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[20191105]

Høns!
(1998/07/14)

Dokkemand商品詳細を見る


アメリカのアーティストMarius Grøtterud Egenesの一人プロジェクトDokkemandの2008年の唯一のフルアルバムになります。エレクトロニカを中心としながら、アコースティック楽器等のサンプリングも加えたフォークトロニカになっています。ゲストボーカルを招いて歌ものになっている曲もあります。

1. Kanaria
2. Lapp
3. Udulat
4. Knapp
5. Eike
6. Klokka Er 76
7. Lupe
8. Hest
9. Stempel
10. Lumpa
11. Teleform
12. Slapp

曲調、音源、どれをとってもエレクトロニカそのものであり、それに歌を加えるという手法は斬新だと思います。エレクトロニカ色が強いですが、アコースティック音源も効果的に使っているのでフォークトロニカと言っても指し使いありません。かなりテクノ色が強めのフォークトロニカです。

電子音もサンプリング音源もいいバランスでミックスされていて、エレクトロニクスとして統一感があります。電子音のエディット、サンプリングのエディット処理を最大限に活かしながらも、歌が映えるようなアレンジにまとめ上げている点が素晴らしいと思います。ポップ性を嫌うテクノミュージシャンもおりますが、テクノ、ポップス、ロックが調和する方向性が現代的だと思いますし、混血、融合していく事で新しい未来は開けていくものです。

Kanaria
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[20190807]

Cherries On Air
(1998/07/14)

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2018年の作品で現在までの最新作になります。ゲームのサウンドトラックになっています。サウンドトラックを依頼される事が多いようです。サウンドトラックとなっても自分達のスタイルは曲げません。キャラクターのひょうきんな感じを出しているので、いつもよりは明るめです。プログラミングも多くなっていますが、アナログ感満載です。

1. Cherries On Air 1
2. Buena Vista Chuchel Club
3. Chuchlegg
4. Cherries On Air 2
5. CHVCHLS
6. Cherry I Love You So Much
7. Chuchelman & K-boys
8. Cherries On Air 3
9. CHUCHLMN (feat. Kek-L)
10. Stranger Cherries
11. Cherries On Air 4
12. Chuchel Walk With Me
13. Cherries On Air 5
14. Nino Chuchel
15. Chuchelson Chucheley
16. Cherries On Air 6
17. Kin-dza-bab
18. Chuchel's Morning With Cherry Toothpaste
19. Cherries On Air 7
20. Los Kekelos
21. Cherries On Air 8
22. Young Chuchels
23. Labyrinth

ひょうきんな歌がキャラクターのイメージを表現していますが、これがこのままゲームに使われているというのもユニークでしょう。Buena Vista Chuchel Clubというパロディー精神もたっぷりで、子供には分からないところで遊んでいます。アコースティック感と電子音が共存していますが、全体的にアナログな質感を持ったサウンドトラックです。

いつもやらないような事もやっていて、彼らの懐の深さを思い知ります。サウンドトラックという事を抜きにして、音楽として楽しめます。いつも使わないようなシンセサウンドもシーケンスも新鮮です。サンプリング素材も多様していますから、ゲームしてても楽しいと思います。昔のゲーム音楽のような雰囲気もありながら、昔ではあり得ないような工夫が斬新です。

Cherries On Air 1
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[20190806]

Nipomo
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。ロック的な内容になっています。以前のようにフリーキージャズのニューウェイヴ風もありつつ、基本はフォークロックのようであり、サンプリングも多用したフォークトロニカになっています。楽しい夏をテーマにして明るく振舞っていますが、ひねくれポップの性質でしょうか、素直に楽しんでいるような感じがしません。

1. Nipomo
2. Mulatu
3. No Survi
4. Surfi
5. Nunki
6. Zoppe
7. Meteor
8. Vampira
9. Durango
10. Javorníček
11. Vespering

ブラジリアンだったり、スパニッシュなリズムも取り入れつつ、自分達の言語による極上のポップスとして、噛み砕いて表現しています。いろんな要素がおもちゃ箱のように詰まった音楽ですが、エレクトロポップという印象は無く、オーガニックな質感がするのは生演奏の部分が多く、サンプリング素材のアナログ感によるものでしょう。

これが英語だったらもっとポップに響くと思いますが、チェコ語だからこそのアクセントも曲作りに役立っていると思います。下手に英語圏に寄せていないところが彼らの強みなのかもしれません。個性的である事が美徳とされていない時代に、燦然と輝く個性を発揮しています。メジャーレーベルに所属しない事が今は幸福な時代なのです。

Nipomo
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[20190805]

Botanicula Soundtrack
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。ゲームのサウンドトラックになっています。ゲームのキャラクターをテーマにしているので、ひょうきんな感じの曲が多く、ファンタジーな雰囲気の作品です。ゲーム音楽にしてはアコースティック楽器などの部分が個性的で、2012年Independent Games Festivalでオーディオ賞を受賞しています。

1. Juchu
2. Lekacka
3. Letejono
4. Houby
5. Crab
6. Mr. Lanterns mixtape part 1
7. I was born as frankenstein
8. 3 level
9. Bunky
10. Lala
11. Melodika
12. Beetleman
13. Mrs. Mushroom likes LCD Soundsystem
14. Nocni jazz
15. I'm the pacman
16. A major for 12 frogs
17. Cinem
18. Zatoichi
19. Finale
20. Plavaci Hlavolam
21. Star Wars

今回は完全に二人だけで演奏されています。昆虫が主役のゲームですので、そういう環境の生活音がアレンジに含まれています。歌の部分もサンプラーによるキャラクターに寄せたスキャットにしていて、自然環境を表現するのにアコースティック楽器が効果的に使われています。実際にゲームをしていて、こんなアナログな音が出てきたら特別な感じになるに違いありません。

しかもオーケストラとか、ダンスナンバーでも無く、電子音ばかりでは無いので、ゲーム音楽としては革新的だと思います。ゲームの画素もどんどん良くなっているので、音楽面でも革新性は必要だと思います。一見子供向けのゲームのようであり、その方向性での音楽を作っていますが、アレンジ面ではかなりアダルティーな事をやっています。

Full Album
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[20190804]

Hu
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。二人だけでマルチに作り上げていきたスタイルにゲストも加えて、エレクトロニカな部分も増え、曲の作りも軽やかになり、伝統的な音楽からボサノヴァ程度に洗練された楽曲になっています。それによりポップ性が増し、アヴァンギャルド性は控えめなアレンジに進化しています。アイデアは満載ですが、出しゃばらずに曲を活かす事を最重要事項としています。

1. Animak
2. Tatanc
3. Fattal
4. Tropikal Animal
5. Baltik
6. Tihop
7. Tuer
8. Hap Hej
9. Numie
10. Nuhu
11. Tralala
12. Uhuh
13. Valibela

架空のラジオ番組の為のポップソングというコンセプトで制作されていて、これまでのようにジャズ的だったり、ロック的だったり、する部分も失われていませんが、ポップスキルの一部として利用していて、度を過ぎないようにしています。それによって単なるシンプルなポップソングには終わらずに、中身の濃い曲に仕上げています。

自分達の音楽性は活かしつつもデジタルフォーマットでまとめあげる術を身につけています。現在の音楽シーンに無いものから音楽を作り上げていたものに、現在の音楽シーンにあるものも足して、更なる可能性を広げています。シンプルにまとめあげていても、かなり複雑な音楽性が同時に呼吸しています。これからどのように進化していくのか、楽しみになってきました。

Valibela
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