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[20221029]

Criptograma
(1998/07/14)

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2020年のアルバムで現在までの最新作になります。自身のレーベルViento Azul Discosからのリリースが続いていますが、コロナ禍の中、自分のスタジオを作り、そこでレコーディングされたものになっています。南米でもコロナ猛威を振るっており、少人数でのレコーディングで、これまでになかったくらいに大幅にプログラミングが使われています。

1. Levitar
2. Cosas Del Amor
3. Loop
4. Sombra 1
5. Nido
6. Hoy No Fue Ayer
7. Comen
8. Señal 1
9. Cuerpo
10. Baguala 1

プログラミングによるデジタルサウンドが多くなっているので、フォークトロニカとしての完成度も上がっています。リズムもプログラミングによって複雑にする事により、これまで以上に元気な曲が出来上がっています。いつもの情緒的な楽曲も勿論あって、コロナで分断された社会などをテーマに歌われています。

自分のスタジオが出来れば、好きなだけ好きなようにレコーディングに没頭出来ます。スタジオを借りるというのはそれだけ予算が食われていきますから、自分のスタジオでのレコーディングは遥かに利便性が高まります。スティービーワンダーが名盤を連発していた黄金時代も、自分のスタジオを手に入れてからです。時間的な制約の中で仕事するのもプロの役割ですが、時間を気にせず制作に没頭出来るという恩恵がもたらすものは計り知れないものであります。それだけ素晴らしい作品が出来上がっています。

Levitar
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[20221028]

Hermano Hormiga
(1998/07/14)

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2019年のアルバムです。同じアルゼンチンのシンガーソングライターであるRaly Barrionuevoとのコラボレート作品になっています。ヨーロッパ起源のワルツとアフリカンなリズムが融合した南米で親しまれているムシカ・クリオージャと言うジャンルにこだわった内容になっています。二人が作った曲もありますが、カバー曲も演奏しています。

1. Subo, Subo
2. El Necio
3. Mariana
4. El Surco
5. El Plástico De Tu Perfume
6. Mi Memoria
7. Duerme
8. La Sixto Violín
9. Ojalá Que Llueva Café
10. Coplita De Amor
11. Vida
12. Amanda

確かにワルツのように3拍子でありますが、アフリカンなパーカッションが入っています。スペイン語で歌っているので旋律はラテン的に聴こえます。12弦ギターなどアコースティックな楽器を中心に演奏されて、デジタルな処理はほんの少しだけです。かなりムシカ・クリオージャというスタイルにこだわって作っていますが、オリジナル曲ではポップロックなコード進行を使ったり、それなりに革新的な事をやっていると思います。

アルゼンチンでは誰でも知っている伝統的な音楽を絶やさないようにするのも、現役のミュージシャンの使命があるのかもしれません。こうした伝統的な音楽をきちんと演奏出来るからこそ、新しいスタイルの音楽を作っても深みがあると思いますし、新しい事ばかりでなく、こうしたアルバムを二人の音楽性を活かしながら再現するのも面白い試みかもしれません。ムシカ・クリオージャに親しみがない国の人にも新鮮な親しみが持てる作品だと思います。

Full Album
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[20221027]

Constelaciones
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。かなりポップになっています。ホーンセクションを使う事によってこれまでより明るい感じになっています。アレンジ的にもブリットポップのようになっています。特にドラムはリンゴスターっぽいです。リンゴのドラムって、スネアもタムっっぽい音色にすればいいんだと言うイメージがつきます。本当はそうでも無いのでしょうが、イメージなのでしょうね。飴の味付けもイメージでつけているようなものですが、それと同じです。

1. Rastro De Percal
2. Hoy, Hoy, Hoy
3. De Nuevo Al Frío
4. Hijo Del Sol
5. Good Morning Life
6. Una Flor
7. Tu Corazón
8. Voy Con Vos
9. Tres Estaciones
10. Respirar / (Constelación Once)

コンセプトアルバムのような構成ではありますが、かなり90年代以降のポップロックの音質になっています。その上でブリットポップっぽいイメージでの味付けがあります。リンゴ以外にも、スライドギターはジョージハリソンっぽい、フェーザーをかけたスライドになっています。彼なりのブリットポップへのオマージュと言えます。音質が90年代っぽいので、再結成的なフリーアズアバードあたりのサウンドです。

これまでのようなしっとりとした情緒的な曲調もありますが、全体的には以前よりも明るい感じの曲が増えています。ビートルズ解散後に多くのフォロワーバンドがビートルズっぽい曲作りに専念した、ひねくれポップが第一次ブリットポッップ時代だと私は思っています。ブラー以降についてブリットポップという言葉が使われるようになりましたが、歴史はもっと以前からあったという認識でいた方が面白いと思います。まさにそんな長い歴史があるブリットポップへのオマージュです。

Rastro De Percal
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[20221026]

Mundo Anfibio
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。ラテン音楽と言えばパーカッションが重要な位置を占めますが、これまでLisandro Aristimuñoはリズム面はそれほど強調していませんでしたが、今作ではパーカッションを大幅に導入してきて、リズムを極めようとしています。曲自体はこれまでのように情緒的なプログレソングですが、リズムが強化された事によりダイナミズムがより強力になっています。

1. Elefantes
2. Un Dolar, Un Reloj Y Una Frase Sin Sentido (Con Ricardo Mollo)
3. Por Donde Vayan Tus Pies (con Hilda Lizarazu)
4. Cien Pajaros
5. Anfibio
6. Igual Que Ayer
7. How Long(Con Boom Boom Kid)
8. Aurora Boreal
9. Traje De Dios (Con Ricardo Mollo)
10. Pozo
11. Aunque No Estes Aqui

ストリングスなども自分の武器として使う事によって、よりスケールの大きなアレンジになっていますが、これまでのプログレなアレンジよりオルタナバンドのようなアレンジになっています。それに加えてプログラミングの使い方も巧みになっています。90年代オルタナの雰囲気を醸し出しながらも、彼にしか作り出せないようなラテン、ポップロックのミクスチャーがより洗練されています。

部分的に民族音楽的な要素も出してきますが、南米的な民族音楽だけでなく、サンプリングによるインド音楽っぽいサウンドを使ったりしているところはサイケな演出でしょうか。DTMで作ったプログラミングに沿って生演奏しているようなレコーディングでしょうか。これまでの作品の中でも一番現代的になっていますし、フォークトロニカとしてもより逞しくなっています。

Full Album
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[20221025]

Las Crónicas Del Viento
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。これまで所属していたレーベルLos Años Luz DiscosからViento Azul Discosに移籍しています。今作は邦題が風のクロニクル 回顧録と題され第1章、第2章と趣向の違う2枚組となっています。第1章はバンド演奏に加えてオーケストラや民族楽器などを交えて、スケールの大きな、フォークプログレッシヴな内容になっています。そしてフォークトロニカとしてのデジタルトリートメントも忘れていません。

1-1. ABC
1-2. Es Todo Lo Que tengo Y Es Todo Lo Que Hay
1-3. Fin, 2, 3
1-4. Desprender Del Sur
1-5. Cosas De Un Soñador
1-6. Perdón
1-7. Green-Lover
1-8. Azúcar Del Estero
1-9. Y Vos Adónde Estás?
1-10. Cuentan
1-11. Puente
2-1. Fecundación (Te Llamo Sin Parar)
2-2. Hoy
2-3. Ella
2-4. Caminata
2-5. Todas Las Hojas Del Jardín
2-6. Mi Memoria
2-7. Nada De Nada
2-8. Trece Lunas Y Un Laberinto
2-9. Otra Canción De Cuna
2-10. Días Breves
2-11. Vi Tu Foto

第2章ではガリシア地方ビゴにある自宅にて、一人多重録音でレコーディングされているものが中心で少しだけゲストが加わっています。こちらもアコースティックな楽器が中心なので、フォーク調ではあり、曲の構成もプログレっぽいですが、ポップにまとめられています。分りやすく言うと、第1章はジェネシスでの始まりと最後に出てくるスケールのでかい楽曲で、第2章ではその間に入っている小曲が集められている感じです。どちらにしてもプログレなのです。

コンセプトアルバムのようになっているので、プログレな印象です。しかし、フォルクローレやフォークソング、ポップソングなどのアコースティックな雰囲気を持っています。そして彼の歌声は常にしっとりとしたバラードを歌う調子です。まるでジェネシス時代のピーターガブリエルのようです。これで演劇的なステージを展開すれば完璧ですが、時代が違いますから、そこまでは必要ないでしょう。

CD1 Full Album
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