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[20060603]

Obscure Alternatives Obscure Alternatives
Japan (2006/10/17)
Sony BMG Music Entertainment
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ビジュアル系といっても、華やかなイメージを良く覗いてみると、それほどルックスがいいのはあまりお目にかかりません。しかしJAPANのデビッドシルビアン、スティーブンジャンセン兄弟は本当に美形なグッドルッキングガイなのです。ビジュアル系などという言い方される前ですが、ビジュアル系の元祖と言っていいでしょう。髪の毛をオレンジに染めたりするのはデビッドボウイがやっておりましたが、パンクスが登場する前にピンクやオレンジ、パープルのメッシュなどをしていたのはこのJAPANだけでしょう。

1. Automatic Gun
2. ...Rhodesia
3. Love Is Infectious
4. Sometimes I Feel So Low
5. Obscure Alternatives
6. Deviation
7. Suburban Berlin
8. Tenant
9. Deviation [Live in Tokyo]
10. Obscure Alternatives [Live in Tokyo]
11. In Vogue [Live in Tokyo]
12. Sometimes I Feel So Low [Live in Tokyo]
13. Sometimes I Feel So Low [Multimedia Track]

ファーストのようなコマーシャリズムは薄れて、より攻撃的で廃頽的なセカンドですが、Automatic Gunから既にロキシーやボウイに取って代わる音楽性を見せつけてくれます。....Rhodesiaは当時イギリスで流行り始めていたレゲエを早くも取り入れております。まだクラッシュもポリスも出てくる前の話です。Love Is InfectiousとSometimes I Feel So Lowはファーストのようなポップ性も見せますが、かなりロックよりなカッチョ良さです。

Obscure Alternativesはボウイもロキシーも超えているといえるような内容と質が聴き取れます。Deviationはニューウェーブ登場前なのにテレビジョンやトーキングヘッズのような音楽を既に完成させております。Suburban Berlinはストラングラーズがやるようなレゲエ調の曲です。勿論まだストラングラーズは登場しておりません。Tenantはボウイのロウやロキシーのデカダンな雰囲気のある曲です。御見事。今の20代前半の若者にこれだけの曲がつくれるでしょうか。

ギターのボブディーンはE-BOWというアルミの中に磁石がはいっているものを使います。これをピックアップに近づけるとフィードバックのような独特の音色が得られます。個性的なこのメンバー達の音楽性は、当時の私のような子供には理解出来ないほどの大人びた魅力もありましたが、カッコ良さは認めておりました。単なる見た目だけのバンドではないのです。見た目からは想像もつかないほどのオタクな性格だったのです。

ファーストとこのセカンドはロック寄りで悪徳な感じさえする魅力に溢れています。私は大好きですが、JAPANファンからすると、これからがJAPANの本領発揮という事になります。

Sometimes I feel So Low
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[20060603]

Captain Beyond Captain Beyond
Captain Beyond (1997/08/19)
Capricorn
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ディープパープル各メンバーのソロアルバム紹介ですが、今回は第一期ボーカリスト、ロッドエヴァンス率いるキャプテンビヨンドです。

1. Dancing Madly Backwards (On a Sea of Air)
2. Armworth
3. Myopic Void
4. Mesmerization Eclipse
5. Raging River of Fear
6. Thousand Days of Yesterdays (Intro)
7. Frozen Over
8. Thousand Days of Yesterdays (Time Since Come and Gone)
9. I Can't Feel Nothin', Pt. 1
10. As the Moon Speaks (To the Waves of the Sea)
11. Astral Lady
12. As the Moon Speaks (Return)
13. I Can't Feel Nothin', Pt. 2

イアンギランのようなハイトーンではありません。プレスリーやニールダイアモンドのような低音で歌うタイプです。デヴィッドボウイファンの私としては、エヴァンスのボーカルも好きな訳で、パープルは第一期が大好きな訳です。そのエヴァンスが結成したキャプテンビヨンドは当時スペースロックと形容されておりました。何がスペースロックかと言うと、リバーブを効かせていれば当時はスペースという形容詞をつけていたのです。

実際のサウンドはパープルを意識したようなハードロックから、アコースティックギターを絡めたプログレ的なサウンドもあります。エヴァンスも低音が魅力なのに無理して高音で歌っているような感じですが、不自然ではありません。ギターはストラト系のように聴こえます。アルバムは3枚ありますが、このファーストが一番ハードロックしております。コーラスワークもスペースロックの要因でしょうか、綺麗に導入しております。

ちなみに、アナログ盤ではジャケットはキラキラステッカーがはっているのと印刷のがありました。プレミアがつくのが貼ってある方で、私は貼ってある方を持っています。CD盤にはないようです。
ハードロックファンにはコレクトしていて欲しいアルバムです。

Dancing Madly Backwards

Myopic Void

[20060603]

Adolescent SexAdolescent Sex
(2006/09/26)
Japan

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ここからグラムロックのフォロワー達を紹介していきます。フォロワーというのは、グラムロックに影響を受けてデビューしたものの、ブームが終わっており、正当な評価をしてもらえなかった方達です。クィーンがその代表ですが、ハードロックとして扱われてその後成功しますので、クィーンはハードロックセカンドゼネレーションとして後ほど紹介します。

もう一つの不遇を受けたバンドがこのジャパンです。シンセを活用してテクノ的な部分もあるのですが、グラムロックには遅過ぎて、パンク、テクノには早すぎる中途半端な時期にデビューしており、本国イギリスでは正当な評価をしてもらえなかったのです。しかし、クィーン同様、日本のビジュアル系大好きな女性方には大いに受け入れられ、このファーストアルバムは日本ではヒットしました。当時のビジュアル系大好きな女性はこのような玄人好みの音楽を受け止められる度量が備わっているようです。

1. Transmission
2. Unconventional
3. Wish You Were Black
4. Performance
5. Lovers on Main Street
6. Don't Rain on My Parade
7. Suburban Love
8. Adolescent Sex [Rare Alternative Video]
9. Communist China
10. Television
11. Don't Rain on My Parade [Multimedia Track]
12. Communist China [Multimedia Track]
13. Adolescent Sex [Multimedia Track]
14. Adolescent Sex

ジャパンはアルバムを出すごとに、その音楽性の完成度を上げていき、ラストアルバム、ブリキの太鼓でその頂点を極めるのです。ですからこのファーストアルバムが一番完成度が低いということになるのです。バンドのメンバーにも、ファンにも評価の低いアルバムなのですが、私はそうは思いません。ヒット曲Unconventional、Adolescent Sexからも分かるように、70年代半ばにして既にホワイトファンクとしての完成度を極めているのです。80年代以降に流行るホワイトファンクを、それよりもかなりカッコイイアレンジで消化してる、当時まだ20大前半のこの若者達の感性には恐れ入ります。

UnconventionalのAメロなんて普通の人間には歌えないような妖しさあります。このメロディーを歌ってみて下さい。高音で歌うのも難しいですが、低すぎる音程で歌うのもかなり難しいです。それでもこの低さで歌える感性というのは天性のものです。ボーカルのデヴィドシルビアンは名前からもデビッドボウイからの影響を連想できますが、本人はブライアンフェリーからの影響を認めております。

確かにフェリーもボウイもファンクを取り入れたダンディズムを確立していきますが、このアルバムはそれ以上に完成度が高く、ロックよりでいてグラマラスです。Transmissionなどグラマラスで後に出てくる気リングジョークやキュアーよりもカッコいいです。Wish You Were BlackなどはAOR的要素もありながらより淫らな感じがします。Performance、Lovers on Main Streetなどかなりダーティーなファンクで、Don't Rain on My Paradeなどはかなり個性的なグラムロックです。Suburban Loveもカッコイイですし、Communist Chinaは後のジャパンにつながるサウンドです。Televisionなんかオシャレなアレンジのファンクなのですが、決してオシャレには聴かせない淫美で子宮に響くような妖しさがあります。

デビッドシルビアンという人は、意図的にコマーシャリズムを排した曲作りをする人ですが、唯一このアルバムだけがコマーシャリズを持っている為、このアルバムを汚点扱いしておりますが、メンバーが認めなくとも、ファンが認めなくとも、私は声を大にして訴えていきたい。このアルバムロック界にとって、非常に重要で歴史的な名盤である事を。こんな完成度が高くカッコいいホワイトファンクのアルバムは後にも先にもこの一枚だけです。唯一無二の名盤中の名盤です。

Transmission
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