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[20070204]

EmancipationEmancipation
(1996/11/19)
Prince

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ワーナーと決別してわずか4ヶ月で出された3枚組アルバムです。1枚がジャスト60分の3枚というこだわりようで、ワーナーとの契約が解消するのを待って出し惜しみしていたようです。かといって古い曲ではないようで、プリンスが提唱するニューファンクの集まりのような作品です。前作がロックンロールばかりだったので、ニューファンクな曲は新しい自身のインディーレコードNPGの為にとっておいたようです。日本ではEMIから出されています。このいざこざによりワーナー時代のプリンスのCDが一時入手出来ないという事態まで起こりました。

ディスク:1
1. Jam of the Year
2. Right Back Here in My Arms
3. Somebody's Somebody
4. Get Yo Groove On
5. Courtin' Time
6. Betcha by Golly, Wow
7. We Gets Up
8. White Mansion
9. Damned If I Do
10. I Can't Make U Love Me
11. Mr. Happy
12. In This Bed I Scream
ディスク:2
1. Sex in the Summer
2. One Kiss at a Time
3. Soul Sanctuary
4. Emale
5. Curious Child
6. Dreamin' About U
7. Joint 2 Joint
8. Holy River
9. Let's Have a Baby
10. Saviour
11. Plan
12. Friend, Lover, Sister, Mother/Wife
ディスク:3
1. Slave
2. New World
3. Human Body
4. Face Down
5. La-La (Means I Love You)
6. Style
7. Sleep Around
8. Da, Da, Da
9. My Computer
10. One of Us
11. Love We Make
12. Emancipation

COMEもそうでしたが、この時期のバンドは熟練した演奏を聴かせてくれるので、以前のようなロック的な印象より成熟したアダルトなフュージュン系のファンクの印象があります。これがニューファンクなのでしょうか。3枚組ですがヒット曲が無い為中心となる曲がありません。どれもが同じ水準で完成されており。プリンス流ブラックコンテンポラリー集といった印象です。

ニューファンクと言っても、後に続くものはおらず、時代は明確にプリンスとは違う方向へと進んでいました。それでもプリンスはこの道を進んでいくのです。流行の音を創ろうと思えば出来るのですが、彼が目指していたものは最初から明確なようで、これまでは時代にも接触しながら表現していましたが、自由に創作活動出来るようになってからは、完全に我が道を進んでいきます。その分前衛的な部分は薄らぎますが、確固たる信念が彼を現在に至るまでその活動を支えているようです。このアルバムを受け入れられるかどうかで、この後もプリンスを追いかけていくべきかが判断出来ます。ファンにとっては踏み絵のようなアルバムです。

Somebody's Somebody

Betcha by Golly, Wow

White Mansion

I Can't Make U Love Me

Dreamin' About U

Holy River

Human Body

Face Down

Emancipation
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[20070204]

Chaos and Disorder Chaos and Disorder
Prince (1996/07/09)
Warner Bros.
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ワーナーとの契約が後1枚残っており、それを解消する為に出されたアルバムです。2日間でライブレコーディングされたものをアルバムとして編集してあり、緻密な作品創りが目立つプリンスですが、かなりラフなロックンロールアルバムになっています。

1. Chaos and Disorder
2. I Like It There
3. Dinner With Delores
4. Same December
5. Right the Wrong
6. Zannalee
7. I Rock, Therefore I Am
8. Into the Light
9. I Will
10. Dig U Better Dead
11. Had U

曲のストックが山積みのプリンスだから成せる技ですが、力を抜いているのかもしれませんが、曲の出来はいいです。Dinner With Deloresなどはシングルヒットしそうですし、ラフと言っても手を抜いている訳ではないようです。自分の作品として出す訳ですから聴くに耐えうる作品ばかりです。ロックンロールアルバムとしてはかなりの出来映えではないでしょうか。こんなカッコイイロックンロールは久しく聴いておりません。

このような作品をいとも簡単に出せるプリンスは、やはりただ者ではありませんが、ワーナーから離れた事が果たして正解だったのかというと分からない部分があります。プリンスはそれで気が済んだようですが、ファンとしてはワーナー時代以上の作品にはお目にかかっていないからです。しかし、ロックンロールだけでもプリンスを感じさせるこの器用さは何なんでしょう。エンドロフィンマシーンやパープルレインのような音が好きな人にはお勧めの作品です。

I Like It There

Into the Light/I Will

[20070204]

Gold Experience Gold Experience
Prince (1995/09/26)
Warner Bros./NPG
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プリンスの最高傑作はこのアルバムだと思っております。モストビューティフルが入ったアルバムが続けざまに出されました。Ccmeでプリンスという名前を葬り去り、心機一転、再びシンボルマークとしての自信の一撃であります。売り上げ的には全盛期には及びませんが、内容的には全盛期を遥かに凌駕した大名盤なのであります。

1. P Control
2. NPG Operator
3. Endorphinmachine
4. Shhh
5. We March
6. NPG Operator
7. Most Beautiful Girl in the World
8. Dolphin
9. NPG Operator
10. Now
11. NPG Operator
12. 319
13. NPG Operator
14. Shy
15. Billy Jack Bitch
16. I Hate U
17. NPG Operator
18. Gold

NPG Operatorというオペレーションを入れる事によりコンセプトアルバム的な性格を持たせています。何と言っても全曲完成度が高く、どれもが質が高い作品で全て聞き終わった時には大満足のオルガズムスを迎えます。P Controlはラップ的な歌い方ですが、マンネリ気味の普通のラップとは違い、表情豊かに歌っております。Endorphinmachineは今やプリンスの曲の中では一番有名な曲ではないでしょうか。K-1のテーマ曲に使われ、試合の度に聴く事が出来ます。この曲のユニークなところは、演奏はハードロックのアレンジなのです。8ビート気味のスタンスの長いドラムパターン。こんなドラムパターンを使う黒人ミュージシャンはかつていませんでした。そして歌はファンク的な載せ方なので、ファンクとしても通用するというプリンスにしか成しえない構成の曲なのです。クォーターチョーキング気味のギターリフ。日本ではあまりにも有名な曲です。

Shhhでのドラマティックな展開。We Marchではサンプリングドラムが使われ、時代のテクノロジーは使えこなせる事を証明しながらも我が道を行くニューファンク。Most Beautiful Girl in the Worldはヒットシングルのアルバムバージョン。Dolphinはそれに負けないくらいのポップでシングル向けの曲です。Shyでのアコースティックなアレンジの多彩さ。

素晴らしい曲ばかりですがハイライトはタイトル曲のGoldです。これもK-1のエンディング曲に使われている名曲であります。K-1スタッフはよほどこのアルバムが気に入ったようです。SRSのエンディングにも使われています。この曲はパープルレイン以来のしつこいエンディングで大円団を迎えます。これほど大袈裟に創る事が出来るだけの曲の良さがあるのです。エンディングの大盛り上がりを嫌み無く受け入れられ、このアルバムに出会えた事の喜びを感じながら幸福のうちに聴き終わる事が出来ます。このアルバムを超える作品は現在のところ出されておりません。これぞプリンスの最高傑作であり、大名盤なのです。ゴールドという栄冠を与えられるに相応しいアルバムです。

P Control
⇒ 続きを読む

[20070204]

Come Come
Prince (1994/08/16)
Paisley Park
この商品の詳細を見る


プリンスのアルバムの中では一番の問題作ではないでしょうか。モストビューティフルが入ったアルバムが出されると思っていたら届いたのがこのアルバムでした。なぜ急にこのアルバムがリリースされたかというと、ワーナーとの契約でプリンス名義で後1枚アルバムを出さなければならないからでした。既にシンボルマーク化されていたのですが、プリンス名義で乗らすとアルバムとして、墓碑のような作品になっています。1958~1993までと書かれている通り、これが発売された1994年には過去の人となっているようになっています。実際には最近またプリンス名義に戻っております。

1. Come
2. Space
3. Pheromone
4. Loose!
5. Papa
6. Race
7. Dark
8. Solo
9. Letitgo
10. Orgasm

このアルバムの一番のハイライトであるOrgasmではセックス行為そのものを音楽にしています。ステージでは行為そのものをパフォーマンスしますが、音楽として表現しています。しかし、プリンスの曲はどれもセックスに向いているリズムで創られており、ここに始まった事ではありませんが。試しにプリンスの曲をかけながら行為に至って見て下さい。とてもハマってしまいます。

曲のタイトルだけを捉えると、プリンスはCOMEでこの地上に現れ、最後はOrgasmに達して召されたと受け取れます。プリンスとは人間の性そのものであったというような捉え方が出来るのです。音楽的には、当時やたらとニューファンクという事を口走っており、新しいファンクの形を追求していたようです。これまでも充分新しかったのですが、ここではさらに成熟したファンクが聴けます。ジャズ的な要素も加わり、アダルトなファンクという印象があります。Loose!では凶暴な攻撃性も魅せます。

Papaでは幼児虐待が歌われております、プリンスの幼児体験なのでしょうか。モストビューティフルの後なのでポップなアルバムが届くと思っていた時にこのアルバムは衝撃的でした。しかし音楽的には申し分無くかなりの完成度を持っています。この路線を進んでも良かったでは無いかとも思います。そうすれば唯一無二の存在を益々深められたと思います。Orgasmで耳を塞ぐようではロックを聴く資格はありません。向き合うべきものには真摯に向き合いましょう。

Space

Letitgo

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