1. Introduction By "Humble" Harv 2. Mr. Farmer 3. No Escape 4. Satisfy You 5. Night Time Girl 6. Up In Her Room 7. Gypsy Plays His Drums 8. Can't Seem To Make You Mine 9. Mumble And Bumble 10. Forest Outside Your Door 11. 900 Million People Daily All Making Love 12. Pushin' Too Hard
1. Pretty Girl 2. Moth And The Flame 3. I'll Help You (Carry Your Money To The Bank) 4. Cry Wolf 5. Plain Spoken 6. The Gardener 7. One More Time Blues 8. Creepin' About 9. Buzzin' Around
売れようと色気を出したFutureはさほど売れなかったので、ボツになっていたこの作品をリリースする事になりました。意思表示を強調する為に、バンド名もSky Saxon Blues Bandとしました。もうSky Saxonのワンマンバンドのような扱いになっていますが、以前からプロデュースもしていて、既に彼のワンマンバンドだったと思います。イギリスにおいてはブルースインヴェンションが興り、ジャニスによってビッグブルースが流行っていきますが、サイケの全盛期にブルースに回帰するというのはファンが望むものではありませんでした。
1. Introduction 2. March Of The Flower Children 3. Travel With Your Mind 4. Out Of The Question 5. Painted Doll 6. Flower Lady & Her Assistant 7. Now A Man 8. A Thousand Shadows 9. Two Fingers Pointing At You 10. Where Is The Entrance Way To Play 11. Six Dreams 12. Fallin'
A Thousand Shadowsがシングルカットされましたが、そこそこのヒットにとどまりました。世の中は続々とサイケな作風が出てきますが、サージェントがどれほどすごい作品がわかっていない評論家によって、ビートルズよりも劣るという評価を下されてしまいます。比較すべきはビートルズではない事は、この後に影響を受けたバンドが陸続と出てくる現実を知らない人には無理な事だったのかもしれません。
1. Mr. Farmer 2. Pictures And Designs 3. Tripmaker 4. I Tell Myself 5. A Faded Picture 6. Rollin' Machine 7. Just Let Go 8. Up In Her Room
シングルカットされたMr. Farmerから短めのガレージロックですが、最後のUp In Her Roomは14分もあり、この流れはまるで後のドアーズのようであります。どれほど多くのバンドが、このバンドから影響を受けていたのかが容易に想像がつきます。プロデューサーのMarcus TybaltはSky Saxonのペンネームであり、彼が全体をコントロールしていた事が分かります。
1. Can't Seem To Make You Mine 2. No Escape 3. Lose Your Mind 4. Evil Hoodoo 5. Girl I Want You 6. Pushin' Too Hard 7. Try To Understand 8. Nobody Spoil My Fun 9. It's A Hard Life 10. You Can't Be Trusted 11. Excuse, Excuse 12. Fallin' In Love
Pushin' Too Hardなどのシングルヒットも出して順調に活動していきます。ブルースロックからのビートポップ的な雰囲気でのガレーバンドとして人気を博していきます。ヤードバーズをもっとラフにしたような感じでしょうか、ギターはファズは使っておらず、ナチュラルなサウンドで、エレピやオルガンの使い方など、後のドアーズにも影響を与えているように思います。