1. Magic Man 2. Dreamboat Annie (Fantasy Child) 3. Crazy on You 4. Soul of the Sea 5. Dreamboat Annie 6. White Lightning & Wine 7. (Love Me Like Music) I'll Be Your Song 8. Sing Child 9. How Deep It Goes 10. Dreamboat Annie (Reprise)
このファーストアルバムではそれよりもオリジナリティーに溢れています。デビュー当時からしっかりしたサウンドが固まっていた証拠です。まずヒットしたハードなMagic Man、Crazy on Youとアコースティックで優雅なDreamboat Annieのような2面性を持っています。White Lightning & Wine、Sing Childはツェッペリン的です。ロバートプラントのような高音でのシャウトができるアンですが、プラントよりも安定した喉を持っています。
私は個人的にはカントリーをポップにしたようなI'll Be Your Songや滑らかで美しいバラードのHow Deep It Goesが好きです。ちょっとした曲にポップで心地いい曲を用意しているのも彼らの魅力です。日本ではこのファーストは遅れてリリースされましたが、アメリカ大陸では大ヒットした無駄な曲のない素晴らしい名盤になっています。ファーストにして代表作です。
1. Highway to Hell 2. Girls Got Rhythm 3. Walk All Over You 4. Touch Too Much 5. Beating Around the Bush 6. Shot Down in Flames 7. Get It Hot 8. If You Want Blood (You've Got It) 9. Love Hungry Man 10. Night Prowler
私の好きなボーカリスト、ボンスコット最後のアルバムになります。そして初期のAC/DC最後となる作品です。内容はいつものごとくワンパターンともいえる内容ですが、それを飽きさせる事無く聴かせる天性のセンスを聴かせてくれます。前作のライブアルバムのタイトルだったIf You Want Blood (You've Got It)で曲を創っていますが、こういった自分達にあったテーマで曲を創るのが巧いです。
1. Riff Raff 2. Hell Ain't a Bad Place to Be 3. Bad Boy Boogie 4. Jack 5. Problem Child 6. Whole Lotta Rosie 7. Rock 'N' Roll Damnation 8. High Voltage 9. Let There Be Rock 10. Rocker
Bad Boy Boogieのギターソロが又凄い、ほとんど同じ音程の音を延々と弾いていても魂が乗り移っています。当時は頑固なブラックサバスを支持していた私ですが、このAC/DCも頑固なバンドだと唸ったものです。巧く弾きこなすよりも勢いを重視したようなシンプルさが好感が持てます。山下達郎が彼らのファンだというのは意外ですが、本物が分かる人には分かるのでしょう。
1. Rock 'n' Roll Damnation 2. Down Payment Blues 3. Gimme a Bullet 4. Riff Raff 5. Sin City 6. What's Next to the Moon 7. Gone Shootin' 8. Up to My Neck in You 9. Kicked in the Teeth
それほど有名ではないWhat's Next to the Moonのアレンジも素晴らしいものがあります。こういったちょっとした工夫が飽きさせず聴かせる要因でありましょう。ジャケットも印象的ですが、ジャケットから受ける印象そのままに楽しめる内容なのがAC/DCの良さです。決して期待を裏切りません。特に初期の作品においては。