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[20060606]

The Tubes The Tubes
The Tubes (1990/10/25)
A&M
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Remote Control Remote Control
The Tubes (1990/10/25)
A&M
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White Punks on Dope White Punks on Dope
The Tubes (2000/07/24)
Spectrum
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チューブスは演劇とロックを融合したロッキーホラーショーのようなステージで特異なパフォーマンスで有名でした。音楽的にはアメリカということもあり、グラムロックとは関係ないのですが、そのファッション性から一時グラムロックとして紹介されていた時期がありましたので、私の中ではグラムロックとしてのイメージがあります。

アリスクーパーのようなおどろおどろしさもありませんし、ロックミュージカルのようなステージで楽しいバンドです。日本で言えば、米米クラブのようなものですが、そういったパフォーマンスを70年代中盤で既に実践しておりました。

アルバムとしてのお勧めは、トッドラングレンがプロデュースしたRemote Controlです。テレビ社会で洗脳されていく風刺をコンセプトにしておりますが、トッド色が強く、まるでユートピアサウンドです。TV Is Kingという曲はMTVの挿入曲として使われていたので、80年代にMTVを見ていた人には御馴染みの曲でしょう。アルバム全体がポップでハードで楽しいアルバムになっておりますので、大変聴き易いし、面白いアルバムです。

AMERICANハードロックが好きな人にはお勧めです。全然グラムロックではありませんが、70年代のステージパフォーマンスを見れば納得頂けるでしょう。あまり知られていないバンドですが、音楽センスは悪くありません。

She's A Beauty

Tv is king

Overture

Dont want to wait anymore

Wild Women of Wongo

White Punks On Dope
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[20060606]

Tin Drum Tin Drum
Japan (2007/04/24)
Virgin
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個性的で魅惑的なJAPANは、グラムロックとニューウェイブ、ニューロマンティックへの橋渡し役として存在しておりましたが、このラストアルバムにして最高傑作のブリキの太鼓で、なにびとも届かない彼らにしか創れない独創性の極地へと登り詰めた。

1. Art Of Parties
2. Talking Drum
3. Ghosts
4. Canton
5. Still Life In Mobile Homes
6. Visions Of China
7. Sons Of Pioneers
8. Cantonese Boy

ギターのロブディーンの脱退により、ギターパートはデヴィッドシルビアンが担当しておりますが、その代わりに主役に主役となったのが、ドラムです。リンドラムかと思われますが、複雑にプログラミングされたシンセドラムに生ドラムを絡め、ギターの代わりに主張し始めたミックカーンのベースはフレットレスとなり、ブライアンイーノのソロアルバムなどで聴けるパーシージョーンズばりのフレーズを聴かせてくれます。これはもう既にドラムンベースの世界です。

そして極端に白玉和音を省いたシンセの構築。シルビアンのボーカルスタイルもいよいよ完成され、正にJAPANの最高の頂きと言えるサウンドが充満しております。ブリキの太鼓という映画がありましたが、舞台はイタリアでした。それをジャケットを見てもらえば分かるように、舞台を人民解放に燃える中国としております。音階的にも中国を意識したオリエンタルサウンドになっており、ドラムンベース&ワールドミュージック、而してその正体はテクノの質感にまとめられております。

JAPANというグループ名からも分かるように大の親日家で、シルビアンは日本人女性と結婚しました。日本というより東洋に対する憧れが中国を題材にしておりますが、それはあくまでも西洋人から見た東洋です。その違和感が面白みになっております。

Art of partiesからして斬新ですが、正にJAPANサウンドが確立されております。Talking drumはかなり複雑なドラムパターンとなっております。最近の音楽は何パターンかの流行のドラムパターンばかりになっていますが、決して一般的ではないドラムパターンでこれほどの作品を創れるというのは見習わなければなりません。そしてドラムレスのGhostsが活かされていきます。これはJAPANの中でも名曲中の名曲で、シルビアンらしい暗い歌ですが、心に突き刺さってきます。素晴らしい。こんな曲20代の人間に創れるものなのでしょうか。

いかにもチャイナなCanton、Still life in mobile homes、Visions of China、Sons of pioneers、Cantonese boyと怒濤のJAPANサウンド。シンセの音色も独特ですが、決して気をてらったものではありません。

JAPANの最高傑作にしてロック界に類を見ない独自性を確立した名盤です。これ以上の作品はつくれないし、主張の強くなったミックカーンとシルビアン確執もあったようですが、これを最後に解散となります。この二人のその後のソロアルバムが又素晴らしいので、それは折りをみて紹介していきます。ルックスだけではないJAPANの実力を堪能してください。

Art of parties

Ghosts

Canton

Still life in mobile homes

Visions of China

Sons of pioneers

Cantonese boy

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