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[20060625]

Vanilla Fudge Vanilla Fudge
Vanilla Fudge (1990/10/25)
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The Beat Goes On The Beat Goes On
Vanilla Fudge (1998/12/01)
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Renaissance Renaissance
Vanilla Fudge (1998/12/01)
Sundazed

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Near the Beginning Near the Beginning
Vanilla Fudge (1998/12/01)
Sundazed Music Inc.
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ここからはアメリカンハードロックを特集していきます。ハードロックと言えばブリティッシュが本家なのですが、私はこのヴァニラファッジが元祖だと位置づけております。ロックはアメリカで生まれたものですが、差別社会の為、黒人が創った音楽は一部の人にしか浸透しておりませんでした。しかし、イギリスはそういうこだわりが無いため、黒人のブルースやロックンロールは新しい音楽として、若者を中心に広まっていきました。今ヒップホップが広まっているような感じです。

いつしかイギリスでは空前のブルースブームが席巻し、ヘビーなブルースを演奏したジェフベックグループやレッドツェッペリンによってハードロックが誕生しました。当時は日本だけでハードロックと呼んでおりましたが、現在は世界共通語となっているようです。そのジェフベックとジミーペイジがグループ結成前に参考にしていたのが、ヴァニラファッジのNear the Beginningだったそうです。それにはBB&Aでも演奏されたShotgunが入っております。

ヴァニラファッジはほとんどがカバー曲で、シュープリームスのYou Keep Me Hangin' Onやビートルズ、ゾンビーズのようなポップスをハードなアレンジで演奏してヒット曲を出しておりました。つまりはその方法論、アレンジの仕方がハードロックを生み出す参考となった訳です。ヴァニラファッジ自体はアートロックと呼ばれておりましたが、間違いなく彼らの音楽がハードロックを生み出すきっかけとなっております。

ツェッペリンはアメリカでもヒットしていきましたが、アメリカではハードロックに乗り遅れており、このイギリス勢に対抗するバンドはいませんでしたが、やがてアメリカンハードロックと呼べるグループが出てきます。その手始めとして、元祖となったいくつかのアメリカのバンドから紹介していきます。

ヴァニラファッジは4枚のアルバムをだしており、中でもファーストとNear the Beginningは押さえておきたいところです。メンバーは後にベックボガード&アピスを結成するカーマイン・アピスとティム・ボガートがおり、オルガンなどもフューチャーされているので、ディープパープルやイエスなども影響を受けているようです。Near the Beginningあたりになるとかなりハードロック調になっておりますが、アメリカよりイギリスで受けたようで、まずはブリティッシュ勢が世界を席巻します。

そしてアメリカからの回答をこれから紹介していきます。本来はこちらが元祖なのですから。

You Keep Me Hanging On

Shotgun

Coke Commercial

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[20060625]

8 8
THE YELLOW MONKEY (2000/07/26)
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イエローモンキー最後にして最高傑作のアルバムです。もうグラムロックとかハードロックとか関係なく、イエローモンキーの音楽がここにはあります。人真似はしても最後に行き着くべきはオリジナリティーであると信じております。日本の最近のバンドが失っているこの事をイエローモンキーが到達したという事で、納得のいくラストアルバムとなっております。

1. ジュディ
2. サイキックNo.9
3. GIRLIE
4. DEAR FEELING(アルバム・ヴァージョン)
5. HEART BREAK(アルバム・ヴァージョン)
6. 人類最後の日
7. SHOCK HEARTS
8. 聖なる海とサンシャイン(アルバム・ヴァージョン)
9. カナリア
10. パール
11. STONE BUTTERFLY
12. メロメ
13. バラ色の日々(アルバム・ヴァージョン)
14. 峠

テクノな打ち込みも入ったジュディ、過去ではなく時代にあったUKロックに即しているのでしょうが、イエローモンキーの音楽以外の何ものでもありません。サイキックNo.9も単なるハードロックではないイエモンロックになっております。GIRLIEもイエローモンキーでしかありえない歌が存在しております。ジャングルっぽい打ち込みが絡むDEAR FEELINGはじつに感動的な名曲です。HEART BREAKはボサノバっぽいのですが、これまでイエモンが創ってきた切ないバラードがいい意味で昇華されております。此れまでに泣くシンセが彩ってもイエローモンキーの音楽を邪魔するものではありません。

人類最後の日はインストですが、箸休めと言った感じです。SHOCK HEARTSは一番イエモン節しています。触発とかけておりますが、此れまで以上に良く計算された曲作りがなされており、熟練を感じさせます。聖なる海とサンシャインはアシッドジャズのようなアレンジですが、歌は歌謡ロック的な哀愁のあるメロディーとなっております。しかし、しっかりと愛情を持って創られた感があります。カナリアはこれまでのイエモン節の曲です。これはもう少しアレンジしても良かったんじゃないかと思われます。パールもこれまでのイエモンロックなのですが、これは良く出来ております。代表曲の一つとして、完成度の高い曲だと思います。

STONE BUTTERFLYはパンチドランカーの勢いある流れを汲むハードロックですが、テクノな要素も絡めていて面白い曲です。メロメは北欧の薫りがするバラードで、大変美しい曲です。バラ色の日々はこれまでのシングルの中でも一番解り易く親しみの持てるポップ性を持っております。かといって単調にはならないところが流石です。峠は感動的なバラードで激しく終わるのですが、最後のオマケだけ入りません。最悪です。オマケは聴かないようにしましょう。

アルバムを出す前にシングルとして出してきた曲が多数あり、ベスト盤的な性格もあるのですが、アルバムバージョンにリアレンジされており、最後を飾るに相応しい作品となっております。初期の頃から比べれば、かなり違ったスタイルにもなっておりますが、基本は一緒です。文句のつけようがありません。これが最高傑作です。

解散後、吉井和哉はソロでヨシイラヴィンソンとして活動しておりますが、その世界観は今日でも変わるものではありません。その紹介は又後ほど。グラムロックとそのフォロワーを永らく紹介してきました。淫美ブログというタイトルに相応しい内容を提供できたと自負しております。決してここはアダルトブログではない事をご理解いただけたでしょうか。しかし、淫猥な表現はこれからも慎みません。

ジュディ
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