FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、BIG UP! と SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
BIG UP! SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
07 | 2006/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20060815]

My Funny Valentine My Funny Valentine
Miles Davis (2005/02/01)
Sony
この商品の詳細を見る
Four & More Four & More
Miles Davis (2005/03/15)
Sony Jazz
この商品の詳細を見る


1964年2月12日、ニューヨーク、リンカーン・センターのフィルハーモニック・ホールでのライブを2枚にまとめたものです。My Funny Valentineではバラードを、Four & Moreではアップテンポの曲が集められております。両極端なアルバムですが、まだウェインショーターが入る前の新しいクィンテッドロン・カーター(ベース)、ハービー・ハンコック(ピアノ)トニー・ウイリアムス(ドラムス)、ジョージ・コールマン(テナーサックス)による名演集です。全員新人とは思えない貫禄溢れるプレイをしています。

ジャズはライブでナンボと思って頂いて良いです。その日のステージでどれだけいいアドリブを出せるかに命をかけています。ですので、ジャズを本当に堪能出来るのはライブ盤です。スタジオ盤もライブ録音しているようなものですが、聴衆がいるのといないとでは緊張感も違いますし、パッションも違ってきます。マイルスにもいくつかのライブ盤がありますが、この2枚のアルバムはその中でも名演奏が記録されているものです。

My Funny Valentine
1. My Funny Valentine
2. All Of You
3. Stella by Starlight
4. All Blues
5. I Thought About You
Four & More
1. So What
2. Walkin
3. Joshua
4. Go-Go (Theme and Announcement)
5. Four
6. Seven Steps to Heaven
7. There Is No Greater Love
8. Go-Go (Theme and Announcement)

管楽器もチューニングは大事ですが、一番チューニングが狂い易いのはウッドベースです。しかしロンカーターのベースは安定しています。過去のベーシスとと比べても見事としか言い様がありません。スタンダードナンバーでその人の感性は公にさらされるものですが、ハービーのプレイも個性的でありながらポップセンスも持ち合わせた見事なプレイを聴かせてくれます。そして要の若干18歳のトニーウィリアムスが圧倒的です。しっかりとしたタイム感の上に見事なフィルを叩きまくります。そしてマイルスはその若いパワーを吸収したかのような瑞々しいプレイを投げかけてくれます。

動画は又しても他の人の演奏になってしまいましたが、マイルスに敬意を寄せた演奏になっているので添付しました。ご了承下さい。So What はイメージアニメーションになっています。

So What

Four

[20060815]

Seven Steps to Heaven Seven Steps to Heaven
Miles Davis (2005/03/15)
Columbia/Legacy
この商品の詳細を見る


二通りのバンドメンバーによる作品が交互に出てくる作品です。此のアルバムの意義としては、これから始まる第二期黄金のクィンテッドのメンバーが集まり出した事です。ドナルドバードや自身のソロ作品でファンキージャズなどに傾倒していたハービーハンコック、エリックドルフィーらとセッションしていたロンカーター、当時まだ18歳だったトニーウィリアムスといった、新進気鋭の新たな才能に目を付けたマイルスの確信を試す作品となっています。後に全員がジャズ界の巨匠に成長しております。此の後ウェインショーターが加わりますが、彼はまだジャズメッセンジャーとの契約が残っているため参加には至っておりません。

1. Basin Street Blues
2. Seven Steps To Heaven
3. I Fall In Love Too Easily
4. So Near, So Far
5. Baby, Won't You Please Come Home
6. Joshua
7. So Near, So Far
8. Summer Nights

2、4、6で前述の新人を起用しておりますが、明らかにその演奏の質が違うのが分かります。それに触発されたマイルスのプレイにも影響が出ております。特にSeven Steps To Heavenでのハービーの攻撃的なコードワークに今まで聴いた事も無いようなパワフルなマイルスのペットが聴けます。この時のサックス奏者ジョージコールマンも素晴らしいプレイを披露しています。Joshuaはもう一人のピアニストヴィクターフェルドマンとマイルスの共作ですが、此の曲ではヴィクターではなくハービーに演奏させています。これもマイルス流。

第一期のメンバーは皆独立しており、マイルスにとってモードジャズをもっと突き詰められるメンバーが必要だったのでしょう。そして選ばれた此の新人メンバーは見事その大役をこなして行く事になるのです。ハービーのプレイはビルエヴァンスのような繊細なものではなく、So Near, So Farでも分かるようにバッキングでさえもソロを弾いているような際立ったタッチが特徴です。新しい才能が新しい活気をマイルスにもたらしたのです。ここから無敵の快進撃が始まります。

[20060815]

Quiet Nights Quiet Nights
Miles Davis (1997/09/23)
Tristar
この商品の詳細を見る


ギルエヴァンスのと蜜月三部作、マイルスアヘッド、ポギー&ベス、スケッチオブスペインの他にもボサノヴァをテーマにしたセッションがありました。それがこのアルバムクワイエットナイトです。しかし当時は没になっていた音源です。時を経て陽の目を見る事になった貴重な音源という事になります。三部作に比べると未完成な部分も多く、ボサノヴァをオーケストラでやると仰々しくなる部分を控えている為、貧弱に聴こえる部分もあります。ですが、クィンシージョーンズのソウルボッサほどポップではないにしても、決して引けを取るような内容ではありません。

1. Song No. 2
2. Once upon a Summertime
3. Aos Pes da Cruz
4. Song No. 1
5. Wait Till You See Her
6. Corcovado
7. Summer Night
8. Time of the Barracudas

此の後キューバ難民など南米からの移民が多くなるアメリカでは、ボサノヴァを導入したジャズが多くなって行きますので、この作品は当時発売されていれば斬新で先を行く作品として評価されていたかもしれません。しかし、その為にはもう少し手直しをするべき部分も伺えます。

ただボサノヴァのリズム隊の上にオーケストレーションが被さっているようなイメージは拭えません。でも、それはそれで美しい音楽となっている事に変わりはありません。

ギルエヴァンスもマイルスが嫌いな白人であります。ビルエヴァンス同様、音楽的に尊敬出来る人とは分け隔てなく付き合うのもマイルス流です。他にビルエヴァンスという同名のサックス奏者がいますが彼も白人です。なぜかみんなエヴァンス。

動画はWait Till You See HerをBGMにした風景の映像ですが、マイルスとギルの音楽を楽しんで頂ける内容になっています。この作品は私的に楽しんで頂ける隠れた名作となるでしょう。

Wait Till You See Her

[20060814]

Sketches of Spain Sketches of Spain
Miles Davis、Gil Evans 他 (1997/09/23)
Sony Jazz
この商品の詳細を見る


マイルスとギルエヴァンスとのコラボレイション3部作の最後を飾るのがこのSketches of Spainです。彼等二人がモードを追求して辿り着いた先が、スパニッシュという名のブルースだったのです。アランフェズ協奏曲というギター協奏曲はフュージュンギタリストなどによって演奏されておりますが、ホーンを主体としたアレンジは珍しいものです。しかしこれが合うのです。ジプシー音楽はギターが主役ですが、マタドールのテーマにホーンは見事なくらいに噛み合うのです。

1. Concierto de Aranjuez
2. Will O' the Wisp
3. Pan Piper
4. Saeta
5. Solea
6. Song of Our Country [Issued Take]

スパニッシュスケールは多くの音程を含んでいます。それはブルーノートも含むほどにです。その繊細なくらいに微妙な音程感覚をモード旋法で表現する事がテーマになっています。しかし、難しく考える事はありません。このネイティブで都会的な音楽の美しさは思考を止めても感じる事が出来ます。Will O' the WispのマーチはまるでEL&Pのタルカスのような作品です。私はプログレに親しんでいたので、こういった音楽を受け入れられる感性は持ち合わせていました。

Pan Piperのようにスパニッシュなリズムをスネアで叩き出すとマーチのようになります。フラメンコという言葉はフュージュンと同意だとの事です。アジアから流れてきたジプシー音楽が土地土地にある音楽と融合して成長して行っている音楽なのだそうです。現在もフラメンコの音楽家は新しい試みを続けていると聞きます。此のジャズからの解釈によるスパニッシュ音楽は正にフラメンコな作品なのであります。この作品の本質を理解するならば、ジャズだけでは駄目です。クラシックだけでは駄目です、フラメンコだけでは駄目です。あらゆる音楽を受け入れられる感性が無ければ消化出来ないでしょう。それほど深い音楽です。

マイルスとギルのコラボレイションは映像としては残っていないようです。他の人が演奏した動画を見ても、この作品とは別のものになってしまいますので、あえてそれはさけます。この作品は試聴ではなく、ご購入されてからじっくり聞き込んで頂いた方が良いと思います。それほど奥が深い作品になっております。カインドオブブルーとは別の意味で繊細で美しい名盤であります。

[20060814]

Porgy and Bess Porgy and Bess
Miles Davis、Gil Evans 他 (1997/03/25)
Sony/Columbia
この商品の詳細を見る


マイルスとギルエヴァンスによる第二弾はガーシュインによる有名なミュージカルのリメイク作品です。ガーシュイン自身はミュージカルとしては捉えておらず、ジャズもアメリカのフォークソングと捉えていたので、フォークオペラと称しています。この作品を有名にしている曲がSummertimeでス。ジャズのスタンダードとしても有名な曲ですが、この作品からの抜粋となっています。

1. Buzzard Song
2. Bess, You Is My Woman Now
3. Gone
4. Gone, Gone, Gone
5. Summertime
6. Oh Bess, Oh Where's My Bess?
7. Prayer (Oh Doctor Jesus)
8. Fisherman, Strawberry and Devil Crab
9. My Man's Gone Now
10. It Ain't Necessarily So
11. Here Come de Honey Man
12. I Loves You, Porgy
13. There's a Boat That's Leaving Soon for New York

この作品自体、躍動感のある古き良きアメリカが描かれておりますが、そこへギルの美しいボイシングアレンジとオーケストラ奏者では表現出来ない命をマイルスデイヴィスが吹き込んでいます。数あるジャズオーケストラ作品の中でも群を抜いた名盤です。ミュートを効かせたSummertimeでのアレンジも見事です。Prayerの雄大さも感動ものです。There's a Boat That's Leaving Soon for New Yorkのチャーミングなデキシー調のジャズが流れるともう理屈も関係なくスィングするしかありません。

この作品からも動画は見つかりませんでした。他の人が演奏しているものや映画化した作品はありましたが、ギルとマイルスの作品がどれほど美しい作品であるかを知って頂く為には、他の人の作品は参考になりません。音楽のみ試聴して頂いてその美しさを堪能して下さい。

[20060814]

Miles Ahead Miles Ahead
Miles Davis (1997/09/23)
Sony Jazz
この商品の詳細を見る


マイルスデイヴィスとアレンジャーのギルエヴァンスオーケストラによるコラボレイション作品です。此の二人はクールの誕生時代からお互いの才能を認め合う仲で、マイルスの念願叶ってギルとの蜜月な時空を共有して行きます。独自の理論によりアレンジセンスを磨き上げて行くギルエヴァンスにモードという武器を持ったマイルスによるクールジャズの発展系としての位置を占める作品です。ジャケットが私が持っているものとは違うのが気に入りませんが、CDによってそのオーケストレイションの美しさが際立っております。

1. Springsville
2. Maids of Cadiz
3. Duke
4. My Ship
5. Miles Ahead
6. Blues for Pablo
7. New Rhumba
8. Meaning of the Blues
9. Lament
10. I Don't Wanna Be Kissed (By Anyone But You)

マイルスはいつも以上にリリカルなトランペットを鳴らしております。全体的に組曲風に仕上げられておりますが、これはデュークエリントンが創り上げていた組曲にも匹敵するほど素晴らしい作品です。Dukeというデイヴブルーベックの作品もあります。タイトルのMiles Aheadはマイルスとギルの共作です。Blues for Pabloはギルの作曲で、ピカソに捧げられた曲です。スパニッシュな雰囲気があります。

この作品からは動画は見つけられませんでした。純粋に音楽を試聴して頂けると有難いです。それだけ音楽的に魅力のある作品です。ギルとマイルスの共作は全て美しいのです。

[20060814]

Someday My Prince Will Come Someday My Prince Will Come
Miles Davis (1999/06/08)
Sony
この商品の詳細を見る


ジャケットの女性は当時のマイルス夫人のフランシス・テイラーです。そして曲がディズニーの白雪姫のテーマ曲Someday My Prince Will Comeであります。実にロマンティック溢れるアルバムです。その為他の作品よりは緊張感は薄いですが、マイルスのセンスを理解している人ならば楽しめる作品になっています。

1. Someday My Prince Will Come
2. Old Folks
3. Pfrancing
4. Drad Dog
5. Teo
6. I Thought About You
7. Blues No. 2
8. Someday My Prince Will Come [Alternate Take]

タイトルのSomeday My Prince Will Comeは3拍子のワルツで、とても愛くるしい演奏が行われております。しかし、この曲だけ、既にバンドを離れたコルトレーンがゲスト参加して都会的な雰囲気を加えています。全体を通して頑張っているのはピアノのウィントンケリーです。Pfrancingではマイルスが珍しくパワフルなトランペットを聴かせてくれます。Teoはマイルスの片腕プロデューサーテオマセオに捧げた曲です。ラテンのリズムを分解したような面白いアクセントのある曲です。全体的に肩の力を抜いて聴ける心地良さがあります。此の時代のマイルスは比較的朗らかな印象を受けます。

此のアルバムの曲は動画がありませんでした。そこでデイブブルーベック楽団の演奏を代役に立てました。I Thought About Youも素人投稿のものです。恐縮ではありますがご了承下さい。

Someday My Prince Will Come-Dave Brubeck Quartet

I Thought About You

[20060814]

K-1グランプリ前のラスベガス大会がありました。ラスベガスではこれまでつまらない試合がおおかったですが、今回は結構良い試合がありました。

○アレクセイ・イグナショフVSイマニー・リー
○マイケル・マクドナルドVSアリエル・マストフ
○ステファン“ブリッツ”レコVSスコット・ライティ
ゲーリー・グッドリッジVSカーター・ウィリアムス○
【準決勝】
イマニー・リーVSマイケル・マクドナルド○
○ステファン“ブリッツ”レコVSカーター・ウィリアムス
【決勝】
マイケル・マクドナルドvsステファン“ブリッツ”レコ○
【スーパーファイト】
○ルスランカラエフVSデューイークーパー
○レイセフォーVSアゼムマクスタイ

アレクセイ・イグナショフVSイマニー・リーはアレクセイ・イグナショフが勝ちましたが、右足負傷の為イマニー・リーが準決勝進出。ゲーリー・グッドリッジVSカーター・ウィリアムスが一番面白かったです。お互いにダウンを奪う攻防がありましたが、判定でカーター・ウィリアムスが勝ちました。ステファンレコが優勝しましたが、GP本戦で通用するのかは疑問です。

ルスランカラエフVSデューイークーパーは終止ルスランカラエフが前傾姿勢で攻撃を仕掛け勝ちました。ディフェンスが課題と言われておりますが、GP本戦で勝ち進むには決めてとなる必殺技が必要かと思われます。

レイセフォーVSアゼムマクスタイでは、やはりレイセフォーのフックの威力が半端ではありませんでした。GP本戦だけは緊張感のある良い試合を見せてくれるK-1ですが、そこで勝ち進むには武器が必要です。今回勝った人達は素手で凶器を持った相手に立ち向かう事になるでしょう。

本来K-1は2時間かけて放送するのですが、近頃フジTVは1時間45分しか用意しておりません。プライドを追放して尚も格闘技を閉め出そうというのでしょうか。私にとってはファシズム的な嫌悪感が感じられて仕方ありません。

[20060813]

Kind of Blue Kind of Blue
Miles Davis (1997/03/25)
Sony International
この商品の詳細を見る


前作で試行錯誤していたモード奏法を完成させた名盤がこのアルバムです。全編マイルスの作曲によるもので、それだけでも珍しいアルバムです。作曲と言ってもマイルスは5小節くらいの走り書きをメンバーに見せ、後は自由に演奏するように指示しているだけです。それだけでマイルスのアルバムの中では一番美しいアルバムとして完成しております。

もう一つの特徴は新人の白人ピアニスト、ビルエヴァンスを起用した事です。当時はまだ黒人差別が激しい時代で、その反感でマイルスも白人が大嫌いでした。そんなマイルスが白人と一緒にプレイするというのは考えられない事でした。しかし、音楽的に才能があればマイルスは白人も黒人も関係なく起用するのです。マイルスにとって一番重要な事はいかに素晴らしい音楽を創造するかということなのです。ビルエヴァンスはこの後名ピアニストとして名を馳せて行きますが、ここでも堂々たるプレイを聴かせてくれます。ビッバップピアノはこうして弾くんだぜとい自信に満ち溢れています。

1. So What
2. Freddie Freeloader
3. Blue In Green
4. All Blues
5. Flamenco Sketches

So Whatはマイルスが作曲した作品の中でも一番の出来で代表作です。So Whatとはマイルスの口癖で「だから何だ」と言っては自分の意見を押し通す人だったようです。Blue In Greenはミュートトランペットの響きが美しい作品です。モード奏法を用いる事により、テンション音を多用出来るようになりました。テンションとは6度、7度、9度、11度、13度と言った音程の事です。これを用いる事により浮揚感が出てきて美しいアンサンブルになるのです。もー度奏法はロック界にも影響を与え、バーズの8マイルズハイなどはモード奏法で演奏され、サイケデリック感を出していました。

All Bluesも美しい曲でピアノのトリルなどはジェネシスのようです。プログレもこの辺を勉強していたのでしょうか。Flamenco Sketchesは6/8拍子による美しい曲で、この時代では変拍子も利用していたようです。スパニッシュなモードがトランペットに合うようです。コルトレーンも素晴らしい。これは後のスケッチオブスペインにも繋がります。又このアルバムより、マイルスには切っても切れないテオマセオというプロデューサーの相棒が加わります。

やっとこの年代になってマイルス自身の動画がありました。正真正銘のマイルスバンドの演奏をお楽しみ下さい。

So What

Blue In Green

All Blues

Miles Davis & John Coltrane Solo


[20060813]

Milestones Milestones
Miles Davis (2001/04/17)
Sony International
この商品の詳細を見る


ハードバップからモードジャズへのステップとして存在している作品です。黄金のクィンテッドにキャノンボールアダレイのアルトサックスを加えセクステッド編成になります。ビバップはコード進行に影響を受けながらのアドリブ展開となっていましたが、ハードバップではそれにリズム、旋律などの細かな制約が発生するため、アドリブには不便な形態でした。そこでマイルスが挑んだのがモード奏法を取り入れたモードジャズです。

モードというのは分かり易くいうと、決まったキーには使用出来る音階が決まっていルモのですが、コード進行感を出す為にコードによる制約が発生するのですが、コード感を無視すれば、使用出来る音階ならどれを発音しても良いというものです。民族音楽はこのモード旋律によって出来上がっています。ブルースなども黒人の民族音楽的なブルーノートによって出来上がっており、モードで演奏するのは非常に理にかなった事なのです。これでより自由なアドリブが組み立てられます。構成音をより複雑にすれば、それだけ発音出来る音も増えて行きます。よって、これまでのジャズよりもいっそう複雑なコードが持ち入れられて行く事になります。

ブルースなどは感覚だけで成り立って行ける音楽でしたが、ジャズではアンサンブルが必要なので、西洋音楽などの理論を学ぶ事が必要になってきます。ジャズは頭でっかちな音楽になって行くのです。しかし、それまでに感覚だけで出来ているジャズを解釈するには西洋音楽理論では解釈しきれない部分が出てきます。それがジャズ理論の始まりです。西洋音楽としては解釈出来なくても理屈上は理論的な法則が出来上がっているのです。そこでジャズの理論の後付けという事がまかり通るようになります。この西洋音楽理論の常識を打ち破って行く事によって、ジャズは現代音楽にとって最新の音楽となって行くのです。このジャズ理論は今日我々が耳にしているポップスにも反映しており、知らずに我々はジャズ理論で出来上がった音楽を普通に聴いているのです。

1. Dr. Jackle
2. Sid's Ahead
3. Two Bass Hit
4. Milestones
5. Billy Boy
6. Straight, No Chaser

しかし、当時意識してこのモードジャズを提案したのがマイルスデイヴィスです。この手法は他のジャズメンにも広く影響を与えて行きます。その第一弾が此のアルバムです。Milestonesにその美しいモード感が良く聴き取れます。白熱のDr. JackleやTwo Bass Hitでは分かりにくい部分もあります。何と言ってもキャノンボールがモードを使いこなせていないからです。逆に言うとモードを使わない方が音の存在感はあるのです。

残念ながらこの時代も動画はありませんでした。他の人が演奏している曲で我慢して下さい。traight, No Chaserはモンクの曲で、セロニアスモンク楽団による演奏がありました。選曲、演奏共に素晴らしいこのアルバムはきっと貴方のマイルストーンになる事でしょう。

Maiko - Milestone

Straight, No Chaser

[20060813]

'Round About Midnight 'Round About Midnight
Miles Davis (2001/04/17)
Sony Jazz
この商品の詳細を見る


コロンビアレーベルからのデビュー盤になります。此のアルバムからマイルスのスターダム人生が始まります。例のマラソンセッションと同じ時期のもので、メンバーも第一期黄金のクィンテッドによるものです。マラソンセッションより先に録音されておりますが、契約の都合で後からの発表になっています。

何と言ってもタイトルの'Round About Midnight が秀逸で、良く喧嘩していたセロニアスモンクの作曲によるものです。アレンジのアイデアはギルエヴァンスが編曲したものを使用したようです。しかしマイルスはアレンジスコアーは受け取っておらず、頭の中で理解していたアレンジを口頭でメンバーに伝えただけで録音しております。中盤のビッグバンド風のコルトレーンとの2管だけによるアレンジが素晴らしくカッコいいです。

1. 'Round Midnight
2. Ah-Leu-Cha
3. All of You
4. Bye Bye Blackbird
5. Tadd's Delight
6. Dear Old Stockholm

ライブ感覚溢れるマラソンセッションとの違いは、此のアルバムでは細かく指示された演奏が行き届いている点です。まだアドリブが苦手なメンバー達の為に不本意ながらマイルスが指示を与えていたそうです。その為細部まで行き届いた繊細さがアルバムセールスにも影響して、マイルスは押しも押されぬ帝王としてのキャリアをスタートさせて行く事になります。

さすがのこの時代でも動画はありませんでした。仕方なくチックコリアのラウンドミッドナイトで我慢して下さい。Ah-Leu-Chaは鳥のビデオのBGMに使われいるだけのものです。

Corea Patitucci Colaiuta -Round Midnight

Ah-Leu-Cha

[20060813]

Ascenseur Pour L'Echafaud (Lift To The Scaffold): Original Soundtrack Ascenseur Pour L'Echafaud (Lift To The Scaffold): Original Soundtrack
Miles Davis (1990/10/25)
Verve
この商品の詳細を見る


マイルスが初めて手がけたサウンドトラック盤です。ルイマル監督、ジャンヌモロー主演のフランスのハードボイルド映画です。録音されたのはマイルスアヘッドと同年代ですが、フォンタナレーベルからの発売なのでこの作品から紹介します。

1 Nuit sur les Champs-Elysees [Take 1]
2 Nuit sur les Champs-Elysees [Take 2]
3 Nuit sur les Champs-Elysees [Take 3]
4 Nuit sur les Champs-Elysees [Take 4]
5 Assassinat [Take 1]
6 Assassinat [Take 2]
7 Assassinat [Take 3]
8 Motel
9 Final [Take 1]
10 Final [Take 2]
11 Final [Take 3]
12 Ascenseur
13 Petit Bal [Take 1]
14 Petit Bal [Take 2]
15 Sequence Voiture [Take 1]
16 Sequence Voiture [Take 2]
17 Generique (02:45)
18 Assassinat de Carala
19 Sur l'Autoroute
20 Julien Dans l'Ascenseur
21 Florence Sur Les Champs-Elysees
22 Diner au Motel
23 Evasion de Julien
24 Visite du Vigile
25 Bar du Petit Bac
26 Chez le Photographe du Motel

CDでは別テイクの曲もあわせて26曲収録されています。気怠いテーマGeneriqueからスリリングなSur l'Autorouteなどハードボイルド映画にはぴったりの内容になっています。此のアルバム以降、日本などでもハードボイルド映画ではジャズが使われるようになります。

当時のパリではジャズが流行っており、アメリカからミュージシャンを呼び寄せるバーが多かったようです。ビートルズ時代はドイツのハンブルグなどに出稼ぎにというか修行に出て行くのが流行っていましたが、この当時のジャズミュージシャンはパリに出稼ぎに行くのが流行っていました。このレコーディングもフランスで行われ、ドラム以外は現地のミュージシャンが起用されています。

曲はフィルムを見ながら即興で行われており、オリジナルアルバムでは聴けないスリルが感じられます。哀愁と気怠さ、フランス的なアンニュイさとニューヨークの響きが合わさったような独特の薫りが立ちこめています。動画は映画の一場面を紹介しております。

Ascenseur Pour L'Echafaud

[20060812]

クッキン クッキン
マイルス・デイビス (2005/09/22)
ビクターエンタテインメント
この商品の詳細を見る

リラクシン リラクシン
マイルス・デイビス (2005/09/22)
ビクターエンタテインメント
この商品の詳細を見る

Steamin' With the Miles Davis Quintet Steamin' With the Miles Davis Quintet
Miles Davis (1991/07/01)
Prestige/OJC
この商品の詳細を見る

Workin' With the Miles Davis Quintet Workin' With the Miles Davis Quintet
Miles Davis (1990/10/17)
Prestige/OJC
この商品の詳細を見る


第一期黄金のクィンテッドを結成したマイルス。メンバーはジョン・コルトレーン(サックス)レッド・ガーランド(ピアノ)ポール・チェンバース(ベース)フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)という布陣になります、全員が後にビッグネームへと成長して行く新進気鋭のプレイヤーばかりです。このメンツでメジャー展開を企てたマイルスは、コロンビアレーベルと契約します。今で言うソニーであります。人生の最後にワーナーへ移籍するまでの長い付き合いになるのですが、まだプレステッジレーベルでの契約が残っていたため、たった2日間でのセッションを録音します。これが俗に言うマラソン・セッションです。このセッションから4枚のアルバムを出します。それが今回の4作品です。同じセッションですので、まとめて紹介しますが、内容はアルバムごとに特徴があります。

Cookin'
1. My Funny Valentine
2. Blues by Five
3. Airegin
4. Tune-Up/When Lights Are Low
5. Tune-Up/When Lights Are Low
6. Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)
Relaxin'
1. If I Were a Bell
2. You're My Everything
3. I Could Write a Book
4. Oleo
5. It Could Happen to You
6. Woody 'N You
Steamin'
1. Surrey With the Fringe on Top
2. Salt Peanuts
3. Something I Dreamed Last Night
4. Diane
5. Well, You Needn't
6. When I Fall in Love
Workin'
1. It Never Entered My Mind
2. Four
3. In Your Own Sweet Way
4. Theme [Take 1]
5. Trane's Blues
6. Ahmad's Blues
7. Half Nelson
8. Theme [Take 2]

モダンジャズを愛するファンにとっては一番安心して聴ける作品ではないでしょうか。特にMy Funny Valentineの美しさは絶品です。ハードバップ時代の一番マイルスがかっこ良かった瞬間が詰まっております。コルトレーンがアドリブが出来なくて悩んでいた時代でもありますが、非凡な才能は聴いていても分かります。

またしても動画が見つかりませんでした。他の人が演奏しているものでご辛抱下さい。恐れ入ります。

My Funny Valentine

Peanuts & Kirk Whalum - "Four"

[20060812]

Bags Groove Bags Groove
()

この商品の詳細を見る


プレステッジ時代の最高傑作が此のアルバムです。クリスマスの喧嘩セッションとして伝説を残しているBags Grooveは珠玉の名曲であります。MJQのミルトジャクソンによるマイナー調のブルースジャズです。喧嘩というのはセロニアスモンクとマイルスの事ですが、実際に喧嘩になったのかどうかは不明です。しかし、実際にこの二人は時折衝突しております。理論派のマイルスに対して感覚派のセロニアスモンクはチャーリーパーカー時代からの先輩ミュージシャンです。そこへ理屈っぽい若造が噛み付いてくる訳です。喧嘩は絶えなかった事でしょう。マイルスはアンサンブルを大切にするので、タイム感や拍子にもこだわります。しかしセロニアスモンクは感覚で弾くので、一人だけ一拍多かったりする訳です。それに腹を立てるマイルス、しかし感覚はミュージシャンにとっては個性ですし、セロニアスモンクにとっては譲れない部分でもあります。それでライブ中にも良く喧嘩していたようです。

1. Bags' Groove [Take 1]
2. Bags' Groove [Take 2]
3. Airegin
4. Oleo
5. But Not for Me [Take 2]
6. Doxy
7. But Not for Me [Take 1]

Bags' Grooveを聴いてもらえば分かると思いますが、モンクのピアノは非常に絵画的で独特のものです。しかし、このプレイはこうして作品として発表されている訳ですので、音楽的には認め合っていたようです。他のセッションではホレスシルバーがピアノを弾いております。そしてソニーロリンズのテナーが素晴らしいです。

マイルスはじれ以降先輩ミュージシャンよりも若手を起用するようになります。それだけ思い通りにしたくなったのでしょう。ジャズミュージシャンは誰でも自分が一番だという自尊心が強い人が多いです。その為、人がやらないような事に挑戦して行くのです。その点ではマイルスがやはりトップでした。理論を実践してく能力は天性のものです。本来ミュージシャンとはこういう気概を持つべきですが、残念ながら商業化した現在のミュージシャンにはこの気概が見受けられません。そう言う意味では良き時代の名盤だといえるでしょう。

やはりこの時代の動画は見当たりません。別の人の演奏でBags' Grooveをお楽しみ下さい。

Bags' Groove

[20060812]

The Miles Davis All Stars: Walkin' The Miles Davis All Stars: Walkin'
Miles Davis (1991/07/01)
Prestige/OJC
この商品の詳細を見る


此のアルバムの前にブルーへ伊豆というアルバムがありましたが、此のアルバムから紹介します。麻薬中毒からも立ち直りThe Miles Davis All Starsを結成してプレスティッジレーベルに数々の名作を残しています。メンバーはセクステッドとクィンテッドに別れております。


1. Walkin'
2. Blue 'N' Boogie
がセクステッドでの演奏でジェイジェイジョンソン:トロンボーン、ラッキートンプソン:テナーサックス、ホレスシルバー:ピアノ、パーシーヒース:ベース、ケニークラーク:ドラムの布陣です。
3. Solar
4. You Don't Know What Love Is
5. Love Me or Leave Me
がクィンテッドでデイブシルドクラウド:アルトサックス、ホレスシルバー:ピアノ、パーシーヒース:ベース、ケニークラーク:ドラム&マイルスの布陣です。

ホレスシルバーはファンクジャズピアニストとして有名になる人です。その為、此のアルバムはファンクジャズに近いハードバップとなっております。旋律、構成音以外にもリズムの構築など斬新な挑戦が伺える名盤です。プレステッジ時代が一番モダンジャズとしてのマイルスを楽しめると思います。

Solarはマイルスの作曲になりますが、生涯を通じてマイルスはあまり作曲はしておりまえん。あくまで演奏家として存在します。又斬新なアイデアはアレンジとして具体化していきますので、作曲は他のメンバーが書く事が多いです。曲というより方法論に重きを置いていたように思われます。

やはり動画は見つけられませんでした。他の人が演奏しているものを参考に見て下さい。

Walkin'

[20060812]

Dig Dig
Miles Davis (1990/10/25)
Prestige/OJC
この商品の詳細を見る


クールの誕生は後に評価されましたが、当時は高い評価は得られず、増して九重奏団を維持するのは経済的に無理があったので、マイルスはすぐにこのアルバムでビバップへシフトを戻します。しかし、構成音などを複雑にしていき、よりオシャレな感じにして行きます。その為、ビバップではアドリブ時コードに縛られるという制約がありましたが、ここでは旋律に縛られるという制約が出てきました。しかし、これがハードバップの始まりとなりました。クールジャズ以降のジャズの歴史は正にマイルスによって創造されていったのです。

1. Dig
2. It's Only a Paper Moon
3. Denial
4. Bluing
5. Out of the Blue
6. My Old Flame
7. Conception

Sonny Rollins(ts)Walter Bishop(p)Tommy Potter(b)Art Blakey(ds)

後にビッグネームになっていく新進気鋭の若手ミュージシャンと組んでのセッションとなっております。アートブレイキーなどは、その後ファンクジャズで大ヒットを飛ばして行きますが、ファンクジャズもハードバップの一部として捉えて結構です。

アルバムジャケットを見てもらえば分かる通り、唯一マイルスがみすぼらしい格好で映っています。ドラッグ中毒の療養などもあり、一番金がなかった時代だったようです。ジャズミュージシャンはチャーリーパーカーを筆頭にドラッグずけになる人が日常で、マイルスも、中毒になっては療養を繰り返す事が、彼の人生につきまとって行きます。ここで聴けるサウンドは、今日ではとてもスタンダードな聴き易いジャズになっております。又、やはりこの時代の動画は探せませんでした。もう少し時代が新しくなるまでお待ち下さい。

[20060811]

BIRTH OF THE COOL BIRTH OF THE COOL
Miles Davis (2001/01/08)
Capitol Jazz
この商品の詳細を見る


暑い夏も本格してきた今日この頃ですが、本日よりジャズ名盤シリーズをスタートします。納涼ジャズ大会と思って頂きたい。暑い夏にはジャズで涼んでいただいて、秋の夜長もジャズに陶酔して頂きたい。

まず最初に紹介するのは帝王マイルスデイヴィスです。ビバップ以降の全てのジャズの歴史に関わってきた、いや創り出してきた巨匠であります。その膨大な作品を出来るだけほとんど紹介していきたいと思います。多分一月以上かかる行程ですがおつきあい下さい。

ビバップの創始者チャーリーパーカーのバンドでトランペットを吹けるという幸運に巡り会ったマイルス青年。ビバップというのは第二次世界大戦終了まじかのニューヨークで生まれたアンチスィングジャズとして生まれた新しい形のジャズでした。詳しくはジャズの歴史というブログで紹介しております。テーマとテーマの間にアドリブ合戦を入れて競い合うという熱狂の音楽です。そこでも非凡なプレイを演奏していたマイルスでしたが、チャーリーパーカーと離れて音楽学院に通ったりして、音楽理論を深めて行きます。そこで思いついたのがアドリブではなく、きちんと編曲されたアンサンブルを重視したジャズの構想です。

この時期に、後々まで交流を深めて行くギルエヴァンスとも出会っております。マイルスの構想は9重奏バンドによるより編曲されたジャズです。その結晶がこのクールの誕生というアルバムです。ギルエヴァンス、ジェリー・マリガンなどの編曲家なども取り入れ、より計算尽くされた美しいジャズが聴けます。

1. Move
2. Jeru
3. Moon Dreams
4. Venus De Milo
5. Budo
6. Deception
7. Godchild
8. Boplicity
9. Rocker
10. Israel
11. Rouge
12. Darn That Dream

此のアルバムは当時はそれほど評価されませんでしたが、後のウェストコーストジャズなどのフォロワーを生み出して行きます。トリスターノなどによるクールジャズはかなり熱い演奏が聴けますが、此のアルバムはかなりリラックスした雰囲気があります。Darn That Dreamではケニーヘイグッドのボーカルも聴けます。

此のアルバムはあたらしジャズの誕生とマイルスがこれからリードして行くジャズの歴史の始まりでもある歴史的名盤です。さすがにこの時代の動画はありませんので、組曲クールの誕生という動画を添付しておきます。マイルスへのトリビュート感覚による組曲のようです。

Birth of the Cool Suite from Streams of Expression

[20060810]

Appetite for Destruction Appetite for Destruction
Guns N' Roses (1991/07/01)
Geffen
この商品の詳細を見る


ヴァンへイレンの後もいろんなハードロックバンドが登場しておりましたが、私は既に他のジャンルに興味が行っておりました。基本的にはハードロックが好きなのですが、私を魅了してくれるバンドは出てこなかったのです。既成のハードロックをやるだけでは聴くに値しないのです。そんな中唯一ガンズアンドローゼスだけには何かやってくれそうな可能性を感じておりました。グランドファンクやエアロスミスタイプのハードロックだったのもよかったですが、このバンドなら停滞しているハードロックを引っ張ってくれそうな予感がしたのです。

1. Welcome to the Jungle
2. It's So Easy
3. Night Rain
4. Out Ta Get Me
5. Mr. Brownstone
6. Paradise City
7. My Michelle
8. Think About You
9. Sweet Child O' Mine
10. You're Crazy
11. Anything Goes
12. Rocket Queen

Welcome to the Jungleからしてやられてしまいます。アクセルローズのボーカルも決まっています。スラッシュのギターワークも面白いです。It's So Easyはアクセルの低音と高音の絡みが面白い曲です。Night Rainは80年代らしさもあり、懐かしさもあるハードロックです。Out Ta Get Meは基本ロックンロールですが、70年代の臭いもあります。Mr. Brownstoneはポップjな曲です。結構有名な曲です。シングルカットされていたのでしょうか。記憶はかなり薄いです。Paradise Cityはシングルヒットしました。覚え易いポップなハードロックです。

My Michelleはイントロが印象的です。これまでに無かったようなリフです。Think About Youはロックンロールですが、途中のアコースティックギターの音色が素晴らしいです。Sweet Child O' Mineスラッシュのレスポールフロントピックアップの音色が印象的なアナログ感があるバラード調の曲です。シングルヒットしました。You're Crazyはハードロック然とした曲です。Anything Goesはトーキングも樹齢ターが入ったロックンロールです。カッチョイイー。Rocket Queenはポップな曲ですが、、複雑な展開を見せる面白い曲です。

本当にこのバンドには期待していたのですが、名前ばかりがでかくなってまともな作品はこのファーストアルバムだけです。この後契約的なトラブルなどにより2枚のアルバムを同時発売するなどのおかしな行動を起こします。内容は悪くないのですが、カバー曲などが多く、私にはオリジナル作品には見れないものでした。その後もアルバムはちゃんと創らなくとも名前だけがどんどんでかくなって行きます。現在サードアルバムを創っているという噂がありますが、何と言う時間のかけ方でしょう。どんなにごたごたがあっても創作意欲があれば、きちんとした作品をリリース出来たはずです。しかし、このバンドメンバー交代などもあり、創作意欲は無いようです。実に期待はずれです。しかし、このファーストアルバムまではハードロックの最新型と思っています。この後良いハードロックバンドは登場しませんでした。ハードロックの現在進行形を体現したバンドの登場を願って久しいです。しかし出てきません。残念な事です。

以上でアメリカンハードロック特集を終了いたします。私は基本的にブリティッシュハードロックが好きなのです。しかし、これまで紹介してきたアメリカンバンドも好きなのです。好きじゃないバンドは紹介しておりません。ボストンやフォリナーはハードプログレとして紹介します。又、多くの敵を作る覚悟で発言しますが、ボンジョビはハードロックバンドとしては認めておりません。というか嫌いです。ですので私のブログで紹介する事はありません。あしからず。ロック名盤シリーズはこれにて夏休みに入ります。明日からは別のシリーズが始まります。ご期待下さい。

Welcome to the Jungle

It's So Easy

Out Ta Get Me

⇒ 続きを読む

[20060810]



今日は。私の制作環境を紹介します。POWER MAC内でLogicPro7の中だけで全てを制作しております。ソフトシンセは、ロジック専用のソフトの他MOOGMODULAR,ARP2600 V、CS-80V、M-Tron,Majestic,他に、マック用にもフリーシンセがありますので、それも場合によっては使います。エフェクターは、ロジックに内蔵されているもので、ほとんど足ります。たまに、フリーソフトを使います。チープな音が欲しい時などです。

これで完成したものに、オーディオインターフェイスから、ギターや、昔はボーカルも入れておりました。マスタリングも、もちろんロジックの中で行います。WAVE BURNERというマスタリングソフトが付属しておりますが、今のところ、これを必要とはしておりません。全てロジックの中で完了させます。CPUがヤバい場合には、フリーズトラックを使います。これは、CPUに負担しているソフトをオーディオ化することによって、CPU負荷を軽減する機能です。最近の5万以上のソフトには常備されているのではないでしょうか。

外部音源を入れないと言う事は、ノイズがほとんどないと言う事です。しかし、音があまりにも綺麗過ぎて、ロックには向きません。そこで、エフェクターで故意にノイズを派生させております。つまり、コントロール可能なノイズと言う事になります。外部音源の場合、これができません。まぐれで、いい結果を生む場合もありますが、制作者の意思を表現する為には、内部音源だけの方がいいのではないかと思っております。

APPLEとアフリエイト提携出来たので、遠慮なくLogicを宣伝出来るようになりました。これからもAPPLE製品をどんどん宣伝していきますので宜しくお願いいたします。

[20060810]

Apple Store(Japan)

待ちに待ったインテルCPU搭載のデスクトップモデルMac Proが遂に発売されます。

内容も凄いです。プロセッサのスピードは2GHz、2.66GHz、3GHzの2基のデュアルコアを搭載したパワフルなクアッドワークステーション使用になっております。マックの製品でCPUシングルでの3GB超えは初めてです。それがデュアルコアがダブルでついている訳です。単純に12GBのスピードが出るものと思っていいと思います。

もっと凄いのが1.33GHzの独立したデュアルフロントサイドバスを備えている点です。プロセッサ1基当たり4MBの共有二次キャッシュも凄い性能だと思います。

又、4基のハードディスクドライブを搭載可能。最大16GBのメモリを装着できるのは変わらず。SuperDriveも2基装着可能です。3種類のグラフィックカードを選べるようですが、音楽制作が主な私は選ぶポイントが分かりません。

後はMac OS X Leopardが出るのを待つばかりです。その時にハードの性能も上がるのなら待つのが懸命かもしれませんが、これ以上のスペックはどうなることでしょうか。

本日何とAPPLEとアフリエイト提携が成立しましたので、記念にアップルからのバナーを貼りました。APPLEと提携するにはある程度のアクセス数が必要でした。その為アクセスアップのため、日頃の更新に努力した結果となりました。後はHMVと提携できるまで頑張ります。これからもSAMARQAND淫美ブログをどうか宜しくお願いいたします。

[20060809]

1984 1984
Van Halen (1990/10/25)
Warner Bros.
この商品の詳細を見る


一般的にヴァンへイレンの最高傑作はこの1984であります。私もそう思います。しかしまとまり過ぎている部分も感じます。その点荒削りながらも完成度の高いファーストの方が私は好きです。

1. 1984
2. Jump
3. Panama
4. Top Jimmy
5. Drop Dead Legs
6. Hot for Teacher
7. I'll Wait
8. Girl Gone Bad
9. House of Pain

1984は非常に短いイントロ部分です。続くJumpはエディーが弾くシンセが印象的な曲です。本来ギターによるカッティングがされていたであろう部分をシンセによって演奏する事によってポップで親しみ易い曲に仕上げております。シングルで大ヒットしました。一番の代表曲となりました。Panamaもシングルヒットしました。高音部分でのコーラスが印象的な曲です。Top Jimmyは変な曲です。なんといっていいのやら。Drop Dead Legsでは細かいギターテクニック満載です。曲自体は大した事ありませんが、ギアープレイが素晴らしいです。

Hot For Teacherもシングルヒットした曲です。ギターリフがカッコ良く歌もいい感じです。ティーチャーにホットになった経験は皆さんおありでしょう。そう言う対象もいないような学校に行っていた人には分からない感覚かも知れません。I'll Waitでもシンセが出てきます。この時代にはジェネシスが同じような曲をやっていました。Girl Gone Badかなり前のめりなギタープレイが聴けます。曲としては対した事ありません。House Of Painはハードロックですが、そんなにカッコ良くありません。

この後、ヴァンへイレンは憧れの元モントローズのサミーヘイガーをボーカリストとして迎えるため、デイブリーロスにいきなりクビを勧告いたします。デイブは話し合う余地も与えられずバンドを去り、ソロ活動に入ります。サミーヘイガーを迎えた新生バンへイレンはサミーとエディーのツインリードギター態勢になります。どちらかと言うとエディーがリフを担当してソロをサミーに弾かせるという待遇を与えます。その為リフかなりカッコ良くよりソリッドになったヴァンへイレンを楽しめます。サミーヘイガーもヴァンへイレンも好きな私にとってはとても良い組み合わせに見えるのですが、音楽的には全然興味が湧かなくなっておりました。やはりデイブリーロスの個性的なボーカルがあってのヴァンへイレンでしたので、此のアルバムまでしか追っかけておりません。ですから紹介もここまでです。サミー加入後、又その次のゲイリー・シェローンが加入した時もヴァンへイレンとは別のバンドというイメージがあります。その後が好きな方もいるかもしれませんが、私としてはここまでがヴァンへイレンなのです。

Jump

Panama

Hot For Teacher

I'll Wait

House Of Pain

[20060808]

暗黒の掟 暗黒の掟
ヴァン・ヘイレン (2005/07/27)
ワーナーミュージック・ジャパン
この商品の詳細を見る

戒厳令 戒厳令
ヴァン・ヘイレン (2005/07/27)
ワーナーミュージック・ジャパン
この商品の詳細を見る

ダイヴァー・ダウン ダイヴァー・ダウン
ヴァン・ヘイレン (2005/07/27)
ワーナーミュージック・ジャパン
この商品の詳細を見る


この3枚のアルバムはテクニカル面と楽曲面でのバランスが悪いのでまとめて紹介いたします。まず、暗黒の掟Women and Children Firstですが、テクニック面は充分満喫できるのですが、楽曲面がついてきておりません。普通のバンドならこれでも大丈夫なのですが、ファースト、セカンドの出来が良かったので、かなり印象が悪くなってしまいます。テクニックに走りがちなヴァンへイレンが一番気をつけなければならなかった事が、この作品には現れております。その逆にDiver Downはヒット曲が出なくなった為に、カバー曲を大量に入れてシングルヒット狙いのポップな作品になってしまっております、テクニックも十分に楽しめるのですが、少しやり過ぎです。
その中間が戒厳令Fair Warningです。バランスはいいのですが、特筆される部分が無く、地味な印象を受けます。ファンにとってはこの3枚でも充分な作品ですが、名盤というにはきつい部分があります。

Women and Children First
1. And the Cradle Will Rock...
2. Everybody Wants Some!!
3. Fools
4. Romeo Delight
5. Tora! Tora!
6. Loss of Control
7. Take Your Whiskey Home
8. Could This Be Magic?
9. In a Simple Rhyme
Fair Warning
1. Mean Street
2. Dirty Movies
3. Sinner's Swing!
4. Hear About It Later
5. Unchained
6. Push Comes to Shove
7. So This Is Love?
8. Sunday Afternoon in the Park
9. One Foot Out the Door
Diver Down
1. Where Have All the Good Times Gone!
2. Hang 'Em High
3. Cathedral
4. Secrets
5. Intruder
6. Oh, Pretty Woman
7. Dancing in the Street
8. Little Guitars (Intro)
9. Little Guitars
10. Big Bad Bill (Is Sweet William Now)
11. Full Bug
12. Happy Trails

Women and Children Firstは残念ながら特筆すべき曲がありません。Fair WarningではUnchainedが代表的な曲です。他の曲もハードロックとしは充分な水準に達しております。Diver Downはヒット曲満載で、キンクスのWhere Have All the Good Times Gone、ミックジャガーとデヴィッドボウイもカバーしていたDancing in the Street。そして大ヒットしたロイオビーソンのOh, Pretty Woman、これはもうヴァンへイレンの代表曲の一つになっております。Cathedralでのボリューム奏法などテクニック面でも聴かせてくれます。スパニッシュなLittle Guitars、ビッグバンド風のBig Bad Billなどバラエティーに飛んでいる分、ヴァンへイレンらしさは薄い感じです。アカペラコーラスのHappy Trailsはデイブリーロスらしい曲です。
And the Cradle Will Rock...

Everybody Wants Some!!

Romeo Delight

Loss of Control

Mean Street

Hear About It Later

Unchained

So This Is Love?

Hang 'Em High

Cathedral

Secrets

Intruder

Oh, Pretty Woman

Little Guitars

Full Bug

[20060807]

Van Halen II Van Halen II
Van Halen (1990/10/25)
Warner Bros.
この商品の詳細を見る


ファーストの延長線にあるセカンドアルバムです。ファーストほど楽曲は粒ぞろいではありませんが、このセカンドも良い曲が揃っています。ストラトを弾くエディーはジェフベックの影響があるのかとのといに対して、影響があるとしたらクラプトンからあると答えた。一番尊敬しているギタリストはアランホールズワースです。テクニック的には影響を受けているようですが、プレイ自体はハードロックギタリスト然としております。

1. You're No Good
2. Dance the Night Away
3. Somebody Get Me a Doctor
4. Bottoms Up!
5. Outta Love Again
6. Light up the Sky
7. Spanish Fly
8. D.O.A.
9. Women in Love
10. Beautiful Girls

You're No Goodはリンダロンシュタットのカバー曲です。へヴィーなアレンジが素晴らしく、まるでオリジナルのような曲です。Dance The Night Awayはシングルヒット曲で、ポップなナンバーです。Somebody Get Me A Doctorはハードな曲です。カッコイイ曲です。Bottoms Up!はカントリーっぽいニュアンスのハードロックです。Outta Love Againはかなり面白いアレンジの曲です。ベースによるイントロも面白いし、ギターリフもスリリングです。

Light Up The Skyはデイヴのセクシャルなボーカルが堪能出来ます。Spanish Flyはスパニッシュギターによるスーパーテクニックが炸裂します。D.O.A.はもろハードロック曲です。Women In Love...のイントロは素晴らしい。ナチュラルなギター音にディレイ分の音も計算にいれた分解アルペジオによる素晴らしく美しい出だしです。曲の方もバラード調の曲です。Beautiful Girlsはシングルヒットしたポップな曲です。代表曲の一つです。しかし動画がありません。

このセカンドまではヴァンへイレンも順調にいっておりました。申し分ありません。この後、音楽的には低迷期に入りますが、以前,そのテクニックは多くのファンを惹き付けます。私が好きだったヴァンへイレンはこのアルバムまでです。この後も良い作品を出しますが、魅力はこれほどではありません。

Dance The Night Away

Somebody Get Me A Doctor

Bottoms Up!

Spanish Fly

Women In Love...

[20060807]

Van Halen Van Halen
Van Halen (2000/09/19)
Warner Bros.
この商品の詳細を見る


いよいよヴァンへイレンの登場です。もうここまでくれば誰でも知っているでしょう。まずこのバンドの目玉は何と言ってもエディーヴァンへイレンのギターテクニックです。ライトハンド奏法、ハミングバード奏法、アーミング、ピッキングハーモニックス。そして現在では当たり前になっているマルチエフェクターの元祖と言ってもいいでしょう。当時はまだデジタルではありませんから、アナログエフェクターをいろんな組み合わせで音色を創っていた訳です。現在のデジタルマルチエフェクターのアイデアは勿論このヴァンへイレンを参考に創られています。ライトハンド奏法もアランホールズワースやジェフベック、ブライアンメイが既に使っておりましたが、その使用方法はギターらしくないニュアンスを創る時に使っておりました。しかしエディーはストレートにはーどなプレイでギンギンに使った事により有名になった訳です。

1. Runnin' With The Devil
2. Eruption
3. You Really Got Me
4. Ain't Talkin' 'Bout Love
5. I'm The One
6. Jamie's Cryin'
7. Atomic Punk
8. Feel Your Love Tonight
9. Little Dreamer
10. Ice Cream Man
11. On Fire

エレキギターの歴史にはクラプトン以前と以降で違いますし、ジミヘン以前と以降でも違っております。そしてこのヴァンへイレン以前と以降でも大きく違って行きます。正にギターキッドが待ちに待ったギターヒーローな訳です。エディーの武器はストラトキャスターのピックアップをリアだけにしたハムバッキンガムのピックアップの改造ギターです。これ以降に改造ギターが流行り出します。ピックアップ一つですので,ピッキングのニュアンスとエフェクターを多用するやり方になります。

Runnin' With The Devilはへヴィーなベース音に、ここだけレスポールを使ってブリッジ部分をかきむしります。そしてカッチョイイーイントロ、この頃はハードロックでもm7を使ったものが多く、それでもこれだけハードな感じが出せる訳です。Eruptionはインストでライトハンド奏法が縦横無尽に炸裂します。You Really Got Meはキンクスのカバーですが、これ一曲でヴァンへイレンはスーパースターの仲間入りを果たしました。短いギターソロにもライトハンドが組まれています。Ain't Talkin' 'Bout Loveも名曲でミュートを聴かせたリフがカッチョイイです。I'm The Oneも良い曲です。ヴァンへイレンのもう一つの魅力はデイヴ・リー・ロスの悩ましいボーカルです。新たなセックスシンボルの登場です。

Jamie's Cryin'はポップなメロディーですが、ギターはギンギンです。Atomic Punkはへヴィーな曲で、デイヴのボーカルには色気があります。やはりヴァンへイレンのボーカリストは彼しか考えられません。Feel Your Love Tonightはポップなシングル向けの曲です。カットされたのか記憶はありません。しかしリフの作り方はさすがです。Little Dreamerはバラード曲ですが、エディーのギターは遠慮なく炸裂します。Ice Cream Man はアコースティックギターのよるカントリー調の歌い出しからロックンロールへと発展して行きます。On Fireはヴァンへイレンらしいコーラスのハードロックです。正に炎の導火線と言った感じの曲です。

テッドテンプルマンのプロデュースによるこのファーストアルバムがヴァンへイレンの最高傑作だと私は思っています。テクニック的な部分と楽曲の良さのバランスが一番良いのです。この後の作品はこのアルバムほどバランスが良くありません。此のアルバムこそがロックの新たな夜明けを開けた名盤と言っても過言ではございません。その凄まじさは動画でも確認頂けるでしょう。

Runnin' With The Devil

Eruption

You Really Got Me

⇒ 続きを読む

[20060806]

Starz Starz
Starz (2005/02/22)
Rykodisc

この商品の詳細を見る

Violation Violation
Starz (2004/08/30)
Bgo
この商品の詳細を見る


キッスのプロダクションROCK STEADYからデビューしたバンドです。プロデューサーはジャックダグラスです。ハードロックアルバムを創らせたらジャックの右に出るものはおりません。キッスやエアロの弟分として紹介され、日本でもヒットしました。ボーカルのマイケル・リー・スミスの実弟はREXというバンドでルックスも良かったので話題になりましたが、現在では廃盤になっているようです。

Starz
1. Detroit Girls
2. Live Wire
3. Tear It Down
4. Boys in Action
5. (She's Just A) Fallen Angel
6. Monkey Business
7. Night Crawler
8. Over and Over
9. Pull the Plug
10. Now I Can
Violation
1. Cherry Baby
2. Rock Six Times
3. Sing It, Shout It
4. Violation
5. Subway Terror
6. All Night Long
7. Cool One
8. S. T. E. A. D. Y.
9. Is That a Street Light or the Moon?

当時は日本でもDetroit GirlsとCherry Babyの2枚のシングルヒットがあり、若手ハードロックバンドとして期待されておりました。ファーストはかなりなハードロックですが、セカンドはポップな部分もあります。この2枚のルバムで終わってしまったため、現在では知名度も低いですが、2枚のアメリカンハードロックを代表出来るヒット曲をもっておりますので、忘れてはならないバンドだと思います。当時はA級でしたが、現在ではB級バンドとして聴いてもらっても良いです。結構エンジェル同様掘り出し物になる事でしょう。
Tear It Down

Pull The Plug

Cherry Baby

Sing It, Shout It

[20060806]

Dream Police Dream Police
Cheap Trick (2006/03/07)
Sony
この商品の詳細を見る


来日も果たし、アメリカでも人気が爆発している真っただ中で、期待を裏切らない素晴らしいアルバムを出しました。プレッシャーよりも創作意欲の方が上回っていたのでしょう。大したものです。

1. Dream Police
2. Way of the World
3. House Is Rockin' (With Domestic Problems)
4. Gonna Raise Hell
5. I'll Be with You Tonight
6. Voices
7. Writing on the Wall
8. I Know What I Want
9. Need Your Love
10. Hosue Is Rockin' [Live]
11. Way of the World [Live]
12. Dream Police [No Strings Version]
13. I Know What I Want [Live]

Dream Policeはシングルヒットした曲で、シンセも入ったポップな曲ですが、ブリッジで♭5を絡めたアヴァンギャルドな部分も程よく出します。Way of the Worldはハードな曲ですが、メロディーがいいです。この辺は本当にセンスによるところが大です。House Is Rockinはサザーンロックのようなギターリフにパンクのような歌の曲です。最後にエアロがカバーしたヤードバーズのシンクアバウトイトのリフが聴こえます。Gonna Raise Hell はまるでヘヴィメタのような曲です。ネオヘヴィメタが流行っていた時代でしたが、単調なものが多かったので私はハマりませんでした。この曲はそんな単調さがないので良いです。

I'll Be with You Tonightはアイドル色たっぷりのポップなハードロックです。Voicesはポップで切ない曲です。アメリカンポップロックでは優等生的な作品ではないでしょうか。Writing on the Wallは元気のいいロックンロールナンバーです。パンクといっても良いぐらいです。I Know What I Wantは普通のハードロックです。Need Your Loveへヴィーで重苦しい出だしに子供のような声で歌うロビン。ハードに歌う部分との切り替えが面白いです。どんなにはヴィーな曲でもポップな印象を受けてしまうのは彼等の個性であり、長所でもあり、短所でもあるかもしれません。

この後もアルバムリリースして行きます。途中メンバーが変わったり解散したりしておりましたが、最近再結成されております。動画は再結成時のものが多いです。しかし、私が魅力を感じていたのはこのアルバムまでですので、紹介はここまでにします。ここまでの4枚のアルバムには、はずれはありません。全て名作と言っても過言ではないくらい素晴らしい作品ばかりです。是非お勧めします。

Dream Police

Way of the World

I'll Be with You Tonight

Voices

Need Your Love

[20060806]

Heaven Tonight Heaven Tonight
Cheap Trick (1998/09/29)
Epic/Legacy
この商品の詳細を見る


チープトリック絶頂期に発売されたサードアルバムです。実に油の乗り切ったポップでハードエッジなロック満載の作品です。

1. Surrender
2. On Top of the World
3. California Man
4. High Roller
5. Auf Wiedersehen
6. Takin' Me Back
7. On the Radio
8. Heaven Tonight
9. Stiff Competition
10. How Are You?
11. Oh Claire
12. Stiff Competition [Outtake]
13. Surrender [Outtake]

Surrenderはポップロックの典型的な作品です。アイドルとしてのシングル曲としては打ってつけの曲です。On Top of the Worldはグラムロック調で、ポップですが、かなりカッコイイ曲です。この辺のセンスは抜群です。California Manはシンプルなロックンロールですが、このキャッチーさはチープトリックならではのものです。High Rollerはへヴィーで悩ましい曲です。Auf Wiedersehenもへヴィーでハードな曲です。いろんな国の言葉でさよならと歌います。Takin' Me Backはこの後のアメリカンポップロック、例えばスーパートランプなどにも影響を与えたであろう素晴らしい構成のポップロックです。この時代にこれだけのクォリティーの作品を創っていた事は賞賛に値します。

On the Radioは普通のポップなロックンロールです。Heaven Tonightはへヴィーで物悲しい曲です。へヴィーなバラードを歌うジョンレノンのような曲です。Stiff Competitionはカッコイイハードロックです。アコースティックギターなどの絡みもあり、ポップにまとまったブリティッシュロックと言った面持ちです。How Are You?は半音降下系のポップな曲で、ビートルズの影響が強いというか、ELOに近い曲です。Oh Claireはライブ録音で、こんにちはー、こんにちはーという日本でのオープニングに使用された曲です。ほんのさわりだけの曲ですが、日本ではインパクトのある曲です。

ギブソンエクスポローラーや自分をかたどったダブルネックギターなどを弾きまくる、ひょうきんでありながらほとんどの作曲を手がけるリックニールセン。そして一番人気のボーカルロビンザンダーはジョンレノンの影響も強く、表情豊かに歌えるアクはありませんが、素晴らしいボーカリストです。ベースのトムピーターソンは8弦ベースを弾くなど個性を出していました。おっさんルックのドラムのバーニーカルロスはたまに馬鹿でかいスティックを振り回してドラムを叩くとぼけた存在ですが、結構いいドラミングを叩いております。この個性的なメンバーで来日も果たし、at武道館というライブアルバムも出します。

Surrender

On Top of the World

High Roller

Auf Wiedersehen

Takin' Me Back

On the Radio

Stiff Competition

[20060806]

HERO'Sミドル級、ライトヘビー級トーナメント準々決勝戦がありました。

★スーパーファイト
○ドン・フライ(1R 4分52秒 チョークスリーパー)山本宜久×
○セーム・シュルト(1R 4分46秒 三角締め)キム・ミンス×
★ミドル級
×所 英男(2R 判定 0-2)アイヴァン・メンジバー○
×高谷裕之(1R 30秒 とび膝蹴り)J.Z.カルバン○
×安廣一哉(1R 1分8秒 チョークスリーパー)ハニ・ヤヒーラ○
○宇野 薫(2R 3分30秒 チョークスリーパー)ブラックマンバ×
★ライトヘビー級
○秋山成勲(1R 2分1秒 腕ひしぎ逆十字固め)金 泰泳×
×クラウスレイ・グレイシー(1R 9分12秒 パウンド)メルヴィン・マヌーフ○
○大山峻護(2R 判定 2-0)ホドリゴ・グレイシー×
○桜庭和志(1R 6分41秒 腕ひしぎ逆十時固め)ケスタティス・スミルノヴァス×

所 英男VSアイヴァン・メンジバーはアイヴァンの方がポテンシャルは上だったようです。寝技を決めきれず判定で負けてしまいました。

宇野 薫VSブラックマンバは苦戦しましたが、最後になんとかチョークスリーパーを決めて宇野が勝ちました。今大会はKIDも須藤も不参加ですので、ベルトを外人勢に持って行かれそうでしたが、なんとか希望を繋いでくれました。

秋山成勲VS金 泰泳は師弟対決でしたが、秋山が腕ひしぎを決めました。金はタップしませんが、レフリーがこれ以上は駄目だとストップさせました。金は納得いきませんが覆りません。

しかし桜庭和志VSケスタティス・スミルノヴァスでは逆の事が起こりました。パンチを食らった桜庭が失神して倒れ、打たれ続けますが、レフリーは止めるどころかロープの外だから中で続けるように指示。桜庭は意識が飛んだまま今度は打ち勝ち、最後に腕ひしぎを決めて勝ちました。本来ならレフリーストップされていたかもしれませんが、それでも勝ってしまった桜庭は凄いです。

最近のK-1よりは真剣に闘ってくれますので、見ていて面白かったです。TBSの放送方法もしっかり試合を見せてくれて、フジTVより内容が良かったです。後はプライドを見れるようにしてくれれば言う事はありません。

[20060805]

In Color In Color
Cheap Trick (1998/09/29)
Sony Music Direct
この商品の詳細を見る


ジャックダグラスからトムワーマンにプロデューサを変えたセカンドアルバムはポップな要素が前面に出てきました。日本でも大ヒット、人気もこのアルバムにより確立されました。

1. Hello There
2. Big Eyes
3. Downed
4. I Want You to Want Me
5. You're All Talk
6. Oh Caroline
7. Clock Strikes Ten
8. Southern Girls
9. Come on, Come On
10. So Good to See You
11. Oh Boy [Instrumental Version]
12. Southern Girls [Previously Unreleased Demo]
13. Come on, Come On [Previously Unreleased Demo]
14. You're All Talk [Previously Unreleased Demo][Live]
15. Goodnight [Previously Unreleased Live Version]

Hello Thereはライブのオープニング用に創られた短い曲ですが、これから始まるという勢いが感じられる曲です。Big Eyesは♭5も交えたへヴィーなリフのナンバーです。Downedはアメリカンハードロックによくあるメローでポップな曲です。しかしアレンジなどのセンスは抜群です。I Want You to Want Meはシングルヒットした曲で、ビートルズとカントリーポップが合体したような曲です。やはりリックニールセンの作曲センスが素晴らしいです。You're All Talkはパンクてきでもあるハードロックです。しかしメロディーの作り方とかセンスがいいです。 

Oh Carolineは切ないメロディーラインによるハードバラードです。確かこれもシングルカットされていたようです。激しさとポップ性が共存しております。Clock Strikes Tenも大変有名な曲です。キンコンカンコンとチャイム音をギターのピッキングハーモニックスでやるのは、ジェフベックのジェフズブギーでも御馴染みですが、ここでも効果的に使われております。スケールダウンするフレーズもジェフズブギーに習っているのでしょうか。ファルセットでのサビコーラスがひょうきんです。Southern Girlsはメロディー自体は非常にポップで親しみ易い曲ですが、アレンジはへヴィーな音色になっております。この両極端な共存がチープトリックのテーマかもしれません。Come on, Come Onは切ないメロディーのロックンロールです。これはグラムロックの常套手段ですが、チープトリックはもしかしたらグラムロックの残党だったのかもしれません。So Good to See You
Hello Thereはライブでのラストで歌われる為に創られた曲です。この辺の曲によるセルフプロデューシングはリックのアイデアでしょう。これもポップでいい曲です。

アイドル扱いされ出した頃に出たポップなアルバムにより、より人気に火がつきました。タイミングが良かったのでしょう。チープトリックは新しいハードロックの旗手として頭角を表して行きます。そして来日も果たします。このバンドはコミカルな部分を理解しておりましたので、嫌いになる事はありませんでした。キッスも嫌いになった訳ではありません。現在も動画を見ると笑ってしまいますから。

Hello There

Big Eyes

Downed

⇒ 続きを読む

[20060805]

Cheap Trick Cheap Trick
Cheap Trick (1998/09/29)
Sony Music Direct
この商品の詳細を見る


ジャックダグラスプロデュースによりデビューしたチープトリックのファーストアルバムです。チープトリックはイケメンのボーカル、ロビンザンダーとベースのトムピータソン、そしてコミカルな存在のギターのリックニールセン、彼が全ての曲を書き、リーダー的存在です。ドラムのバーニーカルロスという両面を持ったバンドでした。日本でも女性に人気がありましたが、ハードでポップな音楽性は男性にも受けておりました。

1. ELO Kiddies
2. Daddy Should Have Stayed in High School
3. Taxman, Mr. Thief
4. Cry, Cry
5. Oh, Candy
6. Hot Love
7. Speak Now or Forever Hold Your Peace
8. He's a Whore
9. Mandocello
10. Ballad of TV Violence (I'm Not the Only Boy)
11. Lovin' Money [Outtake]
12. I Want You to Want Me [Early Version]
13. Lookout [Previously Unreleased Studio Version]
14. You're All Talk [Previously Unreleased Studio Version]
15. I Dig Go-Go Girls

日本盤とアメリカ盤はA面とB面が逆転しておりますが日本盤で紹介します。Hot Loveからしてカッコいいです。かなりハードな曲ですが、ビートルズ的なポップ性もあります。Speak Now or Forever Hold Your Peaceは親しみ易いメロディーの曲です。He's a Whoreはパンク並みの破壊力のある曲です。当時既にアメリカではパンクが始まり出しておりましたので、デビューが遅れていればチープトリックもパンク扱いだったかもしれません。Mandocelloは名曲です。イントロといいメロディーといい、抽象的な雰囲気といい、デビューアルバムでこれだけ完成度の高い曲を出せるバンドは滅多にいません。素晴らしい。Ballad of TV Violence (I'm Not the Only Boy)はまるでへヴィーな曲を歌うジョンレノンのような悲壮感もある名曲です。ロビンのボーカルも徐々に制御が効かなくなるくらいエキサイトして行きます。カッチョイイー。リックのソングライティングを褒めて上げるべきでしょう。

ELO Kiddiesはゲイリーグリッターのようなバブルガムなグラムロックです。やはりロックの音楽的センスには脱帽です。パンクにも聴こえます。Daddy Should Have Stayed in High Schoolはへヴィーな曲です。エアロ的なところがあります。Taxman, Mr. Thiefはビートルズのタイトルをパロッたタイトルです、曲はまるでオアシスのような曲で、既にブリットポップしております。素晴らしいしカッコイイ曲です。Cry, Cryはダウンビートのへヴィーな曲です。ラストはジョンレノンのうめき声を真似した部分があります。Oh, Candyはカーズのようなギターポップです。サビの哀愁感がチープトリックらしいところです。やはりリックのソングライティングによるところが大きいです。

ジャックダグラスが関わっている分、キッスというよりはエアロスミスの弟分といった存在です。このファーストアルバムは本当に捨て曲無しの大名盤です。全てがカッコイイです。キッスとは比べ物になりません。末恐ろしいバンドが登場いたしました。マスコミはアイドルバンドとして捉えましたが、彼等はアイドルバンドとは全然思っていない事がこのファーストアルバムを聴くと分かります。ハードロックの歴史に金字塔を立てるくらいの素晴らしい内容です。

Hot Love

He's a Whore

Daddy Should Have Stayed in High School

Ballad of TV Violence

Cry, Cry

Oh, Candy

BACK HOME NEXT
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ