1. Rainbow Children 2. Muse 2 the Pharaoh 3. Digital Garden 4. Work, Pt. 1 5. Everywhere 6. Sensual Everafter 7. Mellow 8. 1+1+1 Is 3 9. Deconstruction 10. Wedding Feast 11. She Loves Me 4 Me 12. Family Name 13. Everlasting Now 14. Last December
これまでの肉感的な音楽から精神性を反映した音楽へとシフトしており、名前をシンボルマークからプリンスへと戻しております。名前のこだわりをもっと無くしたのでしょうか。明らかにプリンスは変わりました。Digital Gardenではガムランとグランジなどが混沌としており、Work, Pt. 1ではリズム&ブルースでやっとプリンスらしい曲になります。ゴスペル調のEverywhereでの躍動感はこれまでのプリンスには無かったものです。Last Decemberのドラマティックな展開は得意なものです。
1. Rave Un2 the Joy Fantastic 2. Undisputed 3. Greatest Romance Ever Sold 4. Segue 5. Hot Wit U 6. Tangerine 7. So Far, So Pleased 8. Sun, the Moon and Stars 9. Everyday Is a Winding Road 10. Segue 11. Man of War 12. Baby Knows 13. I Love U, But I Don't Trust U Anymore 14. Silly Game 15. Strange But True 16. Wherever U Go, Whatever U Do
Rave Un2 the Joy Fantasticからロック的なファンクがカッコイイ事。さすがプリンスと思いましたが、1999年、20世紀最後のアルバムがこれでいいのか、と思いました。彼にとっては流行などどうでもいいことなのか。ポップな内容ではありますが明らかに古くさい。So Far, So Pleasedなど昔ならヒット間違い無しの曲もありますが、あくまでもマイペースを貫いております。隠しトラックが2曲用意されており、そこにはメイシオパーカーのプレイが聴けます。
1. Rest of My Life 2. It's About That Walk 3. She Spoke 2 Me [Extended Remix] 4. 5 Women 5. When the Lights Go Down 6. My Little Pill 7. There Is Lonely 8. Old Friends 4 Sale 9. Sarah 10. Extraordinary
NEW POWER GENERATION名義のアルバムですが、プリンスが中心になって創られたバンドサウンドになっています。シンボルですが、プリンス名義による作品のようなストイックさは無く、ファンクを楽しんで演奏している為、バンド名義にしているのではないかと思われます。
1. New Power Soul 2. Mad Sex 3. Until U're in My Arms Again 4. When You Love Somebody 5. Shoo-Bed-Ooh 6. Push It Up 7. Freaks on This Side 8. Come On 9. One 10. I Like Funky Music 隠しトラック.Wasted kisses
ワーナーの束縛から逃れたため、自由に表現出来る環境が整ったのでしょうが、これほどマイペースな作品をだされると面食らってしまいます。When You Love Somebodyはまるでマイケルジャクソンのようです。バンドとしてのバランスが程よく出ており、個としてのプリンスは目立っていませんが、明らかにプリンスの音楽ではあります。
ブラックアルバムのようなパーティー向けのファンクかもしれません。Push It Upではラリーグラハムのボーカルが聴けます。プリンスはスライのファンであり、この時期からラリーグラハムをベーシストとしてバンドに招いています。後ジェイムスブラウン、パーラメントにいたメイシオパーカーも招かれ、プリンスのバックは熟練によって固められていきます。49曲目にある隠しトラックWasted kissesがまたカッコイイ。肩の力が抜けたこういうプリンスも又いい。
1回戦 小比類巻貴之 VS アンディーオロゴン○ HAYATO VS TATSUJI○ ○尾崎圭司 VS 宍戸大樹 ○佐藤嘉洋 VS 白須康仁
スペシャルマッチ アルバート・クラウスVSムラット・ディレッキー ○ ツグト・アマラ○ブアカーオ VS
準決勝 VS TATSUJI○ ○佐藤嘉洋 VS尾崎圭司
決勝 ○佐藤嘉洋 VS TATSUJI
1回戦はダウンをとったりしますが、どれも判定決着。小比類巻貴之が思ったより動きが悪く、というか、アンディーオロゴンが結構全戦したため、延長の末アンディーオロゴンがダウンを奪い勝ちました。小比類は負傷のママ出場していたそうです。HAYATO VS TATSUJIは一番の打ち合いを見せましたが、HAYATOはダウンを奪えるだけのパンチ力が無く、善戦しましたが負けました。佐藤嘉洋 VS 白須康仁はなぜかファイナルラウンドしかめせませんでしたが、佐藤嘉洋のいつもの攻めで判定勝ち。
ディスク:1 1. Jam of the Year 2. Right Back Here in My Arms 3. Somebody's Somebody 4. Get Yo Groove On 5. Courtin' Time 6. Betcha by Golly, Wow 7. We Gets Up 8. White Mansion 9. Damned If I Do 10. I Can't Make U Love Me 11. Mr. Happy 12. In This Bed I Scream ディスク:2 1. Sex in the Summer 2. One Kiss at a Time 3. Soul Sanctuary 4. Emale 5. Curious Child 6. Dreamin' About U 7. Joint 2 Joint 8. Holy River 9. Let's Have a Baby 10. Saviour 11. Plan 12. Friend, Lover, Sister, Mother/Wife ディスク:3 1. Slave 2. New World 3. Human Body 4. Face Down 5. La-La (Means I Love You) 6. Style 7. Sleep Around 8. Da, Da, Da 9. My Computer 10. One of Us 11. Love We Make 12. Emancipation
1. Chaos and Disorder 2. I Like It There 3. Dinner With Delores 4. Same December 5. Right the Wrong 6. Zannalee 7. I Rock, Therefore I Am 8. Into the Light 9. I Will 10. Dig U Better Dead 11. Had U
曲のストックが山積みのプリンスだから成せる技ですが、力を抜いているのかもしれませんが、曲の出来はいいです。Dinner With Deloresなどはシングルヒットしそうですし、ラフと言っても手を抜いている訳ではないようです。自分の作品として出す訳ですから聴くに耐えうる作品ばかりです。ロックンロールアルバムとしてはかなりの出来映えではないでしょうか。こんなカッコイイロックンロールは久しく聴いておりません。
1. P Control 2. NPG Operator 3. Endorphinmachine 4. Shhh 5. We March 6. NPG Operator 7. Most Beautiful Girl in the World 8. Dolphin 9. NPG Operator 10. Now 11. NPG Operator 12. 319 13. NPG Operator 14. Shy 15. Billy Jack Bitch 16. I Hate U 17. NPG Operator 18. Gold
Shhhでのドラマティックな展開。We Marchではサンプリングドラムが使われ、時代のテクノロジーは使えこなせる事を証明しながらも我が道を行くニューファンク。Most Beautiful Girl in the Worldはヒットシングルのアルバムバージョン。Dolphinはそれに負けないくらいのポップでシングル向けの曲です。Shyでのアコースティックなアレンジの多彩さ。
Most Beautiful Girl in the Worldという新曲の為の身にアルバムです。 Most Beautiful Girl in the Worldを7通りのアレンジで聴かせています。リミックスではなく、全て別の曲のように演奏しています。ペイズリーパークレーベルはこの時点でワーナーを離れ、インディーで新しく創設したNPGレーベルから出されています。しかしプリンス自身はまだワーナーとの契約が残っており、副社長にまでなっています。しかしワーナーとは相変わらず険悪な中のようです。
1. Beautiful 2. Staxoway 3. Mustang Mix 4. Flutestramental 5. Sexy Staxaphone and Guitar 6. Mustang Instrumental 7. Most Beautiful Girl in the World
1. My Name Is Prince 2. Sexy M.F. 3. Love 2 the 9's 4. Morning Papers 5. Max 6. Blue Light 7. I Wanna Melt With U 8. Sweet Baby 9. Continental 10. Damn U 11. Arrogance 12. Flow 13. 7 14. And God Created Woman 15. 3 Chains O' Gold 16. Sacrifice of Victor
My Name Is Princeにおいてあくまでも自分をプリンスと歌いながらも、この名前への決別を宣言しております。このアルバムで一番気に入っているのがSexy M.F.です。もろジェイムスブラウン流のファンクをやるというのはプリンスでは珍しく、ここまであからさまなファンクの提示は逆に爽快ですらあります。このアルバムからはヒット曲が無いので認知度は低いアルバムです。名前がマークになったという事だけが報道されており、音楽性は一般には伝わっていません。
攻撃的ですらあるファンクの嵐が1時間以上も収められており、Morning Papersのようなポップな曲でのインターバルはありますが、常にプリンスから犯され続けているような気分にすらなります。Blue Lightでは珍しくトロピカルなレゲエ聴かせてくれます。時代の枠組みからは外れてしまいましたが、プリンスサウンドは益々充実していっているのが分かります。ブラックアルバム関連で欲求不満になった方々には大変満足出来る内容だと思います。思いっきりファンクに浸かりながらポップ性は程よく加味されています。3 Chains O' Goldではドラマチックな展開が全盛期を彷彿とさせます。隠れた名盤です。
1. Thunder 2. Daddy Pop 3. Diamonds and Pearls 4. Cream 5. Strollin' 6. Willing and Able 7. Gett Off 8. Walk Don't Walk 9. Jughead 10. Money Don't Matter 2 Night 11. Push 12. Insatiable 13. Live 4 Love
発売当初とはジャケットが違っておりますが、Diamonds and PearlsとCreamという良質のシングルヒットを出していますが、以前に比べるとシリアスなくらい生真面目な印象があります。良い曲ではありますが、遊び心が無くなっているのでその分売り上げにも響いてきます。それでも良質な音楽を提供しようとする姿勢は評価したいです。
バットマンの後は自身が制作した映画のサントラとなります。相変わらずのB級映画なのですが、今回は新しいバンドNew Power Generationのお披露目的な作品です。アナログ盤では2枚組でしたが、既にCDに以降の時期であり、CDでは1枚組で1時間以上もあるボリュームです。
1. Can't Stop This Feeling I Got 2. New Power Generation 3. Release It 4. Question of U 5. Elephants and Flowers 6. Round and Round 7. We Can Funk 8. Joy in Repetition 9. Love Machine 10. Tick, Tick, Bang 11. Shake! 12. Thieves in the Temple 13. Latest Fashion 14. Melody Cool 15. Still Would Stand All Time 16. Graffiti Bridge 17. New Power Generation, Pt. 2
プリンスファミリー総出演でRelease It、Love Machine、Shake!、Latest FashionはTIMEのパフォーマンスです。We Can FunkではP-FUNKの総帥ジョージクリントンと共演。Round and Roundはデヴィンキャンベル、Melody Coolはメイヴィスステイプルスが演奏しています。楽曲はどれも粒揃いで良く出来ているのですが、全盛期のような強烈なイメージを持った飛び抜けた曲が無い為地味な印象を受けてしまいます。しかし、アルバムとしては良く出来た作品です。
Round and RoundとThieves in the Templeのヒットを出しており、プリンスの潜在ぶりが伺えた作品ですが、この頃から時代をリードするというより、プリンスサウンドをマイペースに追求するようになります。作品を出すごとに注目をされますが、時代は確実に新しい流れに移っておりました。ファンを満足させられる作品は出してくれるのですが、世間を動かすカリスマ性は確実に失われていきます。しかし、このアルバムは流行を気にしなければ充分通用するレベルを超えており、実力が無くなった訳ではない事を証明しております。
私にとってはサインオザタイム以来のヒット作です。Batdanceのプロモをパロディーにしたとんねるずにも腹を抱えて笑いました。Arms of Orionはシーナイーストンとのデュエットによるバラードです。普通の曲もありますが、作品としての質も高く、サントラとしてではなく、プリンスの作品の中でもベストな作品の一つだと捉えております。私がプリンスに求めているのはこれだけハチャメチャにやってもカッコイイファンクなのであります。Scandalousでは父親との共作も果たしております。
Dance Onのように変則的なリズムを使っても,以前のようなアヴァンギャルドな感覚は感じられません。原因はニューパワーゼネレーションの込まれた演奏の為でしょうか。ステージで魅せるようなエンターティナーとしてのプリンスが音楽の上にも現れており、私的な妖しさが感じられません。When 2 R in Loveはブラックアルバムにも入っていたバラードです。つまり同時期に録音されていたのですね。表と裏という存在のアルバムだったのでしょうが、ミックスして出していればもっと違ったものになっていたでしょうに。この後からプリンスはマイペースなくらいの創作活動を続けていく事になります。