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[20180531]

Horizon
(1998/07/14)

Christopher Willits商品詳細を見る


2017年のアルバムで現在までの最新作になります。サントラの The Art of Listeningと同年でのリリースになっていますが、 The Art of Listeningが自主制作だったのに対して、Ghostly International レーベルからのリリースとなっています。姉妹作品のようにアンビエントな内容ですが、こちらはもっと突き詰めてフィールドレコーディングな雰囲気も持っています。

1. Comet
2. Return
3. Rising
4. Light and Dark
5. Simplicity
6. Rotation
7. Waipio
8. Two

宇宙空間、大自然をテーマにしており、より具体的な表現となっています。3Dサラウンドで楽しめるようなミックスになっているようですが、そういう設定が出来るプレイヤーで聴かないと普通のステレオです。その場合、逆に平坦なミックスに聴こえる恐れがありますので、制作側もどちらのパターンでも最善のミックスになるように心がけるべきですが、そこは現在の技術では難しいところです。

エフェクトサウンドがあまり広がりのあるミックスになっていないので、どこか冷淡な空間に聴こえてしまいます。そこも狙いなのか分かりませんが、音源の持つ残響音はありますが、エフェクトによる空間演出は薄めです。だからアンビエントというより環境音楽のような印象を受けてしまいます。もう少し立体感があると深みが増すと思います。

Comet
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[20180530]

The Art Of Listening
(1998/07/14)

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2017年の作品で、映画のサントラ盤になっています。実に真っ当なアンビエント作品になっています。これまでの特徴的なサウンドは影を潜め、正統派なサウンドメイキングをしています。映画のサウンドトラックでありながら、自主制作でリリースするという報われない状況のようですが、映画もマイナーな映画なので致し方ないのでしょう。

1. Ama
2. Winding
3. Making
4. Nucleus
5. Sps
6. Words
7. Tonal
8. Eme
9. Four
10. Beginning

映画はミュージシャンのドキュメンタリーフィルムという内容で、このサントラの意味も曖昧な感じもします。しかし、彼のオリジナル作品としてはそれなりの意味があるものだと思います。サンプラーばかり使っていた彼が、ほぼシンセサウンドだけでアンビエント作品を作っているからです。

あまりにもまとも過ぎて特徴も見つけにくいのですが、アンビエント作品としては穏やかで、優しい雰囲気を持った内容になっています。毒が無いという印象もありますが、こういうヴァンゲリス的な作品もたまにはいいと思います。機材も変わったのか、音色を楽しんでいる感じがします。

The Art of Listening
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[20180529]

OPENING
(1998/07/14)

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2014年の作品です。これまではアンビエントな感覚はありましたが、アンビエントに特化した内容になっています。ただしアンビエントだけに止まらず、徐々に盛り上がっていく中でドラムやギターがかぶさってきます。壮大なスケールのコンセプトアルバムになっています。映像も含まれた大自然を表現した作品と言えるでしょう。

1. Vision
2. Clear
3. Ground
4. Now
5. Connect
6. Wide
7. Release

ヴォイス系ドローンサウンド、パッドサウンドなどアンビエントの定番を使うという、これまでのざらつきのあるサンプリングサウンドとは打って変わって、滑らかで美しい繋ぎ方になっています。ある程度洗練され、研ぎ澄まされてきたサウンドとも言えるでしょう。

しかしアンビエントだけで終わらないのが彼の持ち味で、音楽としての表現の一つの手段としてのドローンサウンドであり、その雰囲気を崩さない程度で様々な音源が重なり合っていきます。しっかりと映像も思い浮かぶような、イマジネーションを駆り立てられる内容になっています。

Full Album
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[20180528]

鶴竜の連覇優勝で平成最後の夏場所が幕を閉じました。栃ノ心も最後まで優勝争いに健闘しましたが、直接対決で鶴竜が勝った事が大きかったと思います。しかし13勝した栃ノ心の大関昇進は間違いないと思います。強い大関がいないので、期待したいと思いますが、長く大関にいるとなかなか横綱にはなれませんので、大関は通過点だと思ってほしいと思います。

幕内上位の結果
鶴竜 14勝1敗 優勝
白鵬 11勝4敗
豪栄道 3勝6敗6休
栃ノ心 13勝2敗
逸ノ城 8勝7敗
御嶽海 9勝6敗
遠藤 3勝10敗2休
魁聖 6勝9敗
玉鷲 8勝7敗
松鳳山 8勝7敗
阿炎 7勝8敗
豊山 2勝13敗
大栄翔 5勝10敗


成績の上がらなかった豪栄道は休場。来場所は角番になります。初三役の遠藤は序盤健闘していましたが、途中怪我で休場、復帰しましたが白星は作れませんでした。逸ノ城はスピードがないので、なんとか勝ち越しをした程度でしたが、白鵬に勝った取り組みはこれまでで最高の気迫、相撲を見せてくれました。全取り組みでそれを出せるようになってほしいと思います。白鵬は先手を取らないと勝てませんが、今場所は受け身が多く11勝しか出来ませんでした。進退を覚悟しないといけない時期にきているのかもしれません。

千秋楽幕内全取組
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[20180527]

Tiger Flower Circle Sun
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。手法は前作と同じようにゲストによるドラムやボーカルを取り込んでの作品になっていますが、以前のアンビエントな雰囲気も同時に存在させるような内容になっています。ギターも断片的な使い方だけではなく、一通りなめんそうしてるパートも含まれています。

1. Portal
2. Sun Body
3. Sunlight Is You
4. Green Faces
5. Uplifting The Streets
6. Plant Body
7. New Life
8. The Hands Connect To The Heart
9. The Heart Connects To The Head
10. Intend-Evolve
11. You Are Always Surrounded By Stars
12. Subconscious Transmission
13. Light Into Branches
14. Branches Into Flowers
15. Flowers Into Stardust

プログラミングによる妙が特徴的ではありますが、ここにきてやっとギタリストとしての存在感を示せるような作品になっています。Steve Hackettのようなウーマントーンによる演奏はプログレ系ギタリストである事が分かります。本来ギタリストである事を誇示させるには、ギターのバック演奏をプログラミングするというやり方が多く見受けられますが、彼の場合はあくまでもプログラミングを主役においてきました。それがやっとギターを主役にするようになってきました。

それでもプログラミングが主役である事に変わりはありません。しかし、プログラミングでは表現出来ないニュアンスは生演奏で表現するしか無い事が分かってきたのではないでしょうか。ギターシンセサイザーのような音色もあり、機材を増やしてきているようです。しかし最近はメーカーがギターシンセサイザーに力を入れなくなっているので、優れたギターシンセサイザーが開発されなくなっています。鍵盤では表現出来ないニュアンスを出す為にはギターシンセは欠かせませんから、メーカーにもう少し頑張ってもらいたいと思います。

Sun Body
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[20180527]

Surf Boundaries
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。コラボレート作品を作る機会も多くなりましたが、多くの経験をした結果か、作風に変化が現れました。大きな違いはドラムも入り、ボーカルも入れ、楽器らしい音源も入り、ポップな構造になりました。ギターもギターらしい音で処理しています。

1. Clouds Form
2. Colors Shifting
3. Medium Blue
4. Love Wind
5. Orange Lit Spaces
6. Finding Ground
7. Saturn
8. Green And Gold
9. Like Water
10. Dive
11. Yellow Spring
12. The Greatest Rain

ホワイトノイズなどシューゲイザーっぽい感じもあり、リズムは攻撃的だったり、これまでのアンビエントな作風はより動的になっています。ゲストも多く、管楽器や弦楽器を生演奏させていますが、エフェクト処理は半端無いです。ゲストボーカルもいますが、自分でも歌っています。ギターも自分で演奏しているはずですが、ギターではなく、プログラミングとしてクレジットされています。あくまでも音源の一つなのですね。

ドラムも生演奏なのですが、まるでブレイクビーツのような粒立ちになっています。女性ボーカルもサンプリングとして取り込まれ、音源の一つとして処理されている曲もあります。あくまでも音源は自分達で調達するという姿勢は変わっていません。抽象的な作風ではありますが、かなり外交的になっていると思います。

Colors Shifting
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[20180526]

Pollen
(1998/07/14)

Christopher Willits商品詳細を見る


2003年のアルバムです。生演奏しているギターを逆回転させたり、現在ではテープでは無いので逆回転というよりリバースという事になります。それと波形を抽出して電子音のように加工したものをつなぎ合わせた、アブストラクトなアンビエント作品になっています。それでも音源が音程を持っているのでコード感があります。

1. Limnanthes
2. Flora
3. Stomata
4. Wind_Powered,
5. No_Gasoline...
6. Becomes_Territory
7. The_Size_And_Shape
8. Evergreen
9. Surfacing

エレキギターにはボリューム奏法というのがあって、ピッキングしたアタック音のところのボリュームを抑えて、サスティーン音のところでボリュームを上げる事によって、バイオリンのような音を出す方法ですが、これもデジタル処理によって、ギターらしい特徴を無くしたサウンドに変えていく事が出来ます。普通はシンセサウンドで間に合うので、そこまで手間をかける事はありませんが、彼の場合はこの手間をかけて独自のサウンドを作り出しています。

電子音で間に合う音をあえて違うところから持ってくる事によって、電子音では得られない微妙な雰囲気を生み出す事が出来ます。イントネーションが独特になるので、普通の電子音では作れない、危うさ、儚さを演出出来ます。しかもギターは6本の弦があって指で同時に弾かない限り、同時に6本の弦が鳴る事はありません。ジャラーンというアクセントになるのです。これは電子音とは真逆にある性質であり、その微妙な違いの組み合わせの妙となります。

Limnanthes/Flora/Stomata
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[20180526]

Folding, And The Tea
(1998/07/14)

Christopher Willits商品詳細を見る


アメリカでフォトグラファー、フィル ムメイカー、システム・デザイナー、ミュージシャンとしてマルチな活動をしているChristopher Willitsの2002年のファーストアルバムです。2000年から自主制作では作品をリリースしていましたが、本格的なデビューはここからになります。自身が作成したソフトウェアにより作られたサンプリング素材によるエレクトロニクスに生演奏のエレキギターを組み合わせています。

1. Or With The Tea
2. Lichen
3. Poa
4. Scrims
5. Filtered Light
6. Drifting Below The Oak And Redwood Trees...
7. Pentagonal
8. Dopa
9. Mesh, Then
10. Re Trace
11. ...Makes Shadows The Shape Of Half Moons
12. Fold, Refold, Folding Again
13. Free Singing Strawberries For Children
14. Constraints Generating
15. Order (No Blueprint)
16. The Weight Of Your Body On Top Of Me Makes Me Feel Like I'm Floating And Sinking

視覚と聴覚を刺激させるアーティストであり、音楽もその為に作られています。ノイズを含んだサンプリング素材をループさせ、複雑に組み合わせたコンクリートアンビエンスに、同じような音質のギターを組み合わせていきます。断片的な写真をつなげて映像にしたような音楽、現代音楽としても研ぎ澄まされています。

電子音も無機質ながら、かなり作り込まれた音になっています。それに日常のちょっとした音をサンプリングしてアクセントをつけ、アブストラクトよりも音楽的な場を作り出しています。フィリップグラスのその先を見せてくれるようなアーティストだと思います。

Boiler Room San Francisco DJ Set

[20180525]

Needs Work
(1998/07/14)

Plamo Million Sellers商品詳細を見る


日本のアーティストPlamo Million Sellersの2005年の唯一のアルバムです。ダウンロード販売のみで、ほぼ知られていない存在です。日本のインディーズによくあるポップな雰囲気、フリッパーズギター、特にコーネリアスっぽい感じです。Plamoという名義でも活動しています。

1. Coopie
2. Cicindela
3. Sukina Serifu
4. Nap
5. Chime
6. Ribbon
7. Hustle Chumy
8. Pape-cert
9. Sono Setsuna
10. Oiraku No Vari-Pitch
11. Atamano li Robot
12. Shori-ochi
13. Cicada / Tuning / Summer
14. Tsubuyori No Yamaigoto
15. Hen Na Oto
16. Needs Work
17. Ressei-Iden No Depart
18. Pukari-Topia
19. Sped
20. Mac Star
21. Mysis
22. Idea Man
23. Loose Leaf
24. White Bloom
25. Pukapon
26. Suichoku-Douki

サンプリングと生演奏で日本語で歌われています。短い曲ばかりで26曲もあります。情報も少ないのでこれ以外の活動などは把握出来ていません。これだけのポップセンスを持っているなら、普通にインディーズとの契約もできると思いますが、この自由さはそれでは得られないのかもしれません。

ネットの普及で私のようにネット配信のみで活動している人も多くいます。プロというよりセミプロに近いのでしょうが、このプロじゃ無いという位置は結構やりたい放題なので、経済力さえ確保されていればプロになるより楽しめるのです。多くの人に知ってもらえる機会は少ないですが、それでも作品は存在していけるのです。

Cicindela
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[20180524]

Ripple
(1998/07/14)

Fonica商品詳細を見る


日本のデュオFonicaの2002年の唯一のアルバムです。MinamoというバンドやFourColor、FilFlaというソロユニットで活躍している杉本佳一とフランスのデザイナーのCHEASONと組んだデュオで、唯一の作品になっています。サンプラーを駆使したフォークトロニカになっています。

1. Soar
2. Twang
3. Whirr
4. Perch
5. Fluid
6. Coda
7. Rusl
8. Skim
9. Zephyr
10. Perch (Mitchell Akiyama Remix)
11. Rusl (Sogar Remix)

サンプリングを組み合わせたアンビエントなサウンドですが、アコースティック楽器などの素材も使っていて、まだ確立されていないフォークトロニカが熟成されたようなサウンドを既に作り上げています。アブストラクトな作風なのでしょうが、音楽的な情緒性を持った流れがあり、もはやこれはフォークトロニカと呼ぶしか無いと思います。

アンビエントな響きを出すためにはパッドサウンドによるドローンサウンドが必要ですが、それをサンプリング音源で代用しているに過ぎないのですが、そうする事によって独特の雰囲気が生まれています。サンプリング音源もループさせていますからミニマルな流れもあり、アンビエントだとひとくくりに出来ないスタイルになっています。これいビートが加わればフォークトロニカですが、後にフォークトロニカも多様化していき、これに近いサウンドになりますから、かなり先を行った作品になっていると思います。

Twang
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[20180523]

Dogs
(1998/07/14)

Kim Hiorthøy商品詳細を見る


2014年のアルバムで現在までの最新作になります。これまでのサンプリングミュージックとは打って変わって、ピアノを中心としたエレクトロニカになっています。ピアノはサンプリング音源だと思われますが、フレーズサンプリングではなく、ちゃんと弾いているような打ち込みになっています。シンセサイザーの音源も使うようになっています。

1. Träbit
2. Det Oläskiga Rummet
3. Hands
4. You Are Song
5. Klockan
6. Pirate
7. Allt Är Skit
8. The Woods
9. Fun
10. Men Jag Sov I Stället
11. Wrong

リズムや効果音、フィールドレコーディングではサンプラーを使っていますが、電子音の方が、これまで使ってこなかった分目立ちます。音楽的にも親しんで来たからでしょうか、どんどん音楽的な内容になってきました。サンプラーのピアノ音源のリアルさに感動したのか、いろんなピアノ音を出して楽しんでいます。

アブストラクトな演出はサンプラーは得意ですが、リアルな楽器の再現も昔に比べてどんどん容易になっています。生楽器をそのまま全音程、一つの音程での強弱を標準16段階でサンプリングしたマルチサンプリングは生楽器そのものの響きを再現してくれます。打ち込みする時も生楽器の特徴を活かした手法にする事でよりリアルになります。それを演奏するのが楽しくてしょうがないような喜びに満ちた作品になっていると思います。

Träbit
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[20180522]

My Last Day
(1998/07/14)

Kim Hiorthøy商品詳細を見る


2007年のアルバムです。サンプリングミュージックにこだわっていますが、以前に比べたらかなり音楽的になっています。フレーズサンプリングが多くて音楽的ですからビッグビートみたいになっています。シンセポップみたいなアレンジでも電子音じゃなくてサンプリング音源ですからシンセポップに聴こえないという独特の世界観です。

1. I Thought We Could Eat Friends
2. Beats Mistake
3. Skuggan
4. Album
5. Same Old Shit
6. Den Långa Berättelsen Om Stöv Och Vatten
7. Alt Går Så Langsomt
8. Goodbye To Song
9. Wind Of Failure
10. Hon Var Otydlig, Som En Gas
11. I'm This I'm That

ビッグビートのように踊れるビートを作っていますが、ノスタルジックな音源、フレーズという昔のビッグビートには無い境地です。これまでは現代音楽のように既存の音楽概念を無視したようなスタイルでした。それはサンプリングミュージックを作る上では都合が良かったのですが、サンプリングで、しかもフレーズサンプリングで普通の曲を作る方が労力は多くなります。

それでも音楽的にも目覚めたのか、普通の曲を作ろうとしています。豊富なサンプリング素材も用意してフレーズサンプリングの組み合わせでオリジナルな曲を作り上げています。電子音のような音源もリサンプリングして作られた音源です。エフェクティヴな音もサンプラーの中で完結していて、ミックスの段階ではイコライジング程度のエフェクトしか使っていないので、ノンリバーブな個性的なサンプリングミュージックになっています。

I Thought We Could Eat Friends
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[20180521]

全勝で折り返したのは大関取りの栃ノ心一人のみ。三役で三場所連続二桁が必要な大関取りですが、栃ノ心は優勝も含まれていますから、ほぼ間違いなく大関になれると思います。下手したら今場所も優勝なんかしたら、いきなり綱取りとなるのでしょうか。遠藤は悪くなかったのですが負傷して休場となりました。

中日までの上位の成績
鶴竜 8勝1敗
白鵬 8勝1敗
豪栄道 3勝6敗
逸ノ城 5勝4敗
栃ノ心 9勝0敗
御嶽海 6勝3敗
遠藤 3勝4敗2休
魁聖 2勝7敗
玉鷲 3勝6敗
松鳳山 3勝6敗
阿炎 4勝5敗
豊山 0勝9敗
大栄翔 2勝7敗


逸ノ城も悪くないのですが、もう少し相撲感を働かせて勝負所で決められるようになってくれればと思います。御嶽海も調子いいです。新星阿炎は上位挑戦の場所ですが、白鵬と豪栄道を破り大健闘。二人の横綱は1敗していますが、後半になってくれば逆転もありえますから、最後まで行方がわかりません。白鵬は体はついていけてると思いますが、気持ちが焦り気味な感じがあります。後半になって来ると落ち着くと思われるので、一番怖い存在です。

中日幕内全取組

[20180518]

For The Ladies
(1998/07/14)

Kim Hiorthøy商品詳細を見る


2004年の作品です。タイトルのない10曲は全てフィールドレコーディング。どこかの場所の音をただ録音しているだけ。何んか処理をしている訳でもありません。そしてタイトルが示すように女性の声が入っています。中にはアコーディオンを演奏しているシーンがあります。そこが唯一音楽になっていますが、それもただ部屋の音に過ぎません。

1. Untitled
2. Untitled
3. Untitled
4. Untitled
5. Untitled
6. Untitled
7. Untitled
8. Untitled
9. Untitled
10. Untitled

本人は冗談のつもりで作った作品のようですが、現代音楽としては成り立っていますので、黙してリリースすればありがたがって聴く人もいる訳です。フィールドレコーディングも昔からある手法ですが、何かを足したり、それを元に音楽を構築したりするものですが、ここでは単なる場所を録音しただけの内容になっています。

部屋の中のようで、外の音が情景を思い浮かばせます。本人も素材として録音していただけなのでしょうが、それをそのまま作品としてまとめるという省エネな内容ですが、斬新な発想だと思います。何か工夫する事で自己主張する音楽を根底から覆すような作品であります。

Full Album
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[20180517]

Melke
(1998/07/14)

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2001年のアルバムで、それまで別のレーベルでリリースした曲やリミックスした曲を集めたものです。権利を買い戻したという事でSmalltown Supersoundレーベルがいかに彼を重要視しているかが分かります。それだけ非凡な才能を音楽でも発揮している訳ですから、大事な財産な訳です。

1. Door Opens Both Ways
2. Doktor Watson-Trikset
3. Evil House, Evil Day
4. Ting Som Virker
5. On Sunday
6. Det Blev Fel
7. Ready 4 Love (Fattigmannsremix)
8. As If
9. Sane
10. Tak
11. Going Down
12. Nu Kommer Cathrine Inn, Hun Lutar Sig Mot Dørrposten
13. Appeltrad

音楽的な手法は同じで、サンプリング素材をブレイクビーツやビッグビートのように切り貼りし、時にはドリルンベースのような刻みも入れる。90年代の遺産のようなスタイルですが、90年代でもこれだけの個性的な作品はありませんでした。サンプリングミュージックも素材や手法で千差万別な内容になっていきますから、重要なのは素材との出会いであり、それを活かせるセンスだと思います。

やっている事は特段新しい事ではありません。真似事だと言ってもいいでしょう。90年代の多くのアーティストから影響を受けていると思いますが、同じ結果を求めていないというところが個性的な音楽に仕上げています。芸術って模倣から始まって自分にしか出来ない事へと向かっていくものです。商品化された音楽そこまで追求されていません。その違いは大きいのです。

Door Opens Both Ways
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[20180516]

Hei
(1998/07/14)

Kim Hiorthøy商品詳細を見る


2000年のアルバムです。Smalltown Supersoundレーベルと契約して、やっと本格的な作品デビューとなりました。グラフィックデザイナーが本業ですから無理に作品を作らないでもいい訳ですが、音楽への好奇心が突き動かしての音楽活動が本格的に始まりました。

1. Politiska Dikten Återvänder
2. Forskjellige Gode Ting
3. Den Fula Skogen Bakom Köket
4. Torture Happiness
5. Jag Finns Inte Mer
6. Juli
7. Teckningar Och Folk
8. Det Uigjenkallelige Ved Det Som Er Gjort Og Makten Til Å Tilgi Til Å Tilgi
9. Giving And Taking Book
10. Det Skulle Vara Fint Att Se Dig, Tänkte Jag
11. Hängar Långsamt I Luften
12. -
13. Hip Hop Is A Way Of Life
14. Han Brydde Sig Inte Om Att Stiga Upp, Hela Dagen Lät Han Nya Bilder Och Funderingar Komma Och Gå Som De Ville, Sov Lite Ibland Och Vaknade Igen Och Visste Inte Alls Vem Han Var. Det Var En Fridfull Och Mycket Spännande Dag

スタイルとしてはブレイクビーツであり、サンプリング音源を組み合わせてのドラムンベースを構築していますが、民族音楽などあまり使われていない音源を使って、個性的なサンプリングミュージックを作り上げています。音楽的な知識や演奏力があるのかは不明ですが、グラフィックを作る感覚でサンプリング音源を組み合わせています。

テクノ、ヒップホップの知識は深いようで、ビートの作り方も巧みであります。ここに至るまでの下準備も万全のようで、ランダムな感じでもしっかりと計算された構成になっています。一般的なポップソングを作ろうなんて事ははなっからないようで、音楽知識に縛られないで、感覚で作られているので、時代遅れなスタイルでも斬新に感じさせられます。

Politiska Dikten Återvänder
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[20180515]

Fake
(1998/07/14)

Kim Hiorthøy商品詳細を見る


ノルウェーのアーティスト Kim Hiorthøyの96年のファーストアルバムです。自主制作された幻の作品で、現在では入手困難です。フィールドレコーディング、ブレイクビーツ、シンプルなエレクトロニカ、当時流行っていたドラムンベースの類の中でも個性的な内容になっています。

1. This Fucking Thing
2. Expozen I Tabulka
3. If you Died Tonight in a Car Crash, Where Would you Go?
4. August
5. In good pain
6. Speed of life
7. Not Sleeping
8. Coney Island
9. Thirty-five Dollars
10. Happiness
11. Doshitemo
12. Oi - Slight Return
13. We
14. Three Times Hard
15. Worry
16. Faster
17. Marcel
18. Porno
19. Weights / Bridges
20. Christ
21. In the Hole
22. Work
23. Irony Will Ruin It
24. Doing Nothing
25. Doing Everything
26. Things I Don't Really Care about but Pretend that I Do
27. Oi
28. Un Vie Simple
29. What / Where I Am
30. Mustard
31. Four-thirty
32. Airborne
33. Spring
34. The Real Thing
35. Plasticage
36. Almost Love
37. Tsuite Tru
38. Pomegrenade

短めの曲が38曲も入っています。シンプルな電子音とサンプラーを駆使したドリルンベースのような刻み。アブストラクトなサウンドメイキング。当時は個性的なアーティストが数多く登場しましたが、自主制作でしかもノルウェーから発信するには知名度が足りませんでした。

グラフィックデザイナーとして活躍していた彼が音楽にも手を出しました。それはペインティングにも似た感覚でもあり、現代音楽のようなミニマリズム、既存の音楽の手法にこだわらない作風になっています。

Alt Måste Bli Anorlunda

[20180514]

5月場所が始まりました。白鵬は万全ではありませんが土俵に戻ってきました。関脇の逸ノ城、初三役の遠藤は小結。この二人が将来の相撲界を担っていかなければなりませんが、この上位の位置での活躍が鍵となってきます。稀勢の里と同じ部屋の高安は休場。稀勢の里は劇的な横綱昇進となりましたが、怪我が治らなければ土俵感も薄れてきます。短い横綱生命となりそうな予感です。

初日上位の取組結果
○鶴竜 引き落とし 遠藤
玉鷲 押し出し 白鵬○
魁聖 寄り切り 豪栄道○
○栃ノ心 寄り切り 松鳳山
阿炎 押し出し 逸ノ城○
○御嶽海 押し出し 大栄翔
○千代大龍押し出し 豊山
琴奨菊 掬い投げ 正代○
千代翔馬上手投げ 勢○
竜電 寄り切り 宝富士○


鶴竜は調子良さそうです。白鵬は本調子ではありませんが、勝ち方を知っていますから侮れません。それでも平幕優勝の可能性も大いにあります。若手、中堅どころが元気ですからどういう結果になるかわかりません。今場所も大いに盛り上がりそうな感じです。

初日幕内全取組

[20180513]

In The Dark Woods
(1998/07/14)

Akira Kosemura商品詳細を見る


2017年の作品で現在までの最新作になります。森というテーマで、前作のようなピアノ曲にエレクトロニクス、ストリングス等を加えた内容になっています。深い森を表現するのにミニマルな概念が使われています。ピアノ、室内弦楽四重奏による生演奏は自然の営みを表現する事に役立っていますが、プログラミングされたデジタルサウンドも幽玄な雰囲気を作り出しています。

1. DNA
2. Resonance
3. Between The Trees
4. Sphere
5. Kaleidoscope Of Happiness
6. Inside River #1
7. Inside River #2
8. Shadow
9. Dedicated To Laura Palmer
10. Moving
11. Snowy Sky
12. Spark
13. Innocence
14. The Cycle Of Nature
15. Stillness Of The Holy Place
16. In The Dark Woods
17. Letter From A Distance

誰かが既にやってきた事は習得済みであり、自分が何をすべきかの道筋が見えてきたように感じます。器用なミュージシャンは何でも出来るから、自分のスタイルというのがぼやけてしまいがちですが、作品をこなしていく事で自分ならではのスタイルというものが確立されていきます。やっとその領域に入ってきたと感じさせられる作品になっています。

これまでやってきた事は何も捨てていないし、全てが身になって尚シンプルにまとめられています。一つのコンセプトがあった方が分かり易いですが、コンセプトが無かったとしても自分の音楽を表現出来るようになったと思います。そういう意味でも、前作のピアノ即興作品が大きな意味を持っていると思います。決して技巧をひけらかさないタイプのピアニストであり、曲の完成度を重視するタイプのミュージシャンです。

DNA
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[20180513]

One Day
(1998/07/14)

Akira Kosemura商品詳細を見る


2016年のアルバムです。前作MOMENTARYから僅か三カ月でリリースされました。とある日の午後、実家に戻り幼少期から弾き続ける古いピアノを何気なく弾いた際の録音という事で、即興に近い、キースジャレットのような演奏になっています。即興でもしっかり音楽的なテーマを持った曲で、次の展開を思い描きながら演奏されていると思います。

1. Pale
2. Serena
3. Foe
4. Yuha
5. Mizet
6. Whit
7. Frea
8. Famile
9. Luna
10. Acari

ピアノ演奏のみの作品ですが、ピアノを弾いた時に発生するハンマーの動きの音だったり、鍵盤の木の擦れる音だったり、そうした副産物の音も効果音、バッキングのように響いています。Polaroid Pianoと同じような感じですが、音の処理の仕方は格段に上がっています。家の外を走る車の音だったり、フィールドレコーディングのようになっています。

即興音楽というと無意識に適当に演奏するイメージがありますが、そこはキースジャレットが即興でも美しい調べを演奏する事を提示した事がありますので、その時の気分、その時頭に浮かんだ音楽を演奏していく。演奏しているうちに次の道筋が見えてきますから、曲として成り立つのです。作曲というプロセスを踏むとこれに更に構成を思考したり、変更が加わる事になりますが、作曲というプロセスも即興に近い感覚である事が多いのです。

Full Album
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[20180512]

MOMENTARY: Memories of the Beginning
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。純粋なオリジナルソロ作品としては久々ですが、複数のゲストボーカルを招いて歌ものを中心にインスト曲を間に散りばめるような構成になっています。歌を中心とした曲作りで、アレンジもこれまでの集大成のようになっていますが、生楽器のマイク録音が相変わらず下手くそです。

1. Starry Night
2. はじまりの記憶
3. Awakening
4. South Wind
5. Momentary
6. Precious
7. Blue
8. 虹の彼方
9. Prelude
10. Promise with You
11. The Door
12. Farewell
13. Someday
14. A Map
15. Imagery

デジタル環境でのレコーディングはそれなりの音を作っていますが、生で叩いているパーカッションの音がしょぼいです。意図的に出している音だとしたらセンスが無さ過ぎるとしか言いようがありません。せっかく曲も良くできていて、他の楽器はいい感じで鳴っているのに、パーカッションだけがしょぼい。自分で叩いていてるのか、鳴っている音自体が駄目だし、それならそれで音処理でごまかせるものを余計駄目な音にしています。他がいいだけにそこだけが目立ってしまいます。

日本のスタジオではいい音が録れないという事を前提においてサウンドメイキングしなければならないというのが、日本の音楽界の常識だと思っていましたが、その意識を持たずに制作すると、こういう落とし穴にはまってしまいます。他の楽器も同じなのでしょうが、そこは演奏家の腕でカバー出来ています。このパーカッションだけは誰が叩いているかしりませんが、サンプリングとしても音処理が感心しません。

South Wind
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[20180512]

For
(1998/07/14)

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2015年の作品で、フラワーアーティスト篠崎恵美の花を写真家の新田君彦が撮影した映像に音楽をつけるという、三人のアーティストのコラボレート作品になっています。写真のPhotobook、映像のDVD、音楽のCDがパッケージされています。DVDでは映像と音楽が楽しめるので、DVDを見るのがおすすめですが、誰かのために花を集めるというコンセプトで統一されています。

1. Purple
2. New World
3. Waves of Light
4. Gene
5. For
6. Upstairs
7. Fallen
8. Her
9. Then

音楽はピアノを中心としたチェンバーミュージックですが、デジタルミュージックやフィールドレコーディング、サンプリングされた音源で構成された現代音楽なども登場してきます。優雅だけではない花の躍動感も表現しています。曲は短めで容量としてはミニアルバムですが、これまでのスタイル全て吐き出しながらも新しい手法に取り組むという点では、彼にとって重要な作品になっていると思います。

映画のサウンドトラックも映像という他者の才能とのコラボレーションのようなものですが、ここでも三つの才能がぶつかり合って生まれた作品だと思います。ミュージシャンじゃない人から触発されて音楽を生み出すという試みは、演奏しているもの同士でジャムセッションするよりも段階を踏んでいるので、より奥深くな感性を呼び起こす作業となり、面白いものが生まれる可能性を秘めています。

Live at Lutheran Church
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[20180511]

EMBERS
(1998/07/14)

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2014年の作品で、日本映画 最後の命のサウンドトラックになっています。ピアノ曲が中心で時折弦楽四重奏も加わってきます。不協和音を用いた緊張感のある演出になっています。最近の映画のサントラがピアノだけの音楽というのはかなり地味な印象があります。登場人物の機微を特徴付けるように作曲されています。

1. Opening Title オープニングタイトル
2. Reunion 再会
3. Reminiscence 追憶
4. Promise 約束
5. Root of Evil 禍根
6. Flashback 回想
7. Confession 告白
8. Vacuousness 空虚
9. Madness 狂気
10. Embrace 抱擁
11. Ripple 波紋
12. Recall 想起
13. Monologue 独白
14. Chaos 混乱
15. Letter 手紙
16. Truth 真実
17. Implore 哀願
18. World’s End 終焉
19. Embers 最後の命

淡々とリフレインするように演奏されるピアノ。ヨーロッパ映画だったらもっと悲哀のある音色になっていると思いますが、悲哀は感じられません。レコーディング環境も影響があるかもしれませんが、このピアノの音色は混沌と緊張感、それのみを表現しているように感じます。物語の性質もあるのかもしれませんが、ずっと同じ雰囲気が続いていきます。

バレエ音楽の時のようにいろんな表現を演出するのではなく、エンディングに向かって統一された雰囲気で進んでいきます。不協和音の使い方は大胆ではなく、細々と散りばめられています。音響の問題でしょうか、ピアノの音色が硬く感じられます。少ない楽器でまとめる場合、もう少しマイクの配置等に気を使った方が効果的だと思います。

Monologue
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[20180510]

MANON
(1998/07/14)

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2012年の作品です。18世紀フランスロマン主義文学のアベ・プレヴォー原作マノン・レスコーをキミホ・ハルバート演出、振付した現代バレエの為に書き下ろした音楽になります。CD2枚組で、バイオリンやフルートなどクラシック楽器も加えてのネオクラシカルな内容ですが、エレクトロニカなスタイルも含まれています。

Disc 1〈first act〉
1. Prologue
2. Amiens
3. Innocent Children
4. Depth of Sorrow
5. First Love (Light Dance)
6. Alone for the First Time
7. Invasion of the Dark
8. Holy Place&Manon
9. Promise
10. Lies and Betrayal
11. The Lines in Between
12. Silence to Capture
Disc 2〈second act〉
1. Walls of Uncertainty
2. Love Theme
3. Truthful Heart
4. Playground of Justice
5. Nightmare
6. Manon Theme
7. Vision of a Dream

現代バレエという事でクラシック音楽だけにこだわらず、現代音楽、ブレイクビーツ等の手法、シャンソンなど多種多様なスタイルを組み合わせながらも統一感を持たせたコンセプトアルバムとも言えます。優雅に踊るだけではなく、時には情熱的に、演出に合わせた音楽が散りばめられています。時にはロック色も出したりと大胆な発想で作られています。

全体的にミニマル感が強めですが、変拍子もあり、独特な振り付けとシンクロさせています。そして後半になってManon Themeで一気に盛り上がります。音楽ありきのバレエですから、音楽による演出も重要なポイントとなります。その大仕事を見事に果たしていると思います。

Lies and Betrayal
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[20180509]

How My Heart Sings
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。歌うようにピアノを弾くというテーマで作られています。ピアニストとしての自分と向き合った作品と言えるでしょう。ピアノが中心ですが、荒木真のサックス、白澤美佳のバイオリンがフューチャーされている曲もあります。これまでのミニマルな作品では見せてこなかった、ちゃんとピアノが弾けることを証明した作品とも言えます。

1. Fleur
2. Gray
3. Larmes
4. Mirage
5. Singing Birds
6. Noel
7. Nocturne
8. Pluie Froide
9. Fragile
10. Lete
11. Light Dance
12. My Safe Place

音楽的にはニューエイジミュージック的なネオクラシカルでポップな曲調になっています。ですから複雑な技巧派なプレイはありませんが、歌うようにピアノを弾くという点では見事な演奏を聴かせてくれています。全て生演奏、おそらくオーバーダビングも無しでしょう。大倉山記念館という場所でレコーディングされており、残響音の録り方もしっかりマイク処理されています。

作曲家としても良い曲を書いていると思います。シンプルではありますが、それだけ親しみやすい音楽だと思います。90年代には若手女性ピアニストがアイドルのようにレコードを出していた頃がありましたが、その感じに似た雰囲気があります。クラシックの分野で一流になるのは難しいですが、ポップフィールドに出てくると上級クラスの演奏家となりますから、後は感性があれば成功する道もあるのです。彼にはそれだけの感性があると思います。

Fleur
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[20180508]

Grassland
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。これまでの作風とは異なり、プログラミングで構成されています。ピアノも生演奏していたのが打ち込みベースに変わっているので、達者じゃない演奏も分からなくなっています。ゲストミュージシャンも多数参加して、スキャットみたいな女性ボーカルも入っていたります。

1. Grassland
2. Petrarca
3. Light
4. Marriage
5. Xiao Ge Er
6. Little Dipper
7. Ballet
8. Over The Horizon
9. Just A Few Minutes
10. Amour
11. Ensemble

フィールドレコーディングの部分は無くなりましたが、サンプラーは多用しています。ドラムパターンの作り方も慣れてない感じがしますが、そこに個性が現れています。普通にエレクトロニカというよりエレクトロポップな、日本のインディーズ特有の雰囲気を持っています。海外の人には作れない感性だと思います。

サンプラー音源のざらつきが単なるシンセポップに終わらせていません。ミニマル感も薄らいではいますが、ミニマルな雰囲気を残したシンプルさがあります。ビートが加わっている事によって敷居が低くなった感もあり、より世界に勝負に出てきたと思います。どこか素朴でチープな音源が独特の世界を作り出しています。

Grassland
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[20180507]

Polaroid Piano
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。レーベルオーナーのローレンス・イングリッシュからポラロイド写真を何枚かもらって、「こういう音楽を作らないか?」と言われて制作された作品です。ポラロイド写真のイメージを反映した結果、ローファイなぼやけたサウンドのピアノを中心とした内容になっています。これまでは演奏とは別にフィールドレコーディングしていましたが、今回はフィールドレコーディングとしてピアノを録音しています。

1. Hicari
2. Faire
3. April
4. Would
5. Sign
6. Tale
7. Look
8. Tyme
9. Guitar
10. Venice

ピアノのペダルを踏む音、鍵盤を抑えた時の音をフォーカスして録音していますので、ピアノ自体の音がピントのずれたぼやけた音色になっています。普通はピアノの胴体にマイクを向けて録音するものですが、それでもピアノだけだったら、呼吸する音とか、椅子が軋む音が聴こえたりします。それらは他の楽器が重なる事で消せますが、本来聴こえないように努力する部分にマイクを向けている事でポラロイド写真のイメージを表現しています。

ピアノは生演奏ですからプログラミングという手法は使っていません。ですからピアノ演奏が達者じゃない事が晒されていますが、それも味わいとして表現されています。私はピアノは専門ではありませんが、学生の頃、オクターブ下の鍵盤を押さえたままオクターブ上の音を鳴らすとハーモニックスが生じる事に気づきました。後にそれは調弦の時に役立つ事を知りましたが、そんな普段聴こえない音を拾い上げるような、現代音楽的な作品になっています。

Full Album
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[20180506]

Tiny Musical
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。ピアノ、ギター、メロディカなどマルチな演奏とプログラミング。前作よりは電子音の割合よりもアコースティック楽器の割合の方が増えています。ミニマルで環境音楽のようなリフレイン。フィールドレコーディングも効果音的な使い方に留まっています。

1. Overture
2. Departure
3. Parterre
4. Seaside
5. Lete
6. Light dance
7. Sky
8. Glim
9. Moon
10. Shorebird
11. Light dance - home
12. Remembrance
13. Just a Few Minutes
14. Smile

現代音楽では無く、ネオクラシックという呼び方になっていますが、クラシック音楽としては演奏も音楽も中途半端でありますが、エレクトロニカとしてはフォークトロニカな雰囲気を持っており、現代音楽と呼べるほど実験的でもありません。エレクトロニカなのか、クラシックの延長なのか、どちらかに分類しようとすると中途半端な内容ですが、このどちらとも言えないようなファジーさが新しい感覚なのだと思います。

クラシック音楽のように難解で複雑なものにせず、シンプルなフレーズの反復によるミニマリズム。かといって現代音楽のように無表情なものでも無く、何かの情景を思い浮かばせるような優しい表情を持った音楽です。昔で言うニューエイジミュージックのような癒しな雰囲気を持っています。だからといって癒しだけで終わらないようなほんの少し尖った牙も隠し持っています。

Seaside
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[20180506]

It's On Everything
(1998/07/14)

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日本のアーティスト小瀬村 晶の2007年のファーストアルバムです。オーストラリアの音響レーベルROOM40傘下に誕生したアヴァン・ポップ系レーベルSOMEONE GOODの第1弾としてリリースされました。エレクトロニカとフィールドレーコディングのミックスという日本のインディーではよくみかけるスタイルです。

1. Orgel
2. Unknown
3. Pause
4. A Park
5. It's On Everything
6. Pause #2
7. Solace
8. Embraced Time Mf...
9. Orgel St
10. Perpetuity
11. Perpetuity #2
12. Coastline

ピアノが中心で音響派な感じのエレクトロニカ、フィールドレコーディングによる日常をテーマに、環境音楽のように淡々としたピアノのリフレイン、音響派と呼ぶにはそこまで作り込んでいませんが、似たような事をやっています。海外での評価が高いですが、日本では映画音楽や舞台音楽などでも活躍するようになっていきます。

レイヤーを重ねていない原始的な電子音。ステレオに並べて響きを楽しむ。音響派のスタイルですが、残響音は薄めで、エフェクトも控えめで、フィールドレコーディング音源とピアノにフォーカスを置いているようなミックスです。やりたい事は分かりますが、まだこの時点ではチープなDTM内だけで完結しているような無菌室にあるような音楽に聴こえます。

It's On Everything

[20180505]

V
(1998/07/14)

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2014年のアルバムで現在までの最新作になります。よりダークに、より抽象的になっています。シンセポップのようなレトロ感覚ではなく、しっかりエレクトロニカしています。Elin Kastlanderの歌声に合わせて、自分がやりたいエレクトロサウンドという双方の落とし所としてこのスタイルにたどり着いたようです。その割にはElin Kastlanderの歌は楽器的な扱いになっています。

V
Dynasti
Dean & Me
All White Everything
When I Need You
Fågelsången
Full
Inner Light
Hold Me
I
Be Here Now
All Ways, Always

まだシンセポップなアレンジもありますが、それはレトロ感覚では無く、エレクトロニカの一つの表現として存在していますから古臭い感じがしません。オートチューンを使ったヴォコーダーっぽいエフェクトも多様しています。ですからElin Kastlanderの歌の出番がデビュー当時より少なめになっています。それでも彼女の歌声が一番しっくりくるサウンドになっているという不思議な感じになっています。

歌声が一番自然に存在感を出していますから、この抽象的な雰囲気も納得がいきます。ここからついてくるファンが本当のファンになっていくだろうと思います。しかしちょっと暗すぎて売れるかどうか微妙なところであります。ちゃんと自分達で納得しながら調和してきていますから、この路線で良いと思いますし、自信を持って今後も進化していってほしいと思います。

V
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