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[20061210]

Sings Raw Soul Sings Raw Soul
James Brown (1996/07/23)
Polygram Records
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ジェイムスブラウンはジャズ界で言えばマイルスデイヴィスのような存在になりました。ファンクというカテゴリーは非常に黒人的でありながら、それまで無かった新しい衝撃でした。ほとんどの黒人がファンキーな曲を真似するようになりました。いつしかファンクは黒人を代表する音楽の一つとなったのです。

1. Bring It Up (Hipster's Avenue)
2. Don't Be a Dropout
3. Till Then
4. Tell Me That You Love Me
5. Yours and Mine
6. Money Won't Change You, Pt. 1
7. Money Won't Change You, Pt. 2
8. Only You
9. Let Yourself Go
10. Nearness of You
11. Nobody Knows
12. Stone Fox

ファンクという新しい方法論はジェイムスブラウンの創造性を駆り立てるに充分なものでした。常にスタジオにこもり、アイデアを具体化する為にバンドはスタンバイしていました。ジェイムスブラウンが閃くと、メンバーは指示通り演奏する為の腕を磨いていなければなりませんでした。バックバンドもFamous Flamesから、いつしかJB'Sと名乗るようになり、新しい若者にもチャンスを与える事もありました。サックス奏者メイシオ・パーカーなどが有名所です。

エレクトリックを導入したマイルスのインスピレーションとなったのが、この頃のジェイムスブラウンが編み出したファンクのリズムの創り方でした。全ての黒人に影響を与えたと一ってもいいくらいの偉業であります。このアルバムではホーンの使い方が爽やかで明るい曲が多いです。当時一世を風靡していたオーティスレディングを意識したようなR&Bのジャンプアップな曲調印象的です。これも悪くありません。その為、スリーコードの曲も多いですが、ファンキーである事に間違いはありません。

James Brown Drunk
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[20061210]

Papa's Got a Brand New Bag Papa's Got a Brand New Bag
James Brown (2001/06/04)
Goldies
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ジェイムスブラウンにより生み出されたファンクの時代の始まりのが記録されたライブとスタジオ盤のベストアルバムになります。本来ならオリジナルアルバム、Papa's Got a Brand New Bag、I Got You (I Feel Good)、It's A Man's Man's Man's Worldといった歴史的な名盤が続くのですが、どれも廃盤のようです。よってこのファンクの始まりの息の代表曲を集めたこの作品を紹介して、この時代の熱狂を伝えたいと思います。

ディスク:1
1. Give It Up or Turnit a Loose {Intro} [Live]
2. It's Too Funky in Here [Live]
3. Doing It to Death [Live]
4. Try Me [Live]
5. Get on the Good Foot [Live]
6. Get up Offa That Thing [Live]
7. Hot Pants [Live]
8. I Got the Feelin' [Live]
9. Cold Sweat [Live]
10. I Can't Stand Myself (When You Touch Me) [Live]
11. Papa's Got a Brand New Bag [Live]
12. I Got You (I Feel Good) [Live]
13. Please, Please, Please [Live]
ディスク:2
1. Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine [Live]
2. Body Heat [Live]
3. Gonna Have a Funky Good Time (Doing It to Death) [Live]
4. Georgia on My Mind [Live]
5. It's a Man's Man's Man's World [Live]
6. Jam [Live]
ディスク:3
1. Bells
2. I Don't Mind
3. Just You and Me, Darling
4. Lost Someone
5. I Love You, Yes I Do
6. Come Over Here
7. Dancin' Little Thing
8. And I Do Just What I Want
9. So Long
10. Tell Me What You're Gonna Do
11. Love Don't Love Nobody
12. You Don't Have to Go

歴史の長い人ですから代表曲ばかり集めたボックスセットがお勧めではありますが、この新しいファンクという概念を紹介しなければなりません。リズム&ブルースのような8ビートは人間の生理的な部分に対して心地良いものなのですが、16ビートになると踊り出したくなるという魔法が隠されています。ファンクはこの16ビートへの脱皮みたいな儀式を経て存在します。ジェームスブラウンはバンドに対して完璧を押し付けます。彼の思いのままにならなければならないのです。

そこで、彼が考え出したドラムパターンを延々と刻み続けさせます。そこに印象的なベースラインが絡み、テンションが効いたギターカッティングをワンコードで鳴らせ続けます。そこにジェイムスブラウンがシャウトするように歌い出すのです。この新しい試みがファンクというジャンルの新しい音楽を生み出す事に鳴ったのです。その第一弾がPapa's Got a Brand New Bagなのです。それに続くCold Sweatもファンクの何たるかを伝える名曲です。16ビートの裏を絡ませる事で生まれる跳ねた感じが特徴と言えるでしょう。

そして何よりワンコードを強調するのは、演奏する時にポジションチェンジをしなくて済むからです。それによって、ステージでは踊ったり、アクションをつけて演奏する事が可能になる為です。エンターテイメントとして、ジェイムスブラウンは演奏者にもアクションを求めたのです。リズム感は黒人の専売特許です。ジャズのように頭を使わずとも、本能で演奏出来るワンコードというのは画期的な作曲法なのです。スリーコードの曲も多く残っていますが、ファンクを特徴づけるのがこのワンコードで完結するという方法です。白人の頭では思いつかない方法論です。

そしてこの時期のもう一つの代表曲It's a Man's Man's Man's World も忘れてはなりません。ソウルバラードの名曲です。これもあるからジェイムスブラウンなのです。黒い、実に黒い音楽であります。現在は黒人音楽も一般的になりましたが、これほど強烈に黒い音楽を貴方は受け止められるでしょうか。これ故曽我本来のブラックミュージックなのであります。

Papa's Got a Brand New Bag

Doing It to Death

Get on the Good Foot

Get up Offa That Thing

Cold Sweat

It's a Man's Man's Man's World

[20061210]

Out of Sight Out of Sight
James Brown (1996/07/23)
Polygram Records
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このアルバムに至るまでの何枚かのアルバムは廃盤のようで見つけられなかったので、このアルバムを紹介します。ここに至までにはShout and Shimmy、Prisoner of Love、Grits and Soulなどがあり、ライブ盤も多くあり、その代表がLive at the Apolloです。Live at the Apolloはありましたが、またの機会に。

1. Out of Sight
2. Come Rain or Come Shine
3. Good Rockin' Tonight
4. Till Then
5. Nature Boy
6. I Wanna Be Around
7. I Got You
8. Maybe the Last Time
9. Mona Lisa
10. I Loves You, Porgy
11. Only You
12. Somethin' Else

タイトルのOut of Sightでは既にファンクの原型が出来上がっています。それほどクールな作品です。そしてジェイムスブラウンの代表曲I Got YouはI Feel Good で有名な曲で、シーナ&ザロケッツもカバーしていた名曲です。これが一番盛り上がります。

他はスタンダードナンバーを例のごとくジェイムスブラウン節に料理しております。SOUL BROTHER NO.1の名に相応しいアルバムです。RCサクセションがブレイクした時、来日していたジェイムスブラウンに忌野清志郎がサインを求められ、TO SOUL BROTHER NO.1と書いて渡したら、ジェイムスブラウンがTO SOUL BROTHER NO.2と書いてお返ししてくれたそうです。それ以来、清志郎は俺の事をSOUL BROTHER NO.2と呼んでくれと言っていましたが、それ以降そういう呼び方はされておりませんでした。多分言った本人も忘れているのではないでしょうか。もしいつか清志郎に会う事があったらSOUL BROTHER NO.2と呼んであげて下さい。

Out of Sight

I Got You

[20061210]

シンク(紙) シンク(紙)
ジェームス・ブラウン (2003/08/06)
ユニバーサルインターナショナル
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ジェイムスブラウン初期の傑作アルバムになります。ブルースやゴスペルから波及したソウルミュージック、リズム&ブルースは8ビートですが、16ビートにしたロックンロールも同じ頃に派生しており、その代表的なリトルリチャードを意識したようなノリのいいリズム&ブルース色が強くなっています。ファンクを予感させる跳ねたリズムが印象的です。

1. Think
2. Good Good Lovin'
3. Wonder When You're Coming Home
4. I'll Go Crazy
5. This Old Heart
6. I Know It's True
7. Bewildered
8. I'll Never, Never Let You Go
9. You've Got the Power
10. If You Want Me
11. Baby, You're Right
12. So Long

タイトル曲Thinkでのホーンによるリフは、当時かなりかっこ良かったと思います。衝撃的だったかもしれません。I'll Go CrazyやI Know It's Trueでの3連ロッカバラード調の曲も得意としており、ジェイムスブラウンの実力をまざまざと魅せつけた名盤であります。

スタンダードナンバーも多く取り入れていますが、全てがジェイムスブラウンカラーに染まっています。ハードロックでは御馴染みのシャウトするとは、ジェイムスブラウンとリトルリチャードが生み出した唱法であり、ハードロックファンもジェイムスブラウンの歌を聴いて欲しいものです。黒いですが、これがロックの原点でもあります。

Think

I'll Go Crazy

[20061210]

Try Me! Try Me!
James Brown and His Famous Flames (1996/03/19)
Polygram
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Please Please Pleaseでデビューしたジェイムスブラウンでしたが、続くシングルTry Meがヒットしてようやくスターの道を歩む事になります。Try Meがヒットした為に、ファーストに収録されていたこの曲がタイトルになり、セカンドアルバムを発売いたしました。昔風の売り方ですね。

1. There Must Be a Reason
2. I Want You So Bad
3. Why Do You Do Me
4. Got to Cry
5. Strange Things Happen
6. Fine Old Foxy Self
7. Messing With the Blues
8. Try Me
9. It Was You
10. I've Got to Change
11. Can't Be the Same
12. It Hurts to Tell You
13. I Won't Plead No More
14. You're Mine, You're Mine
15. Gonna Try
16. Don't Let It Happen to Me

音楽的にはファーストの延長線上にあるもので、ソウルミュージックを歌うジェイムスブラウンの個性ははっきりと顕示されています。ミスターダイナマイトジェイムスブラウン。当時はこうした音楽は黒人に受けましたが、白人に認められるまでには長い道のりを歩む事になります。イギリスで黒人の音楽が受け入れられるようになっても、これほどのノリを再現出来る白人はおりません。黒人にしか、いやジェイムスブラウンにしか出せないグルーヴなのです。Try Meのような泣き節のソウルバラードもジェイムスブラウンの十八番の一つなのです。

Try Me

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