1. Fantastic Voyage 2. African Night Flight 3. Move On 4. Yassassin [Long Live Chango!] 5. Red Sails 6. D.J. 7. Look Back in Anger 8. Boys Keep Swinging 9. Repetition 10. Red Money
Fantastic Voyageからして名曲です。 African Night FlightやYassassinのようなワールドミュージックがヘンテコアレンジになっておりますが、オリジナル作品としては興味深い内容です。Move On、Red Sails、Look Back in Anger、Boys Keep Swingingと秀作が続きます。どれも良くアレンジされております。Repetition、Red Moneyなど、地味な印象ながら、良く練り込まれておりますので、聴くほどに、その良さが染み込んできます。影の名盤と言ってもいいかもしれません。
ディスク:1 1. Warszawa 2. "Heroes" 3. What In The World 4. Be My Wife (previously unreleased) 5. Blackout 6. Sense Of Doubt 7. Speed Of Life 8. Breaking Glass 9. Beauty And The Beast 10. Fame 11. (Band intro) ディスク:2 1. Five Years 2. Soul Love 3. Star 4. Hang On To Yourself 5. Ziggy Stardust 6. Art Decade 7. Alabama Song 8. Station To Station 9. Stay (previously unreleased)
フランクザッパのバンドにいた彼は、ブライアンイーノに気に入られ、このボウイのツアーメンバー、そしてトーキングヘッズへの参加へと紹介されて行きます。そしてロバートフィリップ卿にも気に入られ、新生クリムゾンのギター&ボーカルとして参加申請が発注されます。フィードバックを自在に操るブリューは、Station To Stationで,列車の走行音を模したシンセサウンドに汽笛の音でギターをかぶせて行きます。そしてこのアルバムには未収録ですが、サフラゲット・シティでは、本来指をスライドさせるイントロの部分をアームを使って音程を変化させていました。彼のプレイがボウイの曲をより魅力的に私に啓示してくれました。
1. Beauty and the Beast 2. Joe the Lion 3. Heroes 4. Sons of the Silent Age 5. Blackout 6. V-2 Schneider 7. Sense of Doubt 8. Moss Garden 9. Neukln 10. Secret Life of Arabia
まずBeauty and the Beastからしてカッコいいです。新しいボウイのボーカルスタイルがここに確立されております。名曲です。Joe the Lionも新しいボウイサウンドとしての形を提示しております。この辺りになるとジャンルの分別は難しく、デビッドボウイというジャンルと言うしかありません。
Blackoutなど、ニューウェーブでもない、いわゆるインテリ系のアーティスト達に影響を与えて行く作品が続きます。V-2 SchneiderやMoss Gardenなど退廃感のあるインストからSecret Life of Arabiaへ、無機質とエモーショナルの同居。あらゆる変遷を経て、ボウイサウンドといえるものが確立された記念碑的作品です。名作です。