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[20070701]

Me, Myself an Eye Me, Myself an Eye
Charles Mingus (2002/04/08)
Wsm
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チャールズミンガス最後のスタジオでの演奏作品です。かなりフリージャズに近い形で思いっきりやっています。これまでのジャズ、ソウル、ゴスペル、ブルースにアフロアフリカンな要素も持ち込むようになりましたが、それら全てをあわせた総決算的な作品ではないでしょうか。

1. Three Worlds of Drums
2. Devil Woman
3. Wednesday Night Prayer Meeting
4. Caroline Keikki Mingus

何と言ってもこのアルバムの目玉はラリ-コリエルの参加です。ジョンスコフィールドが参加したものもありましたが、ここにきてとうとうエレクトリックギターが加わります。御馴染みのDevil Womanでのブルースギターをコリエルが弾いているだけでも価値があります。

コリエルはフュージュンギターの第一人者ですが、かなりフリージャズ的なギターを弾いていた時期がありました。ここではその頃に近いプレイが蘇っております。エレキギターが入ってもミンガスの音楽には少しも翳りはありません。

これ以降はミンガスは演奏するだけの体力は無くなり、ただ自分が指揮するジャズオーケストラでは椅子に座って指示するだけになります。それでもそのオーケストラが生み出す音楽はミンガスサウンドになっているらたいしたものです。ジョニミッチェルのMINGUSというアルバムでもミンガスはただ椅子に座っていただけでしたが、ミンガスの存在は大きかったようです。そしてメキシコにてこの世を去りました。しかし彼が残した音楽と精神は永遠に色褪せる事無く生き続けております。

Charles Mingus Speaking

Triumph Of The Underdog
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[20070701]

Cumbia & Jazz Fusion Cumbia & Jazz Fusion
Charles Mingus (1994/09/20)
Rhino
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Jazz Fusionというタイトルになっていますが、いわゆるロックとジャズのフュージュンではなく、アフロアフリカンやトロピカルでネイティヴな音楽との融合を意味しているようです。本当の意味でのジャングルサウンドとも呼べそうな内容です。

1. Cumbia and Jazz Fusion
2. Music for "Todo Modo"
3. Wedding March/Slow Waltz [Take 9]
4. Wedding March/Slow Waltz [Take 12]

エレクトリックジャズへとは向かわず、それでも尚新しいジャズの形を追い求めている孤高のミンガスが最後に行き着いた世界なのかもしれません。ミンガスの作品の中でも極めて異質な無いようですが、この斬新さは結構心地良いものです。

このような試行錯誤の上でのジャズが現在も続いていたなら、もっと面白い音楽を聴く事が出来ていたでしょう。しかし、現在はジャズをやる黒人が減っているようです。理論的な小難しいジャズをやるよりも単純なヒップホップをやった方が楽だし女にも持てるからです。パットメセニーが嘆く最近の音楽の幼稚化は相当深刻なようです。地球温暖化と同じレベルでなんとかしなければならない問題だと思います。

音楽を聞く側もシンプルなものを好みます。面と向かって音楽と向き合うような私のような人間は少ないのです。生活の一部としての気を紛らわせるような音楽があれば良いようです。それだけ人の心の魂に訴えかけるような音楽が無くなっているのも事実ですし、そういう音楽は重すぎるのかもしれません。しかし進化をしない音楽はただの屍です。屍を抱いて喜んでいるようなお目出度い人間にだけはなりたくありません。

Cumbia and Jazz Fusion

[20070701]

Mingus MovesMingus Moves
(2002/07/28)
Charles Mingus

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Changes OneとTwoと同時期に録音されたアルバムです。70年代に入りジャズは新しい局面を迎えました。ジャズのエレクトリック化、マイルスの不在、フュージュンバンドの台頭。ミンガスは
それらに呼応する事はありませんでしたが、対抗しうる新しい感性を求めていたようです。

1. Canon
2. Opus Four
3. Moves
4. Wee (Allen's Alley)
5. Flowers for a Lady
6. Newcomer
7. Opus Three

当たらし感性としてラテンのリズムが随所に見られます。Movesなどはリターントゥフォーエヴァーの初期の頃のようなラテン女性ボーカルを入れていますし、明らかにフュージュンへの対抗意識が伺えます。

ミンガスはマイルス以前から活躍しているジャズメンです。それでも第一線で新しい事へ挑戦しようとする姿は感動的です。それもあくまでもミンガスワールドとして成り立っているところが見事です。決して時代の主流とはならずともミンガスには確固たるミンガスの音楽が存在するのです。

Flowers for a Lady

[20070701]

Changes One Changes One
Charles Mingus (1993/08/17)
Warner Jazz
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Changes Two Changes Two
Charles Mingus (1993/08/17)
Warner Jazz
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メンバーを一新しての新しいミンガスサウンドを標榜したアルバムです。ONE とTWOに分かれておりますが、同じセッションからの録音になります。

Changes One
1. Remember Rockefeller at Attica
2. Sue's Changes
3. Devil Blues
4. Duke Ellington's Sound of Love
Changes Two
1. Free Cell Block F, 'Tis Nazi U.S.A.
2. Orange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silk
3. Black Bats and Poles
4. Duke Ellington's Sound of Love
5. For Harry Carney

サウンド的にはハードバップの進化形とも言える内容です。Devil Bluesではミンガスのボーカルも聴けます。ドラムのDannie Richmondは不動ですが、メンバーが若手になっています。ドルフィーのようなスタープレイヤーはいませんが、その分バンドとしてのまとまりが良いです。

Black Bats and Polesはスパイ映画のサントラのようなカッコ良さがあります。アコースティック編成ですが、アレンジは明らかにフュージュンサウンドです。1974年の作品ですから不思議ではありませんが、アコースティックでもこれだけの事が出来る事を証明しています。70年代に入りエレクトリックジャズが当たり前になっていた時期にも我が道を進むミンガスの姿がここにはあります。

Mingus

[20070701]

ミンガス・アット・モンタレイ ミンガス・アット・モンタレイ
チャールズ・ミンガス (1997/08/27)
ビクターエンタテインメント
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アメリカの二大ジャズフェスティヴァルの一つであるモントレイジャズフェスティバルに参加した時の音源です。ジャズオーケストレイションによるライブ盤としては最高の部類に入る作品です。

1. Duke Ellington Medley: I've Got It Bad
2. Duke Ellington Medley: In a Sentimental Mood
3. Duke Ellington Medley: All Too Soon
4. Duke Ellington Medley: Mood Indigo
5. Duke Ellington Medley: Sophisticated Lady
6. Duke Ellington Medley: A Train
7. Orange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silk
8. Meditations on Integration

オープニングはミンガスのベースのみによるI've Got It Badで始まるエリントンメドレーです。この静かな立ち上がりにチャールスマクファーソンのアルトサックスが染みるように始まるIn a Sentimental Moodで最初の光悦に至ります。そして6人編成の小さなオーケストレイションによるエリントンメドレーにミンガスのエリントンへの深い愛情を感じ取れます。

そしてオリジナル曲のOrange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silkではエリントンのジャングルサウンドを思わせる官能的で淫猥な世界はもうミンガスの領域になっています。決してロマンティックな雰囲気ではありませんが、悩ましい夜を連想させるような妖艶さがあります。

最後のMeditations on Integrationでは12人編成のジャズオーケストラによるミンガス音楽の集大成とも言える世界を展開しております。後年のミンガスはオーケストラ編成のものが多いです。それはデュークエリントンへ近づく事と継承して未来への財産と使用としていた事が伺えます。果たして我々はこのミンガスの意思を継承しているでしょうか。

Flowers For A Lady

Charles Mingus Sextet

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