K-1 WORLD MAXは中量級でスピードもあり、KOもあるので面白いのですが、本来はこの時期が決勝トーナメントでした。しかし今年は10月にあります。今回は開幕戦でしたが、面白い試合ばかりでした。
オープニングファイト× ノンタナン・ポー.プラムック vs ファリッド・ヴィヨム ○
○ 名城裕司 vs 白虎 ×
△ 尾崎圭司 vs パクウィング・ヒョング △
スーパーファイト○ TATSUJI vs アンディ・オロゴン ×
アンディの方が優勢に見えましたが、判定でTATSUJIが勝ちました。納得のいかない結果でした。しかし双方とも試合運びなど課題が残る内容でした。
○ 小比類巻貴之 vs ツグト“忍”アマラ ×
小比類巻のローキックが効いて判定で何とか勝ちましたが、小比類巻の成長は見られませんでした。病み上がりなのでしょうがないのかもしれませんが。
世界一決定トーナメント○ アルトゥール・キシェンコ vs イ・スファン ×
イ・スファンは結構良い選手で頑張りましたが、アルトゥールの攻撃は凄まじく、KOとなりました。
× ドラゴ vs マイク・ザンビディス ○
両者激しい打ち合いを続け、延長まで行きました。何とかザンビディスが判定勝ちしましたが、互角と言ってもいいくらい拮抗しておりました。
○ 佐藤嘉洋 vs デニス・シュナイドミラー ×
佐藤のローキック地獄で判定勝ちしました。強いとは思いますが、もっとKOも見てみたいです。
○ アンディ・サワー vs オーレ・ローセン ×
オーレ・ローセンは打たれ強いのですが、サワーのパンチでKO。今年のサワーは強そうです。
○ アルバート・クラウス vs ヴァージル・カラコダ ×
今年のクラウスは今までで一番良い動きを見せました。常に攻撃を仕掛けていましたが、これもKOまで行かず判定で何とか勝ちました。
○ ブアカーオ・ポー.プラムック vs ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン ×
王者ブアカーオは無敵ですが、これもKOは出来ず。なぜあれだけ強いのにKOが出来ないのでしょうか。決勝までにはもっと万全に仕上げて来るとは思いますが。
○ 魔裟斗 vs J.Z.カルバン ×
魔裟斗の圧倒的な優勢勝ちでした。カルバンがまるでボブサップに見えました。しかしカルバンは良いパンチを沢山貰いましたが、ダウンしませんでした。その為判定で魔裟斗が勝ちました。
MAXはヘヴィー級より密度が濃いです。この序盤戦で見応えのある試合ばかりでした。決勝トーナメントはもっと盛り上がる事でしょう。期待いたします。