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[20201208]

Furrowed Brow
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。アコースティックギターでの弾き語りも様になってきて、歌詞もしっかりと作り込むようになっています。トラッドフォークの表現にも自信を持ってきたのか、エレキギターやピアノなどの楽器も重ねる事で、よりカラフルなトラッドフォークとロックの融合を実現しています。

1. You Are Many
2. Superherder
3. Spout Of Light
4. Rotten Shade
5. Broken Dome
6. Saddest Summer
7. Pannemaker Doms

彼のモットーは変則チューニグによるアコースティックギターでのアルペジオの構築にあると思います。普通のチューニングではとても弾きにくいような和音を奏でる事で、幻想的なトラッドフォークの世界を構築する事。そこに自信を持ってきたからこそ、ロック的なアレンジを加えても、その世界観を崩さないという領域に至っています。

これが彼が本来やりたかった事だと思います。そしてそれを表現できる実力を身につけてきたからこそ完成した作品だと思います。弦楽器以外の響きが入る事で、華やかになりますし、モノクロだった世界に色がさしたような音楽になっています。ツェッペリンを手本としながらも、ツェッペリンとは違う世界観を生み出しています。

You Are Many
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[20201207]

Old Fog
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。前作はインストが多かったのですが、今回は歌ものになっています。トラッドフォークをベースにしながらも、オリジナリティーのある作風になっています。ギターよりもマンドリンやその他の弦楽器の使用度が多く、ギターもそれらの音色に合わせたような変速チューニングになっていて、アコースティックギターとは思えないような音色になっています。

1. Hag Stones
2. Old Fog
3. The Patron Saint Of Troubled Men
4. Phantom Rings
5. Alhadeff Music
6. Of Late
7. Welsh Harp
8. Hand Of Reign
9. Sing Into Your Brightning Skull

歌は得意分野では無い感じですが、素朴なトラッドフォークの雰囲気には合っています。トラッド、ケルトに加え、ロックの要素もあるフォークソングですから、とても個性的な感じになっています。エレキギターも控えめな感じで使っていたりしますが、基本はアコースティック感、アナログ感を大事にしています。

個性的なトラッドフォークを作るアーティストは70年代には何人かいましたが、それらとは違う雰囲気ではあります。まだアングロサクソンがイギリスに入植する前からあるようなフォークソングのようでもありますが、ロックの要素もありますから、現代的なのかもしれませんが、現代的な印象を与えないような雰囲気を持っています。この辺の感覚が個性的と言える所以だと思います。

Hag Stones
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[20201206]

Alexander Tucker
(1998/07/14)

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イギリスのアーティストAlexander Tuckerの2003年のファーストアルバムです。以前はパンクバンドなどに在籍していましたが、ソロ活動を行うにあたり、トラッドフォークスタイルでのアコースティックギター、マンドリンなどを演奏し、それらをデジタル編集する事で、トラッドフォークに新たな風を吹き込んでいます。

1. Multi Story Haiku
2. Shirts Give Pleasure To Those Who Wear Them
3. The Black Bear
4. Warm Fan
5. Shandor
6. Ludite Blues
7. The Hungarians
8. Yugo Russian Guitar
9. Paste!! Century
10. Kolbaz

ケルト系のオープンチューニングされたギターを巧みに演奏し、多重録音してトラッドフォークのベースを録音し、その音源からカットアンドペーストされた演奏をループさせたり、エフェクト処理されたサウンドと組み合わせています。電子音は使っておらず、アコースティック系の音源を元にデジタル処理されているので、フォークトロニカとはイメージを異ならせますが、これもフォークトロニカの一種だと思います。

デジタルサイケのようなエフェクトとカントリー、トラッド系フォークソングの組み合わせ、同じような手法は他でも行われていますが、ロック畑の人間がやっているという事で、感覚的に他には無いニュアンスが生まれています。ロックとトラッドフォークの融合という事ではツェッペリンというお手本がありますが、ロックならではのかっこよさを知っているからこそ作り出せる作品になっています。

Multi Story Haiku
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[20200527]

Spot
(1998/07/14)

Attwenger商品詳細を見る


2015年のアルバムで現在までの最新作になります。2013年にライブアルバムClubをリリースして集大成としたのか、ここではエレクトロニカな音源を積極的に取り入れながらも、初期の頃のヨーロピアンフォークも復活していて、パンク、ヒップホップなどのこれまでのスタイルをより発展させたバリエーション豊かな内容になっています。

1. kana daham
2. japaner
3. wöd
4. i bin froh
5. schmafu
6. ned vü
7. aussi
8. ferl und fritz
9. oida
10. dan weng
11. immernu
12. leck mi o
13. heid scho
14. glong
15. maunda
16. zopf
17. automatische
18. sog amoi
19. söwa
20. einfamilienhaus
21. wos los
22. blur
23. kana alla

オーストリアの方言でのラップはお経に近い感じのままで、いつまでたっても洗練されませんが、この癖の強さがAttwengerらしさであり、これを変えてしまっては彼らの存在意義が薄れてしまいます。長らく売れる為にそういう癖を矯正されてしまった音楽ばかり聴かされてきました。なので、何を聴いても同じに聴こえてしまいますし、逆に代わりならいくらでもいるという状態になっています。

そんな流通重視の音楽で満足なのか、という疑問を投げかけてくれる数少ないアーティストです。癖が強ければ好き嫌いがはっきり現れますが、好きになればとことん好きになれます。それで成功しているのがストーンズだと思います。あんなに癖が強くて下手くそなのに売れているという現象、なのに当の本人ミックジャガーは売れる為の戦略に余念が無いという人でした。自分達でもなんで売れているのか分からないから分析していくのです。そんな計算高くないと売れないのでしょうが、Attwengerは現在では貴重なそんな癖強めのアーティストです。

kana daham
⇒ 続きを読む

[20200526]

Flux
(1998/07/14)

Attwenger商品詳細を見る


2011年のアルバムです。原点回帰したというか、ロックな作品になっています。パンクに戻っているというか、全体的なロックな内容になっています。シンセサイザーも使っていたりしているので80年代ロックみたいになっています。ロックンロールなShakin My Brainのとぼけた感じはグラムロックのイカサマ加減に似ています。

1. Shakin My Brain
2. Duamasche
3. Hintn Umi
4. Woat
5. Mief
6. Kugl
7. Trip
8. One
9. Orkan
10. Fressn
11. Kantri
12. Proberaum
13. Hausn
14. Internet Ged
15. Ani
16. Durchdrahn
17. Swing

アコーディオンとドラムだけでロックをやるとパンク時代に戻ったみたいですし、その方が得意なのでそういう曲もありますが、もっと総体的なロック全般を表現しています。ベースもシンセのアレンジもありますし、ヒップホップ感覚もまだ捨てていませんから80年代っぽい感じになっています。エレクトロニカには進まずロックになってしまうところが面白いところです。

それでもアコーディオンが主役なので、どこかフォーキーな雰囲気もあり、ソフトな感じがするので、たまにシンセを使って尖った感じを演出しています。パンク時代と違うのはドラムパターンでしょう。8ビートな感じとオンビートでの16ビートなど、明らかにロックを演出しています。歌はクラウトロックみたいな雰囲気がします。

Shakin My Brain
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