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[20060228]

Live In Japan (UK) Live In Japan (UK)
Deep Purple (1993/10/14)
Emi
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ロック史に燦然と輝くライブアルバムです。ライブアルバムがスタジオ盤と同じくらいの存在感を示したのはこれが始めてでした。しかも、日本の武道館でのライブがそれに選ばれたのです。ビートルズも来日公演は武道館でしたが、音質、内容共に武道館の名を世界に知らしめ、その後の来日アーティストにとっては、日本に来たら武道館でコンサートを開くのがステータスとなります。東京ドームが出来るまではそれが常識でした。

ディスク:1
1. Highway Star
2. Child in Time
3. Mule
4. Strange Kind of Woman
5. Lazy
6. Space Truckin'
7. Black Night
ディスク:2
1. Highway Star
2. Smoke on the Water
3. Child in Time
4. Mule
5. Strange Kind of Woman
6. Lazy
7. Space Truckin'
ディスク:3
1. Highway Star
2. Smoke on the Water
3. Child in Time
4. Strange Kind of Woman
5. Lazy
6. Space Truckin'
7. Speed King

このライブアルバムの凄いところは、バンドの一番エキサイトしたいい状態が記録されているところです。編集で途中で途切れるということもありません。コンサートに行ったような感覚に成れるのです。メンバー全員かなり興奮状態での演奏の中、イアンペイスだけが冷静でリズムをキープしていたそうですが、イアンペイスもかなりハイな状態のようです。

リイシュー盤では、24カラットでしか聴く事が出来なかったブラックナイトも収録されております。これはインロック発売より専攻して発売されたシングル曲で、オリジナルアルバムには未収録でしたが、当時はディープパープルと言えばブラックナイトと言えるくらいの代表曲でした。他にもスピードキングのライブ音源もあります。ライブ盤の名盤として、今日もまだ輝き続けている名作です。

Black Night
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[20060227]

Machine Head Machine Head
Deep Purple (1990/10/25)
Wea Japan
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ロックを代表するアルバムと言っていいでしょう。オープニングのハイウェイスターは、当時のギターキッズなら全員コピーしておりました。パープルの集大成的な作品で、キーボードソロはあるわ、ギターソロはあるわ、イアンギランは笑うわでもう大変です。スイスの湖畔でレコーディングしておりましたが、同じ場所にフランクザッパも来ておりました。ザッパがレコーディングモビルに火を放った情景を歌った、スモークオンザウォーターもあまりにも有名です。
ジミヘンのif9was6のリフから作ったスペーストラッキングもカッコイイデス。ジャズブルーステイストのレイジーもカッコいいです。レイジーというバンドがいましたが、今はラウンドネスになっています。

1. Highway Star
2. Maybe I'm a Leo
3. Pictures of Home
4. Never Before
5. Smoke on the Water
6. Lazy
7. Space Truckin'

有名じゃない曲もいいです。シングルカットされたネヴァー・ビフォア、メイビー・アイム・ア・レオ、ピクチャー・オブ・ホーム、どれも良く出来ております。

パープルの特徴というのは、イアンペイスのドラムチューニングが軽めになっているので、重厚さはありませんが、スピードがあります。そしてブルースのような泥臭さがありません。これが後に続くハードロックバンドへと受け継がれていきます。そしてギターソロが覚え易い。クリーム以降アドリブギターが流行っておりましたが、あらかじめギターソロも作曲しておく為、曲の一部として、ギターソロも覚えられます。これはビートルズ以来久しくありませんでした。ギターキッズのような小僧には、そんな単純明快なところが受けたのでしょう。名盤中の名盤です。しかし、インロックの方がエキサイティングです。

Highway Star

Pictures of Home

Smoke on the Water

Lazy

Space Truckin'

[20060226]

Fireball Fireball
Deep Purple (1990/10/25)
Wea Japan
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メカニカルなSEの中からもの凄い勢いでドラムロールが入り、かなり早いテンポのファイアーボールが始まります。他にはストレンジ・ウーマンが有名な曲ですが。誰かの娘は珍しくカントリーだったりします。

1. Fireball
2. No No No
3. Strange Kind of Woman
4. Anyone's Daughter
5. Mule
6. Fools
7. No One Came

前作や次回作に比べると、あまり作り込まれていない感がありますが、なにせ黄金時代のメンバーによる演奏ですので、それだけでも充分楽しめるアルバムだと思います。

ザ ミュールは、後にレインボーでリッチーがヤードバーズのスティルアイムサッドをカバーしますが、そんな後期ヤードバーズ的な作品になっております。緩やかなサイケという感じです。そんな第一期的な部分を踏まえられる人なら納得出来る作品だと思います。あくまで、インロックから入って、気に入ったら次回作を聴いて、ファンになったら聴いてみて下さい。

Fireball

No No No

Strange Kind of Woman

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[20060226]

音楽以前に、アルバムジャケットが気に入って買ってしまう、ジャケ買いと言う事がある。それだけに、ジャケットデザインは重要である。数々の名盤のジャケットデザインを手がけてきた、ヒプノシスというチームについて語ります。

ツエッペリンでは、聖なる館からジャケットをてがけている。プレゼンスでは、モノリスが存在する社会をおしゃれに映し出す。ピンクフロイドでは、一部を除いてほとんどのアルバムを手がけている。EL&Pのトリロジーでは内ジャケットデザインが不気味である。かなりインパクトがあり、ファッション性も兼ね備えているのが特徴だろうか。10CCのビックリ電話など、物語性もあったりする。キャラヴァン、ブラックサバスなど、なんか気になるジャケットがあれば、デザインがヒプノシスだったりする。70年代、80年代では、アーティスト同様、欠かせない存在だったはずです。

私も、音楽第一としており、写真を公表しておりませんが、目からくる印象も大事ですので、曲をイメージさせる映像も大切にしなければと思っております。しかし、デジカメを持っていないのがまずいですね。携帯だと、小さいし、ネット運営には、デジカメは必需品でしょうか。なんかの懸賞で当たんないかな。

[20060226]

Deep Purple in Rock Deep Purple in Rock
Deep Purple (1990/10/25)
Warner Bros.
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イン・ロック(紙ジャケット仕様)イン・ロック(紙ジャケット仕様)
(2006/02/22)
ディープ・パープル

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いよいよ黄金時代によるハードロック第一作、その名もインロック。これまで、ツェッペリンやフリーなどの成功を横目で見ていた分、リッチーの才能が爆発します。

1. Speed King
2. Bloodsucker
3. Child in Time
4. Flight of the Rat
5. Into the Fire
6. Living Wreck
7. Hard Lovin' Man

まずオープニングのスピードキング。これこそがハードロックという感じです。リズム&ブルースの8ビートLet The Good Time Rollを16ビートにアレンジしたジミヘンの影響が伺えますが、これはそれよりも超高速なビートで展開されていきます。ソロの前にはジャズ的なアレンジになりますが、曲の一部として作曲されている印象的なギターソロによって、リッチーは押しもおされぬギターヒーローとして崇められていきます。
そしてアームを使ったリフがカッコイイ、ブラッドサッカー、やった女が処女だったという歌詞です。パープルの歌詞は大体そんな感じです。深い内容の歌詞ではなく、どちらかと言うとストーンズ的な、男のロックという感じの詩です。何たって、当時20代なので、納得出来ます。ピートシンフィールドが年不相応なだけです。

ハイライトは何と言ってもチャイルド・イン・タイムです。ギランの高いボーカルを存分に活かしたバラードから、どんどんスピードアップしていき、インプロビゼイションのようなソロの応酬となります。予定されているギターソロもありますので、バンド全体でそのソロを盛り上げていく勢いがあります。

全体を通して、全員のプレイはかなり興奮状態にあり、スタジオアルバムでこれだけ攻撃的なプレイというのも珍しいほどです。それだけにロックを語る上では欠かせない名盤と言っていいでしょう。このスリリングな危うさというのは、このアルバム以外では感じ取れません。まずロックを聴くならこれから聴け!!と言えるアルバムです。

Speed King

Bloodsucker

Child in Time


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[20060225]

ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ
ディープ・パープル (1996/10/10)
ワーナーミュージック・ジャパン
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このアルバムからミュージカルジーザスクライストスーパースターの舞台に出ていた、イアンギランとベースのロジャーグローバーが加入して第二期になり、黄金時代となります。いよいよこれからハードロックのトップへと登り詰めていくのですが、このアルバムはその前夜祭となります。

1. First Movement: Moderato-Allegro
2. Second Movement: Andante
3. Third Movement: Vivace - Presto

前作でオーケストラとの競演に気を良くしたジョンロードがアルバム一枚分のシンフォニーを作り上げたのです。やはりオーケストラとバンドが交互に出てくるような構成になっているのですが、プログレを聞き慣れている私としては、オーケストラの部分もちゃんとロックとして聴けます。全く退屈しません。アルバムを通して彼らがやりたかった事を堪能出来ます。CD盤にはおまけの曲が入っておりますが、邪魔です。いりません。

EL&Pが好きな人なら楽しめると思います。黄金時代の作品としては認めたくない人もいるかもしれませんが、最近になって、これをステージで再演しており、イアンギラン自身がやりたかった事だと言っておりましたので、ジョンロードの独りよがりではなかったようです。歴史的名盤と言っていいでしょう。

First Movement 1

First Movement 2

Second Movement


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[20060225]

サンプラーがポップス界で初お目見えしたのは、ピーターガブリエルのサードアルバムでしょうか。アフリカのネイティブな音源をサンプリングし、ゲートドラムも初お目見えでした。本当にカルチャーショックを受けたアルバムでした。その後は、トレバーホーンプロデュースのセックスピストルズのマネージャーだった、マルコムマクラレーンのアルバムでオーケストラヒットがフューチャーされました。トレバーホーンはZTTレーベルより、サンプラーを全面に押し出した、アートオブノイズ、プロパガンダ、フランキーゴーズトゥハリウッドをヒットさせていきます。最初のサンプラーはフェアーライトといって、かなり高価なものでした。その前に、シンクラビアというモンスターマシーンがありますが、これは曲ごとサンプリング出来るような代物で、MTRと言ってもいいかもしれません。

トレバーホーンは、イエスのロンリーハートでもオーケストラヒットをがんがん使ってきます。今やったら、かなりひんしゅくものですが、当時はかっこ良かったのです。他に、YOMや、儲けてるアーティストはサンプラーを使い始めます。フェアライトの他には、イミュレイター、エンソニック、ミラージュなどがありましたが、やはり高価でした。しかし、90年代になって、日本のアカイから、一般人でも買えるようなサンプラーが出てきます。私もアカイのS3200XLを持っておりました。おかげで、90年代は、かなり面白い音が出てきます。大御所より一般の人の方が面白い使い方をするのです。サンプリングした音で、シーケンスする事も出来ましたから、パソコンがなくても曲が作れたのです。

最近はパソコンの性能も良くなり、ソフトサンプラーがよく使われます。私もLogicの専用サンプラーEXSを使っております。専用だけあって、動作が軽いです。生ドラムのように聞こえるサウンドもサンプラーの音です。最近の音源は本当に良くなりました。自分で音源を作る事も出来ます。楽器ではない音にも音階をつけられますから、非現実的な音も作れます。こお言う環境が、バンドを必要としなくなっております。音楽はスタジオだけで作られるんじゃないんだ。君のベッドの横でも作れるんだ。ハウス、ハウス、ワン、ワン、ワン。

[20060225]

III(紙) III(紙)
ディープ・パープル (2003/03/21)
バップ
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Deep PurpleDeep Purple
(2006/05/24)
Deep Purple

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第一期はこのサードアルバムまでですが、3枚ともアートロックとしては水準の高い作品だと思います。特にこのサードは集大成のごとき大作です。

1. Chasing Shadows
2. Blind
3. Lalena
4. Fault Line
5. Painter
6. Why Didn't Rosemary?
7. Bird Has Flown
8. April
9. Bird Has Flown
10. Emmaretta
11. Emmaretta
12. Lalena
13. Painter

早くからアフリカンリズムを取り入れたイアンペイスのドラムが炸裂する影を追ってや、何故ローズマリーは、小鳥は去った、など秀作揃いです。CD盤にはシングルしかなかったエマレッタも入っております。そして何と言っても目玉は4月の協奏曲です。大々的にオーケストラを導入したジョンロードの渾身の力作です。しかし、クラシック的な部分とロック的な部分を分けているところが、プログレになりきれていなかったところでしょうか。

この時期の音楽は、90年代にコーデュロイというバンドがアシッドジャズからブリッドポップへ変身していた頃の音楽に似ています。なので再評価されてもおかしくない音楽性がありますので、注目していただければ有難いです。

Chasing Shadows

Blind

Lalena


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[20060225]

Anderson Bruford Wakeman Howe Anderson Bruford Wakeman Howe
Anderson、Bruford 他 (1989/05/25)
BMG Special Products
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新生YESが活躍する中、ジョンアンダーソンが黄金時代のメンバーを集めて制作したのがこの作品です。ベースのクリススクワイアーがいないだけで、ほぼ黄金時代のメンバーです。

1. Themes: Sound/Second Attention/Soul Warrior
2. Fist of Fire
3. Brother of Mine: The Big Dream/Nothing Can Come Between Us/Long ...
4. Birthright
5. Meeting
6. Quartet: I Wanna Learn/She Gives Me Love/Who Was the First/I'm Alive
7. Teakbois: The Life and Times of Bobby Dread
8. Order of the Universe: Order Theme/Rock Gives Courage/It's So Hard ...
9. Let's Pretend

ジャケットもロジャーディーンの作品なので、新生YESよりもYESらしい内容となっております。たんなる懐古作品となっているのではなく、YESが現在進行形だったら、これだけのものを創るという時代も踏まえた作品になっております。

組曲の大作がいくつもありますが、一つ一つの曲のクォリティーは、ポップでもあり、良く練り込まれております。こわれもの,危機と並べても遜色の無い名盤と言い切ります。

YES名義ではありませんが、YESの名盤の一つとして取り上げます。

Order of the universe

Brother of mine

Quartet - I'm Alive

[20060224]

詩人タリエシンの世界(紙) 詩人タリエシンの世界(紙)
ディープ・パープル (2003/03/21)
バップ
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Book of TaliesynBook of Taliesyn
(1996/02/23)
Deep Purple

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セカンドアルバムですが、ジャケットが小さいのしかなかった。ビートルズなどのカバー曲が多いですが、バニラファッジゆずりのハードロックアレンジが光ります。アイク&ティナのRiver, Deep, Mountain Highなんかかっこいいですが、一番はニールダイアモンドのKentucky Womanをボーカルのロッドエバンスがプレスリー風に歌うアレンジがカッコイイです。この一曲の影響で私はニールダイアモンドの2枚組ベストを買ったくらいです。

1. Listen, Learn, Read On
2. Hard Road (Wring That Neck)
3. Kentucky Woman
4. Exposition/We Can Work It Out
5. Shield
6. Anthem
7. River Deep, Mountain High
8. Oh No No No [Studio Outtake]
9. It's All Over [BBC Top Gear Session]
10. Hey Bop-A-Rebop [BBC Top Gear Session]
11. Hard Road (Wring That Neck) [BBC Top Gear Session]
12. Playground [Remixed Instrumental Studio Out Take]

段々バンドとしてのまとまりもでてきまして、いろんな試みをしており、やっぱり第一期が一番いいです。結構モンドものの見直しがされておりますが、パープルのこの時代はなぜ再評価されないのでしょうか。サンプリングネタも結構あると思いますが、ハードロックのイメージが強いのでしょうか。

Listen, Learn, Read On

Hard Road

Kentucky Woman/Oh No No No


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[20060223]

Shades of Deep Purple Shades of Deep Purple
Deep Purple (1998/10/20)
Tetragrammaton

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三大ブリティッシュハードロックバンド、最後を飾るのはディープパープルです。
アマゾンにあったジャケットはオリジナルとは違いますが、これがパープルのファーストアルバムです。まだハードロックにはなっていない第一期の作品です。

1. And the Address
2. Hush
3. One More Rainy Day
4. Prelude: Happiness/I'm So Glad
5. Mandrake Root
6. Help!
7. Love Help Me
8. Hey Joe
9. Shadows [Outtake]
10. Love Help Me [Instrumental Version]
11. Help! [Alternate Take]
12. Hey Joe [BBC Top Gear Session]
13. Hush [Live US TV]

ブライアンオーガーのようなモンドなジャズオルガンサウンドが主体となっております。カバー曲ですが、ハッシュが大ヒットしまして、とりあえずデビュー作から有名になっていきます。他にジミヘンのヘイジョーをウェスタン風にアレンジしてみたり、マンドレイクルートなどはドラッグの臭いがプンプンします。

サイケでモンドでどちらかというとプログレといってもいいのが、第一期のパープルです。リッチーブラックモアは此の時はギブソンのアーム付き335を弾いております。指クセはこのころから変わっておりませんが、結構へなちょこなギターソロを聴かせてくれます。

しかし、モンドなセンスといい、結構カッコイイ作品です。私は第一期が一番好きです。

And the Address/Hush

Hush

One More Rainy Day


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[20060219]

ラストタンゴ・イン・パリ〈オリジナル無修正版〉 ラストタンゴ・イン・パリ〈オリジナル無修正版〉
マーロン・ブランド (2004/01/23)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ラストエンペラー、シェルタリングスカイのベルナルド・ベルトリッチ監督、マーロンブランド主演の映画のDVDが、今日ようやく届きました。この作品は大変有名で、10CCがワンナイトインパリスと言う曲で、もじっていたぐらいでしたので、是非見てみたかったのですが、テレビで放送された試しがありません。原因は、その性描写だとか、映倫が酷いとの噂でした。今では、無修正でDVDがでておりますので、注文しました。

しかし、今見ると、それほど性描写は激しくありませんでした。時代の流れというものでしょうか。かの愛のコリーダは確かテレビで見ましたので、放送されないような内容では無いと思いますが、よくわかりません。

音楽はガトー・バルビエリというJAZZ畑の人が担当しており、フリージャズにオーケストラアレンジが軽妙で、特にタイトル曲の哀愁を帯びた旋律が印象的です。アレンジをジョージラッセルが担当しているところが光っているのでしょう。

Last Tango In Paris
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2006-02-19(Sun) 17:38 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | 編集 |
[20060218]

自由の幻想 自由の幻想
ミシェル・ピコリ (2001/01/30)
ビデオメーカー

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ルイス ブニュエル監督の作品である。ルイスブニュエルの作品は、僕が中学生と高校生のころ、田舎の長崎では、土曜の深夜にB級映画ばかり放送していた深夜劇場で多く紹介されており、そこでブニュエルの洗礼を受けました。学生時代の私にとっては、あまりにも強烈な印象があり、ただエッチなシーンを期待して見ていた若造にとっては鮮烈な内容でした。

この監督は変態的美術センスはあまり登場しませんが、作品そのものが変態的です。あまりにも難解な内容から、評論家もあまり追求しなくなりました。評論家が辿り着いた結論は、だってブニュエルなのだからしょうがない。という結論でしたが、それでいいと思います。ブニュエルでしかありえない映画なのです。スティービーワンダーの音楽が形容しようがなく、スティービーワンダーというジャンルが確立しているのと同じです。

この映画の内容は、そもそも自由とはなんぞや、という論争から生まれており、登場人物が交わりながらも次々に変わっていく流れは,世界の人々はどこかで繋がっているけれども、それぞれの価値観で生きているという、今という横のつながりと、歴史的な時代の縦の流れを象徴しているのでしょうか。

自由というのも曖昧な言葉で、下手すると、我が儘、無秩序となってしまいます。一見、主語のようですが、それを使う時の概念的なものによって、意味が変わってくるものではないでしょうか。この作品は答えを用意しておりませんので、受け手側の我々が考えなくてはなりません。いつの時代でも同じです。答えは我々の中にあるのです。我々次第なのです。


2006-02-18(Sat) 17:21 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | 編集 |
[20060218]

Never Say Die! Never Say Die!
Black Sabbath (2000/10/23)
Castle
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前作テクニカルエクスタシー発表後、オージーオズボーンが一時脱退しておりましたが、再度加入して、このアルバムを完成しました。しかし、このアルバムが、事実上のオージーの最後のアルバムとなりました。

1. Never Say Die
2. Johnny Blade
3. Junior's Eyes
4. Hard Road
5. Shock Wave
6. Air Dance
7. Over to You
8. Break Out
9. Swinging the Chain

この後、ロニージェイムスディオが加入して、サバスも一般的に有名となっていきます。
このアルバムの特徴は、今までのサバスサウンドとはかけ離れていて、どちらかと言うと、後のオージーのソロ作品に近いものがあります。ランディーローズとの蜜月の時期です。
軽快でヘビーさはないのです。その為か、オージーのソロ活動からファンになった人達には人気があるアルバムです。
内容としてはポップなのかもしれません。作品としてはわるくないので、これもシリーズに入れました。

これ以降は、私はサバスとしては聴けなかったので、サバスの特集はここまでです。これまで紹介してきた作品、全て駄作無しですので、一度聴いてみて下さい。

Never say die


[20060217]

Technical Ecstasy Technical Ecstasy
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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私にとってのサバスの最高傑作はこのアルバムであります。そして一番好きなアルバムです。
オープニングのバックストリートキッズからして、見事に構成されたハードロックです。シンセと絡むようなギターソロがカッチョイイです。そしてドラムのビルワードがリードボーカルをとるイッツオールライトはなんとラブバラードです。名曲です。

1. Back Street Kids
2. You Won't Change Me
3. It's Alright
4. Gypsy
5. All Moving Parts (Stand Still)
6. Rock 'N' Roll Doctor
7. She's Gone
8. Dirty Women

ロックンロールドクターのように、サバスの曲にロックンロールと言うタイトルがついたのは、これが最初で最後です。ダーティーウーマンのようなヘビーで展開のあるサバス節も健在です。

どれをとっても比類無き名曲揃いです。名盤として評価されるべき作品です。しかし、サバスが有名になるのはこの後なので、それほど売れておりません。ハードロックを再認識されるなら、このアルバムは買いです!!

Back Street Kids
⇒ 続きを読む

[20060216]

Sabotage Sabotage
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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いきなり、けだるい感じのハードロックHole in the Skyで幕を開けるアルバムです。最近のスピーディーなヘビメタに比べると、この緩い感じが気持ちいいです。

1. Hole in the Sky
2. Don't Start (Too Late)
3. Symptom of the Universe
4. Megalomania
5. Thrill of It All
6. Supertzar
7. Writ
8. Am I Going Insane (Radio)
9. Sweet Leaf [Live]

目玉はオーケストラを導入した魔王讃歌です。サバスには黒魔術のイメージがありますが、実際に信仰しているメンバーはおらず、ベースのジーザーバトラーが、わざとそういうイメージをつけるよう、仕組んだのだそうです。本当に黒魔術に手を染めたのは、ジミーペイジとグラハムボンドくらいでしょうか。

アコースティックギターとオーケストラ、そして緩い感じで、いつものサバスではありませんが、これも名作の一つです。

[20060215]

Sabbath Bloody Sabbath Sabbath Bloody Sabbath
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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ブラックサバス渾身の力作です。タイトル曲からして、カッチョイイです。楽曲の質も粒ぞろいです。サバスでまず聞くべきはこのアルバムだと思います。

1. Sabbath Bloody Sabbath
2. National Acrobat
3. Fluff
4. Sabbra Cadabra
5. Killing Yourself to Live
6. Who Are You?
7. Spiral Architect
8. Looking for Today

オージーオズボーンのボーカルを中心に曲が組み込まれておりますが、突然、ギターソロになると、ギターの音にバックの音がかき消されるようなミキシングのところがあります。そこは、独裁者トニーアイオミの手腕の成せる技でしょう。リフの作り方が素晴らしいです。

ヘビーなサウンドに加え、このアルバムから軽快なノリも聴かせるようになったサバス。
この後も名作が続きます。

Sabbath Bloody Sabbath

[20060214]

Black Sabbath, Vol. 4 Black Sabbath, Vol. 4
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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この4枚目は、多くの人が最高傑作として扱っております。私的には他に好きなアルバムがあるので、これを一番とはいいませんが、よくできている作品に間違いはありません。

1. Wheels of Confusion/The Straightener
2. Tomorrow's Dream
3. Changes
4. FX
5. Supernaut
6. Snowblind
7. Cornucopia
8. Laguna Sunrise
9. St. Vitus Dance
10. Under the Sun/Every Day Comes and Goes

バラード調のChangesは日本のHI-STANDARDがリバイバルさせておりました。
サバスはオカルト的なイメージがありますが、リフやメロディーの作り方など、かなり良質な楽曲を提供しているところが、愛される理由なのでありましょう。

その後のヘッドバンギングの為のヘビメタのように単調ではなく、時には優雅に、たまにはお百姓さんのようなリズムで、完全には、その後のヘビメタにはなっていないところが、私が愛する由縁です。

Snowblind

[20060214]

Master of Reality Master of Reality
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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ツェッペリンはナチュラルディストーションですが、サバスはファズがかかっております。そして新しく弦を張り替えたばかりのキュッコキュウコしたギターサウンドが特徴です。左利きのトニーアイオミの右腕の薬指は義手のキャップがはめられております。その指から、あのサバスサウンドのギターリフが繰り出されるのです。

1. Sweet Leaf
2. After Forever
3. Embryo [Instrumental]
4. Children of the Grave
5. Orchid [Instrumental]
6. Lord of This World
7. Solitude
8. Into the Void

このアルバムからは、アコースティックギターも使われて、曲の幅が広がりましたが、相変わらず、頑固なくらいにサバス節が出ております。

単純なヘビメタやハードロックのつもりで聴くと呪われます。プログレを聴くつもりで聴くべきハードロックなのです。ご用心あれ。

children of the grave

Electric Funeral

[20060213]

Paranoid Paranoid
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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セカンドアルバムとなり、いよいよサバス節というのが定着してきます。当時日本では、ゼップやパープルほど人気はありませんでしたが、Paranoidはヒットしました。こういうギターでコピーし易い曲はヒットするようです。

1. War Pigs
2. Paranoid
3. Planet Caravan
4. Iron Man
5. Electric Funeral
6. Hand Of Doom
7. Rad Salad
8. Fairies Wear Boots

他にも,War PigsやIron Manのような代表的な曲が揃っております。ブラックサバスを理解するには、格好の作品かもしれません。一曲でいっぱい楽しめる内容というのが理解していただけるかもしれません。

Paranoid

War Pigs

Iron Man

[20060212]

ナック ナック
マイケル・クロフォード (2003/12/20)
紀伊國屋書店
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ビートルズのハードデイズナイトやヘルプの映画を監督したリチャードレスター監督の作品です。60年代のスィンギンロンドンを題材にしておりますが、内容的には大した事ありません。

この作品は、ジェーンバーキン、ジャクリーンビセット、シャーロットランプリングがデビューした作品で、それがお目当てで購入しました。後、007のジョンバリーが音楽を担当しており、これがカッコイイです。ジョンバリーはこの後、ジェーンバーキンと結婚しますが、あのセルジュゲンズブールに寝取られます。

物語自体は退屈ですが、コメディー出身の監督ならではの演出がおもしろいです。ビートルズの映画のノリと同じだと考えていいです。最初の抽象的な流れが最後まで続いていれば、僕好みだったのですが、そこまで力量がなかったようです。でも、最近見直されている映画なので、一見の価値はあるかも。

THE KNACK
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2006-02-12(Sun) 17:39 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | 編集 |
[20060212]

Black Sabbath Black Sabbath
Black Sabbath (2004/05/24)
Sanctuary Midline
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嵐の中、不気味に鳴り響く鐘の音、重たいギターリフが絡み付く。13日の金曜日を発売日に指定した、ブラックサバスの記念すべきファーストアルバムです。

1. Black Sabbath
2. The Wizard
3. Wasp / Behind The Wall Of Sleep / Bassically / N.I.B.
4. Wicked World
5. A Bit Of Finger / Sleeping Village / Warning

黒魔術をイメージさせるその内容から、ヘビメタの元祖的存在ですが、私はあえて、3大ブリティッシュハードロックバンドの一つとして捉えていきます。

このバンドの特徴は、一曲のなかで、次々といろんな展開を見せていく、ドラマチックなプログレ的手法もあるところです。このファーストアルバムでは、まだ完成されていない部分もある分、このアルバムでしか感じられないサバスのほとばしりがあります。
当時のライブステージを見ると、ボーカルを端にやり、ギタリストが中央に位置するという、ギタリスト、トニーアイオミの独裁が、既に顔を出しております。
他の演奏がなくなって、ギターのみのソロがあるのです。その分スリリングで、自由な演奏を聴く事が出来ますが,普通では考えられないことです。

そんなサバスの初期のアルバムは全て名盤です。はずれ無し。

black sabbath

N.I.B

[20060205]

アルタード・ステーツ 未知への挑戦 アルタード・ステーツ 未知への挑戦
ウィリアム・ハート (2005/11/25)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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ケンラッセル監督としては珍しいSF映画である。ケンラッセルがSF映画?そんなのあったっけ?ってな感じだったので、DVDを買ってみた。690円だったので、躊躇はなかった。アルタードステーツのタイトルには覚えはあったが、ケンラッセルとは結びついていなかった。

これは、昔TVで放送していたのを見ていた。しかし、自分の好きなケンラッセルの映画だとは気づいていなかった。それなりにおもしろかったので、記憶には残っていた。改めてみてみると、確かに構図の作り方などケンラッセルそのものである。変態的美術センスもある。しかし、ケンラッセルと結びついていなかった理由は、これはアメリカ映画だということだった。

大体においてイギリスで製作した作品しか見ていなかったので、まさかケンラッセルがアメリカ資本で映画を撮っていたとは。どんなにケンラッセルが、いつもの美術センスで撮っても、アメリカ映画はどうしてもアメリカ映画の照明効果になってしまうのだ。イギリスのそれとは明らかに違う。その為ケンラッセルの作品としては見ていなかったのだ。この違いは何なのだろう。環境が違うだけで、こんなにも映像に影響するものだろうか。電力の差か。音楽も湿気の多い日本と、乾燥しているイギリスでは鳴りが違うと言われている。

環境でそんなに作品に影響されるというのなら、私はイギリスで作品をつくりたい。あの雰囲気こそが私がいつも想い描いているものだからだ。パソコンで創る作品にも違いがあるのだろうか。電圧の影響があるとしたら、それはあり得るだろう。

おおイギリスの女王よ、あなたを崇拝するつもりは毛頭ないが、どうかこの私に永住権と労働権を。

Altered States


2006-02-05(Sun) 23:18 映画 | トラックバック(1) | コメント(0) | 編集 |
[20060205]

The Final Cut The Final Cut
Pink Floyd (2004/05/04)
Toshiba EMI
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ピンクフロイドの実質上のラストアルバムです。しかし、かなりロジャーウォータースのソロアルバム的性質が強く、ザウォールの続編的なアルバムです。

1. The Post War Dream
2. Your Possible Pasts
3. One Of The Few
4. When The Tigers Broke Free
5. The Hero's Return
6. The Gunners Dream
7. Paranoid Eyes
8. Get Your Filthy Hands Off My Desert
9. The Fletcher Memorial Home
10. Southampton Dock
11. The Final Cut
12. Not Now John
13. Two Suns In The Sunset

ピンクフロイドの特徴として、静と動のコントラストと言うのがあります。このアルバムは、かなり静が強くて、溜めて溜めて、動がドッカーンと来る感じです。
Not Now JohnのようにMTVによってヒットした曲もありますが、ほとんど、ロジャーウォータースの吐息を聴いているような作品です。

それでも最後までピンクフロイドとしての感動を感じられるアルバムとして、名盤扱いいたします。この後にギルモアが再開したフロイドは、おいしいとこだけ再構築している,焼き直し的な感じがして、論外とさせて頂きます。

The Final Cut Movie

The Fletcher memorial home

Not now John

[20060205]

The Wall The Wall
Pink Floyd (2000/04/25)
Sony
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Pink Floyd The Wall [DVD] [Import]Pink Floyd The Wall [DVD] [Import]
(2005/04/22)
Bob Geldof、Christine Hargreaves 他

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ブームタウンラッツのボブゲルドフ主演で映画化もされた、二枚組アルバムです。我々は、壁に埋め込まれたブロックの一つにしか過ぎないというメッセージは、当時の英国の学校などで非難を浴びることとなり、社会現象にまでなりました。

ディスク:1
1. In the Flesh?
2. Thin Ice
3. Another Brick in the Wall, Pt. 1
4. Happiest Days of Our Lives
5. Another Brick in the Wall, Pt. 2
6. Mother
7. Goodbye Blue Sky
8. Empty Spaces
9. Young Lust
10. One of My Turns
11. Don't Leave Me Now
12. Another Brick in the Wall, Pt. 3
13. Goodbye Cruel World
ディスク:2
1. Hey You
2. Is There Anybody Out There?
3. Nobody Home
4. Vera
5. Bring the Boys Back Home
6. Comfortably Numb
7. Show Must Go On
8. In the Flesh
9. Run Like Hell
10. Waiting for the Worms
11. Stop
12. Trial
13. Outside the Wall

二枚組でありながら、このアルバムも細かい部分まで創り込まれた名曲揃いです。特jに、終焉まじかのプログレバンドに顕著なように、かなり、アメリカを意識したような音作りが聞き取れます。MTV全盛時代の影響でしょうか。

ギターのリフもカッコいいのが多いし、このアルバムを入門盤としてもいいかもしれません。

In the Flesh?
⇒ 続きを読む

[20060205]

Animals Animals
Pink Floyd (2000/04/25)
Columbia
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前作、炎より印象は薄いのですが、、私はこのアルバムが一番好きです。
前作から始まった、よく計算された構成美は、このアルバムでも発揮されております。

1. Pigs on the Wing, Pt. 1
2. Dogs
3. Pigs (Three Different Ones)
4. Sheep
5. Pigs on the Wing, Pt. 2

フォーク調のテーマ曲のようなPigs On The Wing、印象的なギターソロまで、溜めに溜めた構成が自然なDogs、マイナー調だが、ヒットソングとしても通用するような、良く練られたアレンジのPigs、歌声がいつの間にか、シンセサイザーの音に変わっていく、見事なミキシングの.Sheep、どれをとっても良く創られております。
又、今まで、人間の内面をテーマにしていたピンクフロイドでしたが、このアルバムから、外に向けた、社会的メッセージを発していくようになります。

他のアルバムほど評価は高くありませんが、こういったブログでの紹介のされ方では、愛着のある方が多いようです。私もその一人です。

Animals

Pigs On The Wing' pig

Dogs

Pigs

Sheep

[20060205]

蒼天航路 (27) 蒼天航路 (27)
李 学仁、王欣太 他 (2003/03/20)
講談社

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蒼天航路には、連載中にアクシデントが起こります。韓国の原作者が亡くなってしまうのです。作者はもう赤壁の戦いで連載を止めようと思いますが、読者からの熱い声援により、連載を続けて頂く事になります。しかし、初めの頃の勢いは、なかなか戻りません。

しかし、馬超が参加してきて、又、勢いが戻ります。劉備もいよいよ蜀を得て、三国が形成されていきます。しかし、まだ漢の時代です。曹操が死んで、息子が引き継ぐ時に、初めて自分を皇帝と名乗ります。そこで、漢の皇帝は廃されます。死んだ曹操は、皇帝になることは望みませんでしたが、魏の始祖として初代皇帝となります。これに連呼して、劉備も蜀の皇帝を名乗ります。そして、孫権も呉の皇帝を名乗ります。ここで初めて三国の時代となるのです。

しかし、このマンガはあくまで曹操が主人公なので、曹操が死んだところで、ついに完結されました。本来は、その後に劉備が死に、孔明が変わりに魏に戦いを挑んで、孔明の死をもって、小説三国志は終わるのですが、さすがに、そこまでは描いていただけませんでした。

このマンガのおもしろいところは、いろんな才能のある武将、策士を得ていく、国作りにあります。それはまるで、いろんなプレイヤーを集めてバンドを組むようなものです。そして
天下を取っていくという意思は、我々ミュージシャンも見習うところがあります。是非、愛読される事を進めます。

全36巻、全て一気に読むと、かなり読み応えがありますし、勢いがあるマンガです。アマゾンでは全巻揃えられますので、この機会にご購入してはいかがですか。

[20060205]

Wish You Were Here Wish You Were Here
Pink Floyd (2000/04/25)
Sony
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狂気の後のアルバムなので、影に隠れがちですが、これもまさしく名作の一つです。
これまでは、アドリブ的な部分もあったのですが、このアルバムからは、きちんと計算され、しっかりとした構成力で、長い曲でもドラマチックで自然な展開を聴かせてくれるようになります。

1. Shine on You Crazy Diamond, Pts. 1-5
2. Welcome to the Machine
3. Have a Cigar
4. Wish You Were Here
5. Shine on You Crazy Diamond, Pts. 6-9

二部に分かれた、狂ったダイヤモンド、お得意のフォーク調のあなたがここにいて欲しいなど、今回もテーマはシドバレットに捧げられております。このアルバムのレコーディング中、たまたまシドバレットがスタジオに遊びにきていたそうですが、メンバーはその変わりように、最初シドだとは気づかなかったそうです。
レコードで購入した時代には、狂気も含めて、カードやポスターなどのおまけがたくさんついておりました。儲けていたんですね。
この構築部こそプログレといってもいいかもしれません。最近のように、単なる様式美だけの音楽とは違うことをご確認ください。

Shine On You Crazy Diamond

Wish you were here

Have A Cigar

[20060205]

The Dark Side of the Moon The Dark Side of the Moon
Pink Floyd (1990/10/25)
EMI
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原子心母で歴史的名作を創ったピンクフロイドが、それを上回る歴史的名作を己の手で創り上げました。今も尚、売れ続けている、超ロングベストセラーアルバムです。

1. Speak to Me/Breathe
2. On the Run
3. Time
4. Great Gig in the Sky
5. Money
6. Us and Them
7. Any Colour You Like
8. Brain Damage
9. Eclipse

このアルバムからシンセサイザーが大フューチャーされていきます。かなり実験的なアルバムにもかかわらず、売れ続けるということは、やはり人間性を突き詰めた作品だからでしょうか。シンセのシーケンスにレゾナンスフィルターやエンベロープ調整を加えていく、遊び感覚もあり、アランパーソンの手によるコインの音でリズムを創ったマネー、ゴスペル調の女性ボーカルをフューチャーしたThe Great Gig In The Sky。坦々としたUs And Themなど、曲としては地味なものが多いのですが、アレンジとテーマのセンスがこのアルバムを、歴史的名作として存在させております。
もちろん、このテーマの先には初代リーダー、シドバレットが存在しております。

Dark Side sessions

Breathe

Money

[20060205]

Obscured by Clouds Obscured by Clouds
Pink Floyd (1996/09/03)
EMI
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名作おせっかいと狂気の間に出されたサウンドトラック作品です。その為印象の薄いアルバムではありますが、絶頂期の作品だけにその質感は素晴らしいものがあります。小作品の集まりではありますが、結構美味しいアルバムでもあるのです。

1. Obscured by Clouds
2. When You're In
3. Burning Bridges
4. Gold It's in The...
5. Wot's...Uh the Deal
6. Mudmen
7. Childhood's End
8. Free Four
9. Stay
10. Absolutely Curtains

狂気ほど創り込まれてはいませんが、狂気に入れてもおかしくないような曲が多いです。有名なアルバムに飽きてきたらこのアルバムのような作品に手を出す事をお勧めします。ピンクフロイドに駄作はありません。中途半端な曲でも心地良いのです。

おせっかいの流れを汲むAbsolutely Curtainsもピンクフロイドらしい曲です。サントラといっても、どこをとってもピンクフロイドのサウンドが出て来るところはさすがです。知られていない曲が多くても、どれを聴いても懐かしいくらいにピンクフロイドを感じる事でしょう。

ウォールまでのアルバムは全て集めても損はありません。特にこのアルバムは掘り出し物的に素晴らしい内容です。心の心拍数に呼びかけてくるようなピンクフロイド節はいつの時代でもサイケな心地良さを持っているのです。

Recording Obscured by Clouds

Obscured by Clouds

Burning Bridges

Mudmen

Childhood's End

Free Four

Absolutely Curtains

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