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[20070714]

helen merrill helen merrill
Helen Merrill with Clifford Brown (1990/10/25)
Universal Jazz
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クリフォードブラウンの少ない録音作品の中には、ボーカリストのバックを務めたものがあります。サラヴォーンとヘレンメリルです。そしてこれが女性ジャズシンガーヘレンメリルの一番有名なアルバムです。そして全曲アレンジしているのが若き新鋭アレンジャーとして世に出たクインシージョーンズです。

1. Don't Explain
2. You'd Be So Nice to Come Home To
3. What's New
4. Falling in Love With Love
5. Yesterdays
6. Born to Be Blue
7. 'S Wonderful

ヘレンメリルと言えばYou'd Be So Nice to Come Home Toというくらいの一番有名な曲です。コールポーター作曲のこの曲をハスキーなウィスパーヴォイスで歌うヘレンメリルはあまりにも有名です。そしてビリーホリデイのDon't Explainも彼女の声にぴったりです。What's Newや'S Wonderfulも有名なスタンダード曲です。

そしてその有名な曲をセンスのいい編曲で仕上げているクインシージョーンズの腕前も見事なものです。そして歌を邪魔する事無く、その存在感をもったトランペットを聴かせるのがクリフォードブラウンです。彼の番外編としてこのアルバムを紹介します。

あらかじめアレンジされているという事で、クールジャズ感覚の美しいアレンジを施したクインシー、当時まだ21歳でした。しかしその中でも生命力に溢れた演奏を聴かせてくれるブラウンのペットは見事なものです。数少ないブラウンのアルバムを集めるなら、是非このアルバムも仲間に入れて下さい。

You'd Be So Nice to Come Home To

What's New
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[20070714]

Clifford Brown With Strings Clifford Brown With Strings
Clifford Brown (1998/05/19)
Universal
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多くのプレイヤーがストリングスアレンジでのアルバムを創っています。クリフォードブラウンも例に漏れず、ストリングスをバックにした今作を録音していました。ジャズファンの間ではこの手の作品は白人向けのイージーリスニングのようなイメージで評判は良くないのですが、ブラウンの天才的な発音はkのようなフォーマットでも如実に確認出来るので、このアルバムの評判は良いようです。

1. Yesterdays
2. Laura
3. What's New?
4. Blue Moon
5. Can't Help Lovin' Dat Man
6. Embraceable You
7. Willow Weep for Me
8. Memories of You
9. Smoke Gets in Your Eyes
10. Portrait of Jenny
11. Where or When
12. Stardust

有名なスタンダードナンバーが収められています。歌心ある、説得力のあるトランペットが心を打ちます。純粋に彼のトランペットの巧さを確認出来ます。細やかなテクニックによる流暢なフレージングは見事です。バラードばかりなので、余計にその巧さが際立って聴こえます。

普段はバンドの一員としての演奏になりますが、ここでは完璧に主役です。曲の美しさも彼の表現力で何十倍もの輝きを放っています。これほど完璧に巧いと逆に感動しないものですが、気持ちが込められているという点についても完璧なので、心に響きます。これほどの演奏は滅多に聴けませんので、一つの目安として聴いて頂くのも良いかもしれません。他の完璧ではない演奏とどう折り合いを付けていこうかと迷ってしまうほどのものです。

What's New?

Lady Be Good/Memories of You

[20070714]

At Basin Street At Basin Street
Clifford Brown、Max Roach Quintet 他 (1990/10/25)
Polygram
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サックスプレイヤーとして、当時絶好調のソニーロリンズを迎え、最強のバンドとなりました。このメンツで躍進していけば間違いなくマイルス越えが出来たでしょうが、皮肉にも歴史はこのバンドに短命を与えてしまいました。しかし残されたこのアルバムはブラウンの作品の中でも最高のものです。

1. What Is This Thing Called Love?
2. Love Is a Many Splendored Thing
3. I'll Remember April
4. Step Lightly (Junior's Arrival)
5. Powell's Prances
6. Time
7. Scene Is Clean
8. Gertrude's Bounce
9. Flossie Lou
10. What Is This Thing Called Love? [Alternate Take]
11. Love Is a Many Splendored Thing [Alternate Take]
12. I'll Remember April [Alternate Take]
13. Flossie Lou [Alternate Take]

ロリンズが入った事により、バンドのボルテージも上がり、最高の状態になっています。しかし肝心のロリンズはこのバンドに馴染むまでに時間がかかっていたようです。ですから彼のリーダー作に比べるといまいちなのですが、ブラウンはその才能を惜しみなく発揮しております。

モダンジャズが正統派血筋をもって成長していくとどうなるのか、その答えを持っていたのはクリフォードブラウンでした。他のものにはその才が無かったので、モードジャズやフリージャズへの転身をしなければ生き残れなかったとも言えましょう。しかし、その不器用な人達がその後のジャズを発展させたのは言うまでもありません。全ての人に才能がある訳ではないからです。

正に天才とはクリフォードブラウンの為にあるような言葉です。天が与えた才能です。しかしえてして天才は薄命です。25歳の若さで交通事故で他界してしまいました。彼がその後も生き続けていたなら、きっとジャズの歴史は現在とは違うものになっていた事でしょう。どちらが良かったのかは誰にも出せない答えです。

What Is This Thing Called Love?

Time

Flossie Lou

[20070714]

Clifford Brown & Max Roach Clifford Brown & Max Roach
Clifford Brown、Max Roach Quintet 他 (1990/10/25)
Polygram
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ニューヨークを中心に活躍していたマックスローチがウェストコーストで録音した作品です。ウェストコーストの雰囲気に馴染んでいない部分もあったでしょうが、ここにもクリフォードブラウンの名演が残っています。

1. Delilah
2. Parisian Thoroughfare
3. Daahoud
4. Joy Spring
5. Jordu
6. Blues Walk
7. What Am I Here For?
8. These Foolish Things
9. Blues Walk [Alternate Take]
10. Daahoud [Alternate Take]
11. Joy Spring [Alternate Take]

Delilahはヴィクターヤングの曲ですが、ブラウンが見事に自分のものにしています。バドパウウェルの曲Parisian Thoroughfareでの早いパッセージでの狂いのないコンビネーションも見事です。ちなみにピアノを弾いているリッチーパウウェルはバドの実弟です。ブラウン作のBlues Walkも早い曲です。この急速な演奏を得意としているバンドでもありました。

Joy Springのソロ合戦も聴き応えがあります。マイルスのような繊細なジャズではなく、ジャズ本来の陽気な雰囲気で本領を発揮するバンドです。しかし早いパッセージでの緊張感ある演奏を一番得意にしているような所があります。ウィントンマルサリスが得意としているアレです。

Delilah

Daahoud

Joy Spring

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