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[20070616]

Groovin' High Groovin' High
Dizzy Gillespie (1993/06/29)
Savoy Jazz
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ディジーガレスピーはチャーリーパーカーと組んでいましたので、初期の作品はダブっているものが多いですが、本来ビバップの基本的な部分を生んだのはこのディジーガレスピーだと言ってもいいです。パーカーがあまりにも天才的なのでその陰に隠れいますが、ビバップが熱かったのはこのディジーガレスピーがいたからです。

1. Blue 'N' Boogie
2. Groovin' High
3. Dizzy Atmosphere
4. All the Things You Are
5. Salt Peanuts
6. Hot House
7. Oop Bop Sh'Bam
8. That's Earl, Brother
9. Our Delight
10. One Bass Hit, Pt. 2
11. Things to Come
12. Ray's Idea
13. Emanon

ディジーガレスピーの作品の中でも一番ビバップしているのがこのアルバムです。彼は作曲家として他にもスタンダードとなる名曲を数多く作曲しています。特にチュニジアの夜が一番有名です。又、彼のトレードマークとなっているトランペットのラッパ口が上を向いているのは、パーティの席で転んだ客が、置いてあったディジーのトランペットの上に尻餅をついてしまい、ベルが折れ曲がった。不機嫌になったディジーだが試しに吹いてみると音がまともに出る上、普通のトランペットよりもプレイヤー自身の耳に音が届きやすかったため、その後特注で上を向いたトランペットを作らせましたが、彼以外でこのようなトランペットを吹く人は現れませんでした。

彼の特徴としてはトランペットを吹く時にほっぺたを思いっきり膨らませる事です。それはトランペットの基本を無視した吹き方でした。オーケストラではほっぺたを膨らませないようにして吹くよう教えられるのです。その方がトーンが安定するからです。しかしブロウするディジーのプレイではほっぺを膨らませる方が迫力が出るのです。これ以降モダンジャズのトランぺッターはほっぺたを膨らませる人が続出します。これもアナーキーな性格故の結果でしょう。

彼はドラッグにのめり込む事も無く、節制された生活を送っていましたので長生きしています。後年は日本のジャズフェスティヴァルにも参加していました。ですから温和なイメージがありますが、若い頃はかなりアナーキーな性格だったようで、その為ビバップのような革新的な音楽が出来上がったとも言えます。彼の作品も編集盤が多いので、ベストが一番良いのでしょうが、このアルバムははずせません。

groovy man

trumpet battle 1958

A Night In Tunisia

[20070616]

スウェディッシュ・シュナップス+4 スウェディッシュ・シュナップス+4
チャーリー・パーカー (2003/05/21)
ユニバーサルクラシック
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後期パーカーの中でも代表的な名盤です。若かりし頃のマイルスのプレイも聴けます。ほとんどブルースを感じさせないパーカーのモダンなフレーズですが、曲自体はブルース調の曲が多いです。

1. SISI
2. SWEDISH SCHNAPPS (alt take)
3. SWEDISH SCHNAPPS
4. BACK HOME BLUES (alt take)
5. BACK HOME BLUES
6. LOVER MAN
7. BLUES FOR ALICE
8. AU PRIVAVE (alt take)
9. AU PRIVAVE
10. SHE ROTE (alt take )
11. SHE ROTE
12. K.C.BLUES
13. STAR EYS
14. SEGMENT
15. DIVERSE
16. PASSPORT (take 1)
17. PASSPORT (take 2)

マイルスは8~13曲目でプレイしています。当時から天才の片鱗をのぞかせています。同じ曲の別テイクが添えられている事で、パーカーが毎回違うソロをプレイしていた事が伺えます。そして当時はリアルタイムでライブを見れなかったものにとっては数少ない資料ともなっています。

パーカーの作品は編集されてまとめられたものが多いのですが、まとめられた事によって名盤となっているものが多いのです。これもそうした作品の一つです。パーカーは常に革新的なフレーズを演奏する事を命題としており、その為にドラッグを摂取しておりました。ある晩パーカーは人生最高とも言える常人離れした名演奏を成し遂げ増したが、その後発狂して病院おくりになったと言われています。残念ながらその時の演奏は録音されていないので想像するしか無いのですが、その場に居合わせた人にとっては忘れられない夜となっている事でしょう。

心不全のため若くしてこの世を去ったチャーリーパーカーですが、その影響力は現在までまぎれも無く存在しており、一プレイヤーが注目を浴びるという音楽史の根底を覆すような状況を創り上げました。同じ曲でも演奏家によってこれほど違ったものになる。演奏そのものがメッセージとなるという事を証明して見せたのです。

The Death of Charlie Parker

sessions

BLUES FOR ALICE / Joe Pass solo

[20070616]

Bird & Diz Bird & Diz
Charlie Parker and Dizzy Gillespie (1990/10/25)
Verve
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チャーリーパーカーとディジーガレスピーのコンビこそがビバップの原動力でした。その二人の名演がこのアルバムには収められています。アドリブの応酬、コールアンドレスポンスの妙技。絶妙のコンビネーションが堪能出来ます。

1. Bloomdido
2. Oscar for Treadwell [Alternate Take]
3. Oscar for Treadwell
4. Mohawk [Alternate Take]
5. Mohawk
6. My Melancholy Baby [Alternate Take]
7. My Melancholy Baby
8. Leap Frog [Alternate Take]
9. Leap Frog [Alternate Take]
10. Leap Frog [Alternate Take]
11. Leap Frog
12. Relaxin' with Lee [Alternate Take]
13. Relaxin' with Lee

これぞビバップと言える名演が目白押しです。当時の熱気を強く感じます。ビバップは熱狂の音楽なのです。それでいてとても理論的でもあります。演奏力、理論的な構築力などを競い合っていたのです。現在のようなラップをやればみんなラップをやるみたいな同一化しようとする傾向は死罪でした。他の人間とは違う事をする事が美学だったのです。

独自の音楽の追究こそが命題であり、純粋なものでありました。模倣はアマチュアの時に卒業するべきもので、プロになるという事はそれまでに無いオリジナルな音楽を生み出す事でした。それが現在はプロでも模倣を平気やる羞恥心のない世界になっています。この熱き時代は今では古く感じる部分もあるかもしれませんが、探究心だけは学ばなければならない事だと思います。

Bloomdido

My Melancholy Baby

Leap Frog

[20070616]

エイプリル・イン・パリ~チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス+4 エイプリル・イン・パリ~チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス+4
チャーリー・パーカー (2003/04/23)
ユニバーサルクラシック
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チャーリーパーカーは後年ヴァーブレーベルにいくつかの作品を録音しています。後年はビバップにこだわらず芸術性のある作品を録音しています。その中の一枚がこのエイプリルインパリであり、それにナイトアンドデイがくっついた形でのアルバムになっています。チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングスという作品もありますが、曲がダブっています。つまりどちらも同じ録音を構成し直したものです。

1. エイプリル・イン・パリ
2. サマータイム
3. イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
4. 時さえ忘れて
5. エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
6. ジャスト・フレンズ
7. 誰も奪えぬこの想い
8. アウト・オブ・ノーホエア
9. イースト・オブ・ザ・サン
10. イージー・トゥ・ラヴ
11. 恋の気分で
12. 四月の想い出
13. ダンシング・イン・ザ・ダーク
14. ローラ
15. オータム・イン・ニューヨーク
16. 星影のステラ

ストリングスをバックに演奏するという形ですが、それはそれまでコマーシャル主義な事でムード音楽と蔑まされていました。しかし、このチャーリーパーカーの挑戦で芸術性の高い試みである事を証明して見せたのです。曲はスタンダードジャズですが、パーカーの表現力を再確認できる美しい作品に仕上がっています。

スィングジャズまでは踊る為の音楽だったジャズですが、ビバップの誕生により聴く為の音楽となりました。それはロックの時代でもその傾向があり、私も聴く音楽として対峙しています。ですからコンサートに行ってもどんな演奏をするのか見聞きする為に行きます。立ち上がってのりまくるのも良いのですが、私とは目的が違いますので邪魔だったりします。

どちらにして音楽はその人が楽しめればいいのです。そういう意味で一番リラックスして楽しめるのがこの作品です。普段の緊張感溢れる演奏以外でも天才的な閃きを感じさせる内容です。

April In Paris

Summertime

Willow Weep For Me

[20070615]

ストーリー・オン・ダイアル Vol.1 ストーリー・オン・ダイアル Vol.1
チャーリー・パーカー (1997/05/28)
東芝EMI
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ストーリー・オン・ダイアル Vol.2 ストーリー・オン・ダイアル Vol.2
チャーリー・パーカー (1997/05/28)
東芝EMI
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サヴォイは東海岸向けのレーベルだったので、西海岸向けのレーベルダイアルに録音した作品の数々です。これによりチャーリーパーカーはアメリカ全土に知れ渡る事となります。戦後から急速に発展していったモダンジャズ、ビバップはパーカーの代名詞となりました。本来はガレスビーの方が貢献していますが、パーカーの存在はあまりにも強烈だったのです。

現在の耳で聴くと実に太くてしっかりしたプレイなので聴き易いのですが、当時のスィングジャズしか知らなかった連中にとってはパンクロックのノイズのようなイメージだったかもしれません。ヤードバード組曲やチュニジアの夜のような芸術性の高い演奏も聴けるので、徐々に浸透はしていったのでしょう。パーカー以前と以後ではまるっきり違う音楽なのです。

ライブでは毎晩のように違うソロをアドリブで演奏しており、そのプレッシャーからドラッグに手を出すのですが、噂によればFBIが暴動ばかり起こす黒人の勢力を抑える為にドラッグをスラムにばらまいたという話があります。その影響で今日までアメリカでは当たり前のようにドラッグを摂取する事になりました。最近では少なくなったのでしょうが、神経を過敏にするドラッグは音楽家にとっては必需品のようになっていました。

初期の頃はガレスピーがトランペットを担当していましたが、脱退した後は若手の新鋭マイルスデイヴィスを迎え入れます。若くして才能を発揮していたマイルスをパーカーは認めておりましたが、彼を他のバンドに入れたらまずいという理由で自分のバンドに引き入れたのでした。まるでビートルズのジョンレノンがポールの才能を他のバンドに渡せないという理由で一緒のバンドに引き入れた理由とダブります。

しかし、これらの音源を聴いていただいて分かる事は誰もパーカーのようには演奏出来ないというくらい常人離れした感性の持ち主だった事が分かります。コピーなら出来るでしょうが、アドリブでこれだけの閃きを毎日のように導き出せるのは今も昔もパーカーだけではないでしょうか。

Celebrity

sessions II

[20070614]

名盤JAZZ 25選~Historical Albums of The 20th Century チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ~マスター・テイクス 名盤JAZZ 25選~Historical Albums of The 20th Century チャーリー・パーカー・オン・サヴォイ~マスター・テイクス
チャーリー・パーカー (2005/12/21)
コロムビアミュージックエンタテインメント
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The Complete Savoy Masters The Complete Savoy Masters
Charlie Parker (1999/09/06)
Definitive
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ビバップはこのチャーリーパーカーとディジーガレスピーの二人が創り上げたといっても過言ではありません。それまでのスィングジャズに堅苦しさを感じていた若者がもっとコンパクトなリズムでアドリブしまくる音楽を追究していました。全く新しいフレーズを生み出す事に快感を覚えていたのです。戦時中ビッグバンドは大所帯のため運営が厳しくなっていました。そこでコンボスタイルなどの小編成でテーマを演奏した後は各メンバーがソロをアドリブで演奏し合うスタイルを確立。

アドリブのセンスがものを言う訳ですが、コードも代理コードを使ったり、テンションを多用したり、転調したりと革新的な事をしていました。ジャズ界でのパンクムーヴメントみたいなものです。それまでの既成概念を大きく覆し、これ以降をモダンジャズと呼ばれるようになりました。その後のロックにも少なからず影響を与えています。音楽的な事もありますが、酒、女、ドラッグといったライフスタイルも引き継がれています。毎日高度なアドリブを期待されるプレッシャーからパーカーもかなりドラッグに依存するようになります。その為療養が必要な事もあり、療養休業しては復帰し、又ドラッグづけになるという繰り返しの人生になります。これはマイルスにも受け継がれます。

Yardbirdというあだ名があり、そこからロックバンドのYardbirdsの名はつけられています。Birdlandというライブハウスも彼からネーミングされています。パーカーはサヴォイ・レコード(1944-1949)、ダイアル・レコード(1945-1947)、ヴァーヴ・レコード(1946-1954)の3レーベルに多く録音しており、今回はサヴォイの作品を取り上げます。そのめまぐるしいフレージングを堪能して下さい。

Hot House

Ballade

[20070613]

After Hours After Hours
Charlie Christian、Dizzy Gillespie 他 (2000/05/09)
Original Jazz Classics
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いよいよ時代はビバップの時代へと突入するのですが、この作品はビバップ前夜と呼べる品物で、当時いろんなビッグバンドにいた若手ミュージシャンが、今はもうありませんが、ミントンハウスというライブハウスに集まり、客のひけた時間に夜な夜なジャムセッションを興じていました。その模様を録音した作品です。

1. Swing to Bop (Improvisation)
2. Stompin' at the Savoy
3. Up on Teddy's Hill (Improvisation)
4. Down on Teddy's Hill (Improvisation)
5. Guy's Got to Go (Improvisation)
6. Lips Flips (Improvisation)
7. Stardust
8. Kerouac (Improvisation)
9. Stardust

この時のメンツはチャーリー・クリスチャン(guitar)セロニアス・モンク(piano)ディジー・ガレスビー(trumpet)ケニー・クラーク(drums)ドン・バイアス(tenner sax)ジョー・ガイ(trumpet)となっています。どれも後にビッグになっていくメンバーばかりです。しかしまだチャーリーパーカーがいません。それが前夜と呼ばれている由縁でしょう。

チャーリー・クリスチャンはベニーグッドマンの楽団にいました。それまでのギターのジャズでの役割はひたすらリズムを刻むリズムギターという役目しかありませんでした。ブルースではリードギターを弾くのですが、ジャズでは他の楽器がスター選手でした。このアルバムで初めてジャズでリードギターを披露した事になります。しかし、これ以前にジャンゴラインハルトが既に登場しており正確には初めてではありませんが、アドリブという点では画期的なプレイを披露しています。

このメンバー連中はそれまでのスィングジャズの形式的な演奏に嫌気がさしており、もっと自由に完成をぶつけられる音楽を追究していました。そのうっぷんがこういった深夜のジャムセッションで繰り広げられていたのです。ここにチャーリーパーカーが加わってビバップというジャンルが確立していく事になります。

エレクトリックギターは電気で出力しますので、他の生楽器からしてみると異質な存在でクローズアップされていませんでしたが、チャーリークリスチャンのの登場で、ギターを志すジャズメンが続いていきます。指の配置からピアノとは違ったボイシング和音になりますので独特の響きになります。そしてこの作品で聴けるのはまるでホーンのようなギターサウンドです。主題を弾いた後に欠くメンバーがソロをとるアドリブ合戦がビバップの特徴ですが、この夜はかなり暑い演奏が繰り広げられています。録音状態は良くはありませんが、この歴史的な夜を録音していた奇跡に感謝いたします。

Charlie Christian Biography

Benny's Blues

[20070612]

The Complete Atomic Basie The Complete Atomic Basie
Count Basie (1994/05/31)
Roulette
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April in Paris April in Paris
Count Basie (1997/06/24)
Verve
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Straight Ahead Straight Ahead
Count Basie (2003/03/03)
Grp
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デュークエリントンのデュークは公爵という意味でしたが、カウントベイシーのカウントは伯爵という意味でした。それほど両雄は尊敬の意を持って呼ばれていたのです。アンサンブルの美しさに定評があったエリントンに比べ、ベイシーはリフを元に発展させるというスタイルを持っていました。彼の場合はベスト盤出も良いのですが、名盤とされるいくつかのアルバムがあります。特にBasie Straight Aheadはアマチュアビッグバンドのバイブルとなっているくらいスィングジャズの魅力に溢れています。

彼の楽団にはエリントン同様何度も黄金期がありました。中でもテナーサックスのレスター・ヤングは有名な人です。女性ボーカリストも何人買いましたが、あのビリー・ホリディもいました。日本ではそれほど有名な曲はありませんが、スィングジャズには欠かせない人です。自身はファッツヲーラーゆずりのストライドピアノスタイルのピアニストでもあります。

彼の楽団は戦争のさなか運営出来なくなり、一時解散いたしますが後に再編して80年代まで数多くのアーティストと共演しています。ジャンピングジャイヴのようなジャンプスタイルのスィングジャズが得意で、スィングジャズを聴く時にはベイシーははずせません。

One o'clock Jump

Basie-Straight Ahead

April in Paris

Swinging The Blues

billie holiday & count basie - god bless the child, now baby

[20070611]

Glenn Miller's All Time Greatest Hits Glenn Miller's All Time Greatest Hits
Glen Miller and His Orchestra (2006/09/26)
Sounds of Yesteryear
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スィングジャズで一番有名なのはグレンミラーでしょう。有名な曲がいっぱいあります。ミラーは白人向けのジャズを確立したとも言えます。グレンミラー楽団を有名にする為に、独自のアレンジで彼にしか創れないようなサウンドを創り出したのです。それは和音構築の際のボイシングの動きに特徴があります。その洗練されたアレンジは逆に黒人にも影響を与えていく事になります。

Disc: 1
1. Moonlight Serenade
2. Johnson Rag
3. It Happened in Sun Valley
4. Kalamazoo
5. In the Mood
6. Juke Box Saturday Night
7. Little Brown Jug
8. Sunrise Serenade
9. Carribean Clipper
10. Pennsylvania 6-5000
11. Chattanooga Choo Choo
12. String of Pearls
13. Tuxedo Junction
14. Snafu Jump
15. American Patrol
16. My Prayer
17. Trolley Song
18. Slip Horn Jive
19. We Can Live on Love (We Haven't Got a Pot to Cook In)
20. King Porter Stomp
21. Lady's in Love with You
22. Chestnut Tree ('Neath the Spreading Chestnut Tree)
23. Pagan Love Song
24. Oh Johnny Oh Johnny Oh
25. Tiger Rag
Disc: 2
1. Bugle Call Rag
2. On a Little Street in Singapore
3. Solid as a Stonewall Jackson
4. When the Swallows Come Back to Capistrano
5. Oh So Good
6. Anchors Away
7. Yes My Darling Daughter
8. Song of the Volga Boatmen
9. Limehouse Blues Listen
10. I Dream't I Dwelt in Harlem
11. Flying Home
12. Boog It
13. Cherokee
14. Russian Patrol
15. More I See You
16. Accentuate the Positive
17. Beer Barrel Polka
18. Dipper Mouth Blues
19. Poinciana
20. Long Ago and Far Away
21. You Walk By
22. Hallelujah
23. Put Your Arms Around Me Honey
24. Sun Valley Jump
25. South American Way

ビッグバンドといってもトランペットを何本用意するか、トロンボーンを何本用意するか、サックスを何本用意するかで印象ががらっと変わります。そういう編成でのアレンジの決断もバンドリーダーには必要です。グレンミラーのセンスはその点ずば抜けていました。このサウンドを編み出す為にかなりの試行錯誤をくり返しますが、その努力が実っていまだに聴き継がれる名曲を生み出しました。それを堪能するにはやはりベスト盤になります。

映画のスィングガールズでも多くの曲が取り扱われています。彼の活動時期はちょうど第二次世界大戦中で、戦地へ慰問演奏したりと国に貢献していたのですが、その帰りに爆撃にあい戦死したそうです。運命とは残酷なもので、その後すぐに戦争は終わりビバップの時代へと進んでいくのです。しかし彼が残した音楽はいつまでも人々の心に届き続けていく事でしょう。

In The Mood

chattanooga choo choo

Bugle Call Rag

Rhapsody in Blue

Moonlight Serenade

Pennsylvania 6-5000

String of Pearls

[20070610]

Swing Time Swing Time
Benny Goodman & His Orchestra (2007/02/12)
Music Digital
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Sing, Sing, Sing Sing, Sing, Sing
Benny Goodman (1990/10/25)
Bluebird/RCA
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Benny Goodman and Peggy Lee Benny Goodman and Peggy Lee
Benny Goodman (1991/10/11)
Delta
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南北戦争が終わったからといって黒人の待遇が良くなった訳ではありません。法律上では奴隷制度は廃止されましたが、人間の感情を変えるまでは至っていませんでした。公然として差別があり、それは民族単位でのイジメでした。そんな黒人が創り出したジャズを白人が聴くというのは考えられない事でした。便所も黒人用と白人用に分けられ、バスの座る場所も決められていました。しかし、ジャズは魅力的な音楽なのです。白人は何とかこの音楽を白人用として聴けるように改良いたしました。それがスィングの始まりです。白人だってダンスを踊りたいのです。しかしフォークソングで踊るのは時代遅れだったのです。

ダンスフロアーは今も昔も社交場であり、ナンパのきっかけになるところです。そこで演奏してくれるバンドは重宝しましたが、プロとして認められるまでにはコンテストがあり、合格すると当時の最先端のメディアラジオに出演する事が成功への近道でした。ベニーグッドマンもその道を目指します。しかし、彼は白人でありながら黒人がプレイするジャズに取り付かれていました。ラジオでは黒人のように演奏する事はタブーだったのです。仕方なく優等生な白人向けの演奏で名をあげ、全米ツアーに出かけます。しかし、地方に行けばまだまだ無名で、客の少ない会場での演奏をくり返します。

旅の途中でであったのが黒人ヴィブラフォン奏者のライオネル・ハンプトンです。彼の参加で楽団の演奏は一変してしまいます。黒人独特のグルーヴを持った演奏が出きるようになります。逆にお客さんは黒人っぽい演奏の方がのれて踊れるのです。開き直った楽団は湯統制的な演奏を捨て、黒人のような熱狂のプレイでツアーを成功に導きます。レコードも売れ、ベニーグッドマンはその名を歴史に残す事が出来るようになります。この物語は映画ベニーグッドマン物語でも確認出来ます。

代表的なヒット曲はSing Sing Singで一番有名な曲でしょう。これは映画スィングガールズでもテーマ曲となりました。やはりベスト盤で楽しむのが良いと思います。まだまだ保守的な人は多かったですが、ベニーの功績により白人と黒人の垣根を越えてジャズが一般的なアメリカ音楽として親しまれるようになっていきます。完全に垣根が無くなるのにはラップの時代までかかりますが、当時としては革新的な出来事でした。

Sing Sing Sing


Roll 'Em

Medley
why dont you do right

minnies' in the money

[20070610]

Duke's Big 4 Duke's Big 4
DUKE ELLINGTON (1990/10/25)
Pablo
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Joe Pass, Ray Brown, Louis Bellsonと組んだコンボスタイルでの演奏を収めた、エリントン最後期の作品です。このスタイルではどうしてもビバップやハードバップの形式になってしまいますが、老練とは思えない若々しい演奏を耳に出来ます。

1. Cotton Tail
2. Blues
3. Hawk Talks
4. Prelude to a Kiss
5. Love You Madly
6. Just Squeeze Me (But Don't Tease Me)
7. Everything But You

どうしてもJoe Passのギタープレイが目立ちますが、四人のコンビネーションはとても即席バンドとは思えないものです。曲は往年のエリントンのヒット曲ばかりで、動画はこのバンドでのプレイではありませんが、曲の雰囲気は分かっていただけると思います。

70年代まで生きたデュークエリントンは生涯一ミュージシャンでした。ただでさえヒット曲が多い人でしたが、これほど長く生きているとその数は膨大です。彼のがんばりは後のミュージシャンにも影響を与え、マイルスデイヴィスも生涯ミュージシャンとして現役であり続けました。現在のポピュラーミュージックに至るまで、多大な影響力を持つエリントンの音楽は是非現在でも愛好されるべき宝物であります。

The Duke Ellington Orchestra "Cottontail"

Prelude to a Kiss

Love You Madly

Just Squeeze Me

Duke Ellington Birthday Celebration 2006

[20070610]

The Far East Suite The Far East Suite
Duke Ellington (2000/05/22)
Rca Victor
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親善大使として日本、インド、中東に楽旅した際の印象で創られた組曲です。数ある組曲の中でも飛び抜けた存在の曲です。Far Eastとは東の端、極東という事になります。ちなみに在日米軍の放送局FENはFar East Networkの略です。日本や東アジアはアメリカから見れば東の辺境という事のようです。

1. Tourist Point of View
2. Bluebird of Delhi (Mynah)
3. Isfahan
4. Depk
5. Mount Harissa
6. Blue Pepper (Far East of the Blues)
7. Agra
8. Amad
9. Ad Lib on Nippon
10. Tourist Point of View [Alternate Take]
11. Bluebird of Delhi (Mynah) [Alternate Take]
12. Isfahan [Alternate Take]
13. Amad [Alternate Take]

エリントンの得意なジャングルサウンドがよりエキゾチックで悩ましく演奏されています。彼が東洋で見聞きしたものを楽団の楽器で表現しており、クラリネットを尺八に、ピアノを琴に見立てた利しています。しかし、いつも思うのですが、エリントンが作曲するベースラインはどの曲も格好いいですね。ジャズというよりロックに近い感覚があります。

いつもにもまして官能的な響きを持っています。相当官能的な旅だったのでしょう。西洋の人にとっては神秘的な東洋の印象が聴き取れます。エリントンのジャングルサウンドはエロティックなもので、後年は薄らいでいたのですが、ここにきてとびっきりエロい世界が表現されています。よくエッチな外国映画ではこの手の音楽が使われたりしますが、エリントンの影響のようです。

そもそも売春宿の音楽を意味するとも言われているジャズですので、エロチシズムはジャズの原点ともいっていいものです。ロックンロールもそうです。音楽とは官能的なほど魅力的なのです。

Isfahan

[20070610]

The Ellington Suites The Ellington Suites
Duke Ellington & His Orchestra (1991/07/01)
Pablo/OJC
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エリントンが作曲した組曲群のうち女王組曲、グーテラス組曲、ユーウィス組曲をあわせた作品です。女王組曲はイギリス女王と面談した後にその印象を作曲した作品で、気品に満ちた優雅な美しい作品です。もはやジャズの領域を越えた音楽です。

1. Queen's Suite: Sunset and the Mocking Bird/Lightning Bugs and Frogs/LE SUCRIER VELOURS
2. Lightning Bugs and Frogs
3. Sucrier Velours
4. Nothern Lights
5. Single Petal of a Rose
6. Apes and Peacocks
7. GOUTELAS SUITE:Fanfare
8. Goutelas
9. Get-With-Itness
10. Something
11. Having at It
12. Fanfare
13. THE UWIS SUITE:Uwis
14. Klop
15. Loco Madi

まるで女王エリザベスへのラブソングのような美しい曲が演奏されています。エリントンの生前にはレコードとしての発売を止められていましたが、死後になってやっと発売されたというものです。彼の作品はどれも優れたものばかりですが、この作品はその中でもとびきり優雅な楽曲で、発表されていなかったらと思うともったいないくらいの内容です。

他のグーテラス組曲も優雅でありますが、とても力強い曲です。ユーウィス組曲は一番ジャズ的な曲ですが、ユーモラスでチャーミングな曲です。この三つの組曲の共通項としては優雅さにつきます。大人の音楽です。それなのに若者に負けないパワーも感じます。エリントンの組曲群はどれも名作ですので、少しでも気に入っていただいたなら全ての作品を集められる事をお勧めします。

Duke Ellington 1973

Duke Ellington film

[20070609]

Afro-Bossa Afro-Bossa
Duke Ellington (1993/09/28)
Reprise
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デュークエリントンお得意のジャングルサウンドがたっぷり詰まった作品です。63年の作品ですが、当時はマイルスがモードジャズを展開していた時期です。そこにこのサウンドはかなりの挑戦です。しかし当時のジャズ界ではボサノヴァなどのラテン系のサウンドを取り込む流行がありました。その中でもこのアフリカンなジャングルサウンドは異色です。

1. Afro-Bossa
2. Purple Gazelle
3. Absinthe
4. Moonbow
5. Sempre Amore
6. Silk Lace
7. Tigress
8. Angu
9. Volupte
10. Bonga
11. Pyramid
12. Eighth Veil

ミュートを使ったホーンのワウワウはエキゾチックな妖しさがあります。この野性味溢れるサウンドを統率のとれたアンサンブルで聴かせてくれるところが非常にクールです。英国ではビートルズがシャウトしていた頃にも創作意欲は衰えていません。

アフリカンなリズムの上でも独自に洗練されたヴォイシング構成により、音楽に深みが増しています。生涯一ミュージシャンで最後まで独自の音楽性を追究しておりました。このジャングルサウンドを継承しているのはチャールスミンガスくらいなものでしょう。いつも以上にパーカッションが大きくフューチャーされています。ジャズにリズム改革が齎されるのが60年代ですので、これはその先駆けかもしれません。

Duke Ellington Commercial 1970

Duke Ellington interview

[20070609]

Money Jungle Money Jungle
Duke Ellington with Max Roach and Charles Mingus (1990/10/25)
Blue Note
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後年デュークエリントンは若手のミュージシャンとセッションも行っています。ジョンコルトレーンともやったりしていましたが、このアルバムでは大のエリントン信仰者チャールズミンガスがベースで、ドラムにマックスローチというビバップやハードバップで鳴らしたミュージシャンとトリオを組んでいます。

1. Very Special
2. Little Max
3. Little Max [Alternate Take]
4. Fleurette Africaine
5. Rem Blues
6. Wig Wise
7. Switch Blade
8. Caravan
9. Money Jungle
10. Solitude [Alternate Take]
11. Solitude
12. Warm Valley
13. Backward Country Boy Blues

エリントンは指揮者であり、ピアニストであります。その彼のピアノをはっきりと認識出来る作品です。ジャズピアノはジェリーロールモートンやアートテイタムによって確立されていますが、エリントンのピアノも多くのプレイヤーに影響を与えています。その彼がVery Specialなどではビバップなプレイを披露しています。

Fleurette Africaineでは現代音楽的なプレイもあり、なかなか幅のあるプレイが堪能出来ます。三人のプレイはとても尖ったものであり、アナーキーな若さも感じられるほどです。ハードバップの作品にも聴こえますが、エリントンのプレイの優雅さがそれだけには収めきれない美しさを持っています。マックスローチも大御所との共演という事でかなりハイテンションなプレイをしており、ミンガスには嬉々迫るものがあります。特にCaravanのアレンジの素晴らしい事。息の長いエリントンならではのサプライズ作品です。

Solitude by Alvin Trask

Warm Valley

[20070609]

Anatomy of a Murder: From the Soundtrack of the Motion Picture (1959 Film) Anatomy of a Murder: From the Soundtrack of the Motion Picture (1959 Film)
Duke Ellington (1999/04/27)
Sony
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デュークエリントンが初めて手がけた映画のサウンドトラック作品です。ハードボイルドものにはジャズのサウンドトラックが多く使われてきましたが、ここにはそのハードボイルド的な音楽は存在しません。主人公は女性だからです。その女性をテーマに書かれている為、非常に優雅でありながらどこか妖艶なイメージがあるのです。デュークにはジャングルという妖しいセクシャルな表現形態があるので、その手のイメージ創りは巧いものです。

1. Main Title/Anatomy of a Murder
2. Flirtibird
3. Way Early Subtone
4. Hero to Zero
5. Low Key Lightly
6. Happy Anatomy [Band/Movie]
7. Midnight Indigo
8. Almost Cried
9. Sunswept Sunday
10. Grace Valse
11. Happy Anatomy [P.I. Five]
12. Haupe
13. Upper and Outest
14. Anatomy of a Murder [Stereo Single]
15. Merrily Rolling Along (aka Hero to Zero)/Sunswept Sunday
16. Beer Garden
17. Happy Anatomy [Band/Studio]
18. Polly (aka Grace Valse, Haupe, Low Key Lightly, Midnight Indigo)
19. Polly [Movie Stings]
20. Happy Anatomy [Dixieland]
21. More Blues [P.I. Five]
22. Almost Cried (aka Flirtibird)
23. Sound Track Music: Anatomy of a Murder
24. Anatomy of a Murder [Mono Single: in Stereo]
25. Grand Finale (Rehearsal/Lines/Interview/Music/Stings/Murder)
26. [Pause Track]

映画音楽というのはフィルムの流れにあわせて演奏します。当時は一発録りですので、オーヴァーダビングなどはありません。演奏者には失敗が許されない訳です。その中で最高の演奏を記録出来るものは本当に天分に恵まれているとしか思えません。クリントン楽団にはその天分があったのです。各プレイヤーが天才的なプレイでデュークの指示に従えるのです。

当時はハードバップ全盛の時代でありましたが、デュークの音楽は何者にも縛れない独自の音楽性を追究していたようです。独自のボイシング感覚を持って洗練されたジャズを構築しています。クールジャズの発展形から発生した音楽性に似ています。全てがスコアー化されており、彼の思い描く通りにバンドメンバーが表現していくのです。メンバーの力量も素晴らしく、ハードバッププレイヤーにも負けておりません。スティーヴィーワンダーの音楽がスティーヴィーワンダーというジャンルにカテゴライズされているようにデュークエリントンの音楽はデュークエリントンというジャンルにカテゴライズされているのです。

Anatomy of a Murder/film

Anatomy of a Murder

Anatomy of a Classic Murder Photo Montage

[20070609]

Black, Brown and Beige Black, Brown and Beige
Duke Ellington (1999/04/27)
Sony
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1943年に初演されたBlack, Brown and Beige組曲を、何度も書き直し、Mahalia Jacksonという優れた女性歌手を起用して58年に録音された作品です。Black, Brown and Beigeのテーマは黒人です。黒人の人生を表現しているのです。そこには悲しさだけではない陽気で優しさに満ち溢れた世界が広がっています。

1. Black, Brown and Beige, Pt. 1
2. Black, Brown and Beige, Pt. 2
3. Black, Brown and Beige, Pt. 3 [aka Light]
4. Black, Brown and Beige, Pt. 4 [AKA Come Sunday]
5. Black, Brown and Beige, Pt. 5 [AKA Come Sunday]
6. Black, Brown and Beige, Pt. 4 [23rd Psalm]
7. Track 360 [Aka Trains][Alternate Take]
8. Blues in Orbit [Aka Tender][Alternate Take]
9. Black, Brown and Beige, Pt. 1 [Alternate Take]
10. Black, Brown and Beige, Pt. 2 [Alternate Take]
11. Black, Brown and Beige, Pt. 3 [Alternate Take]
12. Black, Brown and Beige, Pt. 4 [AKA Come Sunday][Alternate Take]
13. Black, Brown and Beige, Pt. 5 [AKA Come Sunday][Alternate Take]
14. Black, Brown and Beige, Pt. 4 [23rd Psalm][Alternate Take]
15. Studio Conversation
16. Come Sunday
17. [Six Second Pause Track]

6曲目までがオリジナルで、7曲目以降は別テイクバージョンのボーナストラックとなっています。エリントン楽団絶頂期のプレイヤー達による演奏は相変わらず素晴らしく、この作品をデュークの最高傑作とする人も多いようです。しかし、デュークの最高傑作は常に次回作といわれているように、新しく出される作品が常に最高のものになっているようです。

初期のヒット曲の方が有名ですが、これらの組曲作品はどれも最高の出来映えだと私は感じています。特にこの作品では一般的な黒人音楽のイメージの考え方を改めさせるほどの内容で、ブルースやジャズだけがブラックミュージックの全てではないと教えてくれます。黒人から見た黒人の生き方、宗教、愛などは我々の創造よりもはるかに幅広いものなのです。

ジャズなのか、クラシックなのか、ミュージカルなのか、そのような考えを無くして、唯ここに流れる音楽を聴いて、黒人も白人も黄色人種も同じ感情を持った人間である事を認識して欲しい。この作品を聴いて改めてそのような事を考えてみました。

Come Sunday

[20070608]

Such Sweet Thunder Such Sweet Thunder
Duke Ellington & His Orchestra (1999/04/27)
Tristar
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第二次世界大戦の最中もスィングジャズは人々を慰め、癒してきました。しかし、終戦間際に起こった一大革命ビバップの興隆によりスィングジャズは過去の音楽となりました。それでもデュークは新たな音楽の道を進みます。ビバップの反対勢力でもあるクールジャズ系の統率のとれたアレンジワークなども刺激となった事でしょう。ビッグバンドからオーケストレーションによるジャズを創造していきます。クラシック理論とジャズ理論を融合させたのはガーシュウィンです。デュークはそれよりももっと黒人らしいジャズ演奏をオーケストラとして表現しています。そして組曲形式の名作を次々と発表していくのですが、このアルバムはシェイックスピアの作品を題材とした組曲になっています。

1. Such Sweet Thunder
2. Sonnet for Caesar
3. Sonnet to Hank Cinq
4. Lady Mac
5. Sonnet in Search of a Moor
6. Telecasters
7. Up and Down, Up and Down (I Will Lead Them Up and Down)
8. Sonnet for Sister Kate
9. Star-Crossed Lovers
10. Madness in Great Ones
11. Half the Fun (aka Lately)
12. Circle of Fourths
13. Star-Crossed Lovers (aka Pretty Girl) [Stereo LP Master]
14. Circle of Fourths [Stereo LP Master][#]
15. Suburban Beauty [Master Take]
16. A-Flat Minor [Preferred Take]
17. Caf au Lait [Preferred Take]
18. Half the Fun [Alternate Take]
19. Suburban Beauty [Alternate Take]
20. A-Flat Minor
21. Caf au Lait (aka the Star-Crossed Lovers)
22. Pretty Girl

12曲目までがシェイクスピア組曲と呼ばれる作品で、それ以降の曲はボーナストラックとなっています。作品との関連性は不明のままですが、クールジャズに見られる美しいアンサンブルと、野性味溢れるジャングルと呼ばれていたエリントンサウンドが見事に融合しています。ジャングルという名称は後のバウワウワウの時のアフリカンリズムやテクノの時にも使われていましたが、ジャズの時代もありました。デュークの得意とするサウンドで、エキゾチックで、ホーンにワウワウミュートによる音色が特徴です。分かり易くいうと加藤茶がちょっとだけよといってストリップをする時に使われていたような音楽です。ですのでイメージ的にはエロくて淫猥な趣の音楽です。

この時は既に50年代です。エリントン楽団にはスタープレイヤーと呼ばれるメンバーが揃っており、充実した時期でした。この面子のプレイを聴けるだけでも素晴らしいが、エリントンのアレンジは片腕のビリーストレイホーンと創っているのですが、このスタープレイヤー達を見事に使いこなしています。taitoruno Such Sweet Thunderは真夏の夜の夢に出てくる台詞、こんな音楽的な不協和音は聴いた事が無い。何と甘美な響きである事か。からとったタイトルです。

芸術作品としての品格もありながら、単純にジャズ作品としても楽しめる名盤です。後年のデュークはこうした組曲形式の作曲を連発していきます。

Such Sweet Thunder

[20070608]

鋼鉄のロック魂(紙ジャケット仕様) 鋼鉄のロック魂(紙ジャケット仕様)
イアン・ギラン・バンド (2004/10/20)
インディペンデントレーベル
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ディープパープルのメンバーによるソロ作品紹介第二弾はイアンギランによるイアンギランバンドです。ファーストはパープル時代の曲名チャイルドインタイムで、これがセカンドアルバムになります。私は以前からブログで、このアルバムを高く評価しておりました。その理由は、現在に至るミクスチャーサウンドの先駆けだからです。

1. Clear Air Turbulence
2. Five Moons
3. Money Lender
4. Over the Hill
5. Goodhand Liza
6. Angel Manchenio

この時代の流行はフュージュンだった訳で、かなりフュージュン色の強い作品なのですが、あくまでも、この作品はROCKとして存在している事に意義がある訳です。私もフュージュン狂なのですが、フュージュンのアレンジでロック的なボーカルを歌うという事を模索していた時期がありました。しかし、テンションコードの多いフュージュンのアレンジでは、メロディーがAORっぽくなりがちなので、そこへ印象的なロックボーカルを乗せるという事は至難の業でした。しかし、このアルバムでのイアンギランはいとも簡単にやってのけているのです。そういう意味で、このアルバムの完成度をもっと評価して欲しいと思っております。

イアンギランといえば、ロックボーカルの代名詞くらいの存在ですので、ファンの間でもこのアルバムの評価は決して高くありません。しかしこのアルバムの持つ限りない可能性を声を大にして全世界的に再認識して欲しいと言うのが私の願いです。何故なら、ファンクを取り入れたロックはサイケファンカパスなどがやっており、期待していたのですが、それを引き継いだレッチリのようなミクスチャー系のバンドには期待外れな内容しかないからです。やっている事はわかるのですが、全然カッコ良くありません。ファンも多いので、滅多な事は言えませんが、はっきり言ってダサイのです。

本当にロックとファンクフュージュンが融合されて、カッコ良く決まっているのは、ロックの歴史の中でもこのアルバムたった1枚だけです。それだ断言しきってしまいます。それほどこのアルバムは名盤なのです。ミクスチャーをやられているバンドの人達には、絶対参考にして欲しいアルバムです。

まず一曲目のCLEAR AIR TURBULENCEはジェフベックのレッドブーツのようなアレンジにロックボーカルが見事にはまった名曲です。メローなFIVE MOONSもあり、ギラン節が炸裂するMONEY LENDER。OVER THE HILLなど名曲だらけです。

昔からのパープルファンには受け入れられないにしても、今、何でもありの時代には聴き直すならば、このアルバムの素晴らしさが再認識されてもいいと思っております。グランジだのミクチャーなどを目指している人達には必ず聴いて欲しい作品です。ROCKの歴史の中でも重要度は最重要であると私は感じております。

Clear Air Turbulence
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[20070607]

Presents Ivie Anderson Presents Ivie Anderson
Duke Ellington (2001/03/12)
Sony Jazz
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デュークエリントン楽団には何人かの専属女性ボーカリストがいました。その中でも際立っていたのがこのアイヴィーアンダーソンでした。コットンクラブを拠点にしていた楽団にとって彼女の歌は大いに受けていました。彼女が他のボーカリストと候補に挙がっていながら選ばれたのは一番色が黒かったからだそうです。それだけ黒人向けに考えていたのでしょう。

1. It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
2. Delta Bound
3. Happy As The Day Is Long
4. Raisin' The Rent
5. Get Yourself A New Broom (And Sweep All Your Troubles Away)
6. I'm Satisfied
7. Truckin'
8. Isn't Love The Strangest Thing
9. Love Is Like A Cigarette
10. Kissin' My Baby
11. Oh Babe Maybe Someday
12. Shoe Shine Boy
13. It Was A Sad Night In Harlem
14. I've Got To Be A Rug Cutter
15. There's A Lull In My Life
16. It's Swell Of You
17. Alabamy Home
18. All God's Children Got Rhythm
19. If You Were In My Place
20. Springtime In Honolulu
21. You Gave Me The Gate (And I'm Swingin')
22. Rosie Of The Rio Grande
23. When My Sugar Walks Down The Street
24. I'm Checkin' Out Goo'mbye
25. In A Wizz
26. You Can Count On Me
27. Your Love Has Faded
28. Killing Myself
29. Solitude/Stormy Weather
30. Mood Indigo

歌が入る事で彼らの曲はよりポピュラリティーを手に入れていきます。特にIt Don't Mean A Thing、Stormy Weather、Mood Indigoでの歌唱は秀逸です。所謂スタンダードジャズなどでの女性ボーカルものの走りのような存在です。

日本ではもっと有名なシンガーが浮かぶでしょう。それほど彼女の名前は覚えられていません。それでも彼女のボーカルナンバーばかり集められたこのアルバムを聴けば、彼女がどれほど優れていたシンガーだったかが分かっていただけるでしょう。

エリントン楽団にはもっといろんなシンガーがいました。それでもアルバムとしてまとめられて、今日まで残っているのは彼女のこのアルバムくらいです。デュークエリントンの音楽に親しむにはこのようなボーカル曲からでも良いと思います。

Oh Babe/Maybe Some Day

Chocolate Shake

[20070606]

マックブックプロがバージョンアップしました。
ほとんど高スペックのデスクトップと変わりないくらいの性能です。
これが持ち運べるのですから頼もしい限りです。

Apple Store(Japan) Apple Store(Japan)

* 2.2GHz Intel Core 2 Duo
* 解像度1440 x 900ピクセル
* 2GBメモリ
* 120GB ハードディスクドライブ1
* 8倍速 2層式SuperDrive
* NVIDIA GeForce 8600M GT 128MB SDRAM
¥259,800
(本体価格¥247,429)

* 2.4GHz Intel Core 2 Duo
* 解像度1440 x 900ピクセル
* 2GBメモリ
* 160GB ハードディスクドライブ1
* 8倍速 2層式SuperDrive
* NVIDIA GeForce 8600M GT 256MB SDRAM
(本体価格¥304,571)

* 2.4GHz Intel Core 2 Duo
* 解像度1680 x 1050ピクセル
* 2GBメモリ
* 160GB ハードディスクドライブ1
* 8倍速 2層式SuperDrive
* NVIDIA GeForce 8600M GT 256MB SDRAM
¥359,800
(本体価格¥342,667)


構成オプション5

* 最大4GBまでのメモリ増設
* 最大250GBまでのハードディスクドライブ増設
* ワイドスクリーンまたはクリアワイドスクリーンディスプレイ
* 最高1920×1200ピクセルの解像度

ノートという事で高いですが、これだけの性能なら納得の価格です。
ウィンドウズもインストール可能ですから、かなり使い勝手のいいノートです。

[20070606]

Mellow Mellow
Duke Ellington (1997/05/01)
Camden
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スィングの時代となると御馴染みの人が出てきます。その中でも大御所はデュークエリントンです。ホワイトハウスの執事の子供として生まれてきたデュークは黒人としては恵まれた環境のなかで音楽理論を学んでいきました。非常に稀な事です。スィングは白人がジャズをもっと白人向けにアレンジして西洋音楽の理論に基づいて生み出していったものです。

スィングと言うと3連符という解釈で良いです。ジャズのルーツでもあるアフリカ音楽や民族音楽の多くは3連符で創られています。ジャズは民族音楽の発展形なのです。スィングジャズというと、それをもっと社交性のある音楽に洗練していった音楽です。それまでのジャズは酒場や売春宿で演奏されていましたが、スィングジャズはダンスホールで演奏されました。踊る為の音楽なのです。ですからムーディーな曲が多いのです。

1. Do Nothin' Till You Hear from Me
2. Mood Indigo
3. Chelsea Bridge
4. Morning Glory
5. Sophisticated Lady
6. Blue Serge
7. Black and Tan Fantasy
8. Perdido
9. Take the "A" Train
10. In a Mellow Tone
11. Moon Mist
12. I Got It Bad (And That Ain't Good)
13. Solitude
14. Creole Love Call
15. Prelude to a Kiss
16. Midriff
17. Across the Track Blues
18. Sentimental Lady (I Didn't Know About You)
19. Esquire Swank
20. In a Sentimental Mood
21. Dusk

又スィングの時代はそれまでのバンド編成からビッグバンドという大所帯となります。裕福なデュークにはこのビッグバンドを雇えるだけの経済力があったのです。アンサンブルを重視しますので楽譜にそった演奏が必要でした。アドリブソロも入りますが、それ以外はきちんと楽譜通りに演奏しなければなりません。その為作曲やアレンジ力が問われたのです。バンドマスターとしてのデュークにはその才能がありました。初期の頃から現在ではスタンダードとなっている数々のヒット曲を量産していきます。ですから初期の作品はベスト盤で聴いていただいた方が良いと思います。

彼は70年代まで長生きしますので、アルバム単位での作品を出しますが、初期作品はベストがベストです。一番有名なTake the "A" Trainはニューヨーク市地下鉄の、ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部を結ぶ8番街急行線(8th Avenue Express)の名称であり、A列車に乗る、すなわち「ハーレムに行こう」という意味が込められています。Mood Indigo,Sophisticated Lady,In a Sentimental Mood,mooche,スイングしなけりゃ意味ないねなどが有名な曲です。

又、それまでのジャズでは三和音が一般的でしたが、テンションを含めた四和音構成を一般的にしたのがスィングジャズでした。現在までつながるポップスの原型がこの時に生まれていたのです。デュークはコットンクラブで専属契約をして一躍時の人となります。とても陽気でオシャレなスィングの時代の華々しさは世界恐慌の最中に生まれた音楽なのです。

Mood Indigo- Sophisticated Lady

Take the "A" Train

Creole Love Call

Duke Ellington & John Coltrane - In A Sentimental Mood

The Mooche

Caravan

t Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)

[20070605]

Jelly Roll Morton 5CD Boxed Set Jelly Roll Morton 5CD Boxed Set
Jelly Roll Morton (2000/09/12)
JSP
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ジャズピアノの第一人者はこのジェリーロールモートンです。それ以前のラグタイムなどに黒人特有のブルースやゴスペルを融合してジャズというスタイルを確立した功績は大きいです。又彼自身もその功績に負けないくらい口が達者で、自分がジャズの創始者である事を豪語しております。他にも功労者はいますが、正に彼の言う事は事実に他なりません。ピアニストである他に作曲者として多くの曲を作曲しており、その多くが後のジャズメンに長く演奏されています。

という事で5CDのベストを選んでみました。これで何とか彼の全貌を掴む事が出来ればと思います。又、レッドホットペッパーズというバンドを組んで独自のハーモニー理論を生演奏で再現していきます。まだラグタイムやディキシーの名残はありますが、それをより発展させた音楽になっています。

残念ながら彼自身の動画はありませんでしたが、みんな愛着を持ってジェリーの曲を演奏しているのが分かります。又彼はコード表記の発案者でもあります。現在ポップスの楽譜にはCとかGとかローマ字でコードが記載されていますが、その表記を始めた人なのです。それまでは和音構成の理論はありましたが、オタマジャクシで確認するしかありませんでした。コード表記にするだけで構成音は決まっていますのでどのように配置するかは自由にするアドリブの為の表記なのです。現在は当たり前になっている旋律とコードによる楽譜でバンドとしても自由に演奏出来るようになりました。革新的な事です。

ほとんどのジャズピアノのルーツとも言えるプレイが聴き取れると思います。この後もっと凄いプレイヤーが出てきますが、その大元なのです。バンドアンサンブルのためのため黒人でもジャズプレイヤーは楽譜を読めなければなりませんでした。そして理論を理解しなければなりませんでした。それがブルースとは違うところなのです。しかしその楽譜をもっと簡約したという所に西洋音楽とは違う流れが生まれるのです。

New Orleans Joys

Fingerwrecker

Tiger Rag

Jelly Roll Blues

[20070605]

ロスアンジェルスオリンピックメモリアルコロシアムで行われたK-1ダイナマイト、アメリカルールによるもので不都合もあったようです。その為良い試合は良かったですがつまらない試合もありました。

○ブロック・レスナー VS キム・ミンス
ブロック・レスナーはマジ強かったです。キムミンスはすぐタップして決着がつきました。
今度はもっと強い相手とやって欲しいです。本来はチェホンマンが対戦相手でしたが、何か検査が通らなかったみたいです。

桜庭和志 VS ホイス・グレイシー○
5分3ラウンドの試合でしたが、お互い90分の試合のような流れでダラダラしていました。5分3ラウンドで決着がつけられるような闘い方をするのがプロだと思います。つまらない試合でした。判定でホイスの勝ち

ブラッド・ピケット VS 所英男○
所が寝技でのさえを見せて腕ひしぎ十字固めで勝ちました。アメリカでも通用する格闘家となりました。良い試合でした。

メルヴィン・マヌーフ VS ユン・ドンシク○
ユン・ドンシクも寝技になると巧く取ります。絶対に決められる能力を持っていると思います。

○マイティ・モー VS WARPATH
ネイティブアメリカンのWARPATHとサモアンのモーとの対戦は結構良い試合でしたが、WARPATHは打たれなれしていないようで、モーの一発が入ってKO。

ジョニー・モートン VS ベルナール・アッカ○
○ジェーク・シールズ VS イド・パリエンテ
ティム“ビッグ・パーム”パーシー VS ジョナサン・ウィーゾック○

イザイア・ヒル VS 永田克彦○
永田は寝技に入るのは巧いですが、寝技のバリエーションが少ないので決めきれませんでした。何とか判定で勝ちました。

○J.Z.カルバン VS ナム・ファン
J.Z.カルバンの一発が入りあっけなく勝負がつきました。

あまり良い試合はありませんでしたが、アメリカで試合をするとこんなもんでしょう。もう少し選手の格差を無くした組み合わせが必要だったと思います。

[20070604]

Best of Louis Armstrong Best of Louis Armstrong
Louis Armstrong (2006/02/13)
Camden
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Singin' n' Playin' Singin' n' Playin'
Louis Armstrong (1996/09/17)
LaserLight
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エラ・アンド・ルイ エラ・アンド・ルイ
エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルド 他 (2005/09/14)
ユニバーサルクラシック
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ハロー・ドーリー!(紙ジャケット仕様) ハロー・ドーリー!(紙ジャケット仕様)
ルイ・アームストロング (2004/11/26)
ユニバーサルクラシック
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昨年の夏に続き、今年も夏の陽気になってきましたのでジャズ名盤シリーズを紹介していきます。まずはサッチモことルイアームストロングを紹介していきます。彼以前にもジャズは存在していましたが、レコード技術が生まれて音源として残されているものはある年代からになります。その最初期にスターだったのがサッチモでした。それまではディキシーランドジャズやニューオリンズジャズと呼ばれるもので、名プレイヤーもいた事でしょう。しかし音源が残っていないので名前も残っている人はいません。

サッチモそれまでにあったジャズに新風を吹かせる革新者でもありました。それまでのジャズは大まかにメジャーコードかマイナーコード、ブルースの流れから7thも入りますが、そういった単純な構成だったのです。それにサッチモは9thや6thも加えたりしてジャズをもっと洗練されたものにしていきました。

彼はトランぺッターで、この後に続く全てのトランぺッターに影響を与えていきました。マイルスも最初は彼をコピーしていたのです。そして彼は歌も歌います。しゃがれたつぶれた独特の声で愛嬌たっぷりに歌います。そしてスキャットという唱法も編み出します。言葉にならない言い回しで旋律を歌い上げるのです。

一番の代表曲はSt. Louis Bluesです。Basin Street BluesやHello, Dollyも必ず聴くべき曲です。一番有名なのがWhat a Wonderful Worldです。彼の時代はアルバム単位ではなく、シングル単位での作品を集めたものになりますからベスト盤で良いのですが、エラ・フィッツジェラルドと共演したエラ・アンド・ルイ 、ハロー・ドーリーはアルバム賭しても楽しめます。

サッチモは映画に出ても人気者になります。当時は黒人音楽を聴くのは保守的な白人家庭は考えられない事でしたが、サッチモの愛嬌は白人にも受け入れられます。黒人音楽を白人が聴こうとするきっかけともなった存在でもあったのです。とにかくジャズジャイアンツなのです。一番愛嬌があって巨匠でもあるのです。

St. Louis Blues

Basin Street Blues

Hello, Dolly

What a Wonderful World

Summertime - Ella Fitzgerald & Louis Armstrong

Ella & Satchmo

louis armstrong & friends - c'est si bon

[20070603]

Bebe le Strange Bebe le Strange
Heart (2004/06/29)
Epic
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当時はジャパンジャムというコンサートが行われてハートが出演しました。その勢いのまま制作されたアルバムになります。前作で確立されたハート独自のオリジナルなサウンドの発展形とも言える作品です。

1. Bebe le Strange
2. Down on Me
3. Silver Wheels
4. Break
5. Rockin' Heaven Down
6. Even It Up
7. Strange Night
8. Raised on You
9. Pilot
10. Sweet Darlin'
11. Jackleg Man
12. Break

タイトルのBebe le Strangeはロックンロールですがよく練られた作品になっています。ハートならではの部分と新しさがあります。Down on Meはブルースナンバーですが、ビートルズのI WANT YOUのようなアレンジが成されています。Silver Wheelsはアコースティックな曲ですが、トラディショナルな雰囲気ではありません。Breakはハートの中では一番早い曲ではないでしょうか。当時のニューウェイブを意識していたのかもしれません。Rockin' Heaven Downはエアロスミスのドローザラインのような曲です。

Even It Upはニューウェイヴを意識した曲ですが、ハートがやるとハードロックになってしまうところが面白いところです。Raised on You、Pilot、Sweet Darlin'でみせるハートのポップ性が私は好きです。まだこのアルバムでは余裕がありますが、当時はパンクやニューウェイブじゃないと見向きもされないような時代になっていきますので、ハートはこの後失速していきます。私もこのアルバムまでしか追っていませんので紹介もここまでです。

MTVの時代になってヒット曲を出して復活しますが、サウンドがいけません。スターシップが創り出した80年代のつまらないアメリカンロックサウンドになってしまっているのです。この手のサウンドが80年代をくだらない時代だと強く印象づける事になっています。

ヒットは出すようになってもアンウィルソンが激太りになってしまいます。メタボリックの塊です。ルックスはしょうがないとしてもサウンドが下らなくなってしまいますので聴く気にもなれませんでした。しかしここまで紹介してきたアルバムは間違いありません。特に最初の3枚がお勧めです。

Bebe le Strange

Silver Wheels

Raised on You

[20070603]

Dog & Butterfly Dog & Butterfly
Heart (2004/06/29)
Epic/Legacy
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ハードな曲を集めたドッグサイドとソフトな曲を集めたバタフライサイドに分けられたアルバムです。リトルクィーンの成功でカリフォルニアジャムにも参加し、絶好調の中で出された作品です。かなりバンドとしての独自性も確立されてきています。

1. Cook With Fire
2. High Time
3. Hijinx
4. Straight On
5. Dog & Butterfly
6. Lighter Touch
7. Nada One
8. Mistral Wind
9. Heartless
10. Feels
11. Little Bit

オープニングのCook With Fireはライブ音源で恐らくカリフォルニアジャムのものです。これまでのように動と静の二面性に加えてへヴィーな部分と、独自の跳ねた感覚のあるリズムを使って、単なるツェッペリンのコピーバンドでは無い事を感じさせます。特にHijinxやHijinxなどで顕著です。

Straight Onのようなストレートにハートらしい曲もあります。ツェッペリンのようなけるティッシュな部分をコピーしていましたが、ハートはそれにアメリカのネイティヴな感覚を融合しているように思います。特にタイトルのDog & Butterflyはかなりの名曲です。

個人的に残念な事は、カリフォルニアジャムに出た頃からウィルソン姉妹の自慢のストレートヘアーがカーリーヘアーになった事です。それだけでセックスアピールが失せてしまいましたが、サウンド面はまだまだ大丈夫だったのでこの頃は聴き続けています。独自の世界観を持った名盤です。

Cook With Fire

High Time

Straight On

Dog & Butterfly

Nada One

Mistral Wind

[20070603]

Little Queen Little Queen
Heart (1989/09/06)
Sony
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初のメジャーリリースで、日本では初めて紹介された作品です。この時期はエアロスミスやキッスの活躍でハードロックに元気が戻ってきていた時期だったので、まるでツェッペリンのようなハートは日本でも多いに受け入れられました。

1. Barracuda
2. Love Alive
3. Sylvan Song
4. Dream of the Archer
5. Kick It Out
6. Little Queen
7. Treat Me Well
8. Say Hello
9. Cry to Me
10. Go on Cry

日本でのデビュー曲となるBarracudaだけで充分なくらい彼らの実力は知らしめられました。まるでツェッペリンのアキレス最後の戦いのようなビートが印象的なハードロックです。しかしこのアルバムで後ハードなのはKick It Out、Little Queen位なもので、後はツェッペリンのアコースティックな面のようなトラディショナルな曲やポップでキュートな曲が多くを占めています。

フリートウッドマックの噂が大ヒットした後だっただけに女性ボーカルバンドとしてこの多彩さも容易に受け入れられます。特にトラディショナルなゼップファンには溜まらない内容になっています。アルバムもヒットしますが、当時はアルバムがヒットすると次々とシングルカットしていき、売れるうちに売ってしまえという風潮がありました。このアルバムからもどんどんシングルカットされていきます。

私としてはキュートでポップなCry to Me 、Say Helloなどが好きです。ハードロックでもこういった力の抜けた曲がとても良い曲だったりすると嬉しくなる方です。妹のナンシーウィルソンはアコースティックギターとリズムギターを演奏しており、リードギタリストが二人おります。つまりハートはトリプルギター体勢なのです。それだけライブでの演奏に力を入れている事が分かります。その実力は動画でご確認下さい。

Barracuda

Love Alive

Dream of the Archer

Kick It Out

Little Queen

[20070603]

Magazine Magazine
Heart (1995/06/16)
Cema Special Markets
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日本では次のサードアルバムでデビューとなるのですが、ファーストを遅れてリリース、しかしもう一枚セカンドアルバムとなるこのアルバムが残っていました。マイナーレーベルからデビューした彼らはサードアルバムをメジャーレーベルと契約。しかしマイナーレーベルでは2枚のアルバム契約があり、残されていた音源でこのアルバムを発表しました。そこでひと悶着あるのですが、ライブ音源などを足してなんとかオリジナルアルバムとして正式に発売される事になりました。アルバムとして録音されているものではありませんのでまとまりはありませんが、ハートのこれまで知られていなかった面などが伺える性格を持ったアルバムとなりました。その為ファンとしては愛すべき曲が多くあります。

1. Heartless
2. Devil Delight
3. Just the Wine
4. Without You
5. Magazine
6. Here Song
7. Mother Earth Blues
8. I've Got the Music in Me

ツェッペリンとは違った跳ね方をもったHeartless。これがハートらしさなのかもしれません。へヴィーなDevil Delight 。アンウィルソンのシャウトは正にハードロック向けであります。ハートはツェッペリンのハードな部分だけではなく、アコースティックな面も影響を受けており、Just the Wineなどでツェッペリンファンにも納得できる素晴らしい曲を創っています。Without Youはバッドフィンガーの曲でニルソンがヒットさせたカバー曲です。特に新しくアレンジしているわけではありませんが、しっかりとした表現力で私はこのバージョンが一番好きです。

Magazineは動と静の両面を活かしたハートらしい曲です。Here Songはアコースティックな美しい曲です。ハートにはこうしたちょっとした小曲がある所が好きです。Mother Earth Bluesからライブ音源でいかにもツェッペリン的なハードブルースナンバーです。You Shook meを織り交ぜるところが心憎いです。I've Got the Music in Meはキキディーの曲のカバーでゴスペルタイプの楽しい曲です。カバー曲ですが私はハートの曲の中で一番好きな曲です。当時からキキディーのアルバムを探していたのですが、現在に至るまで探し出せていません。とても気になるミュージシャンなのですが、あまり作品を残していないのかもしれません。

オリジナルアルバムとして制作されていなかった為に新しい発見の出来るアルバムで、彼らの趣向性を垣間見る事が出来ます。初期の最初の三枚がハートの一番いい時期だと思っていますので、このアルバムもその一枚です。私にとっては彼らの作品の中でも一番聴き返す回数の多いアルバムです。

Heartless

Devil Delight

Magazine

I've Got the Music in Me/Nederlandse Idols

[20070602]

Dreamboat Annie Dreamboat Annie
Heart (1999/10/05)
EMI-Capitol Special Markets
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もう一つの英語圏カナダから出てきたのがこのハートです。メンバーはアメリカ出身なのですが、カナダで活動していたのでカナダ出身のハードロックバンドとして紹介されました。カナダと言えばゲスフーからBTO、ラッシュ、マホガニーラッシュなどが有名ですが、どれも実力者ぞろいです。

1. Magic Man
2. Dreamboat Annie (Fantasy Child)
3. Crazy on You
4. Soul of the Sea
5. Dreamboat Annie
6. White Lightning & Wine
7. (Love Me Like Music) I'll Be Your Song
8. Sing Child
9. How Deep It Goes
10. Dreamboat Annie (Reprise)

まずルックスですが、アンウィルソンとナンシーウィルソン姉妹が中心になっているバンドです。美人姉妹でスタイル抜群です。あくまでも当時ですが。見た目は叶姉妹並みのボリュームあるボディーをしています。特にアンはかなりのボインちゃんで、思春期だった私にとっては内ジャケットの写真だけでも興奮しまくっていました。

サウンド的にはツェッペリンの影響を受けていますが、アンの歌い方はジョニミッチェルの影響を受けており、トーキングスタイルの旋律を崩したような歌い方をします。ツェッペリンの影響を受けたバンドは多いですが、ツェッペリンと同じような演奏が出来る者はおりません。その点でもそれに近い彼らは相当な実力者だと思います。ジョニミッチェルのように歌える人もまずいませんが、アンは見事に同じようにハードロックシンガーとして歌っています。

このファーストアルバムではそれよりもオリジナリティーに溢れています。デビュー当時からしっかりしたサウンドが固まっていた証拠です。まずヒットしたハードなMagic Man、Crazy on Youとアコースティックで優雅なDreamboat Annieのような2面性を持っています。White Lightning & Wine、Sing Childはツェッペリン的です。ロバートプラントのような高音でのシャウトができるアンですが、プラントよりも安定した喉を持っています。

私は個人的にはカントリーをポップにしたようなI'll Be Your Songや滑らかで美しいバラードのHow Deep It Goesが好きです。ちょっとした曲にポップで心地いい曲を用意しているのも彼らの魅力です。日本ではこのファーストは遅れてリリースされましたが、アメリカ大陸では大ヒットした無駄な曲のない素晴らしい名盤になっています。ファーストにして代表作です。

Magic Man
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