1. Bad Case of Loving You (Doctor, Doctor) 2. Too Good to Be True 3. Can We Still Be Friends? 4. In Walks Love Again 5. Mean Old World 6. Love Stop 7. Jealous 8. Under Suspicion 9. Woman You're Wonderful 10. What's It Take? 11. Remember to Remember
Bad Case of Loving Youはロックンロールのカバーですが、これがビッグヒットとなります。Can We Still Be Friendsはトッドラングレンの名曲です。元々トッドもソウルからAOR的なコードワークで作曲していますが、それを曲本来が持つソウルフルな歌を歌う事により曲の本来の良さを活かしています。Mean Old Worldはアンディーフレイザーの曲です。アンディーはかなりソウルフルな曲を創りますが、ポールロジャースに似ているパーマーの歌は見事にハマっています。
1. Every Kinda People 2. Best of Both Worlds 3. Come Over 4. Where Can It Go? 5. Night People 6. Love Can Run Faster 7. You Overwhelm Me 8. You Really Got Me 9. You're Gonna Get What's Coming
ロックにもソウルフルな歌が存在します。パーマーにとってはロックも自分の音楽の一部となっているのでしょう。この辺りからロックよりな曲も手がけていきます。You're Gonna Get What's Comingはもろハードロックです。パワーステーションでカバーしたゲットイットオンのようなブギースタイルで、バックコーラスでデュランデュランといっているのは何かの予言でしょうか。ジャケットもパーマーしか映っていませんが、男物と女物の水着が脱ぎ捨てられているところが意味深です。お馴染みになったレゲエ調のBest of Both WorldsとLove Can Run Fasterもカッコイイ曲です。パンク以降に流行ったレゲエと同じ時代でもあり、これは時代にマッチしているのでしょうが、かなり洗練されていてポップスとしても優れた仕上がりです。
1. One Last Look 2. Keep in Touch 3. Man Smart (Woman Smarter) 4. Spanish Moon 5. Have Mercy 6. Gotta Get a Grip on You, Pt. II 7. What Can You Bring Me 8. Hard Head 9. Off the Bone 10. Some People Can Do What They
それは単なる黒人の真似事をしているのではなく、黒人のフィーリングをしっかりと吸収しながらも自分のものとしている自信の現れからではないでしょうか。ハードロックバンド、フリーのポールロジャースとアンディーフレイザーのコンビネーションがもっとうまくいき、長く続いていたならば、きっとこんな音楽を作っていたのではないかと想像させるグルーヴが溢れています。Gotta Get a Grip on Youではパーラメントのバニーウォーレルのような素っ頓狂なシンセ音を使ったりとP-FUNKのパロディーのようです。実に幅の広い内容です。タイトル曲Some People Can Do What Theyの何とカッコイイ事か。これがこの時代にヒットしてなかった事が不思議なくらいです。
1. Give Me an Inch 2. Work to Make It Work 3. Back in My Arms 4. Riverboat 5. Pressure Drop 6. Here With You Tonight 7. Trouble 8. Fine Time 9. Which of Us Is the Fool