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[20180727]

L'inferno dei vivi
(1998/07/14)

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2015年のアルバムです。シンセプログラミングも使うようになっていますが、ゴスっぽいヘヴィメタサウンドをプログレッシヴに展開するようになっています。語り系ボーカルがコミックバンドっぽいので、全てが冗談のようにしか聴こえません。イタリアにおける彼の立場がよく分かりませんが、コミックバンドという立場なら許せる範囲でしょうか。

1. L’Inferno dei Vivi
2. I Nani
3. Sangue
4. Succhiavo Olio di Croce
5. Malleus Maleficarum
6. De Profundis
7. Vi Dovete Spaventare
8. Il Sale di Satana

ストーリーテラーな感じの語りが多く、演出力の低さが伺えます。その語りも冗談っぽい感じなので、ゴスなダークな雰囲気も冗談にしか聞こえません。やっとデジタルっぽさの演出も出ていますが、幼稚な印象しか受けません。これを真面目にやっているとしたら、かなりイタいアーティストだと思います。イタリアではそれなりに有名人のようなので、お国柄なのでしょうか。

不気味な感じを出したいのは伝わってきますが、全てが冗談に聞こえてしまうので、かなり中途半端です。音楽的にも、よっぽど知識が低いのか、オールドウェイヴな感性を持っている人しか周りにいないのか、誰も彼に的確なアドバイスをしてやれないのか、彼らだけ異次元にいるのかもしれません。それほど世間と隔離した存在です。

L'inferno dei vivi
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[20180726]

Madre tortura
(1998/07/14)

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イタリアのロックバンドBuon vecchio CharlieのギタリストだったRichard Bensonの99年のファーストソロアルバムです。シンセなども使っていますが、やっている事はブルース系ハードロック、プログレッシヴロックです。この作品で注目するような点はまったくありません。ほぼ80年代のハードロックっぽいサウンドで、時代遅れもいいところです。

1. Madre Tortura
2. C'è Ancora Un Colore Nella Notte
3. Gerarchie Infernali
4. Adagio In Re
5. Madre Tortura (Base)
6. C'è Ancora Un Colore Nella Notte (Base)
7. Adagio In Re (Base)

ギタープレイもアナログそのものだし、シンセもデジタルシンセの初期の頃のような厚みのないサウンドを使っています。打ち込みじゃなく、生演奏になっているからかもしれませんが、99年にこのサウンドはありえません。イタリアの演歌的な存在なのか。日本で全く知られていないのも頷けます。

ギターは多重録音で、ギタリストのソロアルバムとしてはやりたいようにやっている感じですが、あまりにも時代とはかけ離れたサウンドになっています。シンセも年代物なのか、よくこれだけダサい音を選択したものだと思います。後半はインスト曲になっていますが、カラオケのつもりでしょうか。やはり演歌系の人なのだと思います。

Madre Tortura
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[20171124]

The Family Tree: The Leaves
(1998/07/14)
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2016年の作品で、The Family Tree: The Leavesシリーズ第三弾、最終章にであり、現在までの最新作になります。より洗練されたフォークソングにプログレ的なロック色も加わり、壮大なスケールで物語が語られていきます。サイモンとガーファンクルのような繊細さとパットメセニーのような解釈のアメリカンミュージック。素晴らしい完成度です。

1. Secrets (Cellar Door)
2. Rivers in the Dust
3. Everything Costs
4. Midnight
5. The Ship In Port
6. Photograph
7. Third Family Portrait
8. The Road To Nowhere
9. Old Gemini
10. Bad Blood

ヴィオラとコーラスでゲストが参加していますが、後はほぼ一人で作り上げています。かなり完成度の高いソフトロックとしても捉えることが出来ます。シンセやサンプリングドラムなど現代的な音色も出てきたということは、物語も現代に近づいてきたという事でしょう。哀愁の中にも躍動感が満ちています。さほど田舎でもないアメリカの割と裕福な家庭の出来事というイメージが浮かび上がってきます。しかし、どこか満たされていない。

ゲストボーカルが入っているので、コーラスも壮大になっています。ここまで壮大に作り上げているのに、無駄な音が一つもありません。全てが物語を語るに必要なパーツになっています。そしてしっかりとその役割を果たすように演奏されています。かなり説得力のある音楽に仕上がっています。もっと高く評価されて認知度も広まるべき名盤です。

Secrets (Cellar Door)
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[20171123]

The Family Tree: The Bastards
(1998/07/14)
Radical Face

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2015年のアルバムです。The Family Treeシリーズ第三弾となりますが、こちらは番外編でEPでフリーダウンロードで紹介されたThe Bastardsシリーズ4部作を一つのアルバムにまとめたものになります。本来は次回作のThe Leavesで三部作として完結するものですが、三部作の中に入れるには雰囲気が違うという事でアウトテイクとされていた曲を集めたものになります。

1. Sisters
2. Baptisms
3. Servants and Kings
4. All Is Well (It’s Only Blood)
5. All Is Well (Goodbye, Goodbye)
6. Second Family Portrait
7. Letters Home (Aftermath)
8. We’re On Our Way
9. West
10. Small Hands
11. Nightclothes

アウトテイクとされていますが、素晴らしい曲ばかりです。一人で作られていますが、見事なオーケストレーションをサンプリング素材で作り上げています。生オーケストラと違いが分からないほどです。アレンジが壮大になり過ぎてアウトテイクとされたのかもしれませんが、それだけ音楽としての出来栄えは見事なもので、これを未発表にするのはもったいないのでアウトテイクとして紹介されていますが、フリーでリリースするというのは太っ腹過ぎます。

これも含めてThe Family Treeシリーズは4部作でいいと思います。確かに曲によってはやり過ぎな感じのアレンジになっているのもありますが、表現としては間違っていません。作曲法としてギターによる弾き語りに必要に合わせて楽器を加えていくというやり方でアレンジを加えていく、必要おでないなら弾き語りだけになるパートもあり、その楽器の増減が絶妙な表現になっています。この作品では、その増やし方が派手になり過ぎてしまった曲が多いようです。それだけ内容的には素晴らしい仕上がりになっています。

The Bastards (Volumes 1-4)
⇒ 続きを読む

[20171122]

The Family Tree: The Branches
(1998/07/14)
Radical Face

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2013年のアルバムで、The Family Treeシリーズ第二弾です。今作も一人ですべて演奏しています。小説家でもある彼にとってのアメリカの家族の歴史を紐解く物語。それを弾き語りで歌う吟遊詩人のように曲を作り、それに楽器を増やしたり、減らしたりの一人オーケストレーション。情緒的で壮大なスケールで描いています。

1. Gray Skies
2. Holy Branches
3. The Mute
4. Reminders
5. Summer Skeletons
6. The Crooked Kind
7. Chains
8. Letters Home
9. From The Mouth Of An Injured Head
10. Southern Snow
11. The Gilded Hand
12. We All Go The Same

コンセプトアルバムになっているから、曲調の似た雰囲気から徐々に盛り上がっていきます。音楽的にアイルランドから移民してきた家族のようなイメージを受けます。アイルランドのトラッドフォークやケルトミュージックがアメリカに流れ着いて、アメリカのフォークソング、カントリーなどに変化していきます。故郷を忘れないような想いがやがてアメリカの大地での暮らしを歌い継いでいきます。

アメリカには黒人がもたらした音楽があります。ジャズ、ソウルミュージック、その手法を手に入れた白人がもっとおしゃれな音楽に洗練させていきます。若きカントリー系のミュージシャンにとって、それは無視出来ない文化であり、カントリーにも取り入れて都会的な音楽へと発展させていきます。古き伝統から解放されたカントリーミュージックはおしゃれで、新しいジャンルの音楽として今では定借しています。だからカントリーフォークと言っても引き出しはいくらでもあるのです。そうした武器を自然と身に付けた彼にとっての一大叙情詩です。

Gray Skies
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