K-1 WORLD MAX 2006 世界王者対抗戦は全て面白かったです。やはりへヴィー級よりミドル級の方がスピードもありKOもありで見所満載でした。
●須藤元気 VS イアン・シャファー○
●小比類巻貴之 VS アンディ・サワー○
●佐藤嘉洋 VS アルバート・クラウス○
●宍戸大樹 VS ブアカーオ・ポー、プラムック○
○安廣一哉 VS アンディ・オロゴン●
●TATSUJI VS マイク・ザンビディス○
●前田宏行 VS ヴァージル・カラコダ○
○HAYATO VS ルトゥール・キシエンコ●
まず安廣一哉VSアンディ・オロゴンですが、アンディはボビーよりも打撃センスが良く、善戦しておりました。勝ったという判定でもおかしくありませんでしたが、判定で安廣が勝ちました。
前田宏行VSヴァージル・カラコダは前田がダウンをとったりして優勢でしたが、まぶたを切り、合えなくドクターストップ。試合内容では勝っておりました。
宍戸大樹 VS ブアカーオ・ポー、プラムックではプアカーオが各の違いを見せました。ゴング開始から積極的に攻めた宍戸でしたが、相手を舐めていたのでしょうか、パンチ一発で秒殺されました。プアカーオのパンチはノーモーションで手打ちだけのパンチですが、KO出来るだけの破壊力があります。腰が入っていないこのパンチが打てるのは彼だけでしょう。恐ろしいくらいの破壊力です。
佐藤嘉洋 VS アルバート・クラウスは佐藤が特異のローキック攻めを仕掛けますが、アルバートも打たれ強いです。佐藤の攻め方はキックボクシングのような長丁場では威力を発揮するでしょうが、3Rしかない
K-1には向いていないようです。今後は攻め方の研究が必要でしょう。
須藤元気 VS イアン・シャファーはつまらない試合でした。須藤は相変わらずの斜め構えの戦法でこれまでと代わり映えしておりません。そこへ予想だにしなかったイアンの回転後ろ回し蹴りが決まりKO。須藤の打撃というのはこれだけだったのでしょうか。期待倒れです。
小比類巻貴之 VS アンディ・サワーは須藤は積極的に攻撃を仕掛けますが、アンディがラッシュをかけると手も足も出ません。何とか打ち返しますが、ダウンを貰います。アンディのラッシュをどうしのぐかが今後の課題でしょう。でもいい試合でした。
どの試合も見所があり面白かったです。TBSも最近何かと叩かれておりますが、今日の放送は素晴らしかったです。前振りもコンパクトにまとめ、全試合を見事に放送してくれました。HAYATO VS ルトゥール・キシエンコは前座試合のようなものなので、少しカットされていましたが延長になったのでOKです。ところで、プライドですが、大晦日は民放での放送がされる可能性があるそうです。マイクタイソンが参加する事が可能な場合のようですが、日本テレビなどが狙っているそうです。そうなると亀田をとったTBS、その為
K-1から圧力がかかりプライドを追放したフジテレビの視聴率が出なかった場合は、フジは痛い目に遭う事でしょう。選択肢を間違えた事を謝罪してこれまでの放送されなかったプライドの試合を放送するべし!!