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[20231111]

Dr. Crow
(1998/07/14)

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2002年のアルバムで最後の作品になります。新しいメンバーにて新作をリリースしましたが、2013年にステージで倒れたMick Farren がそのまま亡くなった為、これがThe Deviantsとしては最後のスタジオ作品となりました。前作とメンバーが違っている為、ハードロック色は薄れ、ブルースロックのような曲調になっています。Mick Farren の歌い方もキャプテンビーフハートのようであり、コミカルさは引き継いでいます。

1. When Dr. Crow Turns On The Radio
2. You're Gonna Need Somebody On Your Bond
3. The Murdering Officer
4. Sold To Babylon
5. Taste The Blue
6. Song Of The Hired Guns
7. Diabolo's Cadillac
8. Bela Lugosi 2002
9. A Long Dry Season
10. What Do You Want?

途中バンドは解散していましたが、Mick Farrenは常にThe Deviantsの名を背負って活動していて、彼そのものがThe Deviantsだったと思います。たまに思い出したようにスタジオ新作を出してくれましたが、彼にとっては、常にバンドと共にあり、ライブ作品を出すのも、スタジオ作品を出すのもその一環の一つに過ぎない行為だったと思います。

Strawberry Fields Foreverをカバーした作品が加わっているバージョンもあり、最後まで創作意欲に溢れていました。Mick Farrenにとってはコミュニティ・バンドとしてThe Deviantsが存在していました。彼にとっては相互関係と相互依存を大いに伴う存在のバンドであり、メンバーが代わってもそうした意思疎通が行われていたようです。最後まで現役でステージで倒れるまで生きながらえた事は本望であった事でしょう。

When Dr. Crow Turns On The Radio
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[20231111]

Eating Jello With A Heated Fork
(1998/07/14)

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96年のアルバムで、再結成されてからの作品になります。Mick Farrenはバンド解散後もMick Farren and the Deviantsという名前などで活動を続けていました。そしてDeviants IXVIという名義にて、このスタジオでの新作をリリースしました。ハードロックになろうとしていて解散となっていましたので、ハードロック、ヘヴィメタっぽいサウンドになっています。でも何故か、コミックバンド的な匂いがするのは勘違いでは無いと思います。

1. Eating Jello With A Heated Fork
2. On Sutch A Lurid Night
3. God's Worst Nightmare
4. Thunder On The Mountain
5. Three Headed Lobster Boy
6. You Won't Make It Here
7. Arts Of Darkness
8. Hard Times
9. Rivers Of Hell

メンバーは代わっていて、ギターがAndy ColquhounとWayne Kramer 、ベースがPaul Ill、ドラムがBrock Avery、サックスがJack Lancasterで、バックボーカルが複数参加しており、didgeridooをBrad Dourifが演奏しています。ハードロックサウンドですが、どこか呪術的であり、Arthur Brown的なコミックバンドの雰囲気がしています。このバンドが当初はフランクザッパの影響を受けていた事が続いているのか、Mick Farrenのやりたい事は基本変わっていないのかもしれません。

メンバーが代わって、ハードロックサウンドをしっかり作れており、そこは満足出来ているでしょう。しかし、以前のようなシリアスな感じが全くなく、どこかコミカルな歌い方になっています。歌詞の内容もそれっぽいと思います。どこか悪魔的ですが、シリアス感が無いので、冷やかして歌っているような感じに聴こえます。以前のThe Deviantsとは違う雰囲気ですが、解散後の流れからすると、ここに行き着くのでしょう。

Eating Jello With A Heated Fork
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[20231110]

The Deviants
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。ツェッペリンがデビューした年であり、サイケな雰囲気から、ハードロックへ移行しようと試みまれていますが、まだ中途半端な感じです。この路線で70年代も活動し始めましたが、Mick Farrenが脱退し、バンドは解散となりました。残されたメンバーはPink Fairiesというバンドを結成しています。

1. Billy The Monster
2. Broken Biscuits
3. First Line
4. The People's Suite
5. Ramblin B(l)ack Transit Blues
6. Death Of A Dream Machine
7. Playtime
8. Black George Does It With His Mouth
9. Junior Narco Rangers
10. People Of The City
11. Metamorphosis Exploration

このバンドの特徴はファズギターであり、ファズギターによるハードロックは迫力不足でありますが、もっと極端に歪ませればヘヴィメタになります。まだそこまでの音は作れていません。なので、まだサイケな雰囲気を残しながらのハードロックになっています。ツェッペリンという明確な手本が登場した事で、ピンク・フロイドからのハードロック路線という道筋が曖昧な感じになってしまいました。その方が個性的なスタイルになったと思いますが、すベてはツェッペリンが打ち消してしまいました。

ただ、ツェッペリンのような事を真似るには実力不足であり、それなりの演奏力がなければハードロックバンドとしては認められません、だから多くのバンドはグラムロックとして売っていく事になってしまいます。このバンドはどちらに転がっていった事でしょう。野心としてはハードロックを向いていたと思いますし、プログレにもなれたでしょう。ただ、そこまでバンドを維持出来るモチベーションは保てなかったようです。

Full Album
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[20231109]

Disposable
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。ベースのCord Reesが脱退してDuncan Sandersonが加入します。レコーディングはメンバー以外にも複数のゲストにより演奏されています。より内向的な精神性を強調したハードロック的な内容になっています。アートロックを飛び越えた演奏になっています。ポップな曲はまだサイケデリックな雰囲気が残っています。

1. Somewhere To Go
2. Sparrows And Wires
3. Jamies Song
4. You've Got To Hold On
5. Fire In The City
6. Let's Loot The Supermarket
7. Pappa-Oo-Mao-Mao
8. Slum Lord
9. Blind Joe McTurks Last Session
10. Normality Jam
11. Guaranteed To Bleed
12. Sidney B. Goode
13. Last Man

音楽性としてはピンク・フロイドの影響が大きいと思うのですが、ピンク・フロイドはサイケからフォーク、プログレな音楽性に進化していきます。しかし、このバンドはサイケ時代のピンク・フロイドの音楽性をより誇張したような延長線上に、ハードロックとしての形を見出しているようです。シドバレットのギターリフは、ハードロック的だし、ヘヴィメタ的な要素もあったと思います。なので、こんなバンドが存在していたとしてもおかしく無かったと思いますし、もっとこんなバンドが沢山いても良かったさえ思っています。

私も20代の頃はシドバレットのスタイルとパンクを融合したようなハードロックを作ろうとしていましたが、理想通りの曲は作れていなかったと思います。当時このバンドを知っていれば、大きなヒントになっていたと思います。それだけこのバンドには大きな可能性が沢山秘められていると思います。短命だったし、アンダーグラウンドシーンからメジャーに浮かび上がっていなかった事から、後追いで知る事にななっています。それだけに日本における情報量は少なかったのです。

Full Album
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[20231108]

Ptooff!
(1998/07/14)

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イギリスのバンドThe Deviantsの68年のファーストアルバムです。ボーカルとピアノのシンガーソングライターMick Farrenを中心にギターとシタールのSid Bishop、ベースのCord Rees、ドラムのRussell Hunterの四人組でした。The WhoやVelvet Underground、Frank Zappa、ジャズ方面からCharles Mingusからの影響を公言していました。

1. Opening
2. I'm Coming Home
3. Child Of The Sky
4. Charlie
5. Nothing Man
6. Garbage
7. Bun
8. Deviation Street

アメリカのバンドとは違ったサイケ具合で、どちらかというとストーンズ的な雰囲気の曲になっていると思います。Mick Farrenによるとcommunity bandとして機能しており、相互関係と相互依存を大いに伴う関係のバンドだったようです。リズム面でも工夫されていて、民族音楽的な雰囲気を強調したサイケ具合で、音楽的にはアメリカのサイケシーンよりも成熟しているように感じます。

イギリスでもドラッグによる高揚感を題材にしていたと思いますが、それだけでは終わらない実験性があり、それは現代音楽的な発想も取り入れて、ピンク・フロイドのように、イギリス独特の大衆音楽も取り入れたアメリカには無いポップ感覚が入り、より複雑化した音楽性になっています。ビートルズがこじあけたロックの壁を突き破った可能性の影響は絶大であったと思います。

Opening
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