大晦日はやっぱり
格闘技。
フジテレビの愚行にてプライドの放映はありませんでした。その為
K-1一本になりましたが、5時間半の長い放送となりました。昔の試合で時間稼ぎをしておりましたが、内容的には面白い試合が多かったです。
●金子 賢VS○アンディ・オロゴン
(判定3-0)
☆アンディがかなり力をつけてきていました。打撃に対応出来ない金子は寝技に希望を繋ぎますが、寝技でいいポジションをとりながらも決める事が出来ませんでした。クビ絞めのチャンスは沢山あったのに、勝ちかたを選んでいたのでしょうか。そんな余裕は捨てるべきでした。王者でも勝てる時に勝てる技で決めるのが闘うセオリーです。それが出来ないのであれば、やはり向いていないのかもしれません。
○永田克彦VS●勝村周一朗
(1R4分12秒 TKO)
☆永田克彦の打撃に進化が見られ、打ち勝ちました。
●石澤常光VS○金 泰泳
(1R2分48秒 KO)
☆金 泰泳のハイキックでノックアウト。
○所 英男VS●ホイラー・グレイシー
(判定3-0)
☆一番面白い、見応えのある試合でした。ほとんど互角の寝技対決でしたが、終始所が優勢に試合を運び判定勝ち。去年のホイスとの試合も判定なら勝っていたかもしれません。
●曙VS○ジャイアント・シルバ
(1R1分05秒 アームロック)
☆腕を決められた曙が秒殺されました。あまりにも不用心な曙です、勝てる相手はもういないのではないでしょうか。
○バダ・ハリVS●ニコラス・ペタス
(2R1分28秒 TKO)
☆割と紳士的に闘ったバダハリの攻撃に耐えられなくなりニコラスが降参しました。
○武蔵VS●ランディ・キム
(3R33秒 KO)
☆相手があまりにも弱かったので何とか勝てましたが、武蔵からは勝とうとする気持ちが全然伝わってきません。何を思ってリングに立っているのか疑問です。何度もあるチャンスを活かしきれず、最後にやっとパンチを決めてくれました。もう引退した方がいい。周りの誰かが言ってやれ!!
○セーム・シュルトVS●ピーター・グラハム
(判定 3-0)
☆GPでは強かったシュルトですが、なぜかそれ以外の試合では勝とうという気持ちが薄い。判定まで待たずとも決められる力は持っていると思う。決め技を決める集中力をもっと持って欲しい。
○須藤元気VS●ジャクソン・ページ
(1R3分05秒 三角絞め)
☆ジャクソンの速攻打撃をかいくぐり絞めました。須藤はこの試合を持って
格闘技を引退する事を表明。もう体が悲鳴をあげていたのでしょう。
○山本“KID”徳郁VS●イストバン・マヨロシュ
(1R3分46秒 KO)
☆元金メダリスト相手に組み負けない力強さを見せました。マヨロシュは打撃に打たれなれていなくて、戦意喪失しました。
○チェ・ホンマンVS●ボビー・オロゴン
(1R16秒 TKO)
☆ボビーが不用意に飛び込みましたが、掴まれ、パンチを浴びて秒殺TKO。もったいない試合でしたが、体格的に時間の問題だったかもしれません。
○魔裟斗VS●鈴木 悟
(2R2分22秒 KO)
☆予告通りキックの連発で、ローキックに耐えきれなくなった鈴木が3ダウン。しかしリーチのあるパンチは当たっていましたので、足をやられる前に速攻すればどうなるか分かりませんでした。
○秋山成勲VS●桜庭和志
(1R5分37秒 TKO)
☆打撃に集中した秋山に付き合ったばっかりに桜庭は連打を浴びてTKO。秋山の体が滑るとクレームを付けていましたが、どちらにしろ負けは負けです。力の差は歴然でした。桜庭のパンチドランカー症状はかなり進行しているようです。
結構楽しめる内容でしたが、やはりプライドを見れなかったのものたりません。あっと驚く放送局で配信されるのを待ちます。大晦日はやっぱり
格闘技です。裸が出たくらいで問題になるような歌番組は大人の見るものではありません!!