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[20231206]

透明人間ク二河内とハプニングス4の世界
(1998/07/14)

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バンド解散後、73年にリリースされた作品です。作曲家、アレンジャーとして活躍し出したク二河内が透明人間という曲をハプニングス4としてリリースしました。メンバーはトメ北川が歌だけに専念する為、新たにベースにペペ吉弘を起用、篠原信彦hかおらず、ダブルキーボードでは無くなっています。しかし四人組は貫いてハプニングス4として一時的に再結成しています。

1. 透明人間
2. 恋人よ
3. 僕の声が聞こえるかい
4. お前は今、何処を歩いている
5. 長い旅
6. さくらとかわら屋根が見える街
7. あなたが欲しい
8. 君の瞳を見つめて
9. 青春
10. 恋人たちの願い
11. あの夢からさめて
12. 何故?

コミックソングのような透明人間、しかし、どこかシニカルに聞こえるのがハプニングス4の世界なのでした。他には過去の曲を再演して、ベストアルバムにようになっています。フォークソングに近い感じの、歌謡ポップという感じです。ク二河内はこの後も子供向けの曲など、少し笑えるような曲を書いていきます。そしてマニアックだけど親しみやすい曲を聴くと、作曲者はク二河内だったりする事が多く、知らない間に彼の曲は世間に浸透していきます。

サイケデリックな雰囲気とシニカルな歌詞、まさにハプニングス4らしい作品になっています。洋楽好きなバンドなのに、日本語歌詞になるとフォークっぽくなるところが当時の日本のバンドらしいところでもあります。日本のバンドがやっとロックぽい演奏が出来るようになるのは、沖縄から紫というバンドが登場してきてからです。日本人でも本格的なロックが演奏出来るんだという見本が登場してきて、その後に登場してくるバンドの意識が変わりました。それまでは歌謡ポップの世界なのです。

透明人間
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[20231205]

The Long Trip
(1998/07/14)

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71年のアルバムです。これがオリジナルThe Happenings Fourの最後の作品で、この後バンドは解散となります。トータルコンセプトアルバムになっており、プログレッシヴロックになっています。これまでがあまりにもフォーク的でしたが、やっとロックらしさが表現出来るようになっています。

1. An Ebb Tide And The Flood Tide
2. Money Tree
3. A Pick And A Shovel……Part-1
4. Electrocution
5. The Long Trip
6. I'm A Prophet
7. A Pick And A Shovel……Part-2
8. Teach Myself Mind
9. "Death"
10. On The Cherry Tree & The Tiled Roof Of Street
11. A Pick And A Shovel……Part-3

プログレになっていますが、日本語によるロックです。しかし、ちゃんとロックしています。英語は一つの言葉に二つ以上の母音だ入っていたりするので、一つの音に対して字余り的な歌い方によって、16ビート感が出ると説明しましたが、字余りせずとも16ビート感を出せる歌い方を私は編み出しており、言葉の一つ一つに吐息的な部分をくっつける事によって16ビート感は出せるのです。これを知らず知らずに歌っているシンガーはロックのセンスがあると思うのですが、曲がロック的になった事によって、彼らもちゃんとこの歌い方になっています。お見事です。

こうした歌い方も、ロックフィーリングな演奏も加わって、かなりロック色の強い作品になっています。当時の日本において、これほどまでに本格的なロックが演奏出来るバンドは少なかったので、歴史的な名盤と言っていいと思います。これで解散となってしまったのは勿体無いと思いますが、それだけ早熟過ぎたバンドだったのでありましょう。

An Ebb Tide And The Flood Tide
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[20231204]

World Of The Outsiders
(1998/07/14)

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70年のアルバムです。全曲オリジナルになっています。日本語による歌詞になるとどうしてもフォークソングのような雰囲気になってしまいます。後にクニ河内が作る子供の為の曲調に似ていたり、シニカルな歌詞でもフォーククルセダーズのようなコミカルな雰囲気があります。

1. 永田町への道
2. 自由でいいなあ
3. みのむしさん
4. 十三階段のバラード
5. 地球の終りに
6. 運がよけりゃ
7. 明日帰るよ
8. 恋人たちの願い
9. 釜ヶ崎心中
10. 坊やと花
11. ばくちの神様「ギャンブリウス」
12. 女
13. 男の中の男

曲によってはオーケストラやギターを加えたりしています。そしてムード歌謡のような感じもします。グループサウンズというより歌謡曲に近いです。日本語による歌詞はどうしても8ビートの雰囲気になってしまいます。英語の音楽は言葉のイントネーションによっては、一つに音に対して二つの発音が入ったりするので、それが16ビート感になりますから、日本語の乗せ方もそうした方がロックっぽくなります。字余りって感じになりますが、そういう歌い方が身につくにはサザン以降になってしまいます。

それと英語に似た日本語をわざと英語っぽく歌う、忌野清志郎的な歌い方もまだこの頃は存在していません。字余りを嫌うのが当時の日本のポップスだったのです。そういう言葉の仕組みを理解せずに、ただ洋楽が好きだというだけでは、いつまで経っても日本語ロックから抜け出せません。字余りで言えば佐野元春のような歌い方もあります。それはボブディランなどの雰囲気を出す工夫であり、日本語のフォークソングもディランにはなりきれていません。そういうジレンマが巣くっていた頃の作品になります。

みのむしさん
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[20231203]

Classical Elegance ~ Baroque Rock 'N' Roll
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。最後の2曲はオリジナルですが、それ以外は全てカバー曲になっています。オーケストラアレンジも使えるようになっていて、この頃の経験がクニ河内や篠原信彦を後にアレンジャーへと育てていったのだと思います。カバーのアレンジ具合も、当時の日本のバンドの中では秀逸だと思いますが、英語の発音がまだまだこなれていないのはしょうがないですね。

1. Twenty Ten - Eleanor Rigby
2. Scarborough Fair - A Lover's Concerto
3. The Last Waltz - Hey Jude
4. Those Were The Days - Love Is Blue
5. Dona Dona Dona - California Dreamin'
6. Spring Has Come
7. Ano-Yumekara-Samete

カバー曲もジャズ的なアレンジというか、そのまま歌っていないところが、当時としては斬新だったと思います。もう少し英語の発音が良ければもっとかっこよくなっていたと思います。まだまだグループサウンズの使うような英語なんですね。日本人の英語コンプレックスは90年代くらいにならないと解消しませんから、この頃はこれで上出来な方でしょう。

日本語によるオリジナル曲はグループサウンズやフォークソング的な、典型的な日本のロックになっています。日本語の発音はどうしてもフォークソングにはむくけど、ロックにはむかないというコンプレックスがありました。これが解消されるのは、サザンやミスチル、イエローモンキーなどが登場するまでは大きな課題でしたが、現在は英語で歌っているかのような日本語歌詞が書けるようになっていますから、もう英語コンプレックスは解消していると思います。なのでこの時代のロックは時代を感じさせるレトロなものであります。

Scarborough Fair - A Lover's Concerto
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[20231203]

Magical Happenings Tour
(1998/07/14)

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日本のバンド ザ・ハプニングス・フォーの68年のファーストアルバムです。グループサウンズのバンドとしてデビューしますが、花形のギター不在のダブルキーボードという珍しい編成のバンドでした。福岡出身でラテン系の音楽を演奏していましたが、ミッキーカーチスにスカウトされて上京しデビューします。メンバーは後に作曲家、アレンジャーとして知る人ぞ知るクニ河内がキーボード、もう一人のキーボードの篠原信彦も後にアレンジャーとして活躍します。ドラムはチト河内はクニ河内の実弟、トメ北川がボーカルとベースを担当、この四人組になります。

1. ハプニングス・テーマ (Happenings Theme)
2. マジカル・ミステリー・トゥアー (Magical Mystery Tour)
3. アリゲーター・ブーガルー (Alligator Boogaloo)
4. 男と女 (A Man And A Woman)
5. 東京ブーガルー (Tokyo Boogaloo)
6. ザ・ジョーカー (The Joker)
7. 君の瞳を見つめて (Kimi No Hitomi Wo Mitsumete)
8. デイ・トリッパー (Day Tripper)
9. ホリディー (Holiday)
10. サニーは恋人 (Sunny)
11. 素敵なブーガルー (Boogaloo, Boogaloo)
12. スター・コレクター (Star Collector)
13. あなたが欲しい (I Want You)

あなたが欲しいという曲でデビューします。続けて君の瞳を見つめて、アリゲーター・ブーガルーとシングルを出して、それなりに人気がありました。アルバムは完全にビートルズのMagical Mystery Tourのパロディーですが、Magical Mystery Tourもカバーしています。まだカバー曲が多いですが、ダブルキーボードという独特のアレンジがユニークです。洋楽への憧れがモロに溢れ出している作品になっています。

なので、サイケデリックと言えばサイケデリックですが、ピアノとオルガンによるプログレにも通じるアレンジが日本としては早熟な感じがします。後にクニ 河内が多くの作品に関わっているので、そのイメージが強いですが、こうした若い頃の作品を聴けて、のちの活躍に繋がっていくのだと思うと、その洋楽愛が溢れた作品になっています。

Full Album
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