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[20230311]

Ricochet
(1998/07/14)

The Rollers商品詳細を見る


81年のアルバムです。The Rollersとして頑張ってきた彼らでしたが、このバンド名ではこれが最後の作品となりました。Stephan Galfasとバンドでのプロデュースで、よりパワーポップで工夫も凝らしています。80年代ん売れるための定義、PVも沢山作りました。しかし、一度失った人気は取り戻せません。パンクの時代に、世間に媚びを売る輩は許されないのです。

1. Doors, Bars, Metal
2. Life On The Radio
3. No Doubt About It
4. Roxy Lady
5. Ricochet
6. Won't You Come Home With Me
7. Ride
8. Lay Your Love On The Line
9. That's Where The Boys Are
10. Set The Fashion
11. This Is Your Life

パンクは元々アメリカで生まれたものです。しかし、ロンドンパンクの方が有名になり、アメリカのパンクを継承するトーキングヘッズなどはニューウェイヴと呼ばれるようになります。テクノポップなどの時代も経て、ニューウェイヴはシンプルでポップなスタイルを持ち味としていました。The Rollersもそんなアメリカのニューウェイヴ、カーズなどの雰囲気を出しつつ、チープトリックのようなパワーポップのスタイルを確立しようとしています。

落ち目ながらも、80年代に適合しようとしている努力は伝わってきます。しかし、すでに過去の人達になっていますから、再びシーンに返り咲く事なく、The Rollersも解散となります。低迷期でもありましたが、The Rollersの残した作品はパワーポップファンなら満足するくらいの出来栄えになっていると思います。全く知らないバンドだと思って聴くと抵抗なく受け入れられると思います。

Doors, Bars, Metal
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[20230311]

Voxx
(1998/07/14)

The Rollers商品詳細を見る


80年のアルバムです。もはやBay City Rollersという名前を口にする人すらいなくなっています。それでも活動を続けられるのは、これまでの糧が豊富にあったのだと思われます。Duncan Faureのボーカルはレスリーとキーが違いますし、本気で歌える人ですから、全く印象が違いますし、バックの演奏もまるで別人、本当に違うスタッフが演奏していると思われますが、統一感を出すために決められた人が演奏していると思います。

1. God Save Rock & Roll
2. Working For The People
3. Soho
4. The Hero
5. "85"
6. Honey Don't Leave L.A.
7. New York
8. The Jig
9. Only The Young Die Old
10. Rebel Rebel

演奏すらさせてもらえなかったメンバーが、こんなに急成長するはずもなく、昔と違うミュージシャンを起用しているとしか思えないくらいに、別のバンドの演奏になっています。曲調もパワーポップで、チープトリックみたいな曲ばかり、しかし、パンク、ニューウェイヴの時代にはオールドウェイブとしか言えないサウンドであり、いくらアメリカをターゲットにしていると言っても、これで売れるはずもなく。完全に忘れ去られたバンドの状態になっていきます。

これが実際にバンドで演奏しているのだとすれば、それはかなりの成長を見せつけていますし、曲も悪くありません。流行を気にしなければ良く出来ている作品だと思います。パワーポップの時代もやがて訪れますし、正当に評価されてもいいのですが、まがい物だとすれば評価もやすやすと出来ません。ボウイのRebel Rebelは77年の武道館コンサートから持ち上げられたライブバージョンです。あくまでもアイドルでしたから、パンクのようなヒール役は無理だったのだと思います。

God Save Rock & Roll
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[20230310]

Elevator
(1998/07/14)

The Rollers商品詳細を見る


79年のアルバムです。リードボーカルのLeslie McKeownが脱退したので、南アメリカ出身のバンドRabbittのDuncan Faureが代わりにボーカルとして加入します。後にイエスに参加するTrevor Rabinがいたバンドですね。プロデュースはPeter Kerで、これまでのスタイルとは違って、パワーポップなサウンドになっています。ボーカルも違うし、サウンドも違うという事でバンド名もThe Rollersに改名します。もう尚更売れないです。

1. Stoned Houses #1
2. Elevator
3. Playing In A Rock And Roll Band
4. Hello And Welcome Home
5. I Was Eleven
6. Stoned Houses #2
7. Turn On The Radio
8. Instant Relay
9. Tomorrow's Just Another Day Away
10. Who'll Be My Keeper
11. Back On The Road Again
12. Washington's Birthday

パンクブームは続いていますが、テクノポップ、世界的にはシンセポップですね、が登場してニューウェイヴの時代に入ろうとしています。なので、シンセサイザーも多用していますが、ニューウェイヴ的なパワーポップになっています。アメリカではこのスタイルでも売れますが、一度人気が落ちてしまうと、もう元には戻りません。何をしようが話題にもしてもらえなくなります。

なので、バンド名を改名した事や、バンドは持続していた事や、ボーカルを代えた事など、どこかに記事は書かれていたのかもしれませんが、気にとめる人は少なかったと思います。特にファンじゃなかった人間にとってはどうでもいい事でした。相変わらず演奏はしている振り、エアー演奏の日本のバンドがいましたが、その先駆けですね。つまり、メンバーも歳は取っているがミュージシャンとしては全く成長していないのです。曲は再加入したEric Faulknerが頑張って書いていますが、どこまでが本当なのかわからない胡散臭さは消えていません。でも、もうグラムロックバンドとしても通用しなくなっています。

Stoned Houses #1 / Elevator
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[20220809]

Forgetting The Present
(1998/07/14)

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2014年のアルバムで最後の作品になります。2015年には解散しています。James Swinburneのワンマンバンドのようなところもありましたから、ここまでが限界だったのかもしれません。バンド演奏を極めようとしていますから、ミニマルスタイルもよりフュージョン、プログレな雰囲気が強くなってきています。バンド生演奏として起承転結を楽しんでいます。

1. Blabbermouth
2. La Mayo
3. Magnets
4. The Old Ways
5. Pterodactyl
6. Why You Got A Blue Face?
7. Purple Phase
8. Frozen Frenzy

ミニマルなシーケンスはありますが、それ以外の装飾音が豊かに重なり合って、これに歌でもついたらプログレとしても通用します。本来、現代音楽としてのミニマルミュージックでは、ループシーケンス以外の装飾は少なめで、シンプルにまとめるものです。ここまで装飾音を重ねていくと現代音楽を超えたプログレッシヴロックの域に入ってきます。もはやポストロックでも無いのです。

物言わぬインストものですから、哲学的な面持ちと聴こえてきますが、ここまでやってしまったら、もはやこれはロックであります。クラシックもジャズも様々なジャンルの垣根を超えて進化してきたロックですから、プログレの時代に入る前のビートルスのホワイトアルバムの頃にはもう現代音楽も取り込んでいました。前衛のような鋭さは無く、ゆったりとした環境音楽に近い、癒し系の音楽でもあり、性別を超えた中性的な音楽、それがこれからの新しい音楽になっていくのかもしれません。

Blabbermouth
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[20220808]

The Quickening
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。マルチプレイヤーのJames Swinburneの一人プロジェクトのように始まったRemember Rememberでしたが、ここから正式なメンバーが固まります。James Swinburneは相変わらずいろんな楽器を演奏していますが、ベースがGraeme J.D. Ronald、ドラムがAndy Brown、キーボードのTommy Stuartなどが正式メンバーとなり、それ以外にも多くのゲストアが参加しています。

1. White Castle
2. Ocean Potion
3. Scottish Widows
4. Hey Zeus
5. Unclean Powers
6. A Larger Demon
7. One Happier
8. John Candy

ミニマルなスタイルに定着しています。プログラミングしていれば楽な演奏でしょうが、ほとんど生演奏でミニマル演奏しています。ループするようなミニマル演奏をキープするには気力が必要でしょう。しかし、生演奏ですから、淡々とループ演奏しているだけでなく、強弱、ヴェロシティーの付け方により、曲を盛り上げていったり、表情豊かなミニマル演奏になっていますから、聴いていてとても心地よいのです。

プログレでミニマルしていたゴングやクリムゾン、フュージョンのパットメセニーなどでは、途中でソロなどを入れてプログレ、フュージョン足らんとしていました。そうした自己主張は省きながらも、現代音楽としてのミニマルとは違った命が宿ったようなミニマル演奏は、楽譜通りに演奏するだけでは得られないエモーショナルな、人間味のあるミニマルミュージックになっています。生理的に心地良い、血の通った音楽です。

White Castle
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