ロッドエヴァンスが脱退してもうパプルファミリーではなくなっておりますが、ついでにこのサードアルバムも紹介しておきます。唯一のイギリス人だったロッドエヴァンスが脱退して、完全なアメリカ人バンドになりました。新たにウィリーダファーンをボーカリストに迎え活動再開させましたが、このアルバムでキャプテンビヨンドは終わりとなります。
1. Do or Die
2. Icarus
3. Sweet Dreams
4. Fantasy
5. Breath of Fire, Pt. 1-2
6. If You Please
7. Midnight Memories
8. Oblivion
9. Space Interlude
10. Oblivion
11. Space Reprise
しかし、サウンドの方はアメリカンですが、ファースト以上にハードな内容になっております。Sweet Dreamsはスペイシーでフュージュンテイストなナンバー、Fantasyなどを聴くとウィリーダファーンはポールロジャースタイプのボーカリストだというのが分かります。Breath of Fireからラストにかけては組曲的な構成になっており、スペースロックの面目躍如というところでしょうか。
癖が無い分一番聴き易いアルバムかもしれませんが、現在廃盤のようです。再発してくれる事を望みます。ファーストが一番衝撃的でした。セカンドは多彩なアレンジを楽しめます。このサードは正当派ハードロックが堪能出来ます。こんなバンドがいた事を覚えておいて下さい。