Starz 1. Detroit Girls 2. Live Wire 3. Tear It Down 4. Boys in Action 5. (She's Just A) Fallen Angel 6. Monkey Business 7. Night Crawler 8. Over and Over 9. Pull the Plug 10. Now I Can Violation 1. Cherry Baby 2. Rock Six Times 3. Sing It, Shout It 4. Violation 5. Subway Terror 6. All Night Long 7. Cool One 8. S. T. E. A. D. Y. 9. Is That a Street Light or the Moon?
当時は日本でもDetroit GirlsとCherry Babyの2枚のシングルヒットがあり、若手ハードロックバンドとして期待されておりました。ファーストはかなりなハードロックですが、セカンドはポップな部分もあります。この2枚のルバムで終わってしまったため、現在では知名度も低いですが、2枚のアメリカンハードロックを代表出来るヒット曲をもっておりますので、忘れてはならないバンドだと思います。当時はA級でしたが、現在ではB級バンドとして聴いてもらっても良いです。結構エンジェル同様掘り出し物になる事でしょう。 Tear It Down
1. Dream Police 2. Way of the World 3. House Is Rockin' (With Domestic Problems) 4. Gonna Raise Hell 5. I'll Be with You Tonight 6. Voices 7. Writing on the Wall 8. I Know What I Want 9. Need Your Love 10. Hosue Is Rockin' [Live] 11. Way of the World [Live] 12. Dream Police [No Strings Version] 13. I Know What I Want [Live]
Dream Policeはシングルヒットした曲で、シンセも入ったポップな曲ですが、ブリッジで♭5を絡めたアヴァンギャルドな部分も程よく出します。Way of the Worldはハードな曲ですが、メロディーがいいです。この辺は本当にセンスによるところが大です。House Is Rockinはサザーンロックのようなギターリフにパンクのような歌の曲です。最後にエアロがカバーしたヤードバーズのシンクアバウトイトのリフが聴こえます。Gonna Raise Hell はまるでヘヴィメタのような曲です。ネオヘヴィメタが流行っていた時代でしたが、単調なものが多かったので私はハマりませんでした。この曲はそんな単調さがないので良いです。
I'll Be with You Tonightはアイドル色たっぷりのポップなハードロックです。Voicesはポップで切ない曲です。アメリカンポップロックでは優等生的な作品ではないでしょうか。Writing on the Wallは元気のいいロックンロールナンバーです。パンクといっても良いぐらいです。I Know What I Wantは普通のハードロックです。Need Your Loveへヴィーで重苦しい出だしに子供のような声で歌うロビン。ハードに歌う部分との切り替えが面白いです。どんなにはヴィーな曲でもポップな印象を受けてしまうのは彼等の個性であり、長所でもあり、短所でもあるかもしれません。
1. Surrender 2. On Top of the World 3. California Man 4. High Roller 5. Auf Wiedersehen 6. Takin' Me Back 7. On the Radio 8. Heaven Tonight 9. Stiff Competition 10. How Are You? 11. Oh Claire 12. Stiff Competition [Outtake] 13. Surrender [Outtake]
Surrenderはポップロックの典型的な作品です。アイドルとしてのシングル曲としては打ってつけの曲です。On Top of the Worldはグラムロック調で、ポップですが、かなりカッコイイ曲です。この辺のセンスは抜群です。California Manはシンプルなロックンロールですが、このキャッチーさはチープトリックならではのものです。High Rollerはへヴィーで悩ましい曲です。Auf Wiedersehenもへヴィーでハードな曲です。いろんな国の言葉でさよならと歌います。Takin' Me Backはこの後のアメリカンポップロック、例えばスーパートランプなどにも影響を与えたであろう素晴らしい構成のポップロックです。この時代にこれだけのクォリティーの作品を創っていた事は賞賛に値します。
On the Radioは普通のポップなロックンロールです。Heaven Tonightはへヴィーで物悲しい曲です。へヴィーなバラードを歌うジョンレノンのような曲です。Stiff Competitionはカッコイイハードロックです。アコースティックギターなどの絡みもあり、ポップにまとまったブリティッシュロックと言った面持ちです。How Are You?は半音降下系のポップな曲で、ビートルズの影響が強いというか、ELOに近い曲です。Oh Claireはライブ録音で、こんにちはー、こんにちはーという日本でのオープニングに使用された曲です。ほんのさわりだけの曲ですが、日本ではインパクトのある曲です。