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[20070630]

Mingus in Europe Mingus in Europe
Charles Mingus (1993/11/18)
Enja
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Mingus in Europe, Vol. 2 Mingus in Europe, Vol. 2
Charles Mingus (1997/11/17)
Enja
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WORKSHOPのメンバーでヨーロッパツアーした時のライブ盤です。コンボプレイによるソロの応酬が聴きものです。フリージャズが芽生え出した頃ですが、それに負けないくらいの熱いステージになっています。

Mingus in Europe Vol. 1
1. Fables of Faubus
2. Starting
3. Meditations
Mingus in Europe, Vol. 2
1. Orange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silk
2. Sophisticated Lady
3. At FW USA (A.K.A. At Fy Ou)
4. Peggy's Blue Skylight
5. So Long Eric

圧巻はやはりエリックドルフィーです。ドルフィーのような若手の台頭は明らかにミンガスにも刺激になっています。ビバップもモードもフリーもメンバーとの駆け引きが重要になってきます。独りよがりなプレイではまとまらないのです。自分以外のプレイヤーとの関わりがその日の演奏に明らかに反映されるのがジャズです。Fables of Faubusではミンガスのベースとドルフィーのサックスの語り合いが聴きものです。性格的なものが垣間見えます。

御馴染みの曲でもライブでは毎回違う表情をしているのです。ですからジャズではライブアルバムが大きな意味を持っています。ミンガスもスタジオ盤以外にも膨大なライブ音源をかかえています。そのどれもが興味深いものばかりです。特にエリックドルフィーがいた頃のライブはかなり白熱しております。

Fables of Faubus

So Long Eric

Jazz Workshop

Amazing Eric Dolphy solo
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[20070630]

Let My Children Hear Music Let My Children Hear Music
Charles Mingus (1992/04/21)
Columbia
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ミンガスのバンドメンバーには修行のような日々が続きます。ミンガスは楽譜を渡しませんので、口頭で指示を与えて、各メンバーの資質を引き出すようにしむけます。それはオーケストラでも同じで彼はある意味指導者なのです。そんなミンガスが子供の為に始動した事もあります。このアルバムもそんな未来のミュージシャンへのメッセージが込められているのでしょう。

1. Shoes of the Fisherman's Wife Are Some Jive Ass Slippers
2. Adagio ma Non Troppo
3. Don't Be Afraid, the Clown's Afraid Too
4. Taurus in the Arena of Life
5. Hobo Ho
6. Chill of Death
7. I of Hurricane Sue

オーケストラによる演奏はジャズではありません。まるで映画音楽のようですが、とても質の高い音楽が創られています。彼は自分の成長も目指しながら、他社の成長も望んでいたのです。許されない事は怠慢だけです。真剣な思いには真剣に応えるだけの容量を持っていました。ただ気に食わない事には徹底して攻撃的になるのがミンガスなのです。

このアルバムはその真剣に音楽と向き合うものだけに許された愛を感じます。愛情といっても男と女のそれとはスケールが違います。音楽に対する愛は人類愛をも超越すると私は日頃から思っています。それがこのアルバムにはあるのです。ジャズではない作品にもミンガスの音楽は見事に表現されています。

Mingus Epitaph Orchestra

[20070630]

Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus
Charles Mingus (1995/08/15)
Verve
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The Black Saint and the Sinner Lady,Mingus Plays Pianoとともにインパルスレーベルでの3部作と言われている作品です。こちらではエリックドルフィーやブッカーアーヴィンなど所謂WORKSHOPのメンバーになっています。しかしこのインパルスでの吹き込みではどうもテーマはエリントンのようです。ここでもジャズオーケストレーションをコンボスタイルでやっています。

1. II B.S.
2. I X Love
3. Celia
4. Mood Indigo
5. Better Get Hit in Yo' Soul
6. Theme for Lester Young (Goodbye Pork Pie Hat)
7. Hora Decubitus
8. Freedom

Celiaでのセクシャルな色気はエリントン譲りであり、エリントン以外でここまでやってしまう人はミンガスくらいなものです。プリンスはビートがエロいですが、このエリントン、ミンガスの場合はアンサンブルがエロいのです。

このエロさをバンドメンバーにも徹底させているところが凄いです。彼らは普段ここまで官能的なプレイはいたしません。それでもこのアルバムに収められている演奏はとてつもなく官能的なのです。これだけの表現力をもったエロい演奏は他には無いのではないでしょうか。そのフレーズの一つ一つがまるで艶かしい愛撫のようです。そしてそのアンサンブルがオーケストレーションとして昇華した時には止めどのない果てしないオルガズムスへと登り詰めていくのです。知性の化けの皮がはがされるくらいのエロさです。

Goodbye Pork Pie Hat

Freedom

[20070630]

Mingus Plays Piano Mingus Plays Piano
Charles Mingus (1997/03/25)
Mobile Fidelity
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作曲家でもあるチャールズミンガスはピアノの腕も持っています。タイトル通り、このアルバムはピアニストとしてのミンガスに焦点をおいています。

1. Myself When I Am Real
2. I Can't Get Started
3. Body and Soul
4. Roland Kirk's Message
5. Memories of You
6. She's Just Miss Popular Hybird
7. Orange Was the Color of Her Dress, Then Silk Blues
8. Meditations for Moses
9. Old Portrait
10. I'm Getting Sentimental over You
11. Compositional Theme Story: Medleys, Anthems and Folklore

スタンダードナンバーからオリジナル曲としっとりとしたムーディーなジャズナンバーが揃えられています。反骨精神な部分ばかり注目されているミンガスですが、こういうロマンティックな部分も持った男だったのです。余分なビートはありませんが、ミンガスのピアノには独特のグルーブを感じます。バドパウエルをもっと繊細にしたような感じでしょうか。

純粋にジャズバラードが楽しめますが、こういう雰囲気で口説かれる女性には結構強引なイメージを与えてしまうでしょう。そこがミンガスらしいところではありますが。Orange Was the Color of Her Dress, Then Silk Bluesは有名な艶かしさを持った曲ですが、これはピアノソロよりもオーケストラバージョンの方が名演です。

ちょっと変わったミンガス作品としてこのようなアルバムもたまにはいいのではないでしょうか。

I Can't Get Started

[20070630]

The Black Saint and the Sinner Lady The Black Saint and the Sinner Lady
Charles Mingus (2001/01/01)
Impulse
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黒い聖者と罪ある女という邦題で、ある詩を元に創られたバレエ音楽となっています。つまり組曲のような構成です。自分でもレーベルを立ち上げるなど、ミンガスはいろんなレーベルから作品を出しています。それは白人による搾取が鼻持ちならないかららしいです。

1. Track A - Solo Dancer
2. Track B - Duet Solo Dancers
3. Track C - Group Dancers
4. Mode D - Trio and Group Dancers/Mode E - Single Solos and Group Dance

音楽的にはデュークエリントンのジャングルサウンドの影響が強いです。ただでさえ艶かしいジャングルサウンドにミンガスはもっとお下劣とも言えるエロティシズムを加えています。その分ロック的には格好良く聴こえます。そしてフラメンコの要素を取り入れており、アコースティック楽器ですが、まるでリターントゥフォーエヴァーを予感させるフュージュンのような音楽性も確立しています。

とても洗練されたアレンジではありますが、どこか人間の本能に呼びかけるような生々しさがあるのがミンガスの特徴です。エリントンの影響でジャズオーケストレーションにより、マイルスが先頭に立つジャズの進化とは別の道を進んでいますが、これはこれで革新的なジャズだと思います。マイルスもスパニッシュな音楽をやったりしましたが、こちらはもっと激しく荒々しいフラメンコになっています。フュージュン、プログレの先取りですね。ロックファンがジャズに近づくには、こういう作品から入った方がいいかもしれません。とても格好いいです。

Solo Dancer/4

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