1. Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) 2. I'm Sick Y'all 3. Tennessee Waltz 4. Sweet Lorene 5. Try a Little Tenderness 6. Day Tripper 7. My Lover's Prayer 8. She Put the Hurt on Me 9. Ton of Joy 10. You're Still My Baby 11. Hawg for You 12. Love Have Mercy
Fa-Fa-Fa-Fa-Fa に始まりTry a Little Tendernessはカバーですが、素晴らしい内容になっています。ビートルズのDay Tripperもオーティスにかかればリズム&ブルースになってしまいます。男の優しさも悲しみもオーティスの歌には宿り、それが直流電力のようにストレートに心に響きます。
ガッガッガッガッタガッタ。英語も彼にかかれば音楽記号のようです。Booker T & the MG'sのプレイもシンプルながらカッコいいです。音楽にも幸福な時代がありました。それは悲しい結末の前の華やかな時代の音です。どうか言葉ではなく、この音楽を真っすぐに受け止めて頂きたい。人間の根源に訴えかけるような素晴らしい歌の数々を聞き逃さないで頂きたい。このアルバムにはその全てがあります。