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[20230924]

Raw & Alive In Concert At Merlin's Music Box
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。当初はスタジオに観客を入れた、ライブ形式の演奏をしていましたが、実際のライブでの熱狂が伝わってこないと、ライブにおける音源を使用して制作されたライブアルバムになっています。これが彼らの最後の作品となりましたので、ほぼ、サードアルバムのFuture制作後にはバンドは分解状態になっていました。ついに72年に正式に解散となりました。

1. Introduction By "Humble" Harv
2. Mr. Farmer
3. No Escape
4. Satisfy You
5. Night Time Girl
6. Up In Her Room
7. Gypsy Plays His Drums
8. Can't Seem To Make You Mine
9. Mumble And Bumble
10. Forest Outside Your Door
11. 900 Million People Daily All Making Love
12. Pushin' Too Hard

以前のヒット曲が使われていますが、このアルバムの為に書かれた新曲もあり、それには観客の声が付け足されるという処理をして、全体的にライブアルバムとしてまとめあげられています。サイケをやっても評価されず、ブルース作品を出しても酷評され、バンドは空中分解していく事になります。一番ガレージサウンドを演奏している時が勢いをかじられます。

後のデトロイトロックの暴力的なイメージは、ここに原点があります。西海岸のバンドでしたが、東海岸の若者にも、イギリスの若者にも影響を与えていたのです。正しく評価されなかったバンドは無名状態で忘れ去られますが、後のドアーズやストゥージズ、パンクのストラングラーズなどの中に息づいています。時代が早すぎたというか、先駆者で正当な評価を受ける方が少ないので、非情なこのです。

Full Album
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[20230924]

A Full Spoon Of Seedy Blues
(1998/07/14)

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67年のアルバムです。レコーディングは前作のFutureより前だったのですが、売れるためにサイケデリックな作品を作らなければとFutureの制作に入り、このアルバムはお蔵入りになっていました。元々ブルースをベースにしたガレージサウンドをやっていましたが、ブルースを前面に出した、原点回帰的な内容になっています。

1. Pretty Girl
2. Moth And The Flame
3. I'll Help You (Carry Your Money To The Bank)
4. Cry Wolf
5. Plain Spoken
6. The Gardener
7. One More Time Blues
8. Creepin' About
9. Buzzin' Around

売れようと色気を出したFutureはさほど売れなかったので、ボツになっていたこの作品をリリースする事になりました。意思表示を強調する為に、バンド名もSky Saxon Blues Bandとしました。もうSky Saxonのワンマンバンドのような扱いになっていますが、以前からプロデュースもしていて、既に彼のワンマンバンドだったと思います。イギリスにおいてはブルースインヴェンションが興り、ジャニスによってビッグブルースが流行っていきますが、サイケの全盛期にブルースに回帰するというのはファンが望むものではありませんでした。

しかも、ビッグブルースのようなヘヴィーなサウンドでもありません。かなり古いスタイルのブルースであり、新しさが感じられません。なので、世間的にも評論家からも不評でありました。しかし、これが、このバンドがやりたかった事であり、このスタイルを貫いていって自滅してしまいます。ブルースのカバー曲も含まれており、時代の流れに反するような内容になっています。

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[20230923]

Future
(1998/07/14)

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67年のアルバムです。これまでの攻撃的なガレージサウンドとは違って、サイケデリックを意識したポップな作風に変貌しています。バンド以外の演奏、オーケストレーションなど、オーヴァーダビングも増えて、明らかにサイケを意識した作風になりました。そのポップさは後のドアーズにも十分引き継がれています。しかし、世間はビートルズと比較して正当な評価をしませんでした。

1. Introduction
2. March Of The Flower Children
3. Travel With Your Mind
4. Out Of The Question
5. Painted Doll
6. Flower Lady & Her Assistant
7. Now A Man
8. A Thousand Shadows
9. Two Fingers Pointing At You
10. Where Is The Entrance Way To Play
11. Six Dreams
12. Fallin'

A Thousand Shadowsがシングルカットされましたが、そこそこのヒットにとどまりました。世の中は続々とサイケな作風が出てきますが、サージェントがどれほどすごい作品がわかっていない評論家によって、ビートルズよりも劣るという評価を下されてしまいます。比較すべきはビートルズではない事は、この後に影響を受けたバンドが陸続と出てくる現実を知らない人には無理な事だったのかもしれません。

オリジナルThe Seedsとしては最後の作品になっています。この後Jan SavageとRick Andridgeが脱退して、解散の危機に陥りますが、バンド名を変えて存続していきます。サイケバンド、ガレージバンドとしてのスタイルもここまでで、彼らなりに新しい時代に向かっていきます。どちらかというとピンク・フロイド的なサイケ感覚があり、それはドアーズ、ストラングラーズあたりに大きく影響を与えているのは明白な事実です。

Full Album
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[20230923]

A Web Of Sound
(1998/07/14)

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66年のアルバムです。より凶暴化した演奏になっていて、ドラッグなどのヒッピー的な歌詞がサイケデリックな時代を伺わせますが、後のパンク系を予感させるような激しさがあります。キーボードアレンジは後のストラングラーズみたいですし、The StoogesやAlice Cooperなどのデトロイトロックへの起爆剤となっています。

1. Mr. Farmer
2. Pictures And Designs
3. Tripmaker
4. I Tell Myself
5. A Faded Picture
6. Rollin' Machine
7. Just Let Go
8. Up In Her Room

シングルカットされたMr. Farmerから短めのガレージロックですが、最後のUp In Her Roomは14分もあり、この流れはまるで後のドアーズのようであります。どれほど多くのバンドが、このバンドから影響を受けていたのかが容易に想像がつきます。プロデューサーのMarcus TybaltはSky Saxonのペンネームであり、彼が全体をコントロールしていた事が分かります。

作曲のクレジットにはSky SaxonとMarcus Tybaltが両方使われていますが、この区別の仕方がどういう事なのかは不明です。ともかくこのSky Saxonの凶暴なくらいにセクシャルなボーカルが怒涛のように襲いかかってきます。サイケというよりパンクの元祖という見方の方が正解かもしれません。ギターにはファズが使われていますが、あまり歪ませないサウンドになっています。それとキーボードアレンジがサロンミュージックっぽくてクールです。

Full Album
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[20230922]

The Seeds
(1998/07/14)

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アメリカのバンドThe Seedsの66年のファーストアルバムです。やはり西海岸はロスの出身で、ガレージバンド的なサウンドから、サイケな雰囲気も持っています。メンバーはボーカルでベースのSky Saxonを中心にギターのJan Savage、キーボードのDaryl Hooper、ドラムのRick Andridgeの四人組でした。

1. Can't Seem To Make You Mine
2. No Escape
3. Lose Your Mind
4. Evil Hoodoo
5. Girl I Want You
6. Pushin' Too Hard
7. Try To Understand
8. Nobody Spoil My Fun
9. It's A Hard Life
10. You Can't Be Trusted
11. Excuse, Excuse
12. Fallin' In Love

Pushin' Too Hardなどのシングルヒットも出して順調に活動していきます。ブルースロックからのビートポップ的な雰囲気でのガレーバンドとして人気を博していきます。ヤードバーズをもっとラフにしたような感じでしょうか、ギターはファズは使っておらず、ナチュラルなサウンドで、エレピやオルガンの使い方など、後のドアーズにも影響を与えているように思います。

特徴的なところと言えば、Sky Saxonの歌い方でしょうか、かなり癖があり、微妙なビブラートのかかった歌い方です。後のグラムロック的とも言えます。この頃はまだ、ここまで変態的な歌い方をするボーカリストはいなかったと思いますので、かなり強烈な存在だったと思います。とても性的な歌い方だと思いますし、人によっては生理的に受け付けないかもしれませんが、70年代になると、こういうボーカリストは増えていきますから、先駆者だと思います。

Full album
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