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[20060819]

In a Silent Way (Dlx) In a Silent Way (Dlx)
Miles Davis (2002/08/20)
Sony
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エレクトリックマイルス時代の到来を告げた記念すべきアルバムです。ここに到達する為に実験的なセッションが繰り返されてきたアルバムを紹介しておりましたが、此のアルバムから正式にオリジナルアルバムとしてリリースされました。

当時マイルスが参考にしていた音楽は、シュトックハウゼンなどの現代音楽家やジェームスブラウン、スライ&ザファミリーストーンなどのファンクミュージック。そしてジミヘンドリックなどのロックミュージックでした。それら音楽の方法論をジャズに融合したのが此の頃のマイルスザウンドになります。ロックとジャズの融合はこれ以前にもありました。ゲイリーバートンがラリーコリエルと組んだダスターというアルバムは1967年の作品でした。しかしそこではジャズとビートルズ的なロックの融合でした。つまりジャズとポップスの融合だったのです。しかしこれが最初のジャズロックアルバムでした。そしてマイルスから離れてライフタイムというバンドを組んだトニーウィリアムスは、イギリスから連れてきたギタリスト、ジョンマクラフリンを従えてフリージャズとロックの融合に挑戦しておりました。此のバンドのライブを見たマイルスいは大きなヒントとなった事でしょう。

そのジョンマクラフリンをギタリストとして招集し、ジョーザビヌルにエレピとオルガンを弾かせ、ハービーハンコックとチックコリアによるダブルエレピを構成させ、イギリスから連れてきたデイヴホランドのベースとトニーウィリアムスのドラムによるリズムセクション。マイルスとショーターによる管の旋律というラインナップです。

1. Shhh/Peaceful
2. In A Silent Way

タイトルのIn A Silent Wayはジョーザビヌルによる作曲で、美しい名曲であります。ジョーはキャノンボールアダレイのバンドでマーシーマーシーという曲をヒットさせた経歴があります。マクラフリンののギターはナチュラルトーンでジャズ的なプレイをしておりますが、やっとマイルスが探し求めていたギタリストに合えたという事で、此の後も度々招集されていきます。

此のアルバムではロックとジャズ、ファンクの融合が成されておりますが、騒がしい音楽ではなく、カインドオブブルーのような美しさを持ったアルバムに仕上がっております。マイルスは相変わらずスタジオでは延々と演奏を繰り広げるだけで、その中からテオマセオが印象的な部分を抜粋してテープ編集したものがアルバムという形として発表されております。エレクトリックマイルスの作品はほとんどがこのアプローチによって創られております。

現代音楽的な音響も響くこの作品では最高にリリカルな美しい旋律が流れております。マイルスの作品中でも最高クラスの名盤であります。ジャズファンもロックファンもこのアルバムなら納得の一枚です。

In A Silent Way


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[20060819]

Water Babies (Dlx) Water Babies (Dlx)
Miles Davis (2002/08/20)
Sony
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本格的なエレクトリックマイルスの時代に突入する前に紹介しなければならないアルバムがあります。ネフェルティティと同じセッションからのテイクとチックコリア、デイヴホランドが入ったセッションが収められたアルバムです。70年代後半になるとエレクトリックマイルスを完成させたマイルスは病気療養の為に長期にわたり不在の時代がありました。その穴埋めをする為に発表されたアルバムです。

マイルスから絶対的な信頼を得ていたテオマセオにより編集されたアウトテイク集になりますが、新作が望めない時代に置いては貴重な作品集となりました。前半の4曲がネフェルティティと同じセッションによるモードジャズ前回の作品です。没になっていたとはいえ、作品の精度は悪い訳ではなく、オリジナルアルバムにそぐわなかった為に没となっていたようです。此の時代のマイルスはソニーから自由にスタジオを使える権利を授かっておりましたので、膨大なセッションが残されている訳です。其れを編集、時には大胆なテープをカット&ペーストで繋ぎ合わせて作品化したテオマセオの手腕が発揮された作品でもあります。

1. Water Babies
2. Capricorn
3. Sweet Pea
4. Two Faced
5. Dual Mr. Anthony Tillmon Williams Process

此のアルバムでも再認識させられるのが、ウェインショーターのリリカルで繊細なプレイです。ほとんどの曲を手がけており、作曲能力を改めて確認させられます。 Sweet Peaだけ1969年の録音になっておりますが、此の時代はエレクトリックにどっぷり浸かっている時代です。そこでの黄金のクィンテッドでの録音というのも貴重なテイクだと思います。練習用に演奏していたにしては素晴らしい演奏です。チックコリアが加わった作品も、モードジャズとエレクトリックが微妙に合わさって不思議な響きをもたらしております。

これらの作品以外にもアウトテイク集はありますが、これからは、とりあえず本来の流れであるオリジナル作品集に立ち返りエレクトリックマイルスのいだいなる偉業を伝えていきます。オリジナルに加え、これらの作品も聴いて頂けるとマイルスの難解なエレクトリック時代の何らかの参考にはなると思います。現在の停滞している音楽界へ喝を入れるべき力が、此の時代のマイルスの作品には満ち溢れているのです。

[20060819]

Filles De Kilimanjaro (Dlx) Filles De Kilimanjaro (Dlx)
Miles Davis (2002/08/20)
Sony
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マイルス・イン・ザ・スカイの後のセッションが収められたアルバムです。ジャケットにはエレクトリックマイルスの重要人物ベティーデイヴィスが映されております。又Mademoiselle Marbyという曲は結婚前の名前メイブリーという名前で捧げられた曲です。

此のセッションの後に、クィンテッドのメンバーは自身のバンド結成のためマイルスの下を離れていきます。そこで集められたのがチックコリアとベースのデイヴホランドです。此のセッション以前にはミロスラフヴィトウスも招集されておりました。

1. Frelon Brun (Brown Hornet)
2. Tout de Suite
3. Petits Machins (Little Stuff)
4. Filles de Kilmanjaro
5. Mademoiselle Marby (Miss Marby)

此のセッションからはよりロック的なリズムへと近づいております。全曲マイルスの作曲というのも珍しいです。特にFilles de Kilmanjaroではラテンのフレイバーも感じられます。まだエレクトリックマイルスとしては小手調べ的な作品ですが、興味深い演奏が記録されております。

Petits Machinsではギルエヴァンスがアレンジャーとして起用されております。まだモードジャズ形態が引き継がれているようです。とにかく、60年代後半という時代はロックにおいても変革期でありましたが、ジャズ界においてもマイルスという帝王による大変革が起こった時代でもあります。コルトレーンの死によりモダンジャズは終わったのかもしれません。しかし、マイルスの死後モダンジャズリヴァイヴァルが起こっておりますので、形骸的ではありますが、現在もモダンジャズはスタイルとしては生き残っております。しかし此の時代唯一人ジャズの変革を求めたマイルスにより時代はジャズロック(当時は此の言葉しか存在しておりませんでした)からフュージュンの時代へと大きくシフトしていくのでした。

Mademoiselle Marbyという曲ですが、ベティーらしいソウルフルな曲に仕上げられています。ジャズには無かったベースラインです。チックコリアのプレイは明らかにハービーのものとは違います。マイルスはこれ以降いろんな人材を招集しては自身の追求しているものを具体化していく試練の旅へと身を委ねていく事となります。

[20060819]

Miles in the Sky Miles in the Sky
Miles Davis (1998/10/13)
Tristar
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マイルスがエレクトリックの時代へと入って行った第一弾はインアサイレントウェイですが、そこに辿り着くまでに多くの実験的なセッションを繰り返しておりました。此のアルバムはその最も初期のセッションを記録したものになりますので、此のアルバムから紹介していきます。アルバムとして発表されたのは後になりますが、テオマセオにより作品として編集されてアルバムとして世に出ました。

まずエレクトリッックを取り入れたいきさつを書きます。当時のマイルスの彼女、後に奥さんになる人ですが、ベティーデイヴィスの存在が一番の原因です。ジャズメンというのは白人へのコンプレックスから、成功した人はタキシードなどの正装をしてステージに立ッていました。このファッションをベティーからダサイと言われてしまったのです。当時60年代後半は正にフラワームーブメント真っ盛りの時代で、サイケデリックカルチャーが席巻しておりました。そこでベティーはマイルスにヒッピーファッションを着させ、ジミヘンを聴くように勧めます。マイルスにとってジミヘンの存在は青天の霹靂で、してやられたと悔しがります。そして時を同じくしてジェームスブラウンがファンクを完成させております。この黒人による新しいムーブメントに着目したマイルスはジャズにファンクとロックの融合を試みる実験を模索して行きます。ベティー自身もファンキーなソウルシンガーでありまして、かなりカッコイイいけてる女としてマイルスに影響を与えていたのです。

ネフェルティティ発表後、メンバーをスタジオに招集。そこにはグランドピアノの変わりにエレクトリックピアノ、ウッドベースの変わりにエレキベースが置かれておりました。ハービーハンコックにとってエレピはオモチャのような印象でしたが、弾いていくうちにその響きの面白さに魅了されていきます。しかしロンカーターはエレキベースの使用には断固拒否、このセッション以降バンドを離れていってしまいます。此のアルバムではウッドベースを使用しており、エレキベースも聴こえますが、ロンカーターが演奏している可能性は極めて低いです。クレジットではロンしか記載されておりませんが。

1. Stuff
2. Paraphernalia
3. Black Comedy
4. Country Son

全4曲ですが、アナログ盤では2枚組の容量です。エレクトリックマイルスの特徴としてギタリストの起用というのがあります。最初に招聘されたのがジョーベックですが、そのセッションは別のアルバムに収録されております。ここではジョージベンソンがフューチャーされております。後にAOR系で大御所になるベンソンですが、当時はウェスモンゴメリー風のギターを弾いておりました。しかしジョーもベンソンもマイルスの求めていたものとは違っており、これ以降呼ばれる事はありませんでした。

エレクトリックマイルス。もう一つの特徴はリズムの変革です。ファンクを取り入れますので、4ビートから8ビートへシフトします。しかしファンクは16ビートです。トニーウィリアムスはしっかり裏を叩いて16ビートも入れております。このリズムの変革が、これ以降のマイルスのテーマと言ってもいいでしょう。その実験性は90年代から起こるテクノやジャングル、ドラムンベースへと繋がる影響力を放っております。私が32ビートのドラムパターンを考える時にも参考にさせて頂いております。又マイルスはこの頃からブロー気味の力強いエキサイティングなプレイが続出してきます。

しかし此のアルバムではまだ革新的なものは創れておりません。まだ以前のジャズを引きずっているのです。ですからインアサイレントウェイが完成するまでこれらのセッションは封印されていたのです。いわば、どのようにしてエレクトリックマイルスへとなっていたのかのドキュメントがここにはあるのです。その流れを読み取る為には最適な作品となっております。

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