Fear of Musicで始めたアフリカンミュージックとファンクとロックの融合をより完成させた彼等の最高傑作アルバムです。トーキングヘッズだけではなく、ロック史上最も重要な歴史的名盤でもあります。アフリカの音楽の導入によりポリリズムで曲を構成。ポリリズムとは1小節でドラムパターンを繰り返すモノリズムではなく、2小節単位でリズムパターンを繰り返すことにより、大きなうねりのあるグルーヴを創り出す作曲方法です。ファンクもポリリズムです。ジョージクリントン率いるP-FUNKを聴いていたデヴィッドバーンがこのリズムに歌詞を当てはめる作曲方法を編み出しました。
1. Born Under Punches (The Heat Goes On) 2. Crosseyed and Painless 3. Great Curve 4. Once in a Lifetime 5. Houses in Motion 6. Seen and Not Seen 7. Listening Wind 8. Overload 9. Fela's Riff [Unfinished Outtake] 10. Unison [Unfinished Outtake] 11. Double Groove [Unfinished Outtake] 12. Right Start [Unfinished Outtake]
1. I Zimbra 2. Mind 3. Paper 4. Cities 5. Life During Wartime 6. Memories Can't Wait 7. Air 8. Heaven 9. Animals 10. Electric Guitar 11. Drugs 12. Dancing for Money [Unfinished Outtake] 13. Life During Wartime [Alternate Version] 14. Cities [Alternate Version] 15. Mind [Alternate Version]
1. Thank You for Sending Me an Angel 2. With Our Love 3. Good Thing 4. Warning Sign 5. Girls Want to Be with the Girls 6. Found a Job 7. Artists Only 8. I'm Not in Love 9. Stay Hungry 10. Take Me to the River 11. Big Country 12. Stay Hungry [1977 Version] 13. I'm Not in Love [Alternate Version] 14. Big Country [Alternate Version] 15. Thank You for Sending Me an Angel ["Country Angel" Version]
イーノはヘッズのカラーを殺す事なく、エンジニアリングに徹しているようで、ちょっとした音響処理で貢献しているようです。Warning Signではイーノらしさが出ておりますが。このアルバムのハイライトは何と言ってもTake Me to the Riverです。アル・グリーンのカバー曲ですが、このアメリカらしい大陸的なスケールの曲を見事に自分達のものにしています。
Artists Onlyでは次回作に繋がるP-FUNKを工夫したような強力な作曲が成されております。この作風がこれからのトーキングヘッズの売りになります。続くI'm Not in Loveもこれからのヘッズの方向性を示すプロトタイプの様な曲です。Stay Hungryもそれに近いので、アナログ盤でいうB面ではこれからの方向性を向いた曲が並べられている事になります。そんな過渡期にあたるこのセカンドアルバムもある意味名作です。イーノのシンセの音色は涙が出るほど素晴らしいです。
1. Uh-Oh, Love Comes to Town 2. New Feeling 3. Tentative Decisions 4. Happy Day 5. Who Is It? 6. No Compassion 7. Book I Read 8. Don't Worry About the Government 9. First Week/Last Week...Carefree 10. Psycho Killer 11. Pulled Up 12. Love = Building on Fire 13. I Wish You Wouldn't Say That 14. Psycho Killer [Acoustic] 15. I Feel It in My Heart 16. Sugar on My Tongue
トーキングヘッズの特徴としては、アメリカらしいカントリーフレイヴァーがあり、デヴィッドバーンの文学青年風のセンスがテレヴィジョンをイメージさせ、そしてパンク以降のバンドらしい斬新なコードワークにあると思います。特にNew Feeling、Who Is It?、Book I Read、Pulled Upそして彼等の代表曲Psycho Killerに至ってはパンク以降の思考でしか作曲出来なかったであろう鋭利な感覚があります。
Don't Worry About the Governmentが一番トーキングヘッズらしいユーモラスな曲です。この一曲に尽きると思います。しかしフランス語をちりばめたPsycho Killerで大ブレイクする事になります。この曲のカッコ良さは見事です。そして名曲Pulled Up。このシリアスさとユーモラスさの両面を巧いバランスで見せていく事でここからトップグループまで登り詰めていくのです。その骨組みを赤裸々にさらけ出しているファーストはある意味傑作であります。
西島洋介 VS エヴァンゲリスタ・サイボーグ ミルコ・クロコップ VS ヴァンダレイ・シウバ アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ VS ジョシュ・バーネット セルゲイ・ハリトーノフ VS エメリヤーエンコ・アレキサンダー イ・テヒョン VS ヒカルド・モラエス 中村和裕 VS 中尾“KISS”芳広 マウリシオ・ショーグン VS ザ・スネーク ヒカルド・アローナ VS アリスター・オーフレイム ミルコ・クロコップ VS ジョシュ・バーネット