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[20221116]

Finisterra
(1998/07/14)

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2014年のアルバムで最後の作品です。バンドはここで解散となります。何の活動もしていないのに解散していないバンドって最近結構多いのですが、はっきり解散しているという潔さを感じます。前作でかなりロック寄りな作品を作ってしまって、反省したのか、今回は完全に民族楽器のみでの演奏になっています。

1. Senhora Do Leite
2. Quase Um Repasseado
3. Divina Santa Cruz
4. Lá Cima Ó Castelo
5. Bravio
6. Margaça
7. Adufada
8. Rumba Cega
9. Melancolia
10. Primeiro Olhar
11. As Canseiras Desta Vida

デジタルサウンドやプログラミングは使わず、民族楽器のみでの生演奏にこだわっています。しかし、やっているのはかなりロック寄りなケルトミュージックのような曲ばかりで、それゆえにあえて民族楽器のみでの演奏にしているようです。そのかわり、ロック寄りな感覚を持っていますので、ミックスダウンなどはかなりスタジオワークを駆使して、音響を工夫したサウンドになっています。ですからかなりロック感覚のある作品に仕上がっています。

ロックバンドが演奏するケルトニュージックのような、そんな楽曲ばかりなので、使用する楽器が違えば、前作同様ロック寄りなサウンドにも成り得るでしょう。しかし、最後のアルバムでそれは自分達らしくないと判断したのか、あえて民族楽器の生演奏にこだわっています。電気楽器は演奏していませんが、エフェクト処理でそれらしきサウンドは登場してきます。民族音楽寄りになっているだけなのです。ちょうどいいバランス感覚の作品は最後まで作れなかったのかもしれませんが、これだけかっこいい民族音楽って最近少ないので素晴らしいバンドだったと思います。

Full Album
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[20221115]

Eterno Retorno
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。これまでの民族音楽とオルタナロックの関係が逆転しています。これまでは曲自体は民族音楽であって、アレンジとしてオルタナロックのサウンドを取り入れていましたが、ここでは曲自体がもうロックになっていて、アレンジのサポート的な部分での民族楽器が登場するような流れになっています。

1. (Ir)Real
2. Terra Escura
3. Embalo Ao Nascer Do Sol
4. Quatro Ciclos
5. Sei Que Não Sei
6. Guardar Segredo
7. Folha Vazia
8. Contos De Cordel
9. Tronco
10. Ladainha Do Lago
11. Sombra
12. Primeiro Olhar

民族音楽な曲もありますが、ロックそのものも民族音楽は取り入れながら増殖してきましたから、もうロックそのものですね。リズムがドラムだけになっているのもロックを基盤にするようになってきたからです。これまでは民族音楽らしい楽曲が顕著でしたが、完全にロックに移行しています。それでも彼らにとっては民族楽器が武器ですから、ライブでは民族楽器を演奏してロックの部分はプログラミングとして扱われています。

ロック色を強めたほうが売れると見込んだのかもしれません。その成果はあり、知名度は上がるようになりましたが、彼らの持ち味である、民族音楽風のバンドである特徴はブレてはいけません。民族楽器だけで、これだけ迫力のある演奏ができるバンドなんてほとんどいないのですから、ロック的な表現になってもそれは失われていませんが、バランスの絶妙さはこだわって欲しいところです。一番難しい問題ではありますが。

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[20221113]

Ruído Do Silêncio
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。民族音楽とオルタナの融合をより極めてきました。これまではパーカッションだけだったのが、ドラムも使うようになり、歪んだベースサウンドは歪んだギターよりも唸りを上げています。曲自体はフォルクローレ、ケルトのような民族音楽のままですが、ロックバンドのような演奏も加わる事で、より個性的になっています。

1. Lilaré Dos Cinco Sentidos
2. Sons De Pó
3. Mazurka Da Água
4. Tempo Chão
5. Da Minha Janela
6. Moda Da Ceifa I
7. Moda Da Ceifa II
8. Manhãzinha De S. João
9. Repasseado Da Calçada
10. Nas Tuas Mãos
11. Légua Da Póvoa
12. Ruído Do Silêncio

ロックバンドがエスニックな要素を加えるのは逆で、民族音楽を基本としながらロックの要素を取り入れる事で、ロックバンドでは出来ないような微妙なニュアンスが生まれています。民族楽器も主役として演奏されていますので、どちらかに偏る事なくバランスをとりながら音楽として成り立たせようとしています。

それは民族音楽の中にもロックフィーリングなスピリットが宿っているという証明をしようとしているように感じます。元々はロックバンドフォーマットの楽器を使っていなかっただけで、やっている事は昔と変わっていないと思います。ただ、分かり易くするためにギター、ベース、ドラムという楽器も使うようになっているのです。そこで分かりやすくなったところで、民族楽器だけの演奏に戻ってロックを感じさせるような演奏を展開しています。これまでの自分達の音楽を肯定するかのように。

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[20221113]

Hemisférios
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。CDでは2枚組になる容量です。1枚目はロックと民族音楽が融合したスタイルになっています。彼らが言うところのオルタナと民族音楽の融合です。これまで少しそんな曲はありましたが、全部そのスタイルというのは初めての試みです。彼らにとっても挑戦的な内容になっています。

CD1 Hemisfério Esquerdo
1. Intro
2. Caminhos Turvos
3. Lua Imersa
4. Instantes
5. Longe, Em Segredo
6. Sáfaro
7. Água Forte
8. Voo Longe
9 Sinapse
10. Leve Acordar
CD2 Hemisfério Direito
11. Intro
12. Baile Da Meia Volta
13. Eras Tão Bonita
14. Coroar
15. A Virgem Se Confessou
16. Borda D'Água (Prelúdio)
17. Borda D'Água
18. Sanfona
19. Alvorada Sanabresa / Antigo Baile Agarrado
20. Romance
21. Recordai
22. Embalo
23. Recolhas

オルタナと民族音楽の融合といっても、歪んだエレキギターやノイズ系エフェクト音が加わっているだけで、基本的なものは民族楽器での演奏で、これまでと違いはありません。2枚目はこれまで通りの民族楽器による演奏ですが、演奏の迫力でいったら、オルタナな演奏とさほど差は無いと思います。1枚目は自分達とは反対側の半球というタイトル、2枚目は自分達がいる半球という名前がつけられています。

自分たちの文明と、違う文明との分け方になっているようで、オルタナが違う文明ということになるのでしょうか、詳細な内容は分かりません。2枚目にも歪んだデジタルサウンドが加わっていたりしますし、そこの組み分けも確かなものではありません。どちらにしても、これまで民族音楽にこだわっていたものに変化が生まれてきているという事です。現代的な表現も加える事で、よりエモーショナルな世界を表現しています。

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[20221112]

Incógnita Alquimia
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。音楽性はケルトやフォルクローレのような民族音楽になっていますし、使用している楽器も民族楽器のみです。なのにロックに聴こえるというのがこのバンドの特徴です。演奏方法も民族楽器ならではのものですが、ロック側が早くから民族音楽からの奏法を導入しているからロック的な演奏に聴こえるのです。

1. Senhora Da Azenha
2. Nyckel Power
3. Meninas Vamos À Murta
4. Água-Mãe
5. Olhos De Maré
6. Cantaria
7. Na Boca Do Lobo
8. Cadafalso
9. Jig From Hell
10. Estrela De Cinco Pontas
11. Incógnita Alquimia
12. Vitorina

民族楽器を普通に演奏していれば民族音楽に聴こえるでしょう、しかし、彼らはあえてロックに聴こえるような、民族楽器ならではの奏法で演奏をしていると思います。だからロックに聴こえますし、とどめに歪んだエレキギターも被せてきます。一応彼らは民族音楽とオルタナの融合と唱えていますが、私にはプログレッシヴロックに聴こえます。変拍子も絡んできますし、プログレはジャズやクラシック以外にも民族音楽、特にケルトからの導入部分もあったと思います。

何と言ってもレッドツェッペリンはハードロックでありながらもケルトからの影響を大胆に導入していた事から、ロックと民族音楽の蜜月な関係はあったのです。しかし、民族音楽側からロックへのアプローチは少なかったと思います。そういう部分に焦点を当てたのがこのバンドであり、本来はロックミュージシャンなのが、民族楽器を手にして演奏しているような、そんな革新的なバンドなのだと思います。

Senhora Da Azenha
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