全く感じられません。曲を優先するというのは至極当たり前の事ですが、別に新しい事もやっていませんので、優先する意味も分かりません。

バンドの面子を見ると何か新しい事をやってくれそうな期待を持ってしまうのも勝手な思い込みなのか。これでレトロなニューウェイヴサウンドを聴かされるとは誰も想像出来ないでしょう。今の時代ではある意味特異なバンドである事に間違いありませんが、これほどイメージと違うバンドも珍しい。普通に80年代の焼き直しバンドです。

The Third Time
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[20180422]

This Is for the White in Your Eyes"
(1998/07/14)

Choir of Young Believers商品詳細を見る


デンマークのグループChoir of Young Believersの2008年のファーストアルバムです。ボーカルのJannis Noya Makrigiannisがマルチにギター、ベース、キーボード、パーカッションを演奏し、チェロのCæcilie Trier、ベースのJakob Millung、ブラス系、キーボードのBo Rande、ピアノのSonja Labianca、パーカッションのLasse Herbst、ドラムのCasper Henning Hansen、ギターのAske Zidore:がバックアップする形になっています。

1. Hollow Talk
2. Next Summer
3. These Rituals Of Mine
4. Action/Reaction
5. Under The Moon
6. Wintertime Love
7. She Walks
8. Why Must It Always Be This Way
9. Claustrophobia
10. Yamagata

変則的なバンド構成ですが、曲そのものはいたって普通で、この編成で演奏する必然性はまだ出ていません。バンド名のようにコーラスを多用した曲は少なめでJannis Noya Makrigiannisの歌をフューチャーしたオルタナっぽい曲がメインです。メンバーを集めてみたけれど、まだメンバーをうまく使いこなせていないという段階だと思います。まだバンドとしての個性が出し切れていません。

チェンバーポップと呼ぶには普通のバンド演奏で終わっています。Jannis Noya Makrigiannisが作った曲のイメージを大切にしているといえば聞こえがいいですが、それならバンドで演奏する意味も曖昧になってきます。各メンバーがまだそれほどアイデアを持っていない状態なのでしょう。結成してまだ2年なのでそれほど多くは求めるべきではないと思いますが、せっかくこれだけのメンバーを集めてこれって、少し疑問が残ります。ワンマンバンドなのかもしれませんが、それならこれだけの大所帯でいる意味を感じません。

Hollow Talk
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[20180421]

Djinn"
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。この後はコラボレートとか、サントラとかの作品を作っていきますので、ソロでのオリジナルアルバムではこれが最新作になります。今回のコンセプトは猫のようです。前作で一つの頂点に到達した感がありました。そこからさらに自分の音楽を追求する内容になっていますが、完成度でいえば前作にはかないません。

1. Cauldron Of Morning
2. Blue Beyond The Sky
3. I Am The Djinn
4. Temples Of The Jaguar
5. Beautiful Lie
6. Fai
7. Dulcinea
8. Two Cats Return Pomegranate To The Underworld
8.1. Part I: 'Jinn Jinnee'
8.2. Part II: 'Sardathrion'
9. Tree
10. Yellow Leaves
11. Chant Of The Chimney Djinn
12. Lu-Lu In The Hall Of Dreaming Cats
13. A Retinue Of Mandrakes (Juniper Berries)
14. Aphelion
15. Colours Of Angels

かなり民族音楽としてのケルトミュージックに焦点を当てた内容になっています。馴染みのある音階になっていますが、そこを追求していくと民族音楽としての性格が強くなってきます。初期の頃のハートのような感じが好きな人には、最近こういう作品が無くなってきていたのでありがたい内容になっていると思います。

あくまでもトラッドフォークの女性シンガーとしてのスタンスを貫いていますので、そこはブレていませんが、もう少し冒険してもいいのではないかと思っていましたが、あくまでもこのスタイルを貫くという強い意志を感じます。これ以上のものになる必要も無いのでしょう。それは前作の完成度が示していますので、後はバリエーションの問題だと思います。ここで活動が足踏みになるのも、それなりの満足度を得られたのでありましょう。

Blue Beyond The Sky
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[20180421]

Apple Pentacle"
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。これまではポップとの接点をシンセポップに置いていましたが、フュージョン、A.O.R.の洗練された要素も取り入れるようになっています。ケルトとロックの交わりはツェッペリンが固めてくれていましたが、それをより進化させた内容になっていると思います。バンドではないので選択肢が沢山あるのも強みでしょう。

1. Part One: Artho
2. Atho
3. The Windrow
4. Which of These Worlds
5. Spin
6. Bich Wandeing
7. Part Two:Ardhuu
8. Escalder's Tree Ride
9. Canterville
10. The Green, Pentlacle
11. Ceracini
12. Poppetplum
13. The Witch the Wood

全体的に魔女をテーマにしたようなコンセプトアルバムになっています。物語を紡いでいくというプログレな構成になっています。80年代っぽい音があったり、90年代っぽい音があったり、70年代にはなかったような展開だけど、既に70年代に固められた手法でもあり、デジタルサウンドを使ってもケルトの中性的な雰囲気がより際立つという完成度を誇っています。

これまでやってきた事はあくまでも過程の段階であって、ここにきて明確にやりたい事が形になってきたと思います。無理やりシンセポップにしてみたり、デジタルサウンドもこだわりなく使ってきましたが、必要なところに必要な音が収まっています。挑戦と伝統、矛盾しているような試行錯誤が実を結んだ作品になっていると思います。名盤です。

The Windrow
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[20180420]

Alabaster"
(1998/07/14)

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2003年のアルバムです。今度はフランスのレーベルに移籍しました。アコースティックとデジタルサウンドのバランスも良くなり、ネオブリティッシュフォークロックとしての道を突き進んでいます。ポップ寄りになりながらも軸となるトラッドフォークによるドラマティックな展開はブレていません。明確な強い意志を感じさせます。

1. The Throng on the Pier
2. The Lily and the Rose
3. Waterwood
4. Stone Lake
5. Me and the Machine
6. Light on the Wall
7. The Seventh Ingress
8. Paint the Wind
9. How should I your true love know?
10. The Search for Lost Souls - Midnight
11. Approaching the Island of Sirens
12. Dancing over Acheron

トラッドフォーク、中世の弦楽器を基にしたプログレッシヴロックはいくつもあり、手本となる作品は70年代からありますが、それよりも本格的な骨格を持っており、尚且つデジタル処理も迷う事なく使い、よりドラマティックな演出に役立てています。基本形を崩さない程度のプログラミングですから、もっとアグレッシヴな使い方をすれば注目度も違ってくると思います。

歌の安定感とブレない雰囲気を持っていますから、多少アレンジをひねっても問題ないと思います。Dancing Over Acheronではケイトブッシュっぽい歌い方も復活しています。こういうバリエーションは大切だと思いますし、一つのイメージにとらわれず更なる高みに達して欲しいと思います。これだけの歌唱力を持っているのだから、まだまだなんでも出来ると思います。

The Lily and the Rose
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[20180419]

Ariel"
(1998/07/14)

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2000年のアルバムです。お金に余裕が出てきたのか、これまではシンセで代用していたオーケストレーションを生オーケストラでやったりして、雰囲気も本格化してきました。かといってシンセサウンドが無くなったわけでは無くて、シンセポップなアレンジの曲もあります。より幅広い表現をするようになったと言っていいでしょう。

1. Blackbird
2. Red Balloon
3. Numb The Wren Year
4. Nobelius' Garden
5. Beads Of Rain
6. The Seagiant
7. Ariel
8. Alice In The Garden Of Live Flowers
9. Tale Of A Thorn
10. Salamander
11. Anemone Falling
12. Sentinel

以前はドイツのレーベルからリリースしていましたが、本国オーストラリアのレーベルに変わったことにより、作風も多少なりとも変わってきたのかもしれません。民族音楽的にトラッドフォークを表現するというスタンスは変わっていません。これまでは無かったリズムパートがデジタルサウンドで加わり、アレンジ面がポップよりになってきたのが大きな変化です。

サンプリングによるリズム、エレキギターが入ったりとロックより、ポップよりになり、荘厳なイメージは薄れています。身近な存在としての音楽にして売れるようになろうと模索しているのか、それでも彼女歌は微動だにしていないので、これまでの流れの上での変化と捉えられます。イギリスでは国民的な音楽であるトラッドフォークを新しくする事により、もっと親しめる音楽へと昇華させようとする営みは評価できますが、まだその過程にある段階でありましょう。

Blackbird
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[20180418]

Alexandria"
(1998/07/14)

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98年のアルバムです。宗教的な荘厳な雰囲気とケルト、トラッドフォークのシンセネオクラシックなアレンジ。ケイトブッシュのような歌い方は抑えて、自分ならではの歌唱を追求するようになっています。歌も楽器の一つという信念でアレンジされているようです。安定した音程をキープ出来るからこその技であります。

1. Alexandria
2. Contradiction Is The Dragon
3. Hide In Your Shadow
4. Fortress
5. Talim Ridge
6. Belarmino's Dictionary
7. Paper Door
8. Ariel's Flight
9. The Valley Of Seven Keys
10. Madame Alchemier
11. Canto IV
12. The Last Centaur

ケルトの民族音楽な要素を見事に再現したスタイル。ツェッペリンのアコースティックチューンが好きな人好みのサウンドにシンセも加えて新しい時代のケルトミュージックを作り上げています。伝統もしっかり受け継いで表現していますし、ペンタングル並みのプログレッシヴさを持っています。

ポップに表現する術はハートの初期の頃のようですし、しっかりそれまでの先達のやってきたことを吸収しながらも自分のものにしています。中世の雰囲気をしっかり出しながら、それを損なわないシンセアレンジ。もう少しサンプラーとか使うと個性的になると思いますが、歌の存在感がしっかりありますからバランスはいいと思います。

Alexandria
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[20180417]

Argo"
(1998/07/14)

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オーストラリアの歌姫Louisa John-Krolの96年のファーストアルバムです。トラッドフォークをベースにしたシンセポップサウンド。歌はケイトブッシュっぽい感じです。ケルトとネオクラシックを織り交ぜたようなプログレッシヴなスケール感、ケイトブッシュみたいなオペラティックな歌い方ですが、高音でも安定感のある巧さを持っています。

1. Dunsany's Hope
2. Hyperion
3. Argo
4. I'm Not Walking
5. Little Wanderer
6. Inanna
7. Out of the Quipage
8. Inside the Bubble
9. House of Legend (The Golden Cottage)
10. Duncan the Fiddler
11. Oak, Ash & Thorn
12 The Healer's Names

普通のシンガーは2オクターブから2オクターブ半くらいの声域です。3オクターブとなると驚異的と言われるようになりますが、それだけ自由に歌メロを作る事ができます。普通は自分が歌える範囲で作曲しますから、ある程度制約を受ける訳です。しかし、それにより、聴いている人でも歌えるような親しみやすい曲になります。それがポップソングの基本です。

自分の声域を気にせずメロディーを作れたら、素晴らしい展開の曲が出来ます。しかし歌えないので人に歌ってもらうしかありませんが、歌える人も限られてくるでしょう。この人は間違いなくその限られた人です。ですからこんなに荘厳で壮大な曲を作り上げているのです。制限無く曲が作れるってどれほど素晴らしい事でしょうか。歌が主役の音楽なら、それこそ今までになかったような曲展開が可能になります。羨ましい限りです。

House of Legend (The Golden Cottage)
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[20180416]

Down With Ghosts"
(1998/07/14)

Ckid商品詳細を見る


ドイツ人アーティストRené Margraffの一人プロジェクトCkidの2007年の唯一のフルアルバムです。他にもHome Normal、Pillowdiver名義や本名での活動も行なっていて、他のユニットに参加したりしています。サンプラーによるノイズ系、ローファイなシューゲイザーっぽい感じのサウンドです。

1. From A To Z
2. Down With Ghosts
3. Empty Carpark
4. Ghost 3 (Yurei)
5. Even Smaller
6. Time Monsters
7. Backwards
8. Mulch
9. Blink
10. Closed
11. Ghost4

ノイズやドローン系のブレイクビーツかと思いきや歌がしっかり入っています。英語や片言の日本語、コンプレッシングされた歌声はある種のコンプレックスによるダウナーな感じがします。Ghostsをコンセプトにした内容のようで統一感はありますが、あまりコンセプト性は感じません。エレクトロニカなアレンジを取り払ったら普通の曲調なところが残念な感じがします。

初期の頃のテクノミニマルな淡々とした感じで曲を作っていて、それなのに普通に旋律のある曲に仕上げようとしてポップさも出したい。しかしエレクトロニカの雰囲気も出したいし、ローファイでノイジーなサウンドで特徴をつけたい。どれも中途半端な感じでうまくまとまっていません。いろんなプロジェクトでいろんな事に挑戦しているのは分かりますが、もう少し一つの事に集中した方が良いのかもしれません。器用さは感じませんから。

Empty Carpark
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[20180415]

Ferrofluid"
(1998/07/14)

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2011年のアルバムで現在までの最新作になっています。もはやカントリーの影さえ感じさせないくらいポップロックになっています。アメリカっぽさも無くなって、イギリスのネオアコ、ブリットッポップのような90年代サウンドになっています。ブラックミュージックも含めてポップになろうとしたら、行き着く先はここになってしまうでしょう。

1. Doldrum Days
2. Sister Sorrow
3. Bad Blood
4. Stay
5. Homecoming Queen
6. Fireflies
7. Pussyfoot
8. Nemesis
9. Together
10. Reprizer

今作がいいのは売れ線を狙わずにポップに洗練されているところです。本当にいい曲を作ろうとしたら時代性とか関係無くなってきます。ヒットチャートに入るイメージも必要ありません。素直にいい曲を作っていけば自ずと曲の方が方向性の道筋に導いてくれます。だから必要な音しか入っていません。余計なデジタルサウンドも無く、素直にポップになっているところが好感が持てます。

シンプルにまとまっていて大げさな誇張もありません。以前の作品に比べると物足りないと感じる人がいるかもしれませんが、ポップであろうとするならこれで正解だと思います。それだけ曲が良いので余計な事をする必要がないのです。こういう音楽が長く愛されていくと思いますが、使い捨てのヒットチャートにはなかなか入り込めないところでもあります。もはやヒットチャートには何も期待出来ないというのが現状です。もうそれが当たり前になってしまっています。

Doldrum Days
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[20180415]

The Simple Life"
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。どんどんポップになってきてヒットチャート向きのサウンドになっています。メジャーレーベルというだけでこれだけ変わってしまうものなのか。カントリーをベースにしたブラックミュージックを抱擁したポップス。Taylor Swiftに近いものになっています。クリエイティヴではあるので安っぽい感じはしませんが、ちょっと売れ線狙いが気になります。

1. The Gospel Song
2. You Got Me
3. Lonely No More
4. Count
5. She's Gone
6. A Little Happier
7. Navigator
8. The Simple Life
9. Slice of Heaven
10. Volatile
11. Lucid
* BONUS TRACKS:
12. Pennydrop
13. 1997
14. Selfhelper

もう泣き節はどこへやら、爽やかなポップシンガーになっています。ネオアコのような雰囲気もあるので、これはこれで好きな部類ではあります。プロですから売れる事は必須事項ですが、それほど売れている訳ではありません。カントリー、ヒップホップ、ソウルミュージック、フォーク、様々なスタイルをミックスアップしてポップソングを作り上げるという点ではいい仕事をしています。

完全にアメリカナイズされてしまっているのはデビュー当時からですが、ここまでアメリカンミュージックに没頭して自分のスタイルにしているというのは立派なものです。ノルウェー出身という肩書きは全く必要ありません。逆に伏せていた方がいいくらいです。ポップ作品としては申し分のないほどの完成度です。

The Gospel Song
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[20180414]

The Tourniquet"
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。前作のようにカントリーフォークの雰囲気をあやふやにするようなアレンジではなく、カントリーフォークな部分をしっかりと伝えるアレンジに戻っています。だけどプログラミングなどデジタルサウンドも全面に出てきています。ここはもうフォークトロニカの概念がしっかり入っています。

1. Hold On
2. Duracellia
3. The Pacemaker
4. Believe
5. All You Ask
6. Deadlock
7. Fall At Your Feet
8. Blow By Blow
9. Miss Her So
10. Jaws

前作はオーケストレーションなど、意外なアレンジになっていましたが、今回はカントリー系のアレンジではありますが、エレクトロニカなサウンドで代用するなど、これも意外といえば意外ですが、ポップスというフォーマットで考えると王道でもあります。泣節も少なめでポップソングとして楽しめます。どんどんアクが無くなっていますが、個性派持っています。

メロディーもポップであり、地味ながらヒット性をしっかり持っています。メジャーレーベルでのリリースでもあり売れてやろうとする強い意志を感じます。それでも自分のスタイルを保ちながらのポップ感覚なので、これがやがて彼の持ち味となっていく事でしょう。これまではアメリカかぶれみたいなところがありましたので、この路線を極めていく事で道が見えてくると思います。

Hold On
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[20180414]

On Your Side"
(1998/07/14)

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2003年のアルバムです。メジャーレーベルからのリリースもあり、心機一転、スタイルも変わり、前作の曲も数曲入っています。ボブディランのカバーLay Lady LayではアイルランドのシンガーGemma Hayesがゲスト参加しています。さすがにもうオルタナの時代ではないと悟ったのか、バンドサウンドにはこだわらず、デジタルサウンドも頻繁に登場してきます。

1. Everything's Perfect
2. Last Day Of Summer
3. Where Happiness Lives
4. On Your Side
5. The Day We Left Town
6. Nothing Hurts Now
7. Lay Lady Lay
8. Overjoyed
9. I'll Come Along
10. My Darling Curse
11. Smile To The World

泣き節の曲調は変わっていませんが、アレンジが変わった事により、力の抜けた柔らかな歌い方になっています。カントリーフォーク調で作曲はしているとは思いますが、デジタルサウンドやオーケストレーションを入れたりと手を入れる事でカントリーっぽさは感じないほどまでにアレンジされています。カントリーをルーツにしたポップスの名曲は数多くあり、洗練させればカントリーはA.O.R.にもなるのです。

A.O.R.というわけではありませんが、デジタル時代にふさわしい洗練の仕方を行なっています。完全に世界、メジャーを意識したサウンドメイキングになっています。だけど素朴な感じがするのはルーツがカントリーフォークだからです。つまり程よい感じの音楽になっているのです。あまり感情的にならずに適度に物悲しい。くどく無い雰囲気が大人です。

Everything's Perfect
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[20180413]

Quiet & Still"
(1998/07/14)

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ノルウェーのシンガーソングライターEven Johansenの一人プロジェクトMagnet の2000年のファーストアルバムです。この時点でのサウンドはカントリーフォーク系のオルタナになっています。ボーノ系の泣き節な歌い方、それに沿った曲調になっています。時代的にオルタナの残党という感じです。

1. The Recluse
2. Where Happiness Lives
3. Bullet To Your Heart
4. Easily Undone
5. Nothing Hurts Now
6. There's An End To This
7. Private Jinx
8. Quiet & Still
9. Dancing In The Moonlight
10. Beautiful Day
11. Home Song

2001年にはアメリカでもリリースされて世界も視野に入れて活動するようになっていきます。カントリーフォーク系ですから、何も情報が無ければアメリカのシンガーだと思う事でしょう。しかしシンリジーのカバーDancing In The Moonlightをやっていたり、アイルランド系のロックの影響もあるようです。ですからノルウェーとしての特徴は全くありません。

ギターを中心としたバンドフォーマットの生演奏で、デジタルサウンドは少なめです。こういうタイプのオルタナは数多く出ていますが、その中ではクセがなくポップだと思います。同時代のオルタナバンドが変化しようともがいていた時期でしたので、時代遅れ的な印象はぬぐえませんが、素直にこういうスタイルが好きな人にはお勧めです。

The Recluse
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[20180412]

All My Demons Greeting Me As A Friend"
(1998/07/14)
Aurora

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ノルウェーのシンガーソングライターAuroraの2016年のファーストアルバムです。今の所この1枚のみですが、2014年からシングルやEPは出しています。北欧らしい陰りもありながらポップなシンセポップになっています。90年代あたりのイギリスの女性シンガー系であり、それほど特徴はありませんが聴きやすくヒット性も持っていると思います。

1. Runaway
2. Conqueror
3. Running With The Wolves
4. Lucky
5. Winter Bird
6. I Went Too Far
7. Through The Eyes Of A Child
8. Warrior
9. Murder Song (5, 4, 3, 2, 1)
10. Home
11. Under The Water
12. Black Water Lilies
13. Half The World Away
14. Murder Song (5, 4, 3, 2, 1) (Acoustic)
15. Nature Boy (Acoustic)
16. Wisdom Cries
17. Running With The Wolves (Pablo Nouvelle Remix)

まだデビューしたばかりで、やりたい事も沢山あるようで、シンセポップの中でもいろいろと試行錯誤して制作されています。作曲面でもそれなりの才能を感じますがシンガーとしての魅力の方があるでしょうか。ビョークほど極端な特徴はありません。声色も少なめですがコーラスワークも使い分けています。

ノルウェーというよりイギリス的なサウンドですが、控えめな部分にそれなりの工夫を凝らしています。全体的に統一感はありますが、それは反面どれも似たような感じにもなっています。この路線でのバリエーションのつけ方が今後の課題でしょうか。歌は上手いのでいろんなスタイルにも適応できると思いますし、今後の成長が楽しみなアーティストだと思います。

Full Album
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[20180411]

Breath in Silence"
(1998/07/14)
no.9 orchestra

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2014年の作品で現在までの最新作になります。これまでのように一人プロジェクトでは無くてno.9 orchestraというバンドでの作品になります。つまり全て生演奏による内容で、曲はno.9の作品のリメイクになっています。ライブを重ねてバンドとしての結束を強めてからのアルバムとなっています。

1. with millions of love - fine -
2. Left the wind
3. after it
4. Good morning
5. inside outside
6. Re: bug beats
7. Source of harmonic

メンバーはTakayuki Joeを中心にギターがTomoya Ito、ドラムがShinichiro Hamada、ピアノがTakahiro Sato、ベースがKeita Sakuma、バイオリンがFumiko Kawabataです。城 隆之はギターを中心にマルチな演奏を繰り広げます。デジタルサウンドも含みますが、バンドによる生演奏と言う事でどれだけno.9の曲が素晴らしいものであったかを再認識させてくれます。

特にRe: bug beatsを生演奏する事でギミック無しの楽曲としての勝負になっています。一人プロジェクトのアーティストは今では数多くいますが、本来であれば、理想とするバンドメンバーが集まるのであれば、バンドとして演奏したいというのが正直なところだと思います。メンバーに恵まれない、一人やったほうが手っ取り早いし、それが出来る環境があるので、一人プロジェクトとなっているケースが多いと思います。そういう意味では城 隆之の願望を叶えさせた作品だと思います。

Left the wind
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[20180410]

History Of The Day"
(1998/07/14)
No.9

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2013年のアルバムです。情緒的でネオクラシカルな洗練された感じに戻りました。ピアノ割合も多くなり、軽やかに流れるような音楽になっています。部分部分でブレイクビーツっぽいことをやっていますが、あくあまでもアクセントしてのブレイクビーツなので、普通っぽく打ち込んでいるドラムの割合が多くなっています。

1. inside outside
2. The History of the Day
3. whisper of rain
4. there
5. small promis
6. fairground spring #02
7. balance
8. flat point
9. before the wind
10. a picture on the wall
11. source of harmonics
12. imagine fun
13. remember
14. softly song to you
15. Hello

コセンプチャルな統一感があり、生演奏に近いアレンジになっています。普通になったのかというと、普通では無いと思います。かなり聴きやすいイージーリスニングな雰囲気にはなりましたが、ジャズ系の感覚は相変わらずで、ネオクラシカルとフュージョンが溶け合ったような音楽になっています。

目立ってサンプラーですよ、というサウンドはドラムパターンくらいで、後は生演奏と生演奏してるかのような打ち込み。アブストラクトなサウンド少なめになっているので、楽曲で勝負という感じになっています。これは大きな挑戦であり、作曲家として自分を極めて行こうとする強い意志を感じます。

inside outside
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[20180409]

9-9-9-9-9"
(1998/07/14)
No.9

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2009年のアルバムです。プログレッシヴで壮大なスケール感は抑えて、エレクトロニカ、サンプラーの頻度を上げてきました。アブストラクトで自然の雄大さでは無い表現。それでも虫の音にこだわる。ノイズと虫の音が放つ信号。音響派とも言えるかもしれませんが、世界の中でも独特な雰囲気を構築しています。

1. Urban Nature
2. Will
3. Hikari Sasu Michi E
4. Flower Shop
5. Tomorrow Land
6. Re: Bug Beats
7. Auto Tech
8. Last Song
9. Melodion

生演奏の部分は少なめで、打ち込みの妙を繰り広げ、それでも情緒的な流れを作り出しています。都会的で洗練された感じも残していますが、デジタルに加工された繕いは隠しもせず、ミニマルの機械的な反復にかすかなヒューマニズムを添えています。ネオクラシックというより現代音楽のテーゼを持っています。

フォークトロニカと呼ぶにはどこか違う毛並みの音楽だと思います。音源ソフトも充実して、フィールドレコーディングも駆使して、それでもブレイクビーツの感性は取り払う事もなく、いろんな要素が混ざり合って、流行にはこだわらずに音を並べる事で独自のスタイルを繰り広げています。

Urban Nature
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[20180408]

Usual Revolution And Nine"
(1998/07/14)
No.9

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2008年のアルバムです。よりドラマティックに完成度を高めた作品になっています。クラシックとジャズ、ミニマルの融合。プログレが進化してエレクトロニカになったような構成。洗練されて豊かな美しい音にもなっているので、ニューエイジミュージックのような軽やかさも持っています。

1. introduction
2. I hope [ canon no9 remix ]
3. alive
4. Future airport
5. again and again
6. Symmetry world
7. meguru
8. found it
9. princess
10. prays
11. afterglow no.9 remix
12. clover classic
13. over there empty
14. with millions of love - fine -

ピアノやバイオリンはゲストによる生演奏になっていますが、サンプリング音源も使っていて、アシッドジャズのような雰囲気もあったり、ドラムンベースの間を抜いてグラウンドビートみたいなゆったりしているけどアクセントがかっこよかったりします。雄大さとミニマルの高揚感が見事に調和した内容になっています。

細かく無いドラムンベースのような都会的な雰囲気にネオクラシックの気品を纏わせたような日本人離れしたサウンドになっています。海外のレーベルになっていますが、日本でレコーディングしているはずなので、これは機材とテクノロジーの発展によるものだと思います。それでもセンスがなければこれだけの作品は作れないと思います。

Introduction
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[20180407]

Good Morning"
(1998/07/14)
No.9

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2007年のアルバムです。音楽的にも洗練されてきてビバップからフュージョンなアレンジになった事で、プログレのような展開になっています。それでもブレイクビーツなサンプラーの使い方をしています。その一方でオーケストラ音源の自然さとかは、PCのスペックが上がってきている事とソフトの充実ぶりが伺えます。

1. Shift
2. Left The Wind
3. Good Morning
4. Life Of The Sun
5. Uran To Amenohi
6. Drop Tap Sequence
7. C In C
8. In The Fake
9. Flower Children
10. Through The Trees
11. Good Night
12. Friend Comes From East

90年代のPCのスペックではオーディオレコーディングには耐えられないもので、プロツールスのように専用のボードを噛ませてPCのスペックに頼らない方法が主流でありましたが、XPやMac Xの時代になるとスペックも上がってきて、プロツールスじゃなくてもPC のスペックに依存するソフトでも普通に作業出来るようになってきました。今でも音が気に入ってプロツールスを使い続ける人は多いですが、90年代に苦労していた事が簡単にやれるようになりました。

そうなってくると表現方法も若干変化が生まれてきます。エディットの技を競うのではなく、音楽性に重きを置けるようになってきます。その傾向がよく現れている作品だと思います。音楽性も洗練されているし音もいい。だけどブレイクビーツのようなトゲのあるサウンドも忘れない。とてもバランスの良い内容になっていると思います。

Shift
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