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[20060820]

Live-Evil Live-Evil
Miles Davis (2001/02/06)
Columbia/Legacy
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エレクトリックマイルス時代において重要な位置を占める名盤です。アトフィルモア以上に凶暴なライブ演奏とスタジオ録音による幻想的な曲に分けられている。このアルバムのテーマは生と死、破壊と創造であります。タイトルもLIVEを反対にしたEVILになっており。一曲目のSIVADも反対にするとDAVISになります。シヴァとはヒンズー教での破壊と再生の神様となっております。これは正にマイルスがやっている音楽にそのまま当てはまります。このアルバムではライブで破壊を尽くし、スタジオで再生を構築しているようなニュアンスがあります。

ライブではキースジャレット、ジョンマクラフリン、ゲイリーバーツ、ジャックディジョネット、マイケルヘンダーソン、アイアートモレイラにマイルスという布陣である。マイケルとジャックによる骨太なファンクビートに凶暴なキースのエレピとジョンのギター、そしてマイルスはトランペットにペダルワウを通してジミヘンになりきったかのようなプレイで吼えまくる。

ディスク1
1. Sivad
2. Little Church
3. Medley: Gemini/Double Image
4. What I Say
ディスク2
1. Nem Um Talvez
2. Selim
3. Funky Tonk
4. Inamorata and Narration

このアルバムの作成にはジョンマクラフリンが不可欠だったとマイルスが供述している通り、当時ジョンマクラフリンはヒンズー教に帰依しております。イギリスには多くのインド人が済んでおり、ジョージハリソンもヒンズー教に帰依していて有名です。特にサイケデリックムーブメントにおいては内面的な東洋哲学がもてはやされており、イギリスではヒンズー教への感心が高まっておりました。サンタナもヒンズー教徒として有名でしたが、現在はAMERICA SOKA GAKKAI INTERNATIONALに入信しております。このSGIには有名なジャズメンが多く、ハービーハンコック、ウェインショーター、バスターウィリアムス、ラリーコリエルなどがいます。これだけのメンバーだけでスーパーバンドが結成出来るほどです。

マイルスの目論見はサイケデリックとしての自身の音楽の完成にあったと思われます。ジャズ、ファンク、ロック、ラテン、アフロアフリカン、現代音楽、そしてインド音楽までも取り入れてよりサイケな感覚の新しい音楽を視野に入れていたと思われます。一般的にはジャズ、ファンク、ロックばかりが取り上げられており、民族音楽的な部分が無視されておりました。その為難解だと評論する人が多いですが、しっかりと内容を聴き取ればマイルスの視点が見えてくるはずです。

Selimという曲がありますが、これも逆さまにするとmilesになります。破壊と再生を自身の手によって構築する。そんな意思を感じるアルバムです。ジョンマクラフリンはマイルス時代にはそれほど弾きまくりませんが、ここでは遠慮しながらもかなり弾きまくっています。この人が本気で弾きまくったらこんなものではありません。マハヴィシュヌオーケストラを聴けば分かります。

Little Church,Nem Um Talvez,Selim,はスタジオ録音で、生命讃歌のような気高い環境音楽のような美しい音楽ばかりです。このバランスがマイルスが意図していたものだと思われます。しかしライブでのマイルスは邪悪なほどに凶暴です。このアルバムはマイルスが描いた一大曼荼羅なのではないでしょうか。

Miles Davis & Keith Jarrett

Sivad
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[20060820]

At Fillmore: Live at the Fillmore East At Fillmore: Live at the Fillmore East
Miles Davis (1997/07/29)
Tristar
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ジャズの醍醐味はライヴである。エレクトリックマイルスにしてもライブが圧巻なのであります。
当時アメリカにはフィルモアイーストとウェストというロックの聖地的なライブハウスがありました。ここからはサンタナやブルースをやっていた頃のボズスキャッグスなどが出てきました。そのロックファンが集まるライブハウスにジャズ畑のマイルスが殴り込みをかけました。ロックバンドの前座という屈辱にも耐えながら、ロックファンの度肝を抜く演奏を繰り広げていった訳であります。

既にロック界では、モードジャズに影響を受けたジャックブルースがクリームを結成してインプロヴィゼーションソロが流行っておりましたので、ロックファンにはジャズを聴く素養が出来上がっておりました。しかしエレクトリックマイルスの音楽はそれだけではありません。圧倒的な音の固まりをカメハメ波のように連続速射していく訳です。さすがに面食らった事でしょう。

ディスク1
1. Directions [Wednesday Miles]
2. Bitches Brew [Wednesday Miles]
3. Mask [Wednesday Miles]
4. It's About That Time [Wednesday Miles]
5. Bitches Brew/The Theme [Wednesday Miles]
6. Directions [Thursday Miles]
7. Mask [Thursday Miles]
8. It's About That Time [Thursday Miles]
ディスク2
1. It's About That Time [Friday Miles]
2. I Fall in Love Too Easily [Friday Miles]
3. Sanctuary [Saturday Miles]
4. Bitches Brew [Saturday Miles]
5. It's About That Time [Saturday Miles]
6. I Fall in Love Too Easily [Saturday Miles]
7. Sanctuary [Saturday Miles]
8. Bitches Brew [Saturday Miles]
9. Willie Nelson/The Theme [Saturday Miles]

以前はWednesday Miles、Thursday Miles、Friday Miles、Saturday Milesの4曲しかクレジットされておりませんでした。レコードの曲を演奏しておりますが、その日によって全然別の曲のような演奏になっており、テオマセオによってカット&ペーストで編集されていたため、別の曲目でも通用したのです。しかし、実際に演奏されている曲目が付け加えられております。でもこの作品は全く新しい作品として聴いても十分聴応えのある内容です。

まずメンバーですがギターレスです。チックコリアとキースジャレットのダブルキーボード、ベースのデイヴホランド、ドラムのジャックディジョネット、ソプラノサックスのスティーヴグロスマン、パーカッションのアイアートモレイラ。アイアートは南米からの移民ですが、マイルスに認められラテンのリズムを加えたエレクトリックマイルスはより民族音楽的要素を加えていきます。ギター以上に攻撃的なキースジャレットのキーボードプレイもここでしか聴けません。

此の時代の要はドラムのジャックディジョネットです。チャールズ・ロイドのバンドにいた彼は強引にマイルスにより引き抜かれました。チャールズ・ロイドからクレームをつけましたが、『なんだ、お前の方が引き抜かれたかったのか』とマイルスに言われ呆れていたそうです。マイルス流のジョークでしょうが、マイルスらしいセリフです。

この時代、ツェッペリンやキングクリムゾンが世に出てきますが、それらのバンド以上のパワーを炸裂しているアルバムであります。Bitches Brewも大人しく聴こえてしまうぐらい凶暴な悪徳な音楽が支配しています。パンクやポップグループのようなアヴァンギャルドなロックさえも太刀打ち出来ないほどです。唯一対抗出来るとしたらフランクザッパ位なものでしょうか。しかしマイルスにはフランクザッパのようなユーモアは存在せず、恐ろしいほどシリアスな緊張感が漲っております。

[20060820]

A Tribute to Jack Johnson A Tribute to Jack Johnson
Miles Davis (2005/01/11)
Sony Jazz
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ボクシング黒人初のへヴィー級チャンピョン、ジャックジョンソンのドキュメンタリー映画のサントラとして発売されたアルバムです。ここで聴かれるサウンドは、これまでの混沌としたエレクトリックではなく、明快なぐらいのロックサウンドです。ですから此の時代の中では一番聴き易いし、カッコイイです。曲自体もあらかじめ用意されたものではなく、ジョンマクラフリン達がロック的なセッションをしているのを聴いたマイルスがいきなり加わりジャムった録音のようです。

黒人として初めてチャンピョンになり、初めてのアメリカンドリームを手に入れた黒人。スポーツカーに乗り、白人美女を引き連れて贅を尽くした晩餐を繰り返す。彼は正に黒人の憧れでもあったのです。マイルスも勿論彼のファンで、サントラの依頼は快く承諾したのですが、多忙な為収録されていたセッションからテオマセオが編集して作品化するといういつもの手法がとられています。

1. Right Off
2. Yesternow

この2曲が映画の中で効果的に使われております。私も映画は見ましたが、ボクサーの映画に此の音楽はかなりハマります。マイルスの音楽はどんなに変革を繰り返しても黒人的であるのです。それが彼のアイデンティティであるかのように黒いのです。一発で黒人の為の音楽である事が聴き取れます。又、当時のボクシングは決着がつくまで20ラウンドでも30ラウンドでも闘わせ続けます。こんな試合を続けていたら体はボロボロになる事でしょう。それでも勝ち続けるジャックジョンソンの試合は痛快です。そこへこの痛快な音楽が又良くハマるのです。カッチョイイー。

此のセッションで大活躍しているのがギターのジョンマクラフリンです。この一言につきます。そしてドラムのビリーコブハム、ジャックディジョネットのタイトなドラムワーク。マイルスも最高のプレイをしています。正に闘う男の為の音楽です。このセッションが後のマハヴィシュヌオーケストラ結成へと繋がります。

ジャックジョンソンの動画を用意しましたが、映画のものではなく単なるドキュメンタリーになっております。しかしジャックの凄さが伺える内容になっております。

Jack Johnson



[20060820]

Bitches Brew Bitches Brew
Miles Davis (1999/06/08)
Sony
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マイルスの、いやジャズ界、いやロック界、いや音楽界にとっての最大の問題作であります。前作インアサイレントウェイには癒しがあり、受け入れられる要素が残っていたが、此のアルバムでは癒しを音楽に求めている輩には拒絶反応を示してしまうような音楽が充満している。永らく音楽に癒しを求める聴衆が多く、作り手も其れに答えるような作品が現在まで続いていた。しかし、ロックが誕生した時に生まれたエネルギーには癒しではなく、覚醒を促進させるエナジーがあった事を忘れないでいてもらいたい。その、ある者には嫌悪感さえ与えかねないパワーがこの作品にはあるのだ。音楽的な事ではない、生理的な部分でこのアルバムは見事にロックの本質さえも取り入れている。

エレクトリックマイルスの特徴。ロック、ファンク、ジャズの融合の他にネイティブアフリカンな要素も加わり、民族音楽までもがマイルスによって料理されている。当時はジャズロックと呼ばれ、洗練されてフュージュン、クロスオーバーという名称がついてくるですが、この原始的な衝動性においては一つの形容しか出来ないでありましょう。それはサイケデリックという言葉です。誰も此の言葉でマイルスを表現しませんが、此の時代のマイルスは明らかにサイケデリックジャズと呼ばれるべき音楽を創り出していたのです。

ディスク1
1. Pharaoh's Dance
2. Bitches Brew
ディスク2
1. Spanish Key
2. John McLaughlin
3. Miles Runs The Voodoo Down
4. Sanctuary

黄金のクィンテッドのメンバーはそれぞれが自身のバンドに向けてスタートしており、此のアルバムにはウェインショーターしか参加しておりません。新しくマイルスによって集められた新鋭は、ドラムのジャックディジョネットを始め、レニーホワイト、ラリーヤング、チャールスアイラス、ジムライリー、ベニーモウピンハーベイブルックス、それにチックコリアとジョーザビヌル、デイブホランド、ジョンマクラフリンというラインアップです。この時期のマイルスの口癖、ジミヘンのように弾いてみろ、に触発されてマクラフリンのギターにディストーションがかかり、まだ遠慮がちですが、攻撃的なプレイが聴けるようになりました。

あらゆる音楽を飲み込んで増殖する音の固まりのモンスターが此のアルバムには潜んでいます。マイルスのプレイも旋律ではなく、音の固まりとしか表現出来ないスピリチュアルなものになっております。レコード会社側からはもっとジャズよりなものを創るように言われておりました、ジャズレコードよりロックレコードの売り上げが明らかに上の時代です。マイルスはロックファンを取り込めれば、ロックアルバム並みの売り上げが期待できるという目論みもありました。確かに賛否両論あるアルバムですが、以前より売り上げを上げております。しかし、ジャズファンにもロックファンにも理解できないような作品になっている事は事実です。ロックファンを増やすならもっと明快な音楽を創れば良かったのですが、マイルスはそれほどお人好しではありません。もっと先を目指していたのです。

事実このアルバムを理解出来るのは未来からの聴衆でしょう。エレクトリックテクノ、ジャングル、トランス、ドラムンベースなどの音楽を聞き慣れた耳ならこのマイルスがやらんとしている音楽に共感を持つ事が出来るはずです。共通項はリズムの変革、抽象的な旋律。現代音楽の方法論を理解していないポピュラーミュージックに慣れ親しんでいる人には異質に聴こえる音楽です。ロックが誕生した時に万人に受け入れられた訳ではありません。その後洗練されてファンが増えていったのです。このアルバムも万人に受け入れられる必要はありません。しかし未来に生きる私達は、このアルバムから発せられているエネルギーを完全には昇華していないまま、時代の迷宮に捕われております。現在の退屈でつまらない音楽事情を打破出来るヒントがこのアルバムには秘められているのです。人それぞれの解釈はあると思いますが、受け継がなければならない歴史的教訓は真摯に受け止め、良質な音楽の未来の糧にするべきでしょう。そんな啓示のような超名盤であります。

Bitches Brew


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