XTCが大好きな60年代後半のサイケデリックサウンズをお遊びで録音する為に創られた変名バンドです。XTCでは新しい音楽の創造の為封印していた懐古的な部分を前面に出した覆面バンドそれがTHE DUKES OF STRATOSPHEARなのです。メンバー名も伏せて、アンディ・パートリッジがSIR JOHN JOHNSコリンムールディングがTHE RED CURTAINデイヴ・グレゴリーがLORD CORNELIUS PLUMです。
1. 25 O'Clock 2. Bike Ride to the Moon 3. My Love Explodes 4. What in the World??... 5. Your Gold Dress 6. Mole from the Ministry 7. Vanishing Girl 8. Have You Seen Jackie? 9. Little Lighthouse 10. You're a Good Man Albert Brown (Curse You Red Barrel) 11. Collideascope 12. You're My Drug 13. Shiny Cage 14. Brainiac's Daughter 15. Affiliated 16. Pale and Precious
1. Wake Up 2. All You Pretty Girls 3. Shake You Donkey Up 4. Seagulls Screaming Kiss Her, Kiss Her 5. This World Over 6. Red Brick Dream 7. Washaway 8. Blue Overall 9. Everyday Story of Smalltown 10. I Bought Myself a Liarbird 11. Reign of Blows 12. You're the Wish You Are I Had 13. I Remember the Sun 14. Train Running Low on Soul Coal
このアルバムを代表する曲はAll You Pretty Girlsではないかと思います。どこかの地方に古くから伝わる民謡のようでありながら、そんな場所はどこにもない、XTCにしか見えない風情によって創られた名曲です。前作からドラムのテリー・チェンバーズが脱退して3人組になったXTCですが、リズムの複雑さは健在です。リズムの複雑さが一般の人には受けない原因かも知れません。まるで私SAMARQANDのようです。しかし単純なリズムはすぐ飽きてしまうので、XTCは今でも充分聴くに耐えられるスペックを有しております。
プロゴレほど大袈裟ではなく、トップテンミュージックほど軽薄ではない、玄人志向の人間にとっては一番気持ちのいいところで音が鳴っています。英国人特有の変態性もしっかりしたもので、You're the Wish You Are I Hadのような綺麗なメロディーの曲でも普通ではないアレンジです。レコーディングに専念する事によって、後期ビートルズのような充実した作品展開がここから始まります。まだひねくれていた時期の最後の名作かもしれません。
1. Beating of Hearts 2. Wonderland 3. Love on a Farmboy's Wages 4. Great Fire 5. Deliver Us from the Elements 6. Frost Circus 7. Jump 8. Toys 9. Gold 10. Procession Towards Learning Land 11. Desert Island 12. Human Alchemy 13. Ladybird 14. In Loving Memory of a Name 15. Me and the Wind 16. Funk Pop a Roll
Beating of Heartsではいきなり中近東風のアレンジで始まります。その他にも民族音楽の要素が全体的に振りまかれています。これまでもアフリカンな感じはありましたが、ラテンやフォーク的な要素が強いです。XTC流ワールドミュージック作品として捉えると面白い作品です。その上でポップであろうとする姿勢が見事です。
1. Runaways 2. Ball and Chain 3. Senses Working Overtime 4. Jason and the Argonauts 5. No Thugs in Our House 6. Yacht Dance 7. All of a Sudden (It's Too Late) 8. Melt the Guns 9. Leisure 10. It's Nearly Africa 11. Knuckle Down 12. Fly on the Wall 13. Down in the Cockpit 14. English Roundabout 15. Snowman
Senses Working Overtimeのように独自のコード進行を生み出してはポップなメロディーをつけるところは職人気質さえ伺えます。前作から始まっておりましたが、このアルバムあたりから流行とは関係なく、独自の音楽性を追究していくようになります。本当にポップでいい曲は時代に関係なく受け入れられる普遍性を持っているのです。ですからXTCは我が道を進んでも多くの人から支持されていく事が出来たのです。SnowmanやMelt the Gunsのようにイギリスの片田舎的な雰囲気をプログレ的なテクニックで表現する演奏面の充実も特筆すべきです。これぞXTCと唸る部分です。非常にXTCらしいという事でこの作品もまぎれもなく名盤なのであります。
1. Respectable Street 2. Generals and Majors 3. Living Through Another Cuba 4. Love at First Sight 5. Rocket from a Bottle 6. No Language in Our Lungs 7. Towers of London 8. Paper and Iron (Notes and Coins) 9. Burning With Optimism's Flames 10. Sgt. Rock (Is Going to Help Me) 11. Travels in Nihilon 12. Smokeless Zone 13. Don't Lose Your Temper 14. Somnambulist
アンディーのギターはファズをかけてテクノ的ですが、アコースティックギターを使ったりして、ネオアコ以前にそれっぽい曲もあります。スカっぽいLiving Through Another Cubaのコーラスの何と心地良い事か。Love at First Sightではスクッリティポリッティ以前に既にパートごとの分担アレンジを完成させています。80年代に生まれるあらゆる要素を先取りした名作なのであります。
セカンドアルバムGO2にボーナスとしてついていたEP、GO+とアンディ・パートリッジのソロ作品Take Awayとthe lure of the salvageをくっつけたアルバムになります。Take Awayは以前から入手が難しい状態だったので、このアルバムは非常に貴重で嬉しい作品になりました。Take AwayというアルバムはDrums & Wires収録曲及び未発表曲をアンディが様々なトリートメントを施し、ダブ化させた奇作です。しかしダブの数あるアルバムの中でも非常にアヴァンギャルドでレベルの高い作品となっています。テクノ的な解釈、現代音楽的なs具法など隠れた名作となっておりました。
1. Part 1 (go) 2. Dance with me Germany 3. Beat the bible 4. Dictionary of modern marriage 5. Clap clap clap 6. We kill the beast 7. Part II (take away) 8. Commerciality 9. Day they pulled the North Pole down 10. Forgotten language of light 11. Steam fist futurist 12. Shore leave ornithology (another 1950) 13. Cairo 14. Part III (the lure of the salvage) 15. Rotary 16. Madhattan 17. I sit in the snow 18. Work away 19. Tokyo day 20. New broom
Forgotten language of lightでのいかれ具合が最高でこんなカッコイイアフリカンサウンドは初めて聴きました。Steam fist futuristはこの時代に既にトランスアシッドテクノが創り出されております。その上フリージャズの要素もあります。恐ろしや。オリジナルアルバムではひねくれたポップスを創っておりますが、あくまでもポップな曲を創っており、思い切りはじけた曲は押さえており、そのうっぷんをこのアルバムで吐き出したようなところがあります。XTCが本来持っている前衛性が垣間見れる貴重な音源です。ここまで攻撃的な前衛性はブライアンイーノにも創れないでしょう。アンディーパートリッジの才能を改めて思い知る名盤であります。
1. Making Plans for Nigel 2. Helicopter 3. Day in Day Out 4. When You're Near Me I Have Difficulty 5. Ten Feet Tall 6. Roads Girdle the Globe 7. Real by Reel 8. Millions 9. That Is the Way 10. Outside World 11. Scissor Man 12. Complicated Game 13. Life Begins at the Hop 14. Chain of Command 15. Limelight
これまではアンディパートリッジとバリーアンドリュースが中心になっていましたが、このアルバムからベースのコリン・ムールディングも頑張り出してアンディーとコリンが中心となってXTCサウンドを創り出していく事になります。その手始めにコリンが創ったMaking Plans for Nigelが大ヒット。XTCはパンクのイメージから一癖あるポップバンドへと変貌していきます。Ten Feet Tallなど、今日にも続く親しみ易いメロディーを前面に出していきます。Outside Worldは布袋寅泰にも影響を与えているそうですが、ボウイーでのギターカッティングはニューウェイヴしておりました。
1. Meccanik Dancing (Oh We Go!) 2. Battery Brides (Andy Paints Brian) 3. Buzzcity Talking 4. Crowded Room 5. Rhythm 6. Red 7. Beatown 8. Life Is Good in the Greenhouse 9. Jumping in Gomorrah 10. My Weapon 11. Super-Tuff 12. I Am the Audience 13. Are You Receiving Me?
1. Radios in Motion 2. Cross Wires 3. This Is Pop? 4. Do What You Do 5. Statue of Liberty 6. All Along the Watchtower 7. Science Friction 8. She's So Square 9. Dance Band 10. Hang on to the Night 11. Heatwave 12. Traffic Light Rock 13. Instant Tunes 14. Into the Atom Age 15. I'll Set Myself on Fire 16. I'm Bugged 17. New Town Animal in a Furnished Cage 18. Spinning Top 19. Neon Shuffle
Neon Shuffleではギターロックンロールリフを分解して再構築した見事なアレンジで新しいロックの形を提示しております。This Is Pop?はジャパンのように妖艶です。今もそうですが、悪戯小僧のようなアンディ・パートリッジの元気のよさがはじけております。Statue of Libertyのようなレゲエ曲もファンキーでポップです。ボブディランのAll Along the Watchtowerはジミヘンもカバーしておりましたが、ここではパンクというか、インダストリアルなアレンジが成されており、ニューウェイブを背負って立つ新鋭としての役目を見事に果たしております。
プロデューサーはジョンレッキーです。バンドの意向も反映しているのでしょうが、リヴァーブのオンオフの仕掛け方が見事です。I'll Set Myself on Fireはストラングラーズみたいです。I'm Buggedなどはポップグループに近い感覚かも知れません。アヴァンギャルド感ではこのファーストアルバムが一番良く出ており、これを聴かなければ以降のアルバムを理解するには中途半端になってしまうでしょう。
Generation X 1 From the Heart (02:08) 2 One Hundred Punks (03:07) 3 Listen (03:24) 4 Ready Steady Go (02:57) 5 Kleenex (02:07) 6 Promises Promises (05:17) 7 Day by Day (02:05) 8 Invisible Man (02:56) 9 Kiss Me Deadly (04:23) 10 Too Personal (02:17) 11 Youth Youth Youth (06:06) 12 Your Generation (03:15) 13 Wild Youth (02:53) 14 Wild Dub (03:48) 15 Trying for Kicks (01:59) 16 This Heat (02:11) 17 This Heart - (studio) Valley of the Dolls 1. Running With The Boss Sound 2. Night Of The Cadillacs 3. Paradise West 4. Friday's Angels 5. King Rocker 6. Valley Of The Dolls 7. English Dream 8. Love Like Fire 9. The Prime Of Kenny Silvers (Part One) 10. The Prime Of Kenny Silvers (Part Two) 11. Gimme Some Truth 12. Shakin' All Over
パンクムーヴメントの中から出てきたトムロビンソンバンドは、ポップな音楽性を持ち合わせながら、男気剥き出しのパンクバンドの中では異質な存在でした。Glad To Be Gayで自身がゲイである事をカミングアウトした為です。今でこそゲイにも市民権が与えられるようになりましたが、当時は蔑まれるような扱いだったのです。デヴィッドボウイがバイセクシャルである事をカミングアウトして話題となりましたが、ゲイである事を初めてカミングアウトしたのがトムロビンソンだったのです。
Power in the Darkness 1. Up Against The Wall 2. Grey Cortina 3. Too Good To Be True 4. Ain't Gonna Take It 5. Long Hot Summer 6. Winter Of '79 7. Man You Never Saw 8. Better Decide Which Side You're On 9. You Gotta Survive 10. Power In The Darkness 11. Don't Take No For An Answer 12. Martin 13. Glad To Be Gay 14. Right On Sister 15. 2-4-6-8 Motorway 16. I Shall Be Released 17. I'm Alright Jack 18. Waiting For My Man (Live At London Lyceum 1977) 19. Power In The Darkness (2004 remix) TRB Two 1. All Right All Night 2. Why Should I Mind 3. Black Angel 4. Let My People Be 5. Blue Murder 6. Bully For You 7. Crossing Over The Road 8. Sorry Mr Harris 9. Law And Order 10. Days Of Rage 11. Hold Out 12. Never Going To Fall In Love...(Again) 13. Getting Tighter 14. 2-4-6-8 Motorway (TRB Demo) 15. Elgin Avenue 16. Number One Protection 17. We Didn't Know What Was Going On 18. Suits Me, Suits You
2-4-6-8 Motorwayのデビュー曲、ビートポップな曲でヒットを飛ばし、カッコイイPower In The Darknessにはしびれました。MartinやGlad To Be Gayのような場末の酒場で歌われるようなメランコリックなシャンソンライクな曲もあり、ヒットを連発していきます。ベースを弾きながら歌うトムロビンソンは新鮮でした。まだポリスが出てくる前でしたので他のバンドとは一味違う感じがしました。どちらかと言うとキーボードなんかも入っていて、ブルーススプリングスティーンのような曲調でした。
セカンドアルバムはTodd Rundgrenのプロデュースでポップ感覚を前面に出しますが、攻撃的なパンクが流行る中、2枚のアルバムのみで解散。トムロビンソンはソロ活動に入る事になります。来日もしており、チープトリックファンなどにも支持されるほど人気がありました。何と言ってもPower In The Darknessは名曲でカッコいいです。こんな曲が書けるなんて凄いと当時は羨望の眼差しで見ておりました。ジャズの要素もありながら、しっかりとしたメッセージが伝わる言葉使い、見事としか言い様がありません。もっと頑張って欲しかったのですが、今は何をしているのでしょうか。
阿部裕幸 VS 松下直揮 池本誠知 VS 中村大介 日沖発 VS ジェフ・カラン 青木真也 VS ジェイソン・ブラック 帯谷信弘 VS ギルバート・メレンデス 川尻達也 VS クリス・ブレナン 石田光洋 VS クリスチャーノ・マルセロ 桜井“マッハ”速人 VS ルシアノ・アゼベド 美濃輪育久 VS バタービーン デニス・カーン VS アマール・スロエフ 長南亮 VS パウロ・フィリオ 郷野聡寛 VS ゲガール・ムサシ 三崎和雄 VS ダン・ヘンダーソン 五味隆典 VS デビッド・バロン
1.Trap 2.Thief of Fire 3.Genius or Lunatic 4.Colour Blind 5.Spanish Inquistion 6.Kiss the Book 7.Amnesty Report 8.Springer 9.Sense of Purpose 10.We Are Time
1.Forces of Oppression 2.Feed the Hungry 3.One Out of Many 4.Blind Faith 5.How Much Longer 6.Justice 7.There Are No Spectators 8.Communicate 9.Rob a Bank
1. She Is Beyond Good and Evil 2. Thief of Fire 3. Snow Girl 4. Blood Money 5. We Are Time 6. Savage Sea 7. Words Disobey Me 8. Don't Call Me Pain 9. Boys from Brazil 10. Don't Sell Your Dreams
Get CloseからPacked!、Last of the Independentsとアルバムを出しておりましたが、バンドというよりクリッシーハインドのソロアルバムのようになっており、いつしか遠ざかっていたのですが、久々にこのアルバムで復活したプリテンダーズを聴いてみました。これがカッコいいのです。やはりプリテンダーズはいい、と感心しました。しかし、クリッシーハインドのボーカルは以前よりオフ気味です。衰えたのか、それとも演奏を重視したミキシングなのかは分かりませんが、以前はもっと前に出ていたものです。しかし、曲は素晴らしい曲ばかりです。ソングライターとしても素晴らしいし、歌う事が好きなのだという気持ちが伝わってきます。
1. Popstar 2. Human 3. From the Heart Down 4. Nails in the Road 5. Who's Who 6. Dragway 4z 7. Baby's Breath 8. One More Time 9. Legalise Me 10. Samurai 11. Rabo de Nube 12. Biker
1. My Baby 2. When I Change My Life 3. Light of the Moon 4. Dance! [Full Length Version] 5. Tradition of Love 6. Don't Get Me Wrong 7. I Remember You 8. How Much Did You Get for Your Soul? 9. Chill Factor 10. Hymn to Her 11. Room Full of Mirrors
当時の流行だったソウルファンクなども取り入れ、MYVによりDon't Get Me WrongやHymn to Herなどをヒットさせているので、良く知っている曲が入っておりますが、以前のようなバンドとしてカッコイイプリテンダーズは隠れております。サイモンフィリップスやバニーウォーレルなど豪華参加ミュージシャンの起用により、非常に厚みのあるぶっといサウンドに仕上がっています。シンセの白玉はあまり使われていないので、80年代臭さはありません。クリッシーのボーカルで何とかカッコ良さは維持しております。
Room Full of Mirrorsはジミヘンの曲ですが、ジミヘンを歌うクリッシーに違和感を感じないところが面白いところです。ジミヘンの流れもくんでいたのですね。楽曲の良さもあり、このアルバムもヒットいたします。ちょっとファンクなんかもやったりするプリテンダーズが聴きたくなったらこのアルバムをお勧めします。テレキャスサウンドとクリッシーの歌があれば許せてしまう。それだけのクリッシーの魅力は一つも失われておりません。
1. Middle of the Road 2. Back on the Chain Gang 3. Time the Avenger 4. Watching the Clothes 5. Show Me 6. Thumbelina 7. My City Was Gone 8. Thin Line Between Love and Hate 9. I Hurt You 10. 2000 Miles
パートナーのクリストーマスは変わらず、メンバーが一新、それでも疾走感があるMiddle of the Roadから名曲Back on the Chain Gang,ヒット曲Show Meそして鎮魂歌のごとき2000 Milesを歌うクリッシーは聖母のごとき清らかさがあります。全体的にバーズのようなフォークロック的なパルスがあります。パンク以降のバンドらしさもありながら80年代を生き抜いていけるだけのバイタリティーを感じます。アメリカを感じさせながらもイギリス的な空気感を持っております。
1. The Adultress 2. Bad Boys Get Spanked 3. Message Of Love 4. I Go To Sleep 5. Birds Of Paradise 6. Talk Of The Town 7. Pack It Up 8. Waste Not Want Not 9. Day After Day 10. Jealous Dogs 11.The English Roses 12. Louie Louie
ファースト同様、多彩なアレンジで楽しめます。曲もいいのですが、なにせ気負った感じがなきにしもあらずで、もう少し余裕があれば良かったのですが、Message Of Loveなどのヒット曲もあるのですが、いまいち地味な印象があります。しかしプリテンダーズファンにとっては、この作品も外せないアルバムであります。
クリッシーの準備が整わず先送りにされておりましたが、プリテンダーズを結成してニックロウのプロデュースでキンクスのカバー曲Stop Your Sobbingをレコーディング、これがデビュー曲となりました。そして待たしていたクリストーマスによりファーストアルバムが作成されました。クリストーマスはピストルズのアルバムをプロデュースして、単なるパンクロックではないハードロックファンをも唸らせる素晴らしいアルバムを創った名腕プロデューサーです。ロキシーミュージックの作品が有名ですが、当時のパンクバンドは金がないので有名プロデューサーによって創られたのはピストルズとプリテンダーズくらいなものでした。
1. Precious 2. Phone Call 3. Up the Neck 4. Tattooed Love Boys 5. Space Invader 6. Wait 7. Stop Your Sobbing 8. Kid 9. Private Life 10. Brass in Pocket 11. Lovers of Today 12. Mystery Achievement
まずStop Your Sobbingですが、キンクスのファーストアルバムの中でも浮いていたぐらい美しいバラード曲です。これをもっとしっとりとした表現でキンクス以上にヒットさせました。同じくしっとりとしたポップナンバーKid、Brass in Pocketも大ヒットです。Precious、Phone Call、Up the Neck,Mystery Achievementなどではパンクを感じますが、他のパンクバンドには真似出来ないくらいのカッコイイコードの流れに圧倒されます。FUCK OFFという歌詞から放送禁止になったりもしましたが、姉御の支持は上がる一方で大ヒットを記録した名盤です。ファーストアルバムでこれだけの完成度を誇るのも珍しいです。
ギター、ベース、ドラム、ボーカルという単純なバンド編成でこれだけの表情豊かな演奏が出来るというのも見習うべき点が多いです。Private Lifeでは流行のレゲエを取り入れながらもクリッシーの世界に引きずり込まれます。Space Invaderはインストですが、レコーディングスタジオにあったインベーダーゲームから創られています。Lovers of Todayのドラマティックなアレンジなど新人とは思えない熟成振りです。ポップなアレンジもありながら決して軟弱には聴こえない硬派なクリッシーの存在感が溢れています。全曲素晴らしく無駄がありません。ファーストアルバムにして名盤であります。カッチョイイー!クリッシー姉御に犯されるべし。
Christineもポップ名曲ですが、スとラングラーズがポップになった時のような不気味さもあります。カッチョイイです。Red Lightはテクノしております。ゴシックパンクな曲もありますが、ポップ性も取り入れながらも、Siouxsie & The Bansheesはこの後もアルバムを出し続けます。しかし、これ以上追っていなかったので、紹介はここまでとします。
1. Four Enclosed Walls 2. Track 8 3. Phenagen 4. Flowers of Romance 5. Under the House 6. Hymie's Him 7. Banging the Door 8. Go Back 9. Francis Massacre
シマンテック側のマックに対する対応が冷遇化しておりましたので、やはりマックにはマック専用のソフトがしっくりくるようです。インテルマックにも対応していて、Mac OS X 10.2.8以降のOSで利用出来ます。ユーティリティーソフトもドライヴジーニアスに乗り換えておりますので、かなり快適なMAC使用環境が整いました。もっと使用してみて気づいた事がありましたら、後ほど報告させて頂きます。
1. Blind 2. Mr. Jones 3. Totally Nude 4. Ruby Dear 5. (Nothing But) Flowers 6. Democratic Circus 7. Facts of Life 8. Mommy Daddy You and I 9. Big Daddy 10. Bill 11. Cool Water
サルサやアフロポップなど民族音楽を前面に出しておりますが、あくまでもポピュラーミュージックであるところがトーキングヘッズです。Democratic Circusのようなアヴァンギャルド性も復活しております。Facts of Lifeではテクノインダストリアルも復活。相変わらずアレンジに対するセンスは抜群のものがあります。