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[20070218]

Don't Stand Me Down Don't Stand Me Down
Dexys Midnight Runners (2003/02/24)
Emi
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ディキシーのサードアルバムでありラストアルバムになります。大ヒットしたセカンドアルバムのつもりで聴くと肩すかしを食らってしまいます。しかしディキシーの持ち味であるケヴィンの粘っこいボーカルとリズム&ブルースの美味しいところはしっかりと抑えられています。発売当時のジャケットとは違いますので、イメージも変わった感じがします。このジャケットの方が内容を良く表しているかもしれません。結構リラックスしているのです。

1. Kevin Rowland's 13th Time
2. The Occasional Flicker
3. This Is What She's Like
4. My National Pride (Formerly Knowledge Of Beauty)
5. One Of Those Things
6. Reminisce (Part Two)
7. I Love You (Listen To This)
8. The Waltz

内容的にはケルティックな要素とソウルの要素を併せた独自の音楽性をしっかりと出しているのですが、どうも良いメロディーを創ろうという意思が感じられません。それどころか会話風だったりとメロディーを無視しながらも、演奏だけは前作からの美味しさを受け継いでいる中途半端な内容なのです。This Is What She's Likeはカントリー調ですが、元々カントリーはアイリッシュフォークから派生していますので良いのですが、この穏やかさはファーストにもセカンドにもなかったものです。以前の音楽を期待していると面食らいます。

このアルバムを発表後にボーカルのケヴィンがゲイである事をカミングアウトし、女性の下着姿の写真を公表していました。そんなこんなで内容もセカンドを越えているものではなく、ディキシーの名前は何時しか忘れ去られる事となりました。しかし彼らが残した愛すべき素晴らしき音楽は今も私の心を捕らえて離しません。
これにて80年代のブルーエイドソウルの特集を終わります。他にも沢山のミュージシャンがいましたが、私の趣味に合わないものは紹介していません。次回からは次の時代へと歩を進めます。

This Is What She's Like
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[20070218]

Too-Rye-Ay Too-Rye-Ay
Dexy's Midnight Runners (2002/02/05)
Universal
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私のコレクションの中でも名盤中の名盤を紹介します。
Dexy's Midnight Runnersはアイルランドのバンドであり、ケルトミュージックの楽器編成、バイオリンやバンジョーなどを使う編成でソウルフルなリズム&ブルースを聴かせてくれる希有なバンドでした。

1. Celtic Soul Brothers
2. Let's Make This Precious
3. All in All (This One Last Wild Waltz)
4. Jackie Wilson Said (I'm in Heaven When You Smile)
5. Old
6. Plan B
7. I'll Show You
8. Liars a to E
9. Until I Believe in My Soul
10. Come on Eileen
11. Show Me [*]
12. Dubious [*]
13. T.S.O.P. (The Sound of Philadelphia) [*]
14. Let's Get This Straight (From the Start) [*]
15. Reminisce, Pt. 1 [*]

まず、MTV効果もあってのヒット曲Come on Eileenからして良い曲なのですが、他の曲も同じく良質な名曲ばかりなのです。アルバムの最初から最後まで感動しっ放しで聴き通せる、めったに出会えない大満足の名盤なのです。

ヴァンモリソンの.Jackie Wilson Said (I'm in Heaven When You Smile)など、まるでオリジナル曲のような歌いっぷり、Celtic Soul BrothersやPlan Bなど、見事なグルーブ感のR&Bは最高です。もともとR&Bというのにはずれはないのですが、これまでのどんなR&Bよりも満足出来ます。

ケヴィン・ローランドの癖のあるボーカルさえ気に入ってくれれば、これほどの名作は他にはないと言い切ります。この後、3枚目もいい感じのグルーブを聴かせてくれますが、このアルバムのような集中力が感じられない作品となりました。

正しくこのアルバムこそが、ロック名盤シリーズに相応しいアルバムとして、大絶賛いたします。名盤中の大名盤です。

Celtic Soul Brothers

Liars a to E

Come On Eileen

[20070218]

若き魂の反逆児を求めて 若き魂の反逆児を求めて
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ (2004/02/25)
東芝EMI
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80年代のブルーアイドソウルブームは単なる偶然で、元々ソウルミュージックをやる為にアイルランドからやってきたのがこのデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズです。アルバムジャケットからパンクを連想させるので、ネオパンク的な扱いをされていたのですが、「ロックなんて糞食らえ!俺たちはソウルだっ!」と公言した強者集団です。セールス的にもセカンドアルバムの方が有名で、ケルティックな要素も取り入れたソウルミュージックが特徴です。しかし、このファーストではホーンを中心としたソウル、リズム&ブルースが堪能出来ます。

1. Burn It down
2. Tell Me When My Lights Turn Green
3. The Teams That Meet In Caffs
4. I'm just Looking
5. Geno
6. Seven Days Too Long
7. I Couldn't Help If I Tried
8. Thankfully Not Living In Yorkshire It Doesn't Apply
9. Keep It
10. Love Part One
11. There, There My Dear
12. Geno
13. There There My Dear

このバンドの最大の魅力は何と言ってもボーカルのケヴィンローランドの粘っこい歌にあります。その激しさからパンクとして聴く人もいますが、明らかにソウルの激しさです。ソウルブームの時代も味方して注目を浴びますが、ヒットはセカンドアルバムを待たなければなりません。ファーストからはGenoがヒットしています。続くSeven Days Too Longとがディキシーズらしい曲ではないでしょうか。Thankfully Not Living In Yorkshire It Doesn't Applyではファルセットを聴かせますが、このような曲はアフターパンクでなければ創れない代物でしょう。

まだ荒削りなファーストアルバムではありますが、ジャケットのイメージからもパンクなイメージがありながらも、ブレない姿勢は一貫しており、泥臭いソウルをロック的な観点からも楽しめます。リズム&ブルースの旨味をものにするのはこの後ですが、ディキシーズは愛すべきバンドなのであります。このファーストから楽しみましょう。

Geno

Geno/ON TV

I Couldn't Help If I Tried

There, There My Dear

[20070218]

Wildcard Wildcard
Terence Trent D'Arby ()
Unknown Label
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Terence Trent d'Arby's改めSananda Maitreyaと名乗ってからの作品です。ネット販売もされておりましたが、CDとしても販売されており、これ以降の作品はネットのみでの販売になっているようです。ボクサーのカシアスクレイが宗教的な改名によりモハメドアリと名乗った例がありますが、彼は夢の中で出てきた天使が自分をSananda Maitreyaと呼んでいたので、これが本来の自分の名前なのだと思った事がきっかけになっているようです。

1. O Divina
2. Designated Fool
3. My Dark Places
4. The Inner Scream
5. SRR-636
6. Drivin' Me Crazy
7. Suga Free
8. What Shall I Do?
9. Testify
10. Shalom
11. Girl
12. Ev'rythang
13. Sweetness
14. Some Birds Blue
15. Be Willing
16. Goodbye Diane
17. ...And They Will Never Know
18. Sayin' About You
19. Shadows

音楽的には前作の完成された自分の音楽を披露していますが、O Divinaを始めとするポップな曲があり、とても軽快な内容になっています。勿論デジタルなハードロックも存分に楽しめます。ブレイクビーツは取り入れるようになりましたが、ラップのような安易なものは取り入れていないところが好感が持てます。Drivin' Me Crazyのよう名素直なポップメロディーを創れるところも好感が持てます。

賛否両論を巻き起こした作品もありましたが、彼は一つも質の悪い作品は出しておりません。Sananda Maitreyaとなっても彼はもっと評価されるべきミュージシャンだと思います。そしてインディーからのネット販売だけではなく、メジャーシーンに帰ってきてくれる事を望みます。既存の音楽業界が糞だとしても、それを利用するくらいの柔軟性は持っていてもいいと思います。このアルバムも前作に負けないくらいの質感を持った名作となっています。

O Divina

O Divina/LIVE

Sananda Maitreya interview on Spain TV

[20070218]

TTD's Vibrator TTD's Vibrator
Terence Trent d'Arby (1995/05/09)
Work
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Terence Trent d'Arbyの最高傑作としてはこの作品をあげたい。彼の持ち味であるソウルフルな部分とハードロック的な趣向、ポップセンスなどが見事に融合して作品として素晴らしい出来映えとなっています。これまでの自己主張故の試行錯誤も落ち着いて、本当にやりたい音楽を表現して尚かつ人が聴いても楽しめる内容になっています。ジャズやクラシックなsッ手法もセンス良く取り入れています。

1. Vibrator
2. Supermodel Sandwich
3. Holding on to You
4. Read My Lips (I Dig Your Scene)
5. Undeniably
6. We Don't Have That Much Time Together
7. C.Y.F.M.L.A.Y?
8. If You Go Before Me
9. Surrender
10. TTD's Recurring Dream
11. Supermodel Sandwich w/Cheese
12. Resurrection
13. It's Been Said

Vibratorからいきなりハードロックのギターリフがカッコイイ曲で始まります。レニークラヴィッツとは違うカッコ良さです。それでいて歌はソウルフルであるというプリンスとは違う融合感覚です。Supermodel Sandwichもカッコイイハードロックにファンキーなウネリが見事にハマっています。Holding on to Youはリズム&ブルースを素直に表現していますが古くさくは感じません。Read My Lipsはエスニックでサイケな曲でスティーヴィサラスのファンキーなハードギターが添えられています。バグパイプ的なSEも面白いです。Undeniablyはブランフォードマルサリスのサックスをフューチャーした美しいバラードです。

We Don't Have That Much Time Togetherはボサノヴァ調のロバータフラックのような見事なポップバラードで名曲です。C.Y.F.M.L.A.Y?はダービーのマルチワンマン録音になっているファンクです。ワウギターが70年代しています。If You Go Before Meはピアノ弾き語りでしっとりと聴かせてくれます。Surrenderはブレイクビーツなファンクです。TTD's Recurring Dreamもブレイクビーツにファンクなうわものを載せています。Supermodel Sandwich w/Cheeseではクラヴィネットを使ったソリッドなファンクアレンジが格好いいです。Resurrectionはジミヘンを思わせるアルペジオバラードフェイズギターが印象的です。It's Been Saidは物悲しいピアノの響きに切ないくらいの歌。そして生ストリングスが絡み静粛なる終焉が訪れます。

勿論捨て曲無しで、名曲と呼べる作品を多数収めた文句のつけ様のない名盤です。デビュー当時にかけられていた彼への期待がやっと叶えられたと言ってもいい内容で、これまではそれらの期待をわざとはぐらかしてきていましたが、この時期になるとそれもどうでも良いことになったのでしょう。そしてその期待を受けて立てるだけのソングライティングも出来る実力も備え、そんな思惑とは違う次元で表現されている見事な名盤が生まれたのでした。

Vibrator

Holding on to You

Read My Lips

Undeniably

If You Go Before Me

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