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[20230910]

Out Of The Coma
(1998/07/14)

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2012 年のアルバムです。再結成した時に制作されました。新曲が用意されていますが、The Malgaard Suiteだけファーストアルバム用にレコーディングされながらも収録されなかった曲が収められています。なので、ほぼ新作のような内容になっています。アコースティック楽器が多く使用されているので、古臭さも新しさも感じませんが、少しだけ使われているシンセサウンドで時代を感じる事が出来ます。

1. Out Of The Coma
2. The Sacrifice
3. The Return
4. The Malgaard Suite

グロテスクな印象は薄れていますが、それだけプログレ色が強くなっています。唯一無二なバンドでしたが、それは時代が過ぎた後でも同じで、彼らに似ているバンドは現れていなかったようです。なので、時代が違ってもその存在感は全く衰えていません。というより、以前よりアクが強くなっているような歌声になっています。即興性も加わってより個性的になっているような印象です。

クラシック、フォーク、ロックだけじゃなく、ジャズの要素も隠れ持っていたと思います。その全ての要素を忘れる事なく、存分に発揮しています。とても長いインターバルがあったバンドだとは思えないほどの出来栄えです。どんなに時代が変わっても、自分達が表現するものが明確に見えています。そして表現されています。

Out Of The Coma
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[20230910]

To Keep From Crying
(1998/07/14)

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74年のアルバムで最後の作品となります。実はファーストアルバムリリース後一度解散していました。新しいメンバーを迎えて、制作されたものになります。ファースト同様、オカルティックなサイケフォークな内容ですが、ファーストよりはポップな作風にしようと努めています。そうした工夫の形成期がプログレフォークロックのような印象を与えてくれます。

1. Down (Like A Movie Star)
2. Touch Down
3. Waves And Caves
4. Figure In Your Dreams
5. Children Of The Universe
6. So Long Supernova
7. Perpetual Motion
8. Panophany
9. Get Yourself A Man
10. To Keep From Crying

プロデュースはRoger Chapmanで、当時新進気鋭のレーベルVirginからのリリースになっています。当時はプログレ系を中心にリリースしていたレーベルですが、パンクの時代にはセックスピストルズも売り出しています。なので、当時のVirginが好みそうな音楽性を持っていると思います。中世的なアコースティックプログレとオカルティックな表現。サイケというよりプログレという表現が似合うようになっています。

このたった2枚のアルバムだけのリリースでしたが、その存在は衝撃的なくらいに印象が残されており、その後も何度かバンドは再結成を繰り返したり、ライブ音源がリリースされたりしています。それでも一般的には知名度は低く、かなりマニアックな存在のバンドだったと思います。一般的なプログレバンドとも違うし、トラッドフォークとも違うし、唯一無二のバンドだったのではないでしょうか。

Full Album
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[20230909]

First Utterance
(1998/07/14)

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イギリスのバンドComusの71年のファーストアルバムです。69年から活動しており、ギターとボーカルのRoger WoottonとGlenn Goringを中心に結成されました。ベースのAndy Hellaby、パーカッションのBobbie Watson、バイオリンとビオラのColin Pearson、フルート、オーボエのRob Youngの6人組となりました。サイケデリックフォークからプログレな展開になっていきます。

1. Diana
2. The Herald
3. Drip Drip
4. Song To Comus
5. The Bite
6. Bitten
7. The Prisoner

Dianaがシングルヒットしました。サイケデリックフォークという事で、歌い方はマークボランのようなビブラートが効かされています。アコースティックなアレンジが中世的な雰囲気を出してプログレのようでもありますが、どこかグロテスクなオカルティックなおどろおどろしさが醸し出されています。歌詞のテーマも虐待的な権力に直面した傷つきやすい無邪気さ、死体性愛、電気けいれんをめぐる批判、レイプなど、狂気的で、悪魔的なフォークサイケデリアとなっています。

オカルティックなフォークロック作品として、マニアの間では絶賛されているアルバムです。当時イギリスではトラッドフォークブームというのもあり、斬新なフォークバンドがもてはやされていました。彼らもそんなバンドの一つでしたが、長く活動していないので、あまり人々の記憶には残らずに現在まできています。なので、たまに思い出させるように、彼らの作品を紹介するのも必要かと思います。

Full Album
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[20230827]

Bat Chain Puller
(1998/07/14)

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2012年のアルバムで、彼らの最後の作品としてリリースされました。元々は76年にレコーディングされていた音源でしたが、発売予定だった、ザッパと彼のマネージャーによるDiscReet Recordsからリリースするはずだったが、ザッパとマネージャーが仲違いして、このレーベルの先行きが不透明となり、お蔵入りになっていた作品でした。などかザッパにこの音源の発売をお願いしていたが、出したければ自分で権限を買い戻せと言って拒否した。後にザッパが亡くなって、ザッパの遺族がこの音源の発売をCaptain Beefheartに持ちかけたが、画家になっていたCaptain Beefheartは拒否していました。Captain Beefheartが2010年に亡くなった後、ザッパの遺族によって、やっとリリースされる運びとなりました。曰く付きの作品であります。

1. Bat Chain Puller
2. Seam Crooked Sam
3. Harry Irene
4. 81 Poop Hatch
5. Flavor Bud Living
6. Brick Bats
7. Floppy Boot Stomp
8. Ah Carrot Is As Close As Ah Rabbit Gets To Ah Diamond
9. Owed T' Alex
10. Odd Jobs
11. Human Totem Pole (The 1000th And 10th Day Of The Human Totem Pole)
12. Apes-Ma
13. Bat Chain Puller (Alternate Mix)
14. Candle Mambo
15. Hobo-Ism

お蔵入りになっていたので、後の作品で再演されてご存知の曲も沢山ありますが、こちらがオリジナルの音源になります。オリジナルメンバーが集まっていた時のセッションなので、その後にリリースされた演奏とは違っています。ファンにとっては嬉しい発売となりました。結構ラフな演奏もあるので、デモ状態の録音もあるのかと思いますが、この悪魔的なブルースロックによる、アヴァンギャルドな演奏こそCaptain Beefheart and The Magic Bandであり、これが普通に発売されていたどうなっていたのでしょうか。

再演はされても、同じ曲でも同じような演奏を再現するのは不可能に近いものです。この時のこのセッションにこだわっていたCaptain Beefheartの気持ちが分かるくらい、再現が不可能なくらいに最高の演奏が録音されています。このラフさも彼ららしくいいです。複雑な大人の事情に関与していないザッパの遺族だからこそ実現出来た発売となりました。

Bat Chain Puller
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[20230826]

Ice Cream For Crow
(1998/07/14)

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82年のアルバムです。メンバーの入れ替えなどもありましたが、彼らならではのアヴァンギャルドなブルースロックを追求した内容になっています。前作では好意的な評価を受けていたので、今回も同じような手法になっています。もはやニューウェイヴ、オールドウェイヴも関係ないくらいCaptain Beefheart and The Magic Bandならではのスタイルになっています。

1. Ice Cream For Crow
2. The Host The Ghost The Most Holy-O
3. Semi-Multicoloured Caucasian
4. Hey Garland, I Dig Your Tweed Coat
5. Evening Bell
6. Cardboard Cutout Sundown
7. The Past Sure Is Tense
8. Ink Mathematics
9. The Witch Doctor Life
10. "81" Poop Hatch
11. The Thousandth And Tenth Day Of The Human Totem Pole
12. Skeleton Makes Good

自分達が作り上げてきたものが時代を先取りしていたと言う自負があるのか、まるっきり新しい時代のスタイルには迎合しようとしていません。とても80年代にリリースされた作品とは思えないくらいに、いつもの彼らのサウンドになっています。新しいとは感じませんが、古いとも感じない不思議な作品になっています。Captain Beefheartが口で説明してるものをバンドが再現して作られるそのスタイルは、もはや誰にも真似出来ないものでもあります。

絶対無二なこのバンドもCaptain Beefheartがこの後画家としての活動に専念する為、活動停止した事により、バンドは自然に解散となっていきます。2010年にはCaptain Beefheartは亡くなっているので、再結成も実現出来なくなっています。売り上げは落ちていましたが、最後まで自分達のやり方を曲げずに、妥協なく活動していた事は高く評価出来るものであり、ひとりよがりというより、孤高なアーティストだったと思います。こんな作品、誰に出来るものでもありません。

Ice Cream For Crow
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