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[20180630]

Limelight Cordial
(1998/07/14)

Hassle Hound商品詳細を見る


2006年のアルバムです。完全な三人体制になっています。普段はプログラミング系で活動しているメンバーですが、バンドっぽい雰囲気を作り出しています。フレーズサンプリングによるビッグビートのような使い方もありますが、生演奏も混ぜ合わせてオルタナフォークグランジのような演奏を展開しています。

1. Anvil Stamping Stallion
2. Tahitian Sideshow
3. Star Lantern And Two Mice
4. Poppy Blush
5. The Night Of The Great Season
6. Monsters Are Due On Maple Street
7. White Roads
8. Woods & Water Dept
9. The Farce Of Dusty Knee
10. Busy Fang
11. Hazel
12. O Baba Pino
13. Saw Walk On Nighttime Minutes
14. Primrose
15. Lucky Bugs Win Prizes

フレーズサンプリングのループ、ターンテーブルなど、レトロサウンドとアコースティック楽器のコラボレート、フランクザッパのマザーズをもっとポップにしたようなアヴァンギャルドポップ、コラージュ、テクノ系では扱われないようなサンプリング素材が新鮮です。レトロでノスタルジックな雰囲気ですが、デジタル処理でしか無いデジタルミュージックなのです。

アナログな質感も再現できるのがサンプラーであり、その利点を十二分に発揮しています。まるで壊れたラジオでも聴いているようなメドレー感。マザーズのような冗談っぽい感じですが、冗談だけではこれだけの細かい編集は出来ません。大真面目にやっているからこそ面白いのです。こういう楽しい音楽はもっと広く知られていくべきだと思います。

Tahitian Sideshow
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[20180630]

Scaring The Grass In The Garden
(1998/07/14)

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イギリスのトリオHassle Houndの2002年のファーストアルバムです。メンバーはボーカル、ギター他マルチプレイヤーのEla Orleans、ベース、ギター、プログラミングのTony Swain、キーボード、プログラミングのMark Vernonの三人です。このアルバムでは4人体制で、David Fulford、Lizzy Swimmersが参加しており、Ela Orleansはまだいません。

1. Rising Superbikes
2. Rickety Venue
3. Crickets And Catbirds
4. Sorbet Pool
5. 1000 Opposable Thumbs
6. Hallo To The Owl
7. Venturesome Rocket
8. The Cabbage Is A Rose
9. Ginger Beer Travels

アヴャンギャルドポップな演奏、ラウンジポップのような雰囲気のサンプリング素材、ノスタルジックな雰囲気、アメリカンポップスのサンプリングなど、かなり奇抜で奇想天外ですが、親しみやすいポップの枠内でまとめるという奇才ぶりを発揮しています。サンプリング素材もアコースティックな素材が多く、電子音は少なめですからフォークトロニカの変形バンドだと言えます。

メンバーは各々ソロで活躍していて、その才能が集まって、ソロではやっていないようなある種お遊びのような実験性を持っていますが、ポップス、フォークの美味しいところを見事にまとめています。実際に生演奏している部分もありますが、ノスタルジックな素材と見事にコラボレートしています。こういう懐かしいサウンドをまとめてポップソングにするという作品も多くはありませんので、目の付け所が素晴らしいと思います。

Crickets And Catbirds
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[20180629]

Nu.it
(1998/07/14)

Sawako商品詳細を見る


2014年のアルバムで現在までの最新作になります。フランスのレーベルBaskaruからのリリースになります。今回のテーマは夜になっています。ピアノ音響派な響とアンビエントな残響音、電子音をからめた内容になっています。やはりこの人は音を加工してナンボですから、彼女ならではの作品になっています。

1. Locus Of Everyday Life
2. Pass.Age
3. Nostal.Noz
4. Nemumel
5. F.Light
6. Piano Cote
7. O.Ver
8. Mind.Ight
9. In.fini

次回作が光をテーマに製作中で、それと対になる作品になっています。フィールドレコーディングもかなり加工していて、まるでシンセサイズした虫の音など、普通の楽器では作れないイントネーションの音源は素晴らしい完成度です。非楽器といえども、日常聞き親しんでいる音ですから自然に耳に入ってきます。

アンビエントの流れの中にも物語を感じますので、聴いていて飽きません。この分野もまだまだ突き詰めていける可能性を秘めていることを感じさせてくれます。フィールドレコーディングは素材が命です。その音に出会えるのは二度と同じものは存在しません。その時、その場所でしか存在しない音との出会い。それはカメラのシャッターチャンスにも似ているでしょう。人は老いていきますから、同じ人間でも同じ表情は二度と見れないのです。そんな刹那の芸術作品です。

Piano Cote
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[20180628]

island light
(1998/07/14)

Sawako商品詳細を見る


2011年のアルバムです。自主制作販売でダウンロードのみでのリリースになっています。完全なフィールドレコーディングの素材のみで、夏に屋久島で録音された素材を、何も加工もしていない状態のものに曲名がつけられています。屋久島の自然の音をそのまま届けたかったのでしょう。

1. cicada welcoming
2. water drop
3. stay
4. water travel
5. rain flow
6. coming back
7. in the tree
8. field near the airport

いくつかの場所で録音した素材に、その場所に即した曲名がつけられています。ほとんど蝉が鳴いているので夏だと分かります。これを加工して作品を作る事もやるのでしょうが、加工しない状態の音に惚れ込んだのか、これをそのまま作品としてリリースしています。レーベルでは出してもらえないと判断したのか、自主制作ダウンロード販売としています。

現在ではアマチュアでもダウンロード販売が出来る環境が整っています。宣伝が行き届かないので売り上げは見込めませんが、インディーズにしてもメジャーのようにお金をかけてもらえませんから、ある程度知名度があればこの方法でもそれなりには売れるでしょう。費用もさほどかかっていないはずですし、売れればでかいはずです。しかし、この内容で売れるかというと難しいのかもしれません。

Brooklyn-coolSummer
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[20180627]

Bitter Sweet
(1998/07/14)

Sawako商品詳細を見る


2008年のアルバムです。12kレーベルからは2枚目となります。海外での評価が高まり、アメリカに移住して活動するようになっています。今回はチェロとアコースティックギターの生演奏も入ったアンビエント作品になっています。サンプラーに取り込むように生演奏もフィールドレコーディングもHDD上で処理されています。

1. Wind Shower Particle
2. April-From Sea Shell
3. Deep Under
4. Looped Labyrinth, Decayed Voice
5. Ex.o.tico
6. H u g b u g
7. Utouto
8. Tsubomi, Saku
9. A Last Next

タイトル通りにまろやかな甘い音源とビターな処理された電子音的なサウンドの組み合わせ。ドローン系サウンドになっているので、アンビエントな雰囲気ですが、彼女にとっては長いフレーズのミニマルループでしか無いのかもしれません。Sawako自身がプロデュースしていますが、April ~ From Sea ShellはRadiosonde、UtoutoはRyan Francesconiにプロデュースを任せています。

Daisuke Miyatani とコラボレートしたり、自分以外の感性による触発にも貪欲です。女性によるこの分野では第一人者であり、海外でもここまで徹底したサウンドを作り出す女性はほぼいません。しかも女性ならではの、とかの女性を武器にした手法はとっていません。しかし、男性でも作れないような世界観は確実に作られています。

Wind Shower Particle
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[20180626]

Madoromi
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。アメリカのアンビエントに特化したレーベルAnticipate Recordingsからのリリースになります。フィールドレコーディング等の素材によるコラージュという手法は変わっていませんが、作品ごとに印象が違うものを作り出しています。素材も違うでしょうが、貼り付け方というか、ミックスの仕方を毎回刷新しているようです。

1. August Neige
2. It's Not On Purpose
3. Uta Tane
4. Passepass
5. Appled Soapbox
6. Kira Kira
7. Purple Sky Coming
8. Far Away
9. Tiny Tiny

ギターやチェロ、ビブラフォンなど生楽器の生演奏も含まれていますが、どれもサンプリング素材のように扱われています。毎回自分の中でテーマを持っているのでしょう。それを形にする作業こそが彼女の本分であり、穏やかなサウンドでも男勝りな資質をもったアーティストだと思います。

ミニマルアンビエントな音の破片をコラージュしていく音楽は、これまでも沢山ありましたが、豊富な音素材、その素材が持つ音程をしっかり把握した上でのループ。これこそ本当の半端ない才能です。男性だとか、女性だとかは関係ありません。センスの問題です。

August Neige
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[20180625]

Hum
(1998/07/14)

Sawako商品詳細を見る


2005年のアルバムです。アメリカのインディーレーベル12kからのリリースとなって、世界的に注目されるようになっていきます。エレクトロニカなアンビエントな内容になっています。フィールドレコーディングの素材もありますが、ほぼ原型が分からないくらいに加工されたドローンサウンドになっています。

1. Pink Liquid Cotton Candy
2. Patchworked Blanket
3. Rush
4. Incense Of Voice
5. Way Home From School
6. White Sky Winter Chicada
7. Cloud No Crowd

テーマは日本における彼女の日常の空間でありますが、フィールドレコーディングをそのまま使っていた、これまでのやり方とは違って、電子音のように加工されて、より抽象的な作品になっています。モザイクのように切り取られた日常はまるで非日常のような空間に作り変えられています。ここまで突き詰めたアンビエント作品は世界でも類を見ないと思います。

ウィスパー系のヴォイスも日本人とは思えないくらいの発音に聴こえるくらい最小限に抑えられていて、この辺のセンスは我の強いアーティストには無いものだと思います。明らかに日本のインディーズレベルを超えた内容であり、世界で認められるだけのものになっています。しかし、音素材は日本でレコーディングされていますから、海外には無い素朴な空気感も漂っています。よく聴き込まなければ分からないアンビエントな世界ですが、かなりユニークな作品だと思います。

Pink Liquid Cotton Candy
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[20180624]

Yours Gray
(1998/07/14)

Sawako商品詳細を見る


日本の女性アーティストSawakoの2004年のファーストアルバムです。フィールドレコーディングと電子音を織り交ぜたスタイル。夕暮れというテーマを持ったアルバムですすが、こちらはかなり抽象的な音楽になっています。楽器系の音が少ない為ですが、ほぼフィールドレコーディング素材に頼った作曲法になっています。

1. As:Unacir
2. A Message From Bed Of The Sea
3. Petit Garçon
4. Cache Cache
5. Night Midlight
6. Go To Ocean

ピアノなどのアコースティック楽器も登場しますが、明確なテーマを演奏していませんので、抽象的なアンビエントな内容になっています。女性でこのような作品を作る人は珍しく、海外で評価され、後にアメリカを拠点に活動するようになっていきます。日本という狭い枠組みでは測れない才能は日本にいては宝の持ち腐れなのです。

フィールドレコーディングはいわゆる現代音楽の手法の一つであり、女性がこの分野に魅力を感じるのは稀だと思いますし、自分でもこの手法で作品を作ろうというのも珍しい。フィールドレコーディングも偶然性に頼る作業でありますが、その採取には並々ならぬ貪欲さを見せていると思います。

cloud no crowd

[20180624]

Hi Bi No Ne
(1998/07/14)

sawako+daisuke miyatani商品詳細を見る


2008年のアルバムで、ニューヨーク在住で12Kなどの先鋭電子音楽レーベルからアルバムを発表しているsawakoとのコラボレート作品になります。この後daisuke miyatani ensemble名義で小作品などをリリースしますが、daisuke miyatani として大きな作品を残しているのはここまでになります。インディーズといえども作品を出し続けるのは難しい状況のようです。

1. p v g
2. small planet
3. tiny star
4. stkhlm
5. hanauta
6. 「 」
7. fell fall
8. am3:00
9. flash back
10. madonosoto
11. super no flat
12. sou
13. i’m home
14. oyasuminasai

思い出、生活の空気、とかきらきらしたものが詰まった作品と言うテーマでScholeレーベルからリリースされています。国内1000 枚限定生産でありました。生活環境が違う二人の日常のフィールドレコーディングにアコースティックな楽器、sawakoの歌などがミックスされています。サンプラー音源によるエレクトロニクス、アコースティック楽器のミニマルループ。日本ならではのほのぼのとしたフォークトロニカです。

海外では真似しているアーティストもいますが、こんなにほのぼのとした感じは珍しい。でも日本ではかなり多いタイプの内容であります。自分で録音したフィールドレコーディングは、その時にその場所でしか存在しない音でありますから、似ていると言っても雰囲気だけで、同じものの存在はありえません。課題はその素材をどのように活かしていくのかであり、普通に音楽を作るよりもセンスを問われます。この分野でバケモノと言えるような強者はまだ登場していません。

small planet
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[20180623]

Diario
(1998/07/14)

Daisuke Miyatani商品詳細を見る


日本のアーティストDaisuke Miyataniの2007年のファーストアルバムです。ソロ名義では唯一のフルアルバムになっています。フィールドレコーディングとアコースティックギターのコラボレーション。他にもパーカッションや鍵盤楽器などは生演奏、もしくは生演奏したものをループさせたりしています。これもフォークトロニカ系アンビエントになっています。

1. View
2. Edanone
3. Rain Melodies
4. Old Tape
5. Summer Child
6. Niwa
7. Yu
8. Water Lights
9. Michi
10. Sampo
11. Hidamari
12. Hum
13. Aiveo
14. Iindayo
15. Dokusho-Chu

アコースティックギターもちゃんと演奏するというより、ハーモニクスやちょっとしたフレージングを単発的に演奏したものをフィールドレコーディングやアンビエントなドローンサウンドにかぶせています。多少前もって演奏するテーマは持っていると思いますが、フィールドレコーディングに合わせて即興的に演奏している感じもあります。

日本のインディーフォークトロニカにはよくあるタイプのサウンドですから、珍しいものではありません。しかし、ここまでフレーズをぼやかした環境音楽的な演奏を、作品として完成させる感性は日本では珍しいのではないでしょうか。決まり事に沿って製作したがる日本の音楽シーンには考えられない内容になっていると思います。この感覚は失って欲しく無いですね。

Water Lights
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[20180623]

Riceboy Sleeps
(1998/07/14)

Jónsi & Alex商品詳細を見る


アイスランドのバンドSigur RósのシンガーJón Þór Birgisson とその彼女のアメリカ人で映像アーティストのAlex Somersがコラボレートした2009年の唯一のフルアルバムです。アンビエントな作品ですが、生ストリングスやコーラスを加えて、はっきりとした骨格を持った環境音楽に近い内容になっています。

1. Happiness
2. Atlas Song
3. Indian Summer
4. Stokkseyri
5. Boy 1904
6. All The Big Trees
7. Daníell In The Sea
8. Howl
9. Sleeping Giant

アコースティック楽器を使っているので、淡いアンビエントサウンドとは違った、フォークトロニカ系アンビエントになっています。淡々とした流れを持っていますが、生楽器も入っている事からコード感もしっかりあります。大自然の映像をイメージさせるような柔らかな音をつなぎ合わせたドローンサウンドのコラージュでもあります。

抽象的なアンビエントとは違って、かなり明瞭なイメージを持った音作りになっていると思います。だから聴く方は飽きる事なく音楽に集中できますし、聴き流す事も出来る、押し付けがましく無い音楽になっています。これぞ環境音楽の極みではないでしょうか。音があると耳を傾けがちですが、空間に溶け込む音は聴き流す事ができます。実際無音という空間はありえませんから、常に何かしらの音と生活している訳ですから、気にしなくてもいいし、気にしてもいい音楽、これぞ環境音楽の目指す境地なのです。

Happiness
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[20180622]

Industria
(1998/07/14)

Gultskra Artikler商品詳細を見る


2016年のアルバムで現在までの最新作になります。タイトル通りインダストリアルなエレクトロニカになっています。音源はいつものようにサンプラーを駆使しています。ノイジーでアグレッシヴなビート、前作はポップでしたが、それにそれまでの前衛的な作風をミックスして、テクノ寄りなリズムを構築して遊んでいる感じがあります。

1. distortion
2. melted percussions
3. thunderfall
4. phone hum
5. short circuit
6. o---o------o--------o
7. exercise with metal
8. rust and drop)
9. savage mechanism
10. beams of light through the cloud of dust
11. shipping details to track 1
12. ------o-------o---o-o

ミニマルなリズムが複雑に変化していく、ある意味定番のような手法ですが、一般的なインダストリアルよりシンプルであり、明快なポップさがあると思います。それまでのインダストリアルミュージックに対するオマージュもあるのでしょうが、彼にとっては単なる音源を拝借しているだけで、いつものコラージュペインティングに他なりません。

ビートがあり、テーマのループがあるので分かりやすいですし、世界的に知名度を上げるチャンスになっていると思います。しかし、今更インダストリアルでもあるまいとも思えますが、彼独特のセンスは古臭さを感じさせません。かなり一般寄りになっていますし、現在でも需要があるサウンドだと思います。

distortion
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[20180621]

Destroy Music
(1998/07/14)

Gultskra Artikler商品詳細を見る


2015年のアルバムです。かなりポップになったフォークトロニカ、エレクトロニカになっています。サンプリングミュージックによるコラージュという手法は変わりませんが、無作為に並べられたコラージュでは無く、しっかり作曲されています。しかもシンプルにポップに曲として成り立っています。これまでに無かったリズムも構築していることが大きな変化だと思います。

1. D
2. De
3. Des
4. Dest
5. Destr
6. Destro
7. Destroy
8. Destroy M
9. Destroy Mu
10. Destroy Mus
11. Destroy Musi
12. Destroy Music

曲目を見てわかる通り、曲名に意味が無い事が分かります。全くデストロイな音楽ではありません。100枚限定のカセットでのリリースでしたが、後にダウンロード販売されています。今時カセットデッキを持っている人がいるのかと思いますが、持っているとしたら、昔購入した人だと思いますし、そういう人限定でのリリースというターゲットを狭めた販売は、インディーズでは結構あります。

フレーズサンプリングによる作法はビッグビートがありますが、それに比べるとかなりつなぎ合わせが滑らかです。前衛な作法が際立った人でしたが、こういう繊細な編集も出来るというセンスを感じます。アコースティック楽器を多く使っていることからフォークトロニカとしてまとめると分かりやすいと思います。限定販売にしなくても売れる内容だと思いますが、その辺の意識が薄いのも彼らしいところです。

Dest
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[20180620]

Abtu/Anet
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。フォークソングをサンプリングしてコラージュした。フォークトロニカに特化した作品になっています。彼流のフォークトロニカに対するオマージュと言えるでしょう。フォークソングのビッグビートのようなフレーズサンプリングになっていて、著作権的には際どいのではないでしょうか。

1. Berezka
2. In The Middle Of The Sixteenth Century
3. Intensivnost Otrajenia
4. Bojestvo
5. Pirat
6. Pobochnoe Deistvie
7. Glaznoe Dno Morskogo Chudisha
8. Daesh Uglya
9. Sluchai V Sosudah
10. Vsegda Krasni Cvetok
11. Izgnanie Demona
12. Shtoj Ti Delaesh

フォークというのは民謡であり、ロシアの民謡を再構築したようなところもあります。フォークトロニカも様々な形がありますが、かなり奇抜な手法が用いられていると思います。フレーズサンプリングですから、とても音楽的に聴こえますが、いつものサウンドコラージュに過ぎません。アコースティックの柔らかな音色に惑わされがちですが、結局はフォークフランケンシュタインなのであります。

当初は100枚限定のビニール盤でのリリースでしたが、後に200枚追加され、評判がよかったのか、ダウンロード販売となっていきます。彼の音楽を聴く人はかなりマニアックだと思いますので、ダウンロード販売という選択肢は正解だと思います。CDで音楽漁りする事も少なくなっていますので、時代は小室哲哉が提唱していたダウンロード販売の時代になっていくのでしょう。しかし小室が提唱していたのはMP3では無く、CDやBlu-rayに収まりきれないサンプリングレートです。ハイレゾでもまだまだまかないきれていません。

Berezka

[20180619]

Galaktika
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。宇宙をコンセプトにした作品になっていて、アンビエントな雰囲気でのサンプリングミュージックになっています。電子音も多様するようになっていますし、長めのドローンサウンドなのでいつもと違う雰囲気ですが、やっている事はいつもと同じです。

1. Galaktika
2. Solnce
3. Nanorobot
4. Saturn
5. Luna
6. Sputnik
7. Asteroid
8. Niti
9. Angel

大分エレクトロニカ寄りにサウンドになっていますし、エスニックな感じもありませんので、かなり一般受けする作風になっています。宇宙というテーマですからダークな雰囲気もあり、エレクトロニクスファンにも受け入れやすいと思います。これにより知名度も上がってきていますが、まだまだ世界的には無名なアーティストに変わりはありません。

アブストラクトアンビエントな演出には宗教的な表現も含まれており、あらゆるイメージを駆使して宇宙を表現しています。それはこれまでの難解な前衛音楽とは対極にある手法でありますが、テーマが明快なだけで、やっている事はいつもの手法であります。電子音もあるのでサンプラーの尖った感じも中和されています。

Asteroid

[20180618]

Kasha Iz Topora
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。完全にAlexey Devyaninの一人プロジェクトとなりました。チェロの生演奏が入っていますが、民族音楽などをサンプリングしたエスニックフォークトロニカになっています。ちゃんと作曲されていて現代音楽性は薄れています。ここまでならブレイクビーツでもフォークトロニカにも近い感じなので、前衛的という印象は薄れてきます。

1. Po Derevne
2. Begushemu Vpered
3. Slovami Poeta
4. Kartoshka
5. Kuraga
6. Samouchitel
7. Tvoi Ganteli
8. Rak Pushka
9. Propolis
10. Medicinski Rabotnik
11. Gagra
12. Potemnelo
13. Jubga
14. Krovinka Moya
15. Izbushka
16. Votpusk
17. Vechnost
18. Arrial - Farwell Ggain (ga remix)

ノルウェーのMiasmahレーベルに移籍して、作風もエレクトロニカなサウンドも入っているという事で、徐々に知名度が上がってきます。サウンドコラージュな手法は残っていますが、電子音や生演奏が入る事で中和されています。現代音楽の手法もロックやテクノの分野では積極的に取り入れられてきていますので、もう珍しい分野では無くなっています。

以前に比べるとポップになったと言えます。音楽的な素材のコラージュが多いので、流れが明快です。混沌さは和らいでいます。それでも民族音楽っぽいので、馴染みのない人にとってはとっつきにくいかもしれませんが、だいぶ世間に寄せてきているという印象です。ポップアヴァンギャルドに近づいています。それでも少しでも複雑になると売れなくなるのが最近の事情ですから、やっぱり彼は売れようとは思っていません。

Tvoi Ganteli

[20180617]

Pofigistka
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。4曲のオリジナルと、それのリミックスを入れた内容になっています。オリジナルだけだったらミニアルバムみたいなものですが、リミックスを入れる事でエレクトロニカとしても通用する事をアピールしているのでしょうか。流石に前衛だけでは売れないとふんだのか。それでもアヴァンギャルドである事に変わりはありません。

1. Fizik Dyadya Kolya
2. Siluet Kotlet
3. Institut Matematiki
4. Otpusk Navsegda
5. Fizik Dyadya Kolya (Remixed By Marcus Fjellström)
6. Siluet Kotlet (Remixed By Machinefabriek)
7. Institut Matematiki (Remixed By Xela)
8. Otpusk Navsegda (Remixed By Svarte Greiner)

以前EP盤としてリリースされていた作品とリミックスの合体盤でありますが、オリジナルのEP盤を見つけるのは容易ではありませんから、新作のようなものだと思えばいいのですが、結構初期の頃の作品のようで、サイケな雰囲気も漂っています。ロシアのインディーズで頑張っていますから、世界的にはほぼ無名のような存在ですが、他に類を見ない作風はどこからちゃんと認めてくれている人がいるようで、イギリスのインディーレーバルからリリースされています。

無調音楽というものが現代音楽では当たり前になっていますが、それはサンプラーミュージックを作る上ではかなり有用な理論となります。既存音楽の概念に縛られずにコラージュさせていけますから、いろんな組み合わせが可能になってきます。そこで新しい発見を見つけられるものだけが未来を創っていけるのだと思います。

Fields 2015

[20180617]

Gultskra Artikler - LushaLusha
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。アコースティック楽器のサンプリングを使ったりして、フォークトロニカの感覚も出した環境音楽になっています。エレクトロニカな手法も分かっているはずですが、焦点はそこでは無くて、現代音楽の新しい解釈としての創作であり、そこに妥協はありません。

1. Spacecraft
2. She Has A Cow
3. Pull At A Bottle
4. Knife Fight
5. You Were Called
6. Grandpa's Room
7. Reversible
8. At The Center Of The Hall
9. Final Point

エレクトロニクスサウンドを全面に出した方が売れるのも分かっているでしょう。それらしき音も出てきますが、それはあくまでも音をいじくった結果出てきた音であり、そこにこだわりはありません。フォークソングというか、民族音楽な雰囲気を出すようになっているのはフォークトロニカの影響もあると思います。

様々な空間の空気感を曲のテーマにしていて、サンプリング素材をおもちゃのように楽しんでいます。空間を切り取る道具としてサンプラーを使うという点は正しいと思います。サンプラーの使い方ももっと工夫する事で新しいスタイルが見つかると思いますが、それは恐らく無名の新鋭がもたらすものなのでしょう。

Fields 2015

[20180616]

Gololed
(1998/07/14)

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2004年のアルバムです。エレクトロニカとは違う感覚でサンプリング、アブストラクトな作風で、ブライクビーツとは違ったアプローチ。断片的な映像を見せられているかのような、マインドトリップした錯覚に陥ります。無造作に並べられたかのごときサンプリング素材ですが、ちゃんと流れを持った配置になっていることが分かります。

1. Gololed
2. Polojite
3. Gdetto
4. Babushka Dnya
5. Onita
6. Koldun
7. Tekto
8. Starik Hotabitch

Alexey Devyaninのソロプロジェクトになり、より複雑になりながらも音楽的なフォーマットであろうとしています。非楽器な音源、音程を持った音源の組み合わせは、既存の音楽の概念を崩壊させるほど破壊的でもありますが、そこを無理やり既存の概念の枠組みにはめ込んで再構築する事で作品としての意味を見つけています。

非楽器ですからスケールなどの調性の無い音楽ではありますが、規則的にループさせる事で理論的な事をやっているかのような錯覚を与えます。現代音楽の常套手段ですが、昔の現代音楽と違うのは、サンプラーやHDDレコーディングという環境によって、もっと任意な表現を可能にしている事です。つまり、真似事での現代音楽ではなくて、時代に求められている現代音楽を構築しています。

Fields 2015

9 Logoled

[20180616]

Gruppa Turistov
(1998/07/14)

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ロシアのデュオGultskra Artiklerの2003年のファーストアルバムです。alexey devyaninとdmitry garinの二人組ですが、後にalexey devyaninの一人プロジェクトになっていきます。サウンドはサンプリング素材をアブストラクトに組み合わせたものですが、生演奏したものを組み合わせているので、実験的なニューウェイヴ系なサウンドになっています。

1. Cherez More
2. Makar Nikolaevich & Misli
3. V Taverne Zabugrom
4. Elena
5. Teplo Spokoyno I Yabloko
6. Punkt Gorod

ロシアは昔からアヴァンギャルドのメッカのような体質があったので、前衛的な音楽家を多数排出しています。ソ連が崩壊してからはなりを潜めていますが、エレクトロニカに時代になっても、こうして脈々と受け継がれています。バンド系の音源を使っているので、音楽的ではありますが、かなり実験的な雰囲気になっています。

サイケデリックで混沌とした感じが他には無い独特なダークさを演出しています。生演奏している音源のループですから、60年代後半のサイケバンドのコラージュのようなパッチワークになっています。他には無い発想はやはりロシアを探した方がいいようです。ロシアのインディーズを探るのは大変ですが。

Elena

[20180615]

Valentine
(1998/07/14)

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2015年のアルバムで現在までの最新作になります。カバーアルバムを経てさらなる進化を成し遂げて来ました。昔はR&Bという私的には不本意な表現をしてきましたが、彼女が行き着いた先はリズム&ブルースでありました。情炎系、洗練されながらも息苦しいまでの情をぶつけてきました。

1. Sweet Honey
2. Mary Jane
3. Teenage Blues
4. Take Me Home
5. Valentine
6. Say Goodbye
7. 鳥になった男
8. Diamond
9. Save My Life
10. 未成年

バンドによるアレンジで仕上げています。それだけバックメンバーを信頼してアレンジを任せています。それだけ歌が持つエネルギーが溢れていますし、ほぼ余計なアレンジはしていません。全ては歌が導き出しているのです。以前もやっていたダークな雰囲気もありますが、クールさを押しのけてシャウトするように歌っています。

一番感情を乗せやすいのがリズム&ブルースだと思います。R&Bではありません。ソウルミュージックもどこかクールです。もっとなりふり構わないくらいに気持ちよく叫べるのがリズム&ブルースです。最近のミュージックシーンでここまで感情をむき出しにして歌う音楽は少なくなっています。しかし、とても現代的に響かせているところが凄いと思います。シンガーとしては何枚もの殻を破った最高傑作だと思います。

Sweet Honey
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[20180614]

TRAD
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。セルフカバー曲と海外のカバー曲に数曲の新曲を織り交ぜた内容になっています。バックメンバーはライブでの定着したメンバーになっているので統一感があります。昔のR&B系の曲も最近のポップなアレンジにしているので、いかに良い曲を書いていたかが分かります。

1. 真正ロマンティシスト
2. メランコリア
3. SPLEEN
4. 悦びに咲く花
5. TEARDROP
6. 赤いよ
7. Industrial Society
8. Lover, You Should've Come Over
9. Kiss
10. 雨の日の為に
11. 4月のヒーロー
12. こわれそうよ

Massive Attackのカバーがあったり、彼女の趣向性がよく分かります。ブリストル系のダークな感じもやっていたので、普通のR&B系シンガーじゃないと思っていましたが、日本でこういうカバーが出来る女性シンガーがいるという事は驚くべき事です。ベースの中尾憲太郎はほとんどの曲で同じような感じのベースを弾いて存在感を出しています。こういう事を許すというバンドスタイルでの演奏になっています。

いつも自分を持っているシンガーですが、バックメンバーは徹底してオルタナっぽい演奏になっていて、その組み合わせが特徴的になっています。自分を見つめ直す意味でもカバーアルバムって大事ですから、ここから新しい進化を又成し遂げて行ってくれると思います。日本のヒットチャートにも適したアーティストですが、日本のヒットチャートには珍しいタイプでもあります。

真正ロマンティシスト
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[20180613]

LUCK
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。自分でプロデュースするようになって尚ポップなスタイルになっています。しかし前作でのポップさとは違った、力の抜けた素直な感じのポップソングになっています。シンガーソングライターとしての飾らない自分を演出するようになっています。ソウル系シンガーとしてもポップフォーマットになった事で色艶のある表情が増しています。

1. Intro
2. Showtime
3. Luck
4. Holyman
5. 正しい答え
6. No
7. 砂漠の夢
8. Say It
9. Yes
10. Innocent
11. Lonely Boy
12. Control

日本に戻って来てからはインディーズに所属し、事務所も変わっていますから、作られたイメージを払拭し、シンガーとしての自分の可能性を追求する事で自然と導き出された形になっているようです。ソウルミュージックの歴史も、白人によってA.O.R.へと洗練されたり、ポップスやロックと融合されていって、当たり前のように様々なジャンルの中に溶け込んでいます。

ですから意識しなくてもエモーショナルな曲を作ろうとすれば彼女の歌は活かされていくのです。飾らず、そこに行き着いたというのは、自分が何を歌うのかという事を真摯に追求してきたからこそたどり着いた形だと思います。ソングライターとしてもシンガーとしても最初から実力を持っていましたし、それは全く衰えていません。

砂漠の夢
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[20180612]

devil's hands
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。ドイツでも活動をしていたが作品リリースまでは至らず、帰国してミニアルバムmaskをリリースしましたが、フルアルバムとしては前作から7年もの年月が過ぎていました。本人もかなり老けていますが、老けた顔をアップにしたジャケットはファンとしてはショッキングな事だと思いますが、何かの覚悟を感じさせます。

1. Devil's Hands
2. Mirror
3. のらねここ
4. Ahaha!!!
5. イカれたハニー
6. BloodyなFantastic
7. My Dearest Friend
8. バラ色の世界

音楽的には大きな変化があります。かなりポップになっているのです。ブラック感がありません。どちらかというとオルタナなブリットポップなアレンジになっています。曲はかなり作りためていたようですが、あえて素直な感じのポップソングを集めてます。歌唱力がありますからポップになっても表現力抜群ですし、曲作りも衰えていません。

しかしオルタナも古いですし、R&Bだったとしても古いですから復活と呼ぶにはインパクトがありません。ただバンドサウンドですからJ-POPとしては何も問題ありません。昔から椎名林檎みたいなところがありましたし、アクがない椎名林檎みたいでJ-POPとしては上質な作品だと思います。ただ、この方向性でいいのか、という疑問は残ります。

devil's hands
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[20180611]

irony
(1998/07/14)

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2003年のアルバムです。フォークトロニカ、ミニマルなどソウルミュージックに限定したスタイルからもっと脱却して新しい分野に挑戦しています。この後ドイツに移住して活動していきますから、ここまでが全盛期だったと言えます。しかし音楽的にはこれからが精力的な活動に入っていきます。

1. 00000
2. 赤い刺繍
3. lang
4. hans
5. 町
6. 裏庭
7. 巣箱
8. irony
9. 空白の種
10. Kitchen

曲自体はソウルミュージックですが、アレンジがエレクトロニカ、フォークトロニカ、しかも日本的な民族音楽なども取り入れるなど、かなり柔軟な作りになっています。これまでに比べればとても冒険していますが、曲がしっかりしているので全くブレていません。そこが彼女の強みだと思います。もっと思いっきり過激にやっても問題ないでしょう。

共演して来たmúmやTrickyなどからの影響が強く出ていると思います。しかもきちんと自分流に消化していますのでファンもそれほど戸惑わないでしょう。これまでが日本的な優等生アレンジだったので、これくらいでちょうど良いくらいです。ドイツで経験して来る事がもっと刺激的であるように期待します。

Lang
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[20180610]

Material
(1998/07/14)

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2001年のアルバムです。複数のプロデューサーを起用して、より幅広いスタイルを構築しようとしています。Adrian SherwoodやSkip McDonaldと製作したもの、日本チームで製作したものと明らかに音質が違いますが、ブラックミュージックにこだわらなくなっているのが良い感じになっています。

1. メランコリア
2. 星ノクズ
3. カナリアは鳴く
4. 真正ロマンティシスト
5. 空シラヌ雨
6. Ask Me
7. This Woman’s Work
8. 4月のヒーロー
9. Time
10. Interlude
11. 貴方に捧ぐうた
12. ハートを燃やして (Special Branch Mix)
13. 星ノクズ (Dub Version)

ケイトブッシュのThis Woman’s Workをカバーしたり、ブラックミュージックとしてもアメリカ系ではなく、イギリス系のスタイルに影響を受けているのがわかります。これが他のR&B系シンガーとは違う印象を受けている要因だと思います。思いっきりアメリカな感じだったら全く興味を示さなかったと思いますが、イギリスというフィルター、日本でやっているというフィルターをかます事で音楽的に深みが増します。

真似事で終わるんだったらプロになる必要はないと思いますし、自分にしか出来ないものを身につける事で初めてプロになれると思うのです。そう言う意味では本当にプロになれているミュージシャンが日本ではどれくらいいる事でしょう。そういう意味ではアマチュアやインディーズの方が面白いのです。幸か不幸か分かりませんが、彼女の場合はメジャーに拾われているので自分を出すのに時間がかかっていますが、これからが面白くなるのだと思います。

真正ロマンティシスト
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[20180610]

absolute ego
(1998/07/14)

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99年のアルバムです。それまで所属していたHIT STREETレーベルが解体されて窮地に陥りますが、Dragon AshのGrateful Daysに参加して一気に知名度を上げた後のリリースだけに出世作となりました。アレンジもサンプリングやアコースティックの質感を出すようになり多彩になりました。

1. Prologue
2. 悦びに咲く花
3. SPLEEN
4. 愛したあなたは強いひと -The Director's Cut-
5. Black Maybe
6. 今日までの憂鬱
7. 夏の陽
8. 雨の日の為に
9. INTENSITY (YOU ARE)
10. 哀愁とバラード
11. ひとつのくもり
12. absolute ego
13. 太陽

歌の表現力にも幅が出ていますが、私が最初に期待していたものとは違う方向になっています。もっと日本語の発音を活かした曲作りが出来る人だと思っていましたが、ブラックフィーリングを追求するようになり、言葉の発音は二の次になっています。自分の進むべき道が見えたのなら外野はとやかく言えません。ヒットシングルも出ていますので、基盤が出来上がったと言えます。

基本R&Bですが、レゲエなどブリストル系のトリップホップの影響も感じられます。ありきたりなアレンジから脱却しようとしているので、これからが期待が持てます。日本ならではの完璧主義から脱却して日本語のかっこよさを追求してくれたらファンになりますが、メジャーにいる限りそこの望みは薄いです。しかし、他との差別化を計ろうとしているところは評価出来ます。

悦びに咲く花
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[20180609]

Lady Soul
(1998/07/14)

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98年のアルバムです。あまり黒人っぽくなかったのがかっこよかったのですが、周りに影響されてしまったのか、黒人っぽいフィーリングで歌ようになっています。すでにR&Bの先を行っているような感じだったのですが、後退してしまったように感じます。黒人っぽく歌えると言うのは前提で日本人らしい歌い方まで進化させた感じだったのですが、どうしてもその実力を見せつけたくなったのでしょうか。

1. 揺れる体温 (After Hours Session)
2. やわらかい肌
3. Lady Soul (Day-lite Version)
4. こわれそうよ (Future Classics Version)
5. Catwalk
6. 熱いめまい (Album Version)
7. 眠れるネコ
8. Inside My Love
9. Lady Soul (Twi-lite Version)
10. ふたつのてのひら

この頃は黒人になりきる事が流行っていて、化粧も黒人っぽくするのが流行っていました。日本人の骨格に合うはずもなく、化粧すればするほど自分の良さをダメにする女性ばかりになっていたように記憶しています。それは多少現在にも残っています。歌も同じで、昔は黒人には到底及ばない日本人だったのが、やっと黒人レベルで歌えるようになったのは良い事ですが、今の耳で聴くともっと違う表現にした方が良くなると言うのが見えてしまいます。

リズム感も歌唱力も日本では大きな進化があったと思いますが、実力を手に入れた代わりに、心に残るような音楽を残せなくなっています。全てを手に入れるのは難しいものですが、そろそろ全てを手に入れたアーティストが登場しても良い頃では無いかと思うのですが、ハングリーさが足りないのか、一向に登場しません。この人にはそれだけの才能があると思うのですが、メジャーレーベルではそこまで育て上げられていないようです。

揺れる体温
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[20180609]

NUDE
(1998/07/14)

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97年のアルバムです。音楽的には同じようなグラウンドビート系のR&Bですが、演奏しているミュージシャンが変わったようで、エモーショナルで色気のある演奏になっています。タイトルにふさわしい感じになっています。歌い方も少しセクシャルな演出をしています。ファルセットも増えています。

1. 恋のあくび
2. ココロ色
3. Drop
4. まぶたの夢
5. 涙ボトル
6. 恋路
7. ヌード
8. あいたいわ
9. 夜のスケッチ
10. Deep Kiss
11. 虹 (Acoustic Guitar Version)

曲作りは見事なものですが、好みの問題でもありますが、途中でラップを入れるのは感心しません。日本人ラッパーはどうしてもお囃子を入れているようなお百姓さん気質が出てしまうのでダサくなってしまいます。せっかく曲が良いのに台無しです。どうせ合いの手を入れる感覚なら藤森慎吾にやってもらった方がマシです。

宇多田ヒカルの影響で90年代の日本ではこの手の女性シンガーが山ほど出て来ました。ルックスは別として実力派シンガーも多くいましたが、二番煎じな感じがして個性を感じさせるシンガーには出会っていませんが、この人の場合は結構良い感じだと思います。時代もあって、何かプロダクション的に作り込まれた感じが古臭さを感じさせますが、アレンジを変えたらどれも良い曲ばかりです。

Drop
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[20180608]

Kittenish Love
(1998/07/14)

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日本の女性シンガーACOの96年のファーストアルバムです。18歳でメジャーデビューするという実力と幸運を持ってデビューしていますが、流石にソニーがバックについていると動画が削除されまくっています。宣伝の為にPVを製作してるはずですが、PVを無料で提供出来ないなんて矛盾しているように感じます。特に日本はその辺が異常です。趣旨を履き違えているように感じます。

1. やけど
2. 不安なの
3. Kittenish Love
4. チャイム
5. でておいで (Smooth Mix)
6. はやく話しかけてよ
7. 凍っちゃったんだわ
8. かくれんぼ (Deeper Mix)

音楽的にはR&B系のJ-POPですが、歌唱力、作曲能力がずば抜けています。この頃はR&B系女性シンガーが沢山出て来ていますが、結構アクが強いシンガーが多かったと思います。自分に酔いしれていると言うか、黒人っぽい歌い方が出来る人が何人かいますが、この人の場合は日本語で歌うというフィルターをかける事でダサくなるのとは逆の洗練された雰囲気を作り出しています。

アレンジはありきたりですが、それを帳消しにするくらいの曲の存在感、歌の存在感を持っています。スガシカオ並みの実力を持った女性シンガーだと言っても過言では無いと思います。ちゃんとグルーヴしていますが、黒人かぶれな感じにならず、ブルーアイドソウルならぬ、アジアンソウルという一段階超えたスタイルになっていると思います。日本語がかっこいいです。

Kittenish Love
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