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[20070217]

Terence Trent d'Arby's Symphony or Damn Terence Trent d'Arby's Symphony or Damn
Terence Trent d'Arby (2001/02/12)
Columbia
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前作で魅せた独創的な音楽性をより突き進めたサードアルバムです。しかし、こちらではもっと分かり易くまとめております。かなりロック色が強く、彼にとってはブラックミュージックイコール自身の音楽性ではないようです。90年代を過ぎておりますので、デジタルロック的なアレンジがあるのも特徴でしょうか。

1. Welcome to My Monasteryo
2. She Kissed Me
3. Do You Love Me Like You Say?
4. Baby Let Me Share My Love
5. Delicate
6. Neon Messiah
7. Penelope Please
8. Wet Your Lips
9. Turn the Page
10. Castilian Blue
11. T.I.T.S. /F&J
12. Are You Happy?
13. Succumb to Me
14. I Still Love You
15. Seasons
16. Let Her Down Easy

巷ではプリンスへの対抗意識によるものだとされている部分もありますが、これほど黒人音楽にこだわらない姿勢は彼のアイデンティティによるものではないでしょうか。Neon Messiahではタワーオブパワーを起用し、T.I.T.S. /F&Jではハーヴィーメイソンを器用するなど豪華顔ぶれを単曲だけで使う贅沢ぶりです。Turn the Pageが終わると、アナログ盤の面を入れ替えるSEを挟むところがありますが、この手のものは以外にも少ないので珍しい手法です。

前作での変貌はあまりにも強引過ぎた印象ですが、このアルバムのようにバランス良く表現されるとかなり分かり易くなります。ソングライターとしても申し分無く、かなり良い出来です。しかし、この音楽と比較出来るものが巷には無く、ダービー特有の音楽性として捉えるべきです。ただ世界を巻き込んでの広がりを起こせず、そのオリジナリティーは人知れず存在しているようにも思えます。それほどポップとアヴァンギャルドのバランスが良く、問題視される必要性すらもない有様です。つまり理屈抜きでも楽しめるアルバムという事です。

She Kissed Me

Do You Love Me Like You Say?

Delicate

Neon Messiah

Wet Your Lips

Turn the Page

T.I.T.S. /F&J

Succumb to Me

I Still Love You

Let Her Down Easy
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[20070217]

Neither Fish nor Flesh Neither Fish nor Flesh
Terence Trent d'Arby (1989/10/11)
Sony
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元々鼻っ柱に高いトレントダービーはファーストの成功でかなりの天狗となっていました。その為か、強引なぐらいにオリジナリティの強いセカンドアルバムを出してきました。ブラックコンテンポラリーとは違う世界に多くの人が理解出来ずにこのアルバムから早くも低迷してしまいます。それほど流行を無視した創りになっています。プログレッシヴでサイケデリックなのです。斬新というよりも独創的すぎるのです。

1. Declaration: Neither Fish nor Flesh
2. I Have Faith in These Desolate Times
3. It Feels So Good to Love Someone Like You
4. To Know Someone Deeply Is to Know Someone Softly
5. I'll Be Alright
6. Billy Don't Fall
7. This Side of Love
8. Attracted to You
9. Roly Poly
10. You Will Pay Tomorrow
11. I Don't Want to Bring Your Gods Down
12. ...And I Need to Be With Someone Tonight

ほとんどアカペラで始まり、サイケとブラコンにはないビート感が始まると、ファーストでファンになった人にはついて来れない世界へと連れ込まれてしまいます。黒人的な歌が歌えるプログレッシヴロックといった面持ちです。I'll Be Alrightになってやっとリズム&ブルースな曲が聴けます。Billy Don't Fall、This Side of Love、Attracted to Youとポップな曲が続きます。ポップですが格好いいです。

かなりロックよりなスタンスを持っているようで、黒人だから踊れる音楽をやらなければならないという既成概念を打ち破るには充分な意思を感じました。音楽的な水準もかなり高いです。しかし、それを理解出来るほど聴衆は優秀ではありません。ファーストでついてしまったイメージはなかなか消せるものではないのです。かなりマニアックな内容ですが、これがマニアックな作品だと訴えるには最初のイメージもあり、マニアックファンにも聴いてもらえる術がありませんでした。それでも鼻っ柱の高いダービーは己の道を進もうとするのでした。ですのでマニアックなロックファンに再評価していただきたいアルバムでもあります。

To Know Someone Deeply Is to Know Someone Softly

I'll Be Alright

Billy Don't Fall

This Side of Love

Attracted to You

You Will Pay Tomorrow

[20070217]

Introducing the Hardline According to Terence Trent D'Arby Introducing the Hardline According to Terence Trent D'Arby
Terence Trent d'Arby (1990/10/25)
Sony Mid-Price
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インディアンの血を引く黒人のテレンストレントダービーはアメリカ人ですが、イギリスでデューして天才シンガーとして迎えられます。彼の才能を見事に世に問うたファーストアルバムは大ヒットしました。黒人音楽ブームのイギリスだからこその成功だったかもしれませんが、スモーキーロビンソンを連想させる声とリズム&ブルースを基調とした音楽性を見事に当時の音楽として表現しています。

1. If You All Get to Heaven
2. If You Let Me Stay
3. Wishing Well
4. I'll Never Turn My Back on You (Father's Words)
5. Dance Little Sister
6. Seven More Days
7. Let's Go Forward
8. Rain
9. Sign Your Name
10. Who's Lovin' You

If You All Get to Heavenでも分かるように、ファルセット気味の中性的な声であるのに、演奏の方はソリッドで骨太なアレンジになっています。これがロックファンにも受けた理由でしょう。デビュー曲のIf You Let Me StayとWishing Wellの大ヒットで一躍有名になります。プリンスとも違う、マイケルジャクソンとも違う新しい黒人シンガーの誕生でした。ポップなI'll Never Turn My Back on YouやファンキーなDance Little Sisterと泥臭さもあり、下手に洗練されていないところが格好良かったのです。

テンションを多用するオシャレな部分は無く、どちらかというとロックボーカル的なところがあり、それが受けた部分でもあります。テンションを多用しないのではなく、出来なかったのではないかと思えるほど既に彼のボーカルスタイルは完成されていました。ほとんどの代表曲が此のファーストアルバムには収められており、この後のリリースでは苦労する事になるのですが、この成功でかなりの天狗になったようです。

If You Let Me Stay

Wishing Well

I'll Never Turn My Back on You

Dance Little Sister

Rain

Sign Your Name

[20070217]

Home Home
Simply Red (2003/08/26)
V Two
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前作を彼らの最高傑作としましたが、シンプリーレッドをきちんと追いかけている人にとってはこのアルバムの方が好きかもしれません。前作はハウス的なアレンジでシンプリーレッドらしからぬ作品だったかもしれません。しかし、このアルバムでは彼ららしいサウンドで、アルバム全体の質が向上しており、手応えのある内容となっています。

1. Home
2. Fake
3. Surise
4. You Make Me Feel Brand New
5. Home Loan Blues
6. Positively 4th Street
7. Lost Weekend
8. Money In My Pocket (Plan B Mix)
9. Something For You
10. It's You
11. Home (Reprise)

彼ららしいバラード調のHomeから始まり、シングルヒットしそうなFakeを聴くと、このアルバムがどのアルバムよりも優れている事が感じられます。ホール&オーツの曲をサンプリングしたSurise、スタイリスティックスのカバーYou Make Me Feel Brand Newと連続して水準の高い作品が続き、Home Loan Bluesもシンプリーレッドらしい素晴らしい曲になっています。

Positively 4th Streetはボブディランのカバーですが、ミックのボーカルは見事にオリジナルを壊す事無く、それでいてソウルフルに歌いこなしています。Lost Weekendはマーヴィンゲイを思わせる曲で、70年代の雰囲気を見事に再現しています。Money In My Pocketはレゲエのカバーですが、テクノにアレンジされています。イギリスのテクノはダブの影響の元に生まれている部分がありますので違和感はありません。Something For Youはカーティスメイフィールドを思わせるスローファンクを色気たっぷりに演じています。これほどセクシャルな曲は珍しいです。

前作のような高揚感はありませんが、どの曲も見事な出来で捨て曲は一切ありません。シンプリーレッドらしいサウンドをそのままグレードアップしたような、本当の意味での名作となっています。

Home

Fake

You Make Me Feel Brand New

HOME
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