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[20230409]

Ball
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。よりヘヴィーなプログレ、スプリングリバーブを印象的に使っているので、スペースロック的な印象も受けます。69年と言えば、キングクリムゾンとツェッペリンが登場した年です。それは劇的なそれまでのロックの流れを変革していくエポックメイキングとなりましたが、他のバンドはまだその新しい時代に適応出来ていません。サイケデリックの時代って3年〜4年程度の短いものでした。ウッドストックも、暑い夏の終わりを象徴している出来事なのでありました。

1. In The Time Of Our Lives
2. Soul Experience
3. Lonely Boy
4. Real Fright
5. In The Crowds
6. It Must Be Love
7. Her Favorite Style
8. Filled With Fear
9. Belda-Beast

ハードロック、プログレの流れは70年代に入って加速していきます。なので、まだ69年は混沌とした時期でした。サージェントペッパーにより生じた衝撃がついに69年に実を結んでいくのです。それは10年時代を牽引してきたビートルズへの決別でもありました。クリムゾンのファーストアルバムはなんとアビーロードの売り上げを抜き去ってしまったのです。10年近く無敵を誇っていたビートルズを脅かす存在が登場したのです。そのプログレへの影響力を持っていたIron Butterflyでしたが、自分達ではその新しい流れにはついていけていません。

In-A-Gadda-Da-Vidaのビッグヒットを持っているにも関わらず、一瞬で時代遅れのスタイルになってしまったのですから、当時の激変ぶりは衝撃的過ぎています。現在、それほどの衝撃性を持つバンドなど存在しません。新しいスタイル、自分達のオリジナリティーなどを追及する指向性が薄れているからです。Iron Butterflyも十分まだまだ個性的ですが、それ以上の感性が生まれた以上、彼らにも方向転換の必要性が生じてきます。そしてこの後Erik Brannが脱退しました。

Full Album
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[20230312]

A Christmas Shang-A-Lang
(1998/07/14)

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2015年にリリースされた作品で、企画ものとしても最新作になります。録音されたのは再結成された85年頃のもので、Shang-A-Langという彼らのテレビ番組があって。その番組でクリスマスソングを特集した時の録音を集めたものになります。クリスマスソングとロックンロールの相性は良く、これまで多くの名盤が作られましたが、それらに匹敵するほど良く出来た作品になっています。

1. Rock'N'Roll It's Christmas Time!
2. Shang-A-Lang [Festive Mix] [Live]
3. White Christmas
4. A Lonely Christmas Eve
5. Jingle Bells
6. Christmas Kiss
7. Christmas Everyday [When I'm With You]
8. Party Tonight
9. Loch Lomond
10. Christmas Gift

アレンジがBay City Rollersらしいグラムロックなアレンジになっていますので、当時の再結成時のソウルフルな内容よりも彼ららしい作品になっています。昔のファンの人でも納得できるような、あの熱狂していた頃を思い出せるようなサウンドになっています。この後、メンバーが次々に亡くなっていきますので、Bay City Rollersの最後の輝かしい記録として残された貴重な音源になります。

日本にもエアーバンドがいましたが、彼らが演奏をしないという事を批判する人はいません。アイドルとしてどれだけ熱狂させられるか、それだけの魅力があったバンドだったのだと思います。残され曲達もグラムロックだと思えば愛すべき曲ばかりです。まがいものでも許される、それがグラムロックの暗黙の了解であります。こう言うバンドがいて、多額の金が動いていたのでります。これもロックの歴史の一つなのであります。

Rock'N'Roll It's Christmas Time!
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[20230312]

Breakout '85
(1998/07/14)

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85年のアルバムで、Bay City Rollersとして復活した時の作品です。脱退したメンバーもRollersとしてもうまくいかなった彼らがとった行動が、メンバー全員集まって再結成しようとLeslie McKeownもIan MItchellもPat McGlynnも集まって再結成しました。彼らに取って唯一の金の生る木でしたから、ここにすがるしかなかったのでしょう。

1. Make My Body Work
2. Breakout
3. That's The Way
4. Could This Be Love
5. When You Find Out
6. The Whip
7. I'm The Man For You
8. Groovy
9. Emotion
10. No Freedom

音楽的には全くの80年代ポップスになっていて、もうBay City Rollersとかどうでもいいような音楽になっています。そもそも誰も楽器を演奏していないのですから、ただ、ステージにメンバーが立っているだけでいいのですから、サウンドがどんなに変わっても気にする事はないのですが、グラムロックだと思っていたファンにとっては残念な方向性になっています。せっかく再結成してもそれほど話題にもなっていませんが、日本では割と好意的に取り上げられ、来日も果たしています。

Leslie McKeownはポルノビデオに出演したりと、イメージダウンになっていましたが、日本のファンは優しく迎えてあげました。メンツ的にはオールスター集結状態ですから、昔からのファンにとっては嬉しい状態なので、少しだけ盛り上がったような状態でした。なので、再結成作品は1枚で終わりましたが、その後もコンサートを開いています。Les McKeown's Legendary Bay City Rollers、Ian Mitchell's Bay City Rollersと言うようにメンバー違いでの活動をしていたようです。

Full Album
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[20230309]

Strangers In The Wind
(1998/07/14)

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78年のアルバムです。新メンバーの相次ぐ脱退で、オリジナルメンバーのAlan Longmuirが戻ってきて、再び5人組になりました。しかしリズムギターの代役で加入したAlan Longmuirでしたので、Stuart Woodはそのままベースにとどまっています。楽器を演奏していないので、ギターだのベースだの、どっちだっていいのでしょう。しかし、度重なるメンバーチェンジ、Ian MItchellもPat McGlynnも童顔ですぐ人気者になっていたので、ファンの中でも不信感はあったと思います。

1. Another Rainy Day In New York City
2. All Of The World Is Falling In Love
3. Where Will I Be Now
4. Back On The Street
5. Strangers In The Wind
6. Love Brought Me Such A Magical Thing
7. If You Were My Woman
8. Every Tear I Cry
9. Shoorah Shoorah For Hollywood
10. When I Say I Love You (The Pie)

完全にパンクの時代になっていますので、このアルバムも、Alan Longmuirの復帰もほとんど話題になっています。アメリカをターゲットにした音作りの作品になっていますが、ヒットチャートから遠ざかり、ほとんどこの時点で過去のバンドになっています。しかし、根強いファンになんとか支えられている状態でした。世間的にはもう話題にすらしてもらえない状態になっています。

このアルバムを最後にLeslie McKeownが脱退します。ほとんどLeslie McKeownのルックスで人気があったバンドだったので、この脱退はかなりの痛手になります。というか、もう時代がこのバンドを必要としていませんから、何をやっても人気を盛り返す事は出来ません。パンク、ニューウェイヴの時代には適応出来ず、アメリカに媚びに行ったバンドはイギリスでも人気を失っていきます。アメリカでも大して必要とされておらず、作られたアイドルグループは危機に瀕していきます。

Another Rainy Day In New York City
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[20230308]

It's A Game
(1998/07/14)

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77年のアルバムです。Ian MItchellがすぐ脱退したので、代わりにPat McGlynnが加入しました。この新メンバーで来日しましたので、日本ではPat McGlynnが一番親近感があると思いますが、彼もすぐに脱退してしまいます。当初はこの作品にも携わっていましたが、脱退した事でクレジットされておらず、四人のメンバーでの制作とされています。どちらにしても演奏はしていないのでクレジットされてなくても問題はないのでしょう。

1. It's A Game
2. You Made Me Believe In Magic
3. Don't Let The Music Die
4. Love Power
5. The Way I Feel Tonight
6. Love Fever
7. Sweet Virginia
8. Inside A Broken Dream
9. Dance Dance Dance
10. Rebel Rebel

プロデューサーはHarry Maslinで、デヴィッドボウイに携わっていた事があるので、ボウイのRebel Rebelをカバーさせています。なので、グラムロックな部分と、アメリカをターゲットにしたディスコ、ソウルなアレンジの曲が揃えられています。なので、これまでの彼らの作品に比べると大人っぽくてセクシーな感じの内容になっています。日本では来日したこともあり、人気の絶頂期でありましたが、イギリスではパンクが登場してきた時期でもあり、徐々に人気に陰りが見えてきます。

パンクロックにとっては、一番忌み嫌うべきターゲットとなる対象でありましたので、このイカサマ臭いバンドの人気は、ここから下降線を辿っていく運命となっていきます。しかし、この頃のアメリカ系のソウルミュージックは後の80年代のホワイトソウルにもつながっていくものであり、パンク抜きにすれば、先を見据えた内容になっている事になります。不況真っ只中へと突き進んでいくイギリスに比べて、アメリカはバブルを謳歌していく時期に入りますから、この選択肢は間違いではありません。しかし、実力を持たないただのアイドルグループをいつまでも待ちあげるほど世間は優しくありませんでした。

It's A Game
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