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[20060112] |  | |
フランスの大衆音楽と言えばシャンソンである。しかし、アメリカンポップスなどが輸入され、ジャズ的な音楽も生まれていました。そして1960年代には、ビートルズやビートポップが輸入されてきます。ビートルズのYEAH-YEAH-YEAH-という掛け合いから、イエイエの時代と呼ばれます。
立役者は、以前のブログでも紹介したセルジュゲンズブールです。自分自身でもイエイエ的な曲をだしていきますが、フレンチポップと呼ばれる曲を提供していき、フランスギャルというアイドルから夢見るシャンソン人形という曲をヒットさせていきます。その後、ブリジッドバルドーやジェーンバーキンと浮き世をながしていきますが、フレンチポップの歌手としても活かしていきます。他にシルビバルタン、ペギーマーチ、フランソワ-ズ・アルディーなど、女性が活躍します。
その後、完璧にビートルズ文化を継承した男性、ミッシェルポルナレフがアイドルとなります。シェリーに口づけなどのヒット曲を出します。現在CDで再発されておりますが、初期のアルバムでしたら、名曲がぎっしり詰まっておりますので、お勧めです。外見はブロンドの井上陽水のようです。
フレンチポップは、アメリカやイギリスのヒット曲を真似した作曲となっておりますが、なぜかフランス語で歌うと独特の印象となります。とてもキュートでアンニュイなのが特徴でしょうか。分かりやすく言うと、オーシャンゼリゼや”レナウン、レナウン娘が”で御馴染みのレナウンのCMソングがフレンチポップだと思って頂ければいいです。日本人では、カヒミカリイがフレンチポップと呼んでいいでしょう。
フランスは貪欲に海外のものを吸収していきますが、フランス特有のエスプリに作り替える 魔法を持っているようです。難しい音楽もいいですが、たまには、可愛くてオシャレなフレンチポップも聞いてみて下さい。
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