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[20230526]

Outlaw
(1998/07/14)

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82年のアルバムです。MCA RecordsからRCAへ移籍しています。シンセに頼らないところがありますので、80年代サウンドにはなっていませんが、アレンジの構成などは80年代ならではの立体的なサウンドになっています。シンセを使うにしてもP-FUNKの影響なのか、アナログなサウンドが目立ちます。ブラスアレンジも80年代ならではのものであり、ビートの作り方とかはプリンスの影響もあるかもしれません。

1. You Got The Power
2. Outlaw
3. The Jungle (Medley)
a. Beware It's A Jungle Out There
b. The Street Of Walls
c. The Street Of Lights
d. The Street Of Now
4. Just Because
5. Baby It's Cold Outside
6. I'm About Somebody
7. Cinco De Mayo

ゲートリバーブサウンドではありませんが、ゲートリバーブサウンドの登場で、80年代はドラムの音がでかくなります。ドラムのサウンドをどしんと真ん中に鎮座させて、ベースラインを作ってからコード進行を決める。最後にメロディーを乗せてから、更に細かい装飾を加えていく。これはスティーヴィーワンダーが行なっていた作曲法ですが、80年代にはそれが定番となり、まず踊れるリズムを組み立ててから、立体的にアレンジしていくという作曲法が一般的になっていきます。フォークソングのように歌詞から作るなんて滅多にない事になっていきます。

そんな手法で作られているのが明らかな内容になっています。ロック的なビートを加えたファンク、プリンスの手法も習っていると思います。黒人の音楽シーンにおいても、プリンスの登場は画期的だったようです。P-FUNKの応用とも言えるのですが、よりポップに、ロック的にしたのがプリンスです。そんなプリンスもストーンズの前座などを経て、苦労して売れるようになっていきます。そして80年代はロックとブラックミュージックがより密月的な結ばれ方をしていきます。

You Got The Power
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[20230525]

The Music Band 2
(1998/07/14)

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79年のアルバムです。The Music Bandの第2弾となっています。しかし、メンバーチェンジが行われ、数名の入れ替えがあり、新しいメンバーでの演奏となっています。ストレートなファンクナンバーもあれば、A.O.R.なメロウな曲もあります。A.O.R.とは日本での呼び名になりますが、Adult Oriented Rockの略で、ソウルミュージックにカントリーやロック、フュージョンの要素を加えた、大人が楽しめるような音楽になります。ボズスキャッグスが作り出したとも言えますが、同じような試みをしていたミュージシャンが複数いて、やがて音楽シーンに定着していきます。

1. Don't Take It Away
2. I'll Be Around
3. I'll Take Care Of You
4. Night People
5. The World Is A Ghetto (Special All New Instrumental Version)
6. The Music Band 2 (We Are The Music Band)

A.O.R.をやっているという感覚は彼らには無かったと思いますが、ニューソウルやライトフュージョンの影響から生み出されたポップな歌ものは、A.O.R.と似た雰囲気の作品となっています。80年代にはブラコンという事でまとめられていきますが、都会的な、特に夜のムードを持ったバラードなど、この美しい音楽は黒人も白人も関係なく、アメリカ中で親しまれるようになり、世界中でも愛されるようになっていきます。

アメリカに歌謡曲があるとしたら、この時代には、まさにこうした音楽がアメリカの歌謡曲だったと思います。演歌がカントリーだと思います。一番保守的に親しまれているのがカントリーミュージックですが、カントリーにも黒人音楽の要素を取り入れた新しい感覚のカントリーが登場して、やがてそれがA.O.R.となっていくのです。アメリカという特殊な国家でしか生まれなかったこうした音楽が、ドルが広まるように世界を席巻する音楽となっていきます。そんな、ザ アメリカな音楽になっています。

Don't Take It Away
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[20230524]

The Music Band
(1998/07/14)

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79年のアルバムです。Warというバンド名が時代的にも少し過激すぎるので、改名を検討してThe Music Bandにしようとしましたが、それは却下され、Warというバンド名は継続されていくことになりましたが、The Music Bandという名前はアルバムタイトルに採用されました。なので、内容的にも新しい雰囲気を作り出そうとする感じがあります。

1. The Music Band
2. Corns & Callouses (Hey Dr. Shoals)
3. I'm The One Who Understands
4. Good, Good Feelin' (Original Un-Cut Disco Mix)
5. Millionaire
6. All Around The World

Lonnie Jordanのソロ作品でも見られたようなポップでソウルフルな歌ものになろうという意気込みが感じられます。純粋にファンクだけをやるバンドは少なくなっています。Warもファンクを基本としながらも多彩な音楽性を組み込んできました。フュージョン系の演奏を重視した部分がありましたが、歌を中心にする事で、演奏もバッキングに徹するアレンジになっています。しかし、当時流行っていたブラコンとは違う形でのソウルミュージックになっています。

ラテンのリズムを取り入れる事も得意としていますが、タイトル曲のThe Music Bandはタンゴのリズムを分解したリベラルなタンゴを元にソウルミュージックとして組み立てたミクスチャーになっています。Lonnie Jordanのソロ以前には無かったメロウで、ポップな感覚が全体に蔓延していますので、Lonnie Jordanのソロ作品を作った経験は大きな影響となったようです。Eric Burdonが作り出した泥臭いWarの姿はもう微塵もありません。

The Music Band
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[20230521]

Youngblood
(1998/07/14)

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78年のアルバムです。同名映画のサウンドトラックになっています。黒人映画のハードボイルドではなく、青春ムービーになっています。軽快でポップなファンキーソングで、オリジナルアルバムとしても親しみやすい内容になっています。やはり黒人文化に誇りを持っているようで、ディスコミュージックにいかないというハードボイルドな精神性を感じます。

1. Youngblood (Livin' In The Streets)
2. Sing A Happy Song
3. Keep On Doin'
4. The Kingsmen Sign
5. Walking To War
6. This Funky Music Makes You Feel Good
7. Junk Yard
8. Superdude
9. Youngblood & Sybil
10. Flyin' Machine (The Chase)
11. Searching For Youngblood & Rommel
12. Youngblood (Livin' In The Streets) Reprise

ハードボイルド映画にあるようなスリリングな感じではなく、リラックスした、のビリとしたファンクミュージックであり、黒人映画としても平凡な内容で、ヒットはしていません。そんな映画のサウンドトラックですから、尚更注目度は低いですが、P-FUNKに刺激を受けたようなファンクミュージックはなかなかの出来栄えであります。

若者の映画だからなのか、あまりアダルティーな雰囲気は出しておらず、シンプルにポップなファンクミュージックは、多様性のあったWarの作品の中でもシンプルにファンクミュージックを楽しめる内容になっています。70年代ももう既にヒップホップ文化は誕生しており、そういう音楽性はないけれども、そんな雰囲気は既に匂わせています。

Youngblood (Livin' In The Streets)
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[20230521]

Galaxy
(1998/07/14)

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77年のアルバムです。もう完全にディスコ全盛期になっていますので、シフトチェンジしなかった彼らの売り上げは少しずつ落ちています。それよりも、よりファンクを追求しているP-Funkに刺激を受けたのか、これまで以上にファンク強めの内容になっています。ファンクの定義としてワンコード、もしくはツーコードという側面があります。これまでの彼らは多様なコード進行を作っていたのでファンクっぽくなかったのですが、スリーコードのファンクもありますので、そこは定義が難しいところです。こうじゃなきゃいけないと考え方が一番クリエイティヴではありませんので、定義はあって、無いようなものです。

1. Galaxy
2. Baby Face (She Said Do Do Do Do)
3. Sweet Fighting Lady
4. Hey Señorita
5. The Seven Tin Soldiers

この時期であればディスコビートであったりするものですが、それどころかサルサやレゲエのリズムを応用したりしています。そしてワンコードやツーコードの曲が多いので、時代にあがらうごとき反骨精神を覗かせています。そしてディスコブームとは裏腹にP-Funkの勢力が繁栄してきましたので、彼らにもファンクバンドとしての誇りが芽生えたのでしょうか。少し前なら、これでも売れたのでしょうが、さすがにこの時期になるとディスコビートじゃないと売れなくなっています。

Sweet Fighting Ladyのように、これまで通りラテン系ライトフュージョンな曲もあります。こういう多様性がこのバンドの強みであり、安易にディスコブームに乗っからなかったのは褒めるべきところです。こじきだと少し時代遅れな感じはありますが、今の耳で聴くと、聴きごたえのある深みのある作品として評価出来ます。これぞWarという感じです。

Galaxy
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