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[20070623]

Jazzical Moods Jazzical Moods
Charles Mingus (1995/01/25)
Original Jazz Classics
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ビバップを代表するベーシストといえばチャールズミンガスです。ミントンハウスでのセッションでも知られており、それ以前にはルイアームストロングのセッションにも参加しておりました。かなり古くから活動していたのです。しかし自身の作品を出し始めたのが50年代になってからなので、音楽的にはハードバップに属していたりします。

1. What Is This Thing Called Love?
2. Stormy Weather
3. Minor Intrusion
4. Abstractions
5. Thrice upon a Theme
6. Four Hands
7. Spur of the Moment/Echonitus

このアルバムはソロとして活動する以前のBethlehem Recordsに録音した音源を集めたものになります。メンバーにはテオマセオの名前があります。音楽的にはビッグバンドををもっと進化させたような内容で、シクステッド編成になります。

チャールズミンガスの唯我独尊の世界を展開する前夜となるセッションなので、とても貴重な作品です。彼はデュークエリントンを崇拝しており、ビッグバンドなアレンジもこの後も展開するので、この作品も違和感はありません。しかし独特のウネリはまだ出ていません。

Thrice upon a Theme at last
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[20070623]

That's the Way I Feel Now: A Tribute to Thelonious Monk That's the Way I Feel Now: A Tribute to Thelonious Monk
Various Artists (1991/07/01)
A&M
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セロニアスモンクの最後にトリビュートアルバムを紹介いたします。80年代にハル・ウィルナーの企画によりニーノ・ロータ、クルト・ワイルのトリビュート作品が出され、セロニアスモンクもその一環として出されました。今では普通になっているトリビュートものの走りとなっている作品です。各方面のミュージシャンによる独自のアレンジが大変面白く、特にこのアルバムの出来映えは最高のものではないでしょうか。

しかしこのアルバム現在では入手困難なようで、中古盤でも¥ 18,985よりとなっています。しかもCDでは7曲がカットされ全16曲となっているそうなので、できればアナログ盤を見つけられると良いと思います。

1. Thelonious
2. Little Rootie Tootie
3. Reflections
4. Blue Monk
5. Misterioso
6. 'Round Midnight
7. Friday the 13th
8. Work
9. Gallop's Gallop
10. Bye-Ya
11. Bemsha Swing
12. Pannonica
13. Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are
14. Brilliant Corners
15. Ask Me Now
16. Monk's Mood
17. Four in One
18. Functional
19. Evidence
20. Shuffle Boil
21. In Walked Bud
22. Criss-Cross
23. Jackie-Ing

NRBQによるLittle Rootie Tootieが実にロック的なリフになっているのに気づかされます。ドナルド・フェイゲンによるReflectionsではフェイゲンによるハーモニカをシュミレートしたシンセサイザーの音色が美しく、彼のモンクに対する愛情が感じられます。ドクター・ジョンによるBlue Monkはドクタージョンそのものの雰囲気でニューオリンズスタイルで演奏されています。カーラブレイによるMisteriosoは実験的なジャズ作品のようにアレンジされていてユニークです。

本来はチェレスタで演奏されていたPannonicaをトイピアノのようにチューニングされたピアノで演奏されているバリーハリスの演奏も面白いです。ウォズノットウォズのBa-Lue Bolivar Ba-Lues-Areでのサンプラーを駆使した作品も強烈です。マークビンガムのBrilliant Cornersはファンキーなフュージュンに仕上げられており、スティーヴレイシーとチャーリーラウズによるAsk Me Nowはテナーとあるとサックスによるデュエット作品。Monk's Moodはシャロンフリーマンによる雄大なオーケストレーションジャズになっています。

奇才トッドラングレンによるFour in Oneはエレクトリックポップになっています。しかも打ち込みというモンクの音楽とは全く違うアプローチが逆に印象深い作品に仕上がっています。Shuffle Boilでのジョンゾーンはアヴァンギャルドなオルガンサウンドになっています。極端ですがよくモンクの音楽を表現していると思います。ジョージャクソンによる17人のミュージシャンでオーヴァーダブなしの一発録音による'Round Midnight、そして私がこのアルバムを買うきっかけとなったクリススペディングとピーターフランプトンによるWorkが一番の目玉だと思います。レスポールをマーシャルアンプにダイレクトに繋いだナチュラルトーンによるリフの格好いい事。私はこの1曲でロックとジャズの境界が取り除かれたました。

ジャズ方面のアレンジの仕方とロック方面でのアレンジの仕方の違いなども興味深く楽しめる名盤で、トリビュートものの作品の中では最高傑作だと思っています。現在もこれを越える作品は無いのではないでしょうか。全ての曲からセロニアスモンクへの深い愛情が伝わって来る温かい作品になっています。時代的なサンプラーの使用によってもです。

Nice Work If You Can Get It

Wes Montgomery - 'Round Midnight

Off Minor/Milt Jackson

[20070623]

Monk's Blues Monk's Blues
Thelonious Monk (1994/01/25)
Jazz
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オリヴァー・ネルソンの編曲・指揮によるオーケストラをバックにモンクがピアノを弾くという企画で録音された作品です。これまでの彼の代表曲がビッグバンドによって再現されています。その為オリジナルのあくのつよさは抑えられていますが、彼の創った曲がどれほど素晴らしい曲であったかが確認出来ます。

1. Let's Cool One
2. Reflections
3. Little Rootie Tootie
4. Just a Glance at Love
5. Brilliant Corners
6. Consecutive Seconds
7. Monk's Point
8. Trinkle, Tinkle
9. Straight, No Chaser
10. Blue Monk
11. 'Round Midnight

ビッグバンドを相手にモンクはかなりフリーキーなソロを聴かせてくれます。そこに洗練されたジャズオーケストラが心地良く絡んできます。1982年に脳梗塞で亡くなるまで常にジャズと向かい合ってきたモンクの晩年の名作だと思います。

理屈抜きに楽しめる名演になっています。このアルバムから入門して彼のあくの強さに徐々に慣れていくのも良いかもしれません。感覚としてはブルースマン、ロックミュージシャンに近かったように思えます。ですからロックミュージシャンにも多大な影響を与え続けているのでしょう。

Reflections

Straight, No Chaser

Blue Monk

'Round Midnight/Andy Summers

[20070623]

Underground Underground
Thelonious Monk (2003/08/19)
Sony
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セロニアスモンク晩年の作品です。時は60年代後半、革新的な音楽が生み出され、ジャズもエレクトリックへと移行し始めた頃、モンクは相変わらず我が道を行っておりました。モンクはモンクでしかありえないのです。流行も関係がないのです。

1. Thelonious [Take 1]
2. Ugly Beauty [Take 5]
3. Raise Four
4. Boo Boo's Birthday [Take 11]
5. Easy Street
6. Green Chimneys
7. In Walked Bud
8. Ugly Beauty [Take 4]
9. Boo Boo's Birthday [Take 2]
10. Thelonious [Take 3]

音楽的にはハードバップです。しかもいつも以上に熱いハードバップになっています。Raise Fourでの頑固なくらいに同じフレーズをくり返しますが、それはループ感を出す為ではなく、感情の起伏を表す為に行われています。In Walked Budではボーカルものになっています。モンクはモンクなりに新しい事に挑戦しようとしていたのでしょう。

演奏家ばかりのジャズシーンにおいて、それ以上にコンポーザーでもあったモンクの音楽性は時代がどんなに変わっても色褪せない響きを持っている事が再認識出来るはずです。彼も生涯一ミュージシャンでありました。

Green Chimneys

In Walked Bud

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