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[20230728]

We Love You Whoever You Are
(1998/07/14)

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75年のアルバムで、残っていたMichael Tegzはメンバーを補強しながら、バンド名をLoveCraftからLove Craftへと改名して、実質、これがH. P. Lovecraftからの流れとしての最後の作品となりました。オリジナルメンバーはMichael Tegzだけなので、ほぼ違うバンドになっていて、時代的にも音楽性は大きく変わっていて、サザンファンクな要素が加わったサザンロックになっています。

1. We Love You (Whoever You Are)
2. Nora
3. I Feel Better
4. Your Smile
5. Ain't Gettin' None
6. Monumental Movement
7. The Hook
8. Flight

パーカッションも担当する女性シンガーLalomie Washburnがほぼリードシンガーを務めています。時はクロスオーヴァー、ライトフュージョンが流行しており、サザンロックとファンクが融合した泥臭い感じのフュージョンスタイルになっている感じです。シンセサイザーも多用するなど、時代を感じさせる構成になっています。ただし、北部ではもっと洗練したディスコスタイルになり始めている頃ですので、サザンな南部の泥臭さ出ているのが特徴と言えます。

アメリカも広いですから、地域によって流行も違いがあります。70年代初期なら、こうした泥臭い感じのフュージョンファンクも流行っていたと思いますが、75年にもなると、少し時代遅れな感じもありますが、まだこんな雰囲気のバンドはいました。なので、彼らとしては革新的な音楽をやっているつもりでも、もう田舎臭い感じになっている事に気付いて、バンドは解散したのかもしれません。エドガーウィンターもこんな雰囲気の音楽は得意としていましたので、地域的にはまだ大丈夫なところもあったのかもしれません。

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[20230727]

Valley Of The Moon
(1998/07/14)

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70年のアルバムです。H.P. Lovecraftは解散しましたが、George EdwardsとMichael Tegzaがバンド名をLovecraftと短縮して再スタートを切りますが、このアルバムの制作を前にGeorge Edwardsは脱退してしまいます。オリジナルメンバーはMichael Tegzaだけで、後はギターのJim Donlinger、キーボードのMarty Grebb、ベースのMichael Been で、オリジナルメンバーはMichael Tegzaだけとなっています。

1. We Can All Have It Together
2. Brother I Wonder
3. Love Has Come To Me
4. Will I Know When My Time Comes
5. Two Step Tussle
6. Take Me By The Hand
7. Lady Come Softly
8. The Dawn
9. Never Gonna Go Back
10. Dear
11. Hopefully We'll All Remain Together

70年になっていますので、もうサイケな曲はやっていません。当時のアメリカで流行っていのはサザンロックであり、フォークロック、カントリーロックの雰囲気があるものが人気がありました。それはイギリスにも飛び火しています。なので、もうH.P. Lovecraftの新しいプロジェクトというよりは、新しいバンドとして認識するべき存在となっています。

バンドとしては結構演奏力があり、サザンロックなアレンジなのですが、フュージョン的なソロ演奏を展開していく流れが逞しくもあります。当時のアメリカのスタジオミュージシャンはフュージョン的な演奏が出来る事が好まれていましたが、カントリー系のプレイも得意とする傾向もあり、後にスタジオミュージシャンだけで結成されるスタッフというバンドはフュージョン的な洗練された雰囲気の中にカントリー的な要素をふんだんに混じり合わせていました。なので、このバンドも、フュージョン的な雰囲気とサザンロックを融合させるという、先を行く音楽性を身につけていたという事で、重要視すべき作品になっていると思います。

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[20230523]

Different Moods Of Me
(1998/07/14)

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78年のアルバムです。番外編になりますが、ギタリストのLonnie Jordanのソロアルバムになります。ただし、Warの全面バックアップによる作品なのでWar Presents Lonnie Jordanという形になっています。ソロなので、バンドとは違う雰囲気を狙っています。バンドよりもメローでポップでまさにブラコンな内容の歌ものの作品になっています。

1. Grey Rainy Days
2. Jungle Dancin'
3. Best Way I Can
4. Discoland
5. Junkie To My Music
6. Nasty
7. He Used To Be A Friend Of Mine
8. Different Moods Of Me

これまでWarの曲を表現するのにブラコンという形容をしてきましたが、実際にブラックコンテンポラリーという言葉が出来始めたのは70年代後半から80年代初頭にかけてなので、この頃になります。つまり狙ってブラコンなスタイルを演奏している作品になっています。ラテンやファンクのリズムを取り入れながらも、白人の感覚も交えてA.O.R.まで洗練されてきた黒人音楽を更に黒人らしくまとめあげたのがブラコンだったと言えると思います。

つまり、トータルに黒人音楽をポップにまとめあげたソウルミュージックの新しい形になっています。ディスコミュージックよりももっとセクシーに、ソウルフルにアレンジされています。もっとアダルティーでエロいのであります。バンドではそこまでの追求はしていませんので、ソロ作品としてブラコンに近づいています。Lonnie Jordanはギタリストですが、そこまでギターを前面に出さずに歌が主役になっているというのも特徴的です。

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[20221029]

Criptograma
(1998/07/14)

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2020年のアルバムで現在までの最新作になります。自身のレーベルViento Azul Discosからのリリースが続いていますが、コロナ禍の中、自分のスタジオを作り、そこでレコーディングされたものになっています。南米でもコロナ猛威を振るっており、少人数でのレコーディングで、これまでになかったくらいに大幅にプログラミングが使われています。

1. Levitar
2. Cosas Del Amor
3. Loop
4. Sombra 1
5. Nido
6. Hoy No Fue Ayer
7. Comen
8. Señal 1
9. Cuerpo
10. Baguala 1

プログラミングによるデジタルサウンドが多くなっているので、フォークトロニカとしての完成度も上がっています。リズムもプログラミングによって複雑にする事により、これまで以上に元気な曲が出来上がっています。いつもの情緒的な楽曲も勿論あって、コロナで分断された社会などをテーマに歌われています。

自分のスタジオが出来れば、好きなだけ好きなようにレコーディングに没頭出来ます。スタジオを借りるというのはそれだけ予算が食われていきますから、自分のスタジオでのレコーディングは遥かに利便性が高まります。スティービーワンダーが名盤を連発していた黄金時代も、自分のスタジオを手に入れてからです。時間的な制約の中で仕事するのもプロの役割ですが、時間を気にせず制作に没頭出来るという恩恵がもたらすものは計り知れないものであります。それだけ素晴らしい作品が出来上がっています。

Levitar
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[20221028]

Hermano Hormiga
(1998/07/14)

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2019年のアルバムです。同じアルゼンチンのシンガーソングライターであるRaly Barrionuevoとのコラボレート作品になっています。ヨーロッパ起源のワルツとアフリカンなリズムが融合した南米で親しまれているムシカ・クリオージャと言うジャンルにこだわった内容になっています。二人が作った曲もありますが、カバー曲も演奏しています。

1. Subo, Subo
2. El Necio
3. Mariana
4. El Surco
5. El Plástico De Tu Perfume
6. Mi Memoria
7. Duerme
8. La Sixto Violín
9. Ojalá Que Llueva Café
10. Coplita De Amor
11. Vida
12. Amanda

確かにワルツのように3拍子でありますが、アフリカンなパーカッションが入っています。スペイン語で歌っているので旋律はラテン的に聴こえます。12弦ギターなどアコースティックな楽器を中心に演奏されて、デジタルな処理はほんの少しだけです。かなりムシカ・クリオージャというスタイルにこだわって作っていますが、オリジナル曲ではポップロックなコード進行を使ったり、それなりに革新的な事をやっていると思います。

アルゼンチンでは誰でも知っている伝統的な音楽を絶やさないようにするのも、現役のミュージシャンの使命があるのかもしれません。こうした伝統的な音楽をきちんと演奏出来るからこそ、新しいスタイルの音楽を作っても深みがあると思いますし、新しい事ばかりでなく、こうしたアルバムを二人の音楽性を活かしながら再現するのも面白い試みかもしれません。ムシカ・クリオージャに親しみがない国の人にも新鮮な親しみが持てる作品だと思います。

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