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[20070211]

Provision Provision
Scritti Politti (1991/08/01)
Virgin
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歴史的名盤の前作の延長線上にある作品ですが、今回は生演奏による編集による構築になっており、マーカスミラーが活躍しています。マーカスミラーは当時同じようなサウンドの作品ばかり創っており、今聴くとかなり古くさく感じます。前作は色褪せていませんが、このアルバムは生演奏のせいなのか時代を感じます。

1. Boom! There She Was
2. Overnite
3. First Boy in This Town (Lovesick)
4. All That We Are
5. Best Thing Ever
6. Oh Patti (Don't Feel Sorry for Loverboy)
7. Bam Salute
8. Sugar and Spice
9. Philosophy Now
10. Oh Patti [Extended]
11. Boom! There She Was [Dub]

Boom! There She WasとSugar and Spiceではロジャーがトーキングモジュレーターで参加しており、Oh Patti では大御所マイルスデイヴィスが参加しています、マイルスはエレクトリック化してリズムを追求していましたが、スクポリのリズムを大変気に入り、パーフェクトウェイをカバーしたりしており、強い要望でトランペットを吹いています。マイルスのような大御所が新人のアルバムに参加したがるというのは前代未聞です。

全体的なサウンドプロダクションは前作で完成させたサウンドを再現しておりますが、こちらの方がポップな曲が多いです。その為ロックファンには前作の方が良いのですが、ポップスファンにはこちらの方が人気があります。デリケートなグリーンのボーカルは当時のエレクトリックポップやネオアコとも共通する雰囲気もあり、時代の寵児となったのですが、作品創りはマイペースで3年おきに出したりとか、解散していたと思っていたら突然11年ぶりに新作が出たりと、時代をどうこうしようという野心は無いようです。ここで聴かれるアレンジは80年代でこそ有用だったのですが、ここから発展させたアレンジであれば現在でも充分通用するでしょう。

Boom! There She Was

First Boy in This Town
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[20070211]

Cupid & Psyche 85 Cupid & Psyche 85
Scritti Politti (1990/10/25)
Warner Bros.
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スクリッティポリッティの出世作であり、歴史的な名盤でもあります。80年代に入ってゲートリバーヴサウンドやサンプラー音源などが出てきましたが、それらの音源をもっとシンプルにしかも立体的に構築して同時発音数を減らしながらも様々な音色が出て来るというミラクルを生み出しています。

1. Word Girl (Flesh and Blood)
2. Small Talk
3. Absolute
4. Little Knowledge
5. Don't Work That Hard
6. Perfect Way
7. Lover to Fall
8. Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)
9. Hypnotize
10. Flesh & Blood
11. Absolute [Version]
12. Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin) [Version]
13. Hypnotize [Version]

バンドメンバーが去り一人となったグリーンがニューヨークに出かけ、生のヒップホップを体験。そしてチャカカーンなどで有名なアリフマーディンをプロデューサーに向かえ創られた名作です。アレサフランクリンに捧げられたWood Beez、Hypnotize、Absoluteと先攻シングルでヒットを飛ばし、レゲエ調のWord Girl、Small Talkと名曲揃いです。捨て曲が無く、そして革新的なアレンジメント、申し分の無い名盤なのです。

シックなどからの影響もあるようで、書く楽器のパートを分解して発音させる事により休符を活かしながらも隙間を埋める立体的なアレンジは、その後の80年代を代表するサウンドとなりました。しかし現在これをやると使い古されたレトロな感覚になってしまいます。あくまでもこの時代での最先端だったのですが、このアルバムは曲がいいので現在聴いても充分通用する内容なのが凄いです。シンセの音色やミックスの仕方などからテクノ系やジャズ系にも影響を与えPerfect Wayはマイルスデイヴィスにカバーされています。

ノイズゲートの使い方が絶妙で、スタッカート気味に残響音をカットしますので、非常にリズミカルになります。楽器はパートを分担するという役目になり、生演奏をサンプラーで打ち込みするというヒップホップ的な発想が見事なアンサンブルになっています。これほどサンプラーっぽさを感じさせずにミックスさせる事も出来るのに、時代はサンプラーくささがあるアレンジを好むようになり、90年代は違う方向性へと進む事になります。しかし、ここで聴かれるアレンジ法は現在でも作曲の参考になるものばかりで、作曲をされる人には必ず聴いていただきたいアルバムです。

Word Girl

Absolute

Perfect Way

Wood Beez

[20070211]

Songs to Remember Songs to Remember
Scritti Politti (2001/10/15)
Virgin
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又ブリティッシュブルーアイドソウルに戻ります。80年代を代表するアレンジを確立したスクリッティポリッティのファーストアルバムです。このアルバムではまだその音は確立されておりません。ポストパンク的な位置からのスタートだったのですが、中心人物のグリーンガートサイドのファルセット気味の中性的なボーカルとソウルへの敬愛からなる音楽は既にでています。

1. Asylums in Jerusalem
2. Slow Soul
3. Jacques Derrida
4. Lions After Slumber
5. Faithless
6. Sex
7. Rock-A-Boy Blue
8. Gettin', Havin' and Holdin'
9. Sweetest Girl

まだ彼らの音が確立されていない為に定まらない部分もありますが、ブリットポップとして聴くと結構面白い作品です。ソウルフルでありながら英国特有のフォーキーなエッセンスもあるのです。Asylums in Jerusalemなどを聴いているとまるでテープを早回しにしているかのようなグリーンの高い声です。ボーイジョージのような歌い方で女性には人気があったようですが、男のロックファンには見向きもされていなかった時期です。Sexでのエレクトリックファンクはカッコいいです。ニューロマンティック的ですが、ファッション的にそのくくりには入りませんでした。

トーキングモジュレーターをつかったりとか、レゲエフレイヴァーだったり、スラップベースを使ったりと、雰囲気的にはソウルファンクを出していますが、どこかひねくれているメロディーが英国的で中途半端です。バンドメンバーも流動的で安定していなかったのですが、この雑多な雰囲気を洗練させてこの後成功へと繋がっていくのでした。

Sweetest Girl/Madness

Scritti Politti - Interview

[20070211]

3121 3121
Prince (2006/03/21)
Universal
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プリンスの新譜を買っても、以前のような新しい驚きがなくなって久しい。それでも新譜がでる度に気になって買ってしまうのです。この時期にどんな音を出すのかが注目なのですが、今回も新しい事はやっていません。それでも彼が目指したニューファンクの完成に向けて吹っ切れたように、以前のようなアヴァンギャルド性も加わり、思いっきり創造しまくっています。

1. 3121
2. Lolita
3. Te Amo Corazon
4. Black Sweat
5. Incense and Candles
6. Love
7. Satisfied
8. Fury
9. The Word
10. Beautiful, Loved & Blessed
11. The Dance
12. Get On The Boat

肉感的な部分をそぎ落とし精神的な音楽を創ったり、演奏に熟練の域を感じさせたりしておりましたが、ここにきてやっと男を取り戻したのかエロい殿下が全開です。公私共にせわしなかった90年代。やっとここにきて本当の自由を手に入れられたのでしょうか。NPGからメジャーレーベルを介して発売する事により売り上げ的にも回復し、成熟しても尚攻撃的であるとは大したものです。

生ドラムも打ち込みも全面に音がでておりますが、所謂クラブでかけられるのとは違うミックスにしています。これがプリンスのこだわりなのでしょう。Furyはまるでストーンズのような曲で格好いいですし、ラテン系もあったりと表情豊かでありながらも気負っていないところがベテランらしいところです。それでいて20代のような腰使いです。

エアロスミスなんかはドラッグをやめてから若い頃以上に精力的になりましたが、プリンスがドラッグをやっていたのかどうかは謎です。やっていないようなイメージもあり、やっていないのにこんな音楽が創れるのかという疑問もあります。どちらにしてもこれほどの作品を現在進行形で出していただけるのですから関係ありませんが、もしかするとこの先、プリンスは新しい音楽の形を又提示してくれるという希望の持てる内容です。このまま揺るぎない創作活動を期待いたします。

3121

Lolita

Te Amo Corazon

Black Sweat

Incense and Candles

Fury

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