FC2ブログ


アルバムを紹介する音楽ライブラリー、及び映画、格闘技、コンピューター、グルメ、コミック情報を提供しております。
SAMARQAND淫美ブログ
プロフィール
SAMARQAND

Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、Eggsと SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
Eggs SAMARQAND楽曲配信
MySpace JapanMySpace Japan

Samarqand

Facebookページも宣伝 BIG UP! SAMARQAND楽曲配信muzie SAMARQAND楽曲配信
FC2ブログランキング

よろしかったらクリックをよろしくお願いいたします。
FC2Blog Ranking

カテゴリー
アルファベットでご希望のアーティストを検索して下さい。
ロック、ジャズ、ソウル日進月歩で増えていきます。
最近の記事
最近のコメント
カレンダー
08 | 2006/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

[20060902]

Doo-Bop Doo-Bop
Miles Davis (1992/06/30)
Warner Bros.
この商品の詳細を見る


半世紀に渡ってジャズ界及び音楽界をリードしてきた男マイルスデイヴィスは1991年9月8日にあの世に召された。ドラッグに浸っていた時期もあり、ここまで長生きした事は大往生と言っていいだろう。生涯現役を貫き通したマイルスは生前ラップのイージーモービとコラボレートしていた、その音源がこのアルバムであります。

ラップは70年代あらあり、80年代のヒップホップ文化により世界に知られる存在となった。サンプラーなどデジタル製品が格安化されて、90年代にはより洗練されていく事になる。ジャズとヒップホップの融合を最初に試みたのがマイルスでありこのアルバムです。その後はこの試みは若手によって引き継がれていく事になる。

1. Mystery
2. Doo Bop Song
3. Chocolate Chip
4. High Speed Chase
5. Blow
6. Sonya
7. Fantasy
8. Duke Booty
9. Mystery (Reprise)

イージー・モ・ビーが創ったトラックにマイルスのトランペットをかぶせた内容だが、これまでのマーカスミラーとのコラボレイとよりも格段に斬新になっている。タイトルはビバップとドゥワップが合体した造語になっている。中にはR&B調のバラード曲もあり、マイルスのアプローチもこれまでとは違うフレーズが多く聴かれる。死の直前まで革新を貫き通したのである。

しかし、当初はアルバム1枚分のトラックが足りておらず、High Speed ChaseとFantasyはマイルスが1985年に録音した作品をヒップホップ風にミックスし直したものらしい。そしてこの遺作となる作品が出来上がったのである。マイルスもやっと新たな道筋を見つけたのだろう、かなりクールなプレイだ。

マイルスが他界してからは、革新を貫くものが出てこなくなった。これまでマイルスを追いかけてきた他のジャズミュージシャンも昔のジャズへの回帰をする者さえ出てきた。特にブランフォードマルサリスによるビバップへの回帰が拍車をかけた。これによりJAZZはウッドベースとピアノが入ったものがJAZZという博物館的な概念が当たり前になってくる。

ヒップホップも私は90年代半ばには飽き飽きしていた。特にラップの代わり映えのしないものを延々聴かされる事は地獄の業苦のようなものに感じられた。ヒップホップに変わる新しいスタイルが必要なのである。しかしそれから現在に至まで、今だに新しい波は起きていない。それでSAMARQANDとして32ビートによるヒップホップとは違うアプローチに挑むに至った訳であります。誰かがヒップホップはもう古い、だぼだぼの服なんかだらしないだけじゃないかと言わなければならない。他の誰かと同じ格好、同じ事をする事がいかに格好悪い事か気づかせてあげなければならない。そんな事をもう10年近く言い続けている。

ではこれにてマイルスの特集は終わります。これからは追々マイルスに関係した人達、関係していないジャズメン達も紹介していきます。とりあえずは続けてマイルスが巣立っていった3大フュージュンバンドを紹介していきます。実はこれが一番やりたかった事なのでした。
スポンサーサイト




[20060902]

Dingo Dingo
Miles Davis & Michel Legrand (1991/11/05)
Warner Jazz
この商品の詳細を見る


ロルフデヘイアー監督による映画のサントラ盤です。ジャズプレイヤーを題材とした映画でマイルス自身も出演している。この作品ではフランスのミシュルルグランとの共演も果たしている。ルグランジャズ以来の共演であります。復活後のマイルスではAURAとこの作品のみが満足のいく出来になっています。こういう普遍性が音楽には必要だとつくづく思い知らされます。

1. Kimberley Trumpet
2. Arrival
3. Concert on the Runway
4. Departure
5. Dingo Howl
6. Letter as Hero
7. Trumpet Cleaning
8. Dream
9. Paris Walking I
10. Paris Walking II
11. Kimberley Trumpet in Paris
12. Music Room
13. Club Entrance
14. Jam Session
15. Going Home
16. Surprise!

Concert on the Runwayではマイルストーンのような素晴らしいモードジャズを堪能出来ます。Letter as Heroではビバップ、Trumpet Cleaningではファンキージャズのようなアプローチです。久しぶりにジャズトランぺッターとしてのマイルスの力量が再確認出来る内容でもあります。

やはりマイルスには軽薄なアレンジは似合わない、此れほど素晴らしい演奏が出来るのにここ一連の作品にはこれらのイマジネイティヴィティが不足していたように感じられます。しかし、人生の最後にこれだけの名作を残してくれた事に感謝したいと思います。それほど光り輝くマイルスがこのアルバムの中には存在しているのです。

Concert On The Runaway



[20060902]

Siesta (1987 Film) Siesta (1987 Film)
Miles Davis (1990/10/25)
Warner Bros.
この商品の詳細を見る


当時の新進気鋭の女性監督マリー・ランバートの映画のサントラ盤です。全面プロデューサーのマーカスミラーが創り上げており、そこにマイルスのトランペットが乗るという手法で創られています。題材はスパニッシュであり、スケッチ・オブ・スペインなどでギルエヴァンスと共演してきたマイルスにとっては得意分野でもあります。

ギルとは違ってマーカスはシンセなどの最新技術によるスパニッシュ作品を創っております。ここの部分は大変面白い試みになっているのですが、マーカスミラーの最大の欠点はリズムがジャスト過ぎるという事です。打ち込みが主流になっていた80年代は、リズムを揃える必要がありました。その為演奏はクリック音を聴きながら吹き込まれていきます。しかし、グルーブトいうものはリズムのちょっとしたズレなどから生まれるものなのです。あまりにも正確なリズムは感動を生みませんし、踊り出したくもなりません。特に民族音楽に対してはつまらない結果しか生み出しません。これに気ずくのが90年代以降になりますので、マーカスは時代の罠にはまってしまったのです。

1. Lost in Madrid, Pt. 1
2. Siesta/Kitt's Kiss/Lost in Madrid, Pt. 2
3. Theme for Augustine/Wind/Seduction/Kiss
4. Submission
5. Lost in Madrid, Pt. 3
6. Conchita/Lament
7. Lost in Madrid, Pt. 4/Rat Dance/The Call
8. Claire/Lost in Madrid, Pt. 5
9. Afterglow
10. Feliz

80年代にアフリカのテイストをサンプリングしたピーターガブリエルには民族音楽独特のグルーブが存在しておりました。それはフレーズサンプリングしていた事が功を奏しています。しかしフレーズサンプリングではなく、きっちりとした作曲をしているマーカスではマイナスにしか働いておりません。アレンジ自体は素晴らしいものがあります。よく出来ている曲ばかりなのですが、きっちりし過ぎているのです。この点ではAURAの方が素晴らしい作品です。ここでもリリカルなトランペットを吹いているマイルスは、この時代では最高の出音を発しております。マーカスには民族音楽自体が持つバイタリティの知識が不足していたとしか思われません。

ジョンスコフィールドがアコースティックギターを、アールクルーがクラシックギターで参加しているのも聴き所です。又、音階の概念として、ピアノなどによる1オクターブを12音で割り切った平均律と純正律というものが存在します。平均律は現在では一般的になっている音階の事です,純正律は一つの音に対して倍音を加えていって音階を重ねていく事です。この手法だと切れに音がハモる事が出来ます。しかし1オクターブを12音で割り切れなくなりますので、一つの調でしか成り立たなくなります。転調が難しくなるのです。ですから一般的には平均律が用いられておりますが、平均律での音階は実は音がずれている事になります。ですので綺麗なハモりが出来ないのです。民族音楽の場合は純正律で出来ておりますので、鍵盤楽器による音階では表現しきれなくなります。その結果がこのアルバムです。鍵盤による打ち込みをしている演奏に対して、12音階の間にある音も表現出来るトランペットの演奏が素晴らしく生き生きしております。これらの認識が足りなかったマーカスはやっぱり僕にとっては二流のミュージシャンでしかありません。

12音階自体が間違った音程なので、音痴だと思われている方は逆に純正律での音階認識を身につけた方がいいと思います。リズム感もきっちりしている必要はありません。カッコイイグルーブをイメージ出来るかどうかだと思います。音楽というものはもっと個人的なものでいいものだと思います。そう言う事を考えながらこのアルバムを聴くというのも一興かと存じます。

[20060902]

Tutu Tutu
Miles Davis (1990/10/25)
Warner Bros.
この商品の詳細を見る


マイルスは長年の基盤としていたソニーと離れ、ワーナーと契約。その第一弾がこの作品です。プロデューサーのトミーリピューマとマーカスミラーがほとんどの演奏を創り上げた上にマイルスが演奏を重ねるという手法がとられている。現在のDTM制作の走りのようなものです。ジャズ系のプレイヤーがこの手法をとるのは珍しい事ですが、マイルスはためらわずに用いています。

音色はやはり今の耳で聴くと使い古された音ではありますが、リズムの取り方が民族音楽的なので、今までのような軽薄な感じは無くなっております。サンプリングの音も聴き取れますが、古くささは隠せません。当時はそれが最先端の音だったので仕方ありません。

1. Tutu
2. Tomaas
3. Portia
4. Splatch
5. Backyard Ritual
6. Perfect Way
7. Don't Lose Your Mind
8. Full Nelson

Tutuとは反アパルトヘイトの旗手ツツ主教の事です。この作品の前に反アパルトヘイトキャンペーンのサンシティにマイルスは参加しています。これは南アフリカにおける白人主義に対する抗議運動です。黒人差別をもろに浴びてきたマイルスにとっては許しがたい政策だったのです。そこからタイトルをつけているマイルスは黒人としての代弁者としての立場も認識している訳です。

Perfect Wayは言わずと知れたスクリッティポリッティの曲です。彼等のアレンジを気に入ったマイルスはかれらのアルバムにも参加しており、この作品でも曲を取り上げております。普通のBGM音楽のようなテイストだけは頂けませんが、これほどはっきりとメロディーを吹くのが復活後のマイルスの特徴でもあります。ジョージデュークもBackyard Ritualではプロデューサーとしてクレジットされています。Don't Lose Your Mindはダブ風のアレンジになっています。

流行ものはいつしか古くささしか残さないものです。流行に左右されなかった70年代のマイルスはそれを分かっていると思っていましたが、80年代のこれらの作品を聴いて分かっていなかった事が証明されました。では何が流行に右左されない音楽かと言うと、自分自身を投影した自己主張の音楽だと思われます。自己主張に流行は関係ありませんから、いつでも出来る訳です。70年代のマイルスにはそれがありましたが、80年代以降のマイルスにはありませんでした。自己主張の音楽は受ければ良いですが、受けなければ誰からも相手にされません。そんな危険性も含みますが、時代を超えて訴えられるちからを持っております。現代の音楽にもこれらのものが不足しておりますが、この時代のマイルスの音楽は正にこの不足感が漂っております。でも内容が悪いという訳ではありません。

Tutu

Splatch

Perfect Way

HOME
copyright © 2005 SAMARQAND all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索コーナー

Amazonで欲しい商品はこちらで検索!!
Shop.TOL
by TSUTAYA online
TSUTAYAでお探しの商品はここから検索。
HMV検索
検索する
HMVでお探しの商品はここから検索。
ブログ内検索
淫美ブログ内の記事を検索します
RSSフィード

FC2 Blog Ranking

クリックよろしくお願いいたします
リンク
Samarqand

Facebookページも宣伝
このブログをリンクに追加する
Powered By FC2ブログ
SEO対策アクセスアップリンク

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

最近のトラックバック
月刊アーカイブ