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[20230319]

Genius Of America
(1998/07/14)

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96年のアルバムです。大物バンドの再結成ブームの中、彼らも再結成してライブをこなすようになりますが、唯一残された再結成スタジオ作品になります。プロデユースはRichard Marxとバンドで、80年代のスタイルを残しています。こういう曲の作り方しか出来なくなっているようです。しかし、なんとか90年代っぽいサウンドになるようにリミックスされています。

1. Genius Of America
2. Arms Of The Enemy
3. Say What You Want
4. How Can You Live With Yourself
5. Big Brother's Still Watching
6. After All You Said
7. Fishhouse
8. Fastest Gun Alive
9. I Never Saw It Comin'
10. Who Names The Hurricanes
11. It's Too Late
12. Around The World

デビュー当時はもっと個性的なバンドだったと思いますが、80年代の時代によって、去勢されて個性を見失っているようにも感じます。彼らの個性と売れる曲の落とし所がこれだとすると、少し悲しい感じがします。もっと暴れん坊で良かったはずですし、もっと凶暴でよかったはずです。いつのまに、こんな優等生な曲を作るようになったのか、ファンが求めているのは、こういうことでは無かったと思います。

途中、売れたりもしたので、勘違いしてしまったのか。もっと自由で、創造性に溢れていたバンドだったと思います。そういうワクワク感が失われているのなら、再結成する必要も意味もありません。新作はいらないのです。ライブだけ頑張ってください。フランクザッパのように、何をしでかすか分からないところが面白かったのに。上手に曲を作ってまとめられる。そんな事他の誰かに任せてしまえばいいのに。

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[20230319]

Love Bomb
(1998/07/14)

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84年のアルバムです。再びTodd Rundgrenのプロデュースでしたが、売り上げは伸びず、この後バンドは解散となっていきます。Todd Rundgren色が感じられる曲もありますが、80年代独特のゲートリバーブっぽいドラムサウンドに西海岸的なメロウな感じを加えたスタイルになっており、Todd RundgrenとThe Tubesの相性の良さは感じられない内容になっているように思います。80年代ポップスのスタイルをそのままやっている感じで、バンドとしての面白みが薄れているように感じます。

1. Piece By Piece
2. Stella
3. Come As You Are
4. One Good Reason
5. Bora Bora 2000 / Love Bomb
6. Night People
7. Say Hey
8. Eyes
9. Muscle Girls
10. Theme From A Wooly Place (Wooly Bully / Theme From A Summer Place)
11. For A Song
12. Say Hey (Part 2)
13. Feel It
14. Night People (Reprise)

80年代はある意味感覚が麻痺しているような状況があったと思います。誰もかれもが同じようなサウンドに没頭していたので、その手法以外の選択肢を選ぶと売れなくなるのではという恐れがあったのだと思います。楽器やエフェクターがデジタルの時代になり、音が綺麗になっているので、そういう音ばかり使っていると、他との差別化が出来なくなっていたり、音作りで個性を出そうという意識が抜け落ちているのです。

こうした反省が90年代のオルタナに反映されていくのですが、Todd Rundgrenとて、この80年代の罠にはまっているのです。自分の作品ではそんなミスを犯しませんが、人の作品では、その人の意向をある程度汲みあげると、80年代サウンドで遊んでしまっているのです。それが時代にハマれば売れていたでしょうが、外れてしまうと目もくれてくれません。そういう原因があったのかどうかは知りませんが、この後レベールから離れ、トッドと組んで活動していましたが、その後解散となっています。

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[20230318]

Outside Inside
(1998/07/14)

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83年のアルバムです。今回もDavid Fosterのプロデュースで、彼らの最大のヒット作品となりました。MTVによりシングル曲を大々的にアピール出来るという利点を活かしてShe's a Beautyを大ヒットさせました。それにより、アルバムも一番売れた作品となりました。ゲストミュージシャンも豊富で、Steve Lukather 、David Paich 、Steve PorcaroのTOTOのメンバー、Maurice White、Nathan East など、80年代の重鎮となり得る人達が集結しています。

1. She's A Beauty
2. No Not Again
3. Out Of The Business
4. The Monkey Time
5. Glass House
6. Wild Women Of Wongo
7. Tip Of My Tongue
8. Fantastic Delusion
9. Drums
10. Theme Park
11. Outside Lookin' Inside

所謂80年代ポップスと呼ばれる、ソウルミュージックとニューウェイヴが融合したようなポップなスタイルに、David Fosterによる洗練されたヴォイシングが施された和音。それでいて、一番重視されていたのがリズムであり、60年代などのように歌から曲を作るのではなくて、リズムを作って、和音を重ねて、メロディーを後乗せして歌詞を加えるという、スティーヴィーワンダーの作曲法が一般的となったのが80年代でありました。これはディスコブームも継続していたので、まず踊れるリズムを作る事が第一であり、後はいかようにもいしても良いという作り方で、そこにDavid Fosterによる和音を重ねて、80年代ポップスとして完璧な仕上がりとなりました。

The Tubesならではのビジュアルによる表現にも適した流れ、The Tubesらしさを失わずに、ヒットメーカーとなったのです。日本でも知名度は上がっているのですが、いまひとつ売り上げには結びついていません。いつまでたってもキワモノバンドのイメージが払拭される事はありませんでした。米米クラブが登場した事によって、理解されやすい環境は整おうのですが、米米クラブもシリアスな曲は売れても、コミカルな曲は売れていませんから、日本向きではなかったのかもしれません。

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[20230318]

The Completion Backward Principle
(1998/07/14)

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81年のアルバムです。プロデューサーは80年代を代表する事になるDavid Fosterが起用されています。A&MからCapitolへレーベル移籍しています。トッドラングレンのイメージがついたバンドは、それをそのまま維持するか、払拭しようと試みますが、彼らは払拭する道を選びました。David Fosterの起用により、ニューウェイヴに適応したスタイルを身に付けています。MTVの時代に入り、彼らの曲が導入曲として使用されるなど、市民権を得られるような絶頂期を迎えます。

1. Talk To Ya Later
2. Sushi Girl
3. Amnesia
4. Mr. Hate
5. Attack Of The Fifty Foot Woman
6. Think About Me
7. A Matter Of Pride
8. Don't Want To Wait Anymore
9. Power Tools
10. Let's Make Some Noise

日本ではまだキワモノバンドというイメージがありましたが、アメリカの他、世界的にも売り上げを伸ばしていきます。David Fosterの人脈により、Steve LukatherやBill Champlinなど、東海岸のミュージシャンが参加した事により、バンド内でも良い意味での化学反応が見られています。The Tubesらしさはそのままに、80年代、ニューウェイヴの時代に適応した楽曲を作り出しています。映画ザナドゥの制作に追われていた事から解放された彼らが取り組んだやる気を起こさせるビジネスドキュメントとして提示されたコンセプトアルバムになっています。

Don't Want to Wait AnymoreとTalk to Ya Laterがシングルカットされ、トッドラングレン色は見事払拭され、時代の申し子のような存在としてThe Tubesの人気は急上昇していきます。バブル真っ只中のアメリカにとって、MTVのような環境整備は象徴的であり、派手な装飾、ショーの要素がある事は時代を象徴するものであり、グラムの時代でなくても、この誇張されたパフォーマンスは受け入れられたのです。日本ではまだバブル前なので、この辺のアンテナは鈍かったと思います。まだまだ、パンクに面食らっていて、テクノポップにはついていきましたが、ニューウェイヴにはついていくのに必死でした。それだけ激動の時代でした。

Talk To Ya Later
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[20230317]

Remote Control
(1998/07/14)

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79年のアルバムです。プロデュースはTodd Rundgrenで、テレビ中毒のバカサヴァンというコンセプトアルバムになっています。初期の彼らの代表作となりました。雑種雑多なThe Tubesの音楽性と相性のいいのは誰かと考えたら、Todd Rundgrenとの相性が抜群に良かったのです。Todd Rundgrenのアイデアによりコンセプトアルバムを作り出しましたが、これがこれまで以上にメロウでありながらもパワフルな作品に仕上がりました。

1. Turn Me On
2. TV Is King
3. Prime Time
4. I Want It All Now
5. No Way Out
6. Getoverture
7. No Mercy
8. Only The Strong Survive
9. Be Mine Tonight
10. Love's A Mystery (I Don't Understand)
11. Telecide

テレビ中毒という事で、MTVに先駆けて、多くのPVを作っています。実際にMTVの時代が来た時にはCM明けのテーマ曲としてTV Is Kingが使われました。The Tubesを知らなくても、当時のMTVを見ていた人なら誰でも知っている曲になっています。シングルとしてはPrime Timeがカットされてイギリスでも34位に入る大ヒットとなりました。Todd Rundgrenは自分の活動以外にもプロデューサーとして当時から多くの作品に関わってきています。その全てがTodd Rundgren色に染まる事、オーヴァープロデュースとして有名ですが、それでもあkれにプロデュースして欲しいアーティストが沢山いました。

なので、いたるところにTodd Rundgrenを感じさせるサウンドになっていますが、The Tubesの魅力も、これまで以上に伝わるような内容になっています。コンセプトアルバムにした事によって、彼らのショーイズムによる物語性も分かり易くなっているのです。人気ゲーム番組Hollywood Squaresを見ている赤ちゃんが描かれたジャケットも印象的です。テンションコードを多用するA.O.R.なアレンジもTodd Rundgrenが関わる事で、よりテンション移動が印象的なコード進行になって滑らかです。当時はホール&オーツも同じようにTodd Rundgrenによっておしゃれになりました。Todd Rundgrenの派手なステージ衣装もThe Tubesと共通するものがありますが、このコンビネーションは歴史的とも呼べる名盤を生み出しました。

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