ディスク:1 1. Greensleeves 2. Song of the Underground Railroad 3. Greensleeves [Alternate Take] 4. Damned Don't Cry 5. Africa [First Version] ディスク:2 1. Blues Minor 2. Africa [Alternate Take] 3. Africa
○アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ vs 勝村周一朗 ギロチンキングのノゲイラに対して打撃中心で闘った勝村でしたが、打撃も中途半端だった為に逆にフックでノックアウトされました。 ○アンドレ・ジダ vs アルトゥール・ウマハノフ 打撃戦となりました。とても良い試合内容でしたがジダのパンチを貰っても何とか持ちこたえたウマハノフでしたが、あまりにも貰い過ぎてレフリーストップ。 柴田勝頼 vs ハレック・グレイシー○ 舟木の弟子、柴田対グレイシーの孫ですが、さすがに組まれるとグレイシーにはかないません。腕ひしぎでタップしました。 田村潔司 vs 金泰泳○ プライド対K-1という対決でした。延長までいきました。内容的にはドローでも良かったのですが、判定で金が勝ちました。全体的には互角でしたが、田村が攻めあぐねていたので、金も相当強いようです。
ミドル級世界王者決定トーナメント
宮田和幸 vs ビトー“シャオリン”ヒベイロ○ 優勝候補のヒベイロに善戦した宮田でしたが、最後は方固めが決まってしまいました。 ○ブラックマンバ vs 所英男 リベンジに燃える所は最初から足を取りにいって寝技に持ち込みましたが、手足の長いマンバに攻めあぐねて、寝ながらでも打たれ放題となりレフリーストップ。 ○宇野薫 vs 永田克彦 終始打撃を仕掛ける宇野の攻撃が巧かったです。最後に寝技にもいきましたが、永谷充分な体勢をとらせず判定勝ちしました。 ○メルヴィン・マヌーフ vs ベルナール・アッカ 野獣マヌーフに黒人漫才師アッカの対決は支所はいい感じでしたが、マヌーフのパンチが入り出してからは打たれまくりになってしまいました。当て感のいいアッカは最初から打ち合いにいっていれば勝ったかもしれません。しかし、打つというより突っ込んでいく作戦では巧く以下なったようです。
1. My Favorite Things 2. Ev'ry Time We Say Goodbye 3. Summertime 4. But Not for Me
コールポーターのEv'ry Time We Say Goodbye 、ガーシュインのSummertime とBut Not for Me。どれも有名なスタンダードナンバーです。それをコルトレーンは長尺の演奏で、まるでプログレのようなアルバムに仕上げました。メロディーはポップで知っている曲ばかりなので、遠ても分かり易いですが、コルトレーンのやろうとしていた事をどれだけの人が理解していた事でしょう。
My Favorite Thingsではテナーではなくアルトを吹き捲くるコルトレーンですが、この優しい音色にも挑戦者の覚悟が感じられます。これまでの有名な楽曲でこれまでに無い美しい世界を構築しているのです。アドリブももう精神の世界に入っています。この流れが後にフリージャズへ進化していくのですが、ここに既にその芽生えが確認出来ます。決して軟弱なポップスではない事を肝に命じておかないと大地から離れた場所に連れて行かれます。あまりにも先見性のある名盤です。
1. Good Bait 2. I Want To Talk About You 3. You Say You Care 4. Theme For Ernie 5. Russian Lullaby
特に I Want To Talk About Youは生涯愛したバラード曲のようです。このアルバムではバラード曲と性急な曲の二面性がバランス良く配されています。しかしコルトレーンの性急な曲はロリンズンオそれとは緊張感が違います。コルトレーンの方が重量感というか落ち着いた感じがするのです。どちらも持ち味が違うので、後は好みの問題かと思います。
1. My Foolish Heart 2. Waltz for Debby [Take 2] 3. Waltz for Debby [Take 1] 4. Detour Ahead [Take 2] 5. Detour Ahead [Take 1] 6. My Romance [Take 1] 7. My Romance [Take 2] 8. Some Other Time 9. Milestones 10. Porgy (I Loves You, Porgy)
ライブではまるで神が取り付いたような独自の磁場を持って演奏しているようです。しっとりとして繊細なリリシズムでありながら心地良い緊張感が感じられます。Sunday at the Village Vanguard という同じライブ音源のアルバムもありますが、こちらでのロマンチシズムは並々ならぬものがあります。
1. Israel 2. Haunted Heart 3. Beautiful Love [Take 2] 4. Beautiful Love [Take 1] 5. Elsa 6. Nardis 7. How Deep Is the Ocean? 8. I Wish I Knew 9. Sweet and Lovely 10. Boy Next Door
1. Come Rain or Come Shine 2. Autumn Leaves [Take 1] 3. Autumn Leaves [Mono Version] 4. Witchcraft 5. When I Fall in Love 6. Peri's Scope 7. What Is This Thing Called Love? 8. Spring Is Here 9. Someday My Prince Will Come 10. Blue in Green [Take 3] 11. Blue in Green [Take 2]
有名なスタンダードナンバーが並べられていますが、Autumn Leavesはバージョンによって全く違う曲のようです。それだけ実験的なセッションを得て創り上げられた作品だという事がよく分かります。Blue in Greenはマイルスのアルバムに提供した曲です。それと聴き比べるのも面白いです。
1. You and the Night and the Music 2. My Heart Stood Still 3. On Green Dolphin Street 4. How Am I to Know? 5. Woody 'N You [Take 1] 6. Woody 'N You [Take 2] 7. Loose Bloose
1. I Love You 2. Five 3. I Got It Bad (And That Ain't Good) 4. Conception 5. Easy Living 6. Displacement 7. Speak Low 8. Waltz for Debby 9. Our Delight 10. My Romance 11. No Cover, No Minimum [Take 2] 12. No Cover, No Minimum [Take 1] 13. No Cover 14. No Minimum [Take 1]
ビルエヴァンスのデビューアルバムになります。有名なWaltz for Debbyも既に入っています。しかし、後の繊細でリリカルなプレイにはまだなっていなくて、かなり力のこもったタッチが印象的です。バドパウエルのような硬い音質も感じます。
1. Don't Explain 2. You'd Be So Nice to Come Home To 3. What's New 4. Falling in Love With Love 5. Yesterdays 6. Born to Be Blue 7. 'S Wonderful
ヘレンメリルと言えばYou'd Be So Nice to Come Home Toというくらいの一番有名な曲です。コールポーター作曲のこの曲をハスキーなウィスパーヴォイスで歌うヘレンメリルはあまりにも有名です。そしてビリーホリデイのDon't Explainも彼女の声にぴったりです。What's Newや'S Wonderfulも有名なスタンダード曲です。
1. Yesterdays 2. Laura 3. What's New? 4. Blue Moon 5. Can't Help Lovin' Dat Man 6. Embraceable You 7. Willow Weep for Me 8. Memories of You 9. Smoke Gets in Your Eyes 10. Portrait of Jenny 11. Where or When 12. Stardust
1. What Is This Thing Called Love? 2. Love Is a Many Splendored Thing 3. I'll Remember April 4. Step Lightly (Junior's Arrival) 5. Powell's Prances 6. Time 7. Scene Is Clean 8. Gertrude's Bounce 9. Flossie Lou 10. What Is This Thing Called Love? [Alternate Take] 11. Love Is a Many Splendored Thing [Alternate Take] 12. I'll Remember April [Alternate Take] 13. Flossie Lou [Alternate Take]
1. Delilah 2. Parisian Thoroughfare 3. Daahoud 4. Joy Spring 5. Jordu 6. Blues Walk 7. What Am I Here For? 8. These Foolish Things 9. Blues Walk [Alternate Take] 10. Daahoud [Alternate Take] 11. Joy Spring [Alternate Take]
ロリンズと同じ時代にモダンジャズを創ってきた人達はほとんど無くなっています。ロリンズはかなり長生きしています。そんな思い出を偲んだDid You See Harold Vick? とCharles M. 。ロリンズには流行なんて関係ありませんでした。本当に自分がやりたい音楽、それを気持ち良く演奏すること。その思いが一番伝わるアルバムに仕上がっています。彼には虚栄は必要ないのです。感動的なくらいに素直な音楽が聴けます。
1. I'm an Old Cowhand (From the Rio Grande) 2. I'm an Old Cowhand (From the Rio Grande) [Alternate Take] 3. Solitude 4. Come, Gone 5. Come, Gone [Alternate Take] 6. Wagon Wheels 7. There Is No Greater Love 8. Way Out West 9. Way Out West [Alternate Take]
I'm an Old Cowhandはウェスタンのテーマ曲を使用した洒落っ気たっぷりの曲です。トリオ編成でピアノレスなのでロリンズのサックスが自在に呼吸しています。ピアノがないという事は和音楽器がないという事なので、制約が緩和されてきます。それだけソロがとり易くなるのです。
1. Night in Tunisia [Afternoon Take] 2. I've Got You Under My Skin 3. Night in Tunisia [Evening Take] 4. Softly, As in a Morning Sunrise 5. Four 6. Woody 'N You 7. Old Devil Moon
他の曲も個性的な曲が揃っています。メンバーはレッドガーランド、ポールチェンバース、フィリージョージョーンズ。そのポールチェンバースに捧げられたPaul's Pal は親しみ易いメロディーで御馴染みの曲です。当時はみんなジャズに新しい風を吹き込んだ新鋭でありますが、後にビッグメームになった猛者ばかりです。身近にそういう面子が揃っていた訳ですから羨ましい限りです。
しかもこのアルバムTake Fiveだけではありません。どの曲も素晴らしい出来です。特にBlue Rondo a la Turkは8分の9拍子と4拍子のあわせ技で、8分の9拍子ノブ分はイエスかフォーカスのようなプログレ的な曲です。明らかにプログレ側の方が影響を受けているのですが。ウェスとコーストの白人向けに洗練されたジャズをやっていながらも、クラシックなどの要素を取り入れた実験的な事をやっています。それでいてポップなのですから名作であります。
3拍子のThree to Get Ready もチャーミングで良い曲です。日本でのジャズ喫茶の流行にこの手のヒット曲が火をつけたのは言うまでもありません。黒っぽいジャズが正統派ですが、洗練されて分かり易いのにスィングしているも好まれていました。ジャズの入門編としてはうってつけのアルバムです。