Dance Onのように変則的なリズムを使っても,以前のようなアヴァンギャルドな感覚は感じられません。原因はニューパワーゼネレーションの込まれた演奏の為でしょうか。ステージで魅せるようなエンターティナーとしてのプリンスが音楽の上にも現れており、私的な妖しさが感じられません。When 2 R in Loveはブラックアルバムにも入っていたバラードです。つまり同時期に録音されていたのですね。表と裏という存在のアルバムだったのでしょうが、ミックスして出していればもっと違ったものになっていたでしょうに。この後からプリンスはマイペースなくらいの創作活動を続けていく事になります。