1. Long Hot Summer 2. Headstart for Happiness 3. Speak Like a Child 4. Long Hot Summer [Club Mix] 5. Paris Match 6. Mick's Up 7. Money-Go-Round
そして届けられたのがこのミニアルバムだったのです。内容はスローファンクなLong Hot Summer。ドラムマシーンのようなドラム音。シンセベースというジャムからかけ離れたサウンドでしたが、ロックばかり聴いていた連中にとっては新鮮だったのです。格好良くてオシャレでした。この手の音楽が渋谷のライブハウスに溢れ、渋谷系なる言葉さえも生み出しました。Headstart for Happinessはまだ生まれていなかったネオアコのような曲で、フレンチなアンニュイささえ感じさせます。Speak Like a Childはモータウン風のリズムの曲です。この手の曲が異色に感じるほどアダルトでオシャレなサウンドが支配しています。
Long Hot Summer [Club Mix]では生ドラムに生ベースでリミックスされています。Paris Matchはタイトルの通りフレンチのエスプリたっぷりの曲です。ドラマチックなアレンジで泣かせます。Mick's Upはミックタルボットの独壇場です。ブライアンオーガーの流れを汲むオルガニストであり、まだ生まれていないアシッドジャズを早くも創り出しています。Money-Go-Roundはへヴィーなファンクナンバーで、ポールウェラーの歌はジャムの時代と何ら変わっていない事を知れしめています。
C'est Chic 1. Chic Cheer 2. Le Freak 3. Savoir Faire 4. Happy Man 5. I Want Your Love 6. At Last I Am Free 7. Sometimes You Win 8. (Funny) Bone Risqu 1. Good Times 2. Warm Summer Night 3. My Feet Keep Dancing 4. My Forbidden Lover 5. Can't Stand to Love You 6. Will You Cry (When You Hear This Song) 7. What About Me
このバンドは歴史的にはさほど重要ではないのですが、当時学生だった私にとっては大変印象的なジャケットだったので紹介いたします。ウェットな唇にサクランボです。うぶな学生の私にとってはたまりません。当時はモントローズのJUNP ON ITとこのアルバムのジャケットにときめいていたのです。他にはスコーピオンズのヴァージンキラーというとんでもないジャケットもありましたが、こちらのジャケットの方が感じるものがあります。
1. Play That Funky Music 2. Lady Wants Your Money 3. 99 1/2 4. Don't Go Near the Water 5. Nowhere to Run 6. I Feel Sanctified 7. Hold On 8. Get It Up 9. What in the Funk Do You See
当時はブラックミュージックには興味が無かったのですが、このアルバムからPlay That Funky Musicがヒットします。その内忘れ去られていたのですが、その後映画の挿入歌に使われ、リヴァイバルヒットしているので、聴いた事がある人が多いのではないでしょうか。かなり黒いファンキーなサウンドですが、白人のバンドなのです。KCも黒人並みでしたが、この頃から白人でもファンキーな曲をプレイ出来る事が証明されていきます。Don't Go Near the Waterではドゥービーのようなアレンジが飛び出してくるので、やはり白人か、と思いますが、ボーカルがソウルフルなので黒人に聴こえるのです。
Play That Funky Musicだけではなく、どの曲も同じくらいのレヴェルで作られているので、アルバム賭しても楽しめます。何と言ってもジャケットが良いのですが、アナログ盤なら尚良いのですが。男子諸君ならこの唇に吸い付きたくなるとは思いませんか?私にとっては青春時代の記念すべきアルバムなのです。ドゥービーファンにもお勧めです。どちらかというとウェストコーストのハードロックバンド風なところもあります。
1. Ain't We Funkin' Now 2. So Won't You Stay 3. Blam!! 4. Rocket Countdown/Blastoff 5. Ride-O-Rocket 6. Mista' Cool 7. It's You Girl 8. Streetwave
Larry CarltonやDavid Fosterの他にスタッフやTOTOのメンバーなどがバックを固め、クィンシーのアレンジを見事に表現しています。Ain't We Funkin' NowやBlam!!でのファンキーな曲にこそ彼等の本領が発揮されており、これを生で見ちゃうと腰を抜かすほど凄い訳です。日本でもブラジョンフィーヴァーが巻き起る現象が分かっていただけると思います。シンセサイザーもスペイシーなテーマに見事にハマっております。