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[20230903]

Magentalane
(1998/07/14)

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81年のアルバムで、彼らの最後の作品となっています。前作ではキャピトルからの軋轢により不本意は作品となった為、このアルバムではキャピトルが担当しているアメリカのマーケトでは販売されませんでした。そしてプロデュースもバンド自身で担当しており、自分達の好きなように制作されました。なので、以前の凝ったひねくれポップに戻っています。

1. A Million Miles Away
2. The Love Of A Woman
3. Blue Smoke
4. I Don't Wanna Go Home
5. December Dream
6. Magentalane
7. At The End Of The Rainbow
8. Mrs. Toad's Cookies
9. Maybe I'll Move To Mars
10. Magentalane (...It Feels So Good)

自分達のスタイルに戻ったと言っても、ELO路線をもっと軽薄にしたようなポップさになっています。おそらく前作での後遺症があったのか、凝りながらもやたらと明るくビートルズというよりジョージのソロ作品みたいなアレンジになっています。ストリングスやホーンセクションを加えたアレンジはELOのような軽薄さで、それは80年代という時代のせいでもあるのでしょうか。

この後ギタリストのDee Longが脱退し、そのままバンドは解散となりました。カナダ出身という事で、売れるバンドは売れるのですが、このバンドはさほど名前を残せませんでした。ここまでポップなバンドも珍しいのですが、どうしてもELOの二番煎じ的なイメージにされてしまい、パンクニューウェイヴの時代には歓迎されないようなスタイルでしたし、そこは戦略不足だったかと思います。それでもソフトロック系なファンには受け入れられそうです。

A Million Miles Away
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[20230902]

Endangered Species
(1998/07/14)

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80年のアルバムです。Capitol Recordsの意向により、プロデュースをChristopher Bondに指定、演奏はロスのスタジオミュージシャンに決められ、バンドメンバーは歌のみの参加になっています。Capitol Recordsはラジオでオンエアされやすいポップソングを制作する事を強要し、バンドメンバーの意向を全く無視した作品となりました。

1. I Can't Help It
2. Knee Deep In Love
3. Paranoia
4. Howl At The Moon
5. Set The World On Fire
6. Hot Box City
7. Dog Star
8. Sell Out, Sell Out
9. All Good Things

ポップソンフと言っても、その趣旨が違ってくればこれだけ違うものに仕上がります。これまでのブリットポップ的なアレンジは影を潜め、どちらかと言えばGilbert O'Sullivanのような雰囲気のポップソングになっています。これは当時のパンクニューウェイヴ時代においても化石のようなアレンジなので、Capitol Recordsの意向とは裏腹に全く売れない駄作となってしまいました。このレコード会社の圧力により、バンドの寿命も短くなってしまいます。

バンドメンバーが演奏していませんから、演奏も全く響いてきません。いくらアメリカ側ではバブルの時代になっていたとは言え、これほど説得力のない作品は売れません。当時はTOTOなど、スタジオミュージシャンの集まりによるポップソングもありましたが、TOTOはTOTOなりに、自分達のストーリー性を作り上げていましたので、売れましたし、それだけいい曲を書いていました。いくらポップでも必然性が感じられない曲は受け入れられないのです。

Full Album
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[20230901]

Sir Army Suit
(1998/07/14)

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78年のアルバムです。プログレもハードロックも下火になり、パンクが台頭してきた時期ですので、これまでの凝ったアレンジよりも、シンプルなポップソングを作るようになっています。ますますELOのようなサウンドになっています。コーラスワークもしっかり作られていますし、演奏も実力がありますから、ポップソングもより説得力があります。

1. A Routine Day
2. Juicy Luicy
3. Everybody Took A Holiday
4. Older
5. Dear Christine
6. Mister Manson
7. Tokeymor Field
8. Perpetual Motion Machine
9. Cherie
10. Silly Boys

当時ポップソングはもっとシンプルであります。それに比べると少しまだ凝っています。なので当時はひねくれポップという呼び方だったと思います。普通には終わらせないという、職人気質が出てくると短い時間の中でも凝った部分を入れてきますので、普通にヒットチャートに出てくるポップソングに比べるとひねくれているという解釈になります。俳優でも、普通に演技しないで、なんとか爪痕を残そうと変な演技をしてうざく感じる事もあるかと思いますが、それと同じです。なので、こんなにポップで素晴らしい曲を書いているのにさほど売れていません。

自己主張したい気持ちは分かりますが、売れる為には抑えなければならないところもあるのです。JYPもヒット曲は6時間ほどで完成出来るが、それ以外はもっと時間がかかると発言しています。手を抜くという事ではないのですが、売れる曲って、いろんな想いをそぎ落として出来ているものが多いのです。なのであまり考え過ぎない、潔さも必要かと思います。自分達だけで制作していると、なかなかそういう結論には至らないのですが、そういう判断と指導が出来るプロデューサーが必要となってきます。以前に比べると、そいういう流れになっていると思います。

A Routine Day
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[20230831]

Hope
(1998/07/14)

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77年のアルバムです。そのポップさはビートルズというよりELOのようになっています。70年代にビートルズっぽい事をやろうとすればこうなるのです。ギターのフェイズアウトサウンドなどはクィーンなどのグラムロックあたりから来ていますし、もうブリットポップと呼ぶのとは違って、オーケストラを参加させてシンフォニックなプログレ志向も見せています。

1. We're Off You Know
2. Madman
3. Around The Universe In Eighty Days
4. Long Live Politzania
5. The Loneliest Of Creatures
6. Prelude
7. So Said The Lighthouse Keeper
8. Hope

とてもトリオによる演奏とは思えないほど凝ったアレンジになっていますが、それに加えてオーケストラが入った事でより豊かなサウンドになっています。壮大なスケールのアレンジになってきますが、それでもポップソングというスタンスは崩しません。あくまでもわかりやすく、明るく親しみやすい音楽という事を心がけています。これだけの曲を書いていますから、もっとヒットしててもおかしくなかったのですが、ポップさに比べてルックスがおっさん過ぎたのかもしれません。

ブリットポップというとビートルズ由来と思いがちですが、ビートルズ現役時代でもイギリスの国民的なバンドはキンクスでした。キンクス的ななものも含めないとブリットポップとは言えないのです。日本のグループサウンズもビートルズというよりキンクスに影響を受けたバンドが多かったと思います。なので、このような劇的な、ロックオペラ的な展開はビートルズというよりキンクスですし、この70年的なサウンドはELOの影響が大きいと思います。

Full Album
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[20230830]

3:47 E.S.T.
(1998/07/14)

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カナダのバンドKlaatuの76年のファーストアルバムです。かなり後発になりますので、サイケデリックというよりブリットポップな内容なのですが、発売当初はバンド名が公表されていなかったので、ビートルズによる覆面バンドだと推測されましたが、声は違いますから、本当は間違えないはずです。メンバーは、ギター、キーボード、ベースのマルチプレイヤーJohn WoloschukとボーカルとギターのDee Longの二人で結成され、後にドラムのTerry Draperが加入して三人組になりました。

1. Calling Occupants Of Interplanetary Craft
2. California Jam
3. Anus Of Uranus
4. Sub-Rosa Subway
5. True Life Hero
6. Doctor Marvello
7. Sir Bodsworth Rugglesby III
8. Little Neutrino

プロデュースはRushでもおなじみのTerry Brownです。カナディアンプログレという所になるのですが、このファーストアルバムはビートルズ的なポップな曲をサイケデリックに展開させた内容で、プログレと呼ぶにはポップ過ぎます。Calling Occupants of Interplanetary Craftは後にCarpentersによってカバーされるほどポップな楽曲であります。三人組とは思えないほど多重録音されており、コーラスワークもビートルズ的です。

70年代はビートルズ色を払拭するする事で発展しましたが、ビートルズ的な曲を作るバンドは存在していました。当時はブリットポップという呼び名はありませんでしたが、10CCのようにビートルズを連想させるけど、ビートルズとは違うポップさを持ったバンドが多く、このバンドもビートルズ的なアレンジにしていますが、ビートルズはやらなかったような事をやっています。それはポップソングという拘束が無く、自由ですから、プログレ的な流れにもなっていくという事であります。カナダのバンドではありますが、ブリットポップが楽しめるアルバムだと認識していただいて大丈夫です。

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