1. It's a Very Deep Sea 2. Story of Someone's Shoe 3. Changing of the Guard 4. Little Boy in a Castle (A) /A Dove Flew Down from the Elephant (B) 5. Garden of Eden: A Three Piece Suite: In the Beginning/The Gardener ... 6. Life at the Top Peoples Health Farm 7. Why I Went Missing 8. How She Threw It All Away 9. Iwasadoledadstoyboy 10. Confessions 1, 2, & 3 11. Confessions of a Pop-Group
静かなピアノ弾き語りのIt's a Very Deep Seaなどは以前もやっていたので違和感はありません。その美しさに浸れます。Story of Someone's Shoeではスィングルガールズのバックコーラスを入れ、新たな感覚を披露します。Changing of the GuardやGarden of Edenではビッグバンドジャズ風のアレンジにオーケストラという壮大な音楽にDCリーのボーカルという流れです。これ迄の作品から比べるとかなり暗く重たい雰囲気を持っています。
いかにも80年代らしいWhy I Went Missingは軽快でHow She Threw It All Awayもニューソウルライクな曲です。白人でこれだけのセンスを出せるというところが彼等の凄いところです。それでいてポップスとしても成り立っています。これ迄紹介してきたソウルミュージックも名曲が沢山ありましたが、それと同レヴェルでありながら現在進行形なサウンドに仕立てている所が捨ているカウンシルの最大の魅力であります。
最初の頃のノスタルジックでありながら新鮮だった感覚ではなく、この時代の音になっていた事が逆にファンを引かせてしまいました。何と言ってもミックタルボットの定番だったソロ作品が無いのが寂しい限りです。Right to Goでのストラトのハーフトーンを使ったカッティングやラップを入れたりと時代の音を入れている分つまらなく感じます。